悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
03.10
2003.10.31:
とうとう10月も終わりになった。気が早いようだが、今年もあと2ヶ月。
それにしてはまだ温かい。朝、家を出るときは10℃くらと気温が低い上に、強い風が吹くこともある。しかし日中は気温が上昇する。会社ではまだ半袖を着ている若者もいる。
秋風が吹き、やがて季節は次第に冬に向かう。時間は万人に平等かつ非可逆であり、何人もそれに逆らうことはできない。少なくともタイムマシンが理論的・技術的に可能になるまでは。2003.10.30:
某掲示板で、「ビジネスチャンス」がどうのとか、「生き残り」がどうのとか、マスコミが使う陳腐な用語を使って自分の主張を誇張する輩を見た。そして最大の結論は「WordやExcelの部分コピーを貼り付けるHTMLメールを作るのが'有能なビジネスマン'だ」とのご託宣である。
部分コピーのHTMLメールがいいのか、あるいは本文はテキストでファイルそのものを添付するのがいのか、セキュリティー面でどう評価するのかがそのスレッドのポイントだった。私自身はどちらかというとHTMLメールには否定的なのだが、そこの結論はちょっと脇に置いておく。
むしろ問題なのは、大袈裟な言葉を使うことと、HTMLメールがあたかも主流であるような事実誤認である。
私は軽い指摘をしておいたが、本音は「アホちゃうか」である。
部分コピーを貼り付けるHTMLメールは確かに便利な機能だろう。大きな添付ファイル付きメールよりは多少軽くなる。だが、実際問題としてそんなメールを私は受け取ったことがない。知り合いの何人かに聞いたが、やはり見たことがないという。ということは、非常にマイナーな便利機能を使ったメールということでしかない。それを陳腐な用語で飾り立てる神経には呆れるばかりだ。あまつさえ、その機能を知らない人に「知らないのはOfficeを使ったことがないからだ」とこきおろすことまでやってのけるのである。
私は、マスコミが多用するもっともらしい用語を好まない。あたかも物事を判ったような気なることを警戒するからである。先日も職場の宴会で「カルロス・ゴーンを見習え」とか「グローバルスタンダード」とかいう言葉を使う若者に批判を加えたことがある。マスコミ用語には時として世論誘導の意図が含まれていることがある。言葉を鵜呑みにせず、事実をきっちりと捉えないと誤った認識に陥る。「大東亜共栄圏」がどれだけ庶民の目を眩ませたことか。
2003.10.28:
日本シリーズが終った。私が期待していた阪神タイガースの勝利は逃してしまったが、今年の野球は本当に楽しませてもらった。
ダイエーホークスは強かった。確かに日本シリーズで戦う相手として十二分な力を持ったチームである。もちろんタイガースも強い。だからがっぷり四つで互角の戦いをし、そして第7戦でやっと決着するという力のこもった試合になった。
これだけ観客を楽しませる日本シリーズは近年になかった。だから優勝したホークスとともに、タイガースにも拍手を送りたい。
来年も期待しよう。
さて、巷では選挙が始まった。
こちらは我々の将来を左右する重要な節目である。マスコミが騒ぐ「政権交代」などという宣伝文句に惑わされず、じっくりと各党の政策を吟味したい。
2003.10.27:
最近新手の犯罪が増えてきた。外国人による組織犯罪、いわゆる「爆窃団」のようなものから、目先の利益に飛びつく衝動的犯罪、幼児虐待のような弱い者いじめまで、これまでとは犯行手口も動機も全く異なるものばかりである。
もちろん企業や官吏の汚職事件、あるいは「伝統的」談合なども減らない。
しかしその中でも最も許せないのが、農産物を根こそぎ持ち去るケースである。今日もリンゴが大量に盗まれた。
農産物を育てるには土地が要る。そして土地は動かせないし、もし防犯対策をするとなると膨大な費用がかかる。また場合によっては遮蔽物が日光を減らして作物の生育に悪影響を及ぼす恐れもある。
そしてこれがいちばん大事なことだが、農家にとっては1年間の収入に対する致命的な打撃になることである。一般の工業生産物なら損害を保険でカバーしてすぐに再生産することもできる。しかし農産物は最低でも再生産に1年間かかるし、その間農家は貧しい生活を強いられることになるのだ。専業農家ならそれは殺人に等しい。
昔のコソ泥は財布の中身の一部だけを持っていった。盗みは悪いことだが、被害者の生活を破滅させることなく自分の利益も確保するという一種の知恵とほほえましさがあった。しかし米やリンゴを大量に持ち去る行為は、相手がどうなろうと知ったことじゃないという姿勢が露骨に表われている。大企業のリストラで、容赦なく首を切ることとどこか似ている。
2003.10.25:
昨夜は職場に転入してきた若者の歓迎会、そして今日はネット仲間が関西へ引っ越してきたことによる歓迎会、と連チャンで飲むことになった。特に昨夜は遅くまで飲んだから、帰宅は午前様。そして翌朝頭が痛むのを何とか押さえ込んで、今夜の宴会となった。
楽しく飲むのは好きなので、ついつい度が過ぎることもある。糖尿には良くないが、たまにはええやんか!
2003.10.23:
今日は冷え込んで寒さが身に染みる1日となった。いわゆる「木枯らし1号」である。
日が暮れるのも早くなった。夕方6時を過ぎるともう暗くなっている。会社を出て最寄の駅まで来ると、改装工事中の駅舎はライトに照らされてその姿が次第に大きくなりつつあることが判る。
今年末に完成予定であるが、いよいよ工事の最後の追い込みに入り始めた。どんな駅になるのか、不安と期待が頭をよぎる。
2003.10.22:
今日会社で、私にとっては驚くようなソフトがあることを初めて知った。ファイルが消えることなしにHDDのパーティションサイズを変更できるソフトである。
事の起こりは、職場のPC4台のC、Dドライブのサイズが4GB、16GBといびつになっていて、あれこれ業務用ソフトを追加しているうちにCドライブがパンクしかかったことである。
私がその話を耳にしたとき、DOS時代のイメージでパーティションの切り直しはファイルの消去なしでは無理と言ったのだが、誰かが情シスに聞いて消去しなくてもいいソフトが売られているという情報を仕入れてきたのである。
時代は変わる。つくづくそう思った。
ただ万が一のことを想像するとバックアップは取っておく方がいいと言ったのだが、考え過ぎだろうか?
2003.10.21:
日本がテロ対象としてビンラディンに名指しされてしまった。
そりゃそうだろう。アフガニスタン攻撃の支援のために給油艦を出しっぱなしにし、さらには先の国会で解散前のドサクサに、さらに派遣期間を延長する法律を通す始末。さらにはブッシュ大統領にイラクへの自衛隊派遣と15億ドルのヒモ付きなしの金を渡すのだから、テロリストには格好の口実を与えているわけである。
国内では年金で金を出し渋るどころか、それをきっかけに消費税増税を目論むのだから、15億ドルをポンと出すのに比べて、その落差に唖然とするばかりである。景気対策やその他国内で必要とされる金はいくらあっても足りない。
そんな中で日本がアメリカに奴隷のように振舞うのは、国民を馬鹿にした話だし、国際的にもますます孤立する。おまけにテロリストからも狙われる始末だ。もう少し言うと、自衛隊のイラク派遣は、今まで好意的に見られていたアラブ社会からも敵視されることになるだろう。
2003.10.19:
子供の話の続き。
息子は最近土日も半分はいない。部活で忙しいからである。そうでなくても平日は授業−部活−塾でびっしり詰まっているのにである。
夏休みも部活と塾で明け暮れていたが、最後は私と旅行に出たのが格好の息抜きになった。
何故こんなに忙しくさせるのか。理由は簡単、学校の指導で暇を作らせないのである。「時間が余るとろくなことはしない」という子供に対する不信感があるからで、目の届くところに縛り付けておけば管理も楽だ。そして「言われたことだけやってれば良い」という「従順な子供」が良い子として評価される。
確かにこれだと文部科学省・教育委員会は安心していられる。逆に子供と、子供を見張っていなければならない現場の教師は走り回される。物事をじっくり考えて行動するなんてことは不可能だ。なおかつ受験競争が子供たちをますます忙しくさせる。
これは教育ではない。
2003.10.17:
めっきりと秋らしくなった。最高気温は二十数度、会社に出るのがもったいないくらいである。
そう言えば最近はほとんど六甲の山歩きをしなくなった。休みは専らネット生活が中心である。体には良くないが、出不精になった。息子と一緒に山歩きをしたいという構想はあるのだが、彼は何故か虫を非常に恐がる。蝶もだめだし、蝿もだめ。シベリア鉄道ではトイレの窓から蝿が侵入する(噂では蚊が多いと聞いていたが、蝿ばかりだった)ことが多かったのだが、恐れをなして部屋のドアを閉めたままにすることが多かった。
考えれば、最近の子供たちは蚊も蝿もほとんど知らない。
2003.10.16:
10日に書いた異動の話だが、噂によれば新幹線組外しの策動もあるようだ。これは確証があるわけではないが、文化の違いと、あまりに新幹線組がずけすけ物を言うので、陸蒸気組としてはそれが事務所内に蔓延することを恐れているようでもある。
「上下身分」を絶対とする風土に、自由闊達な意見や民主主義は「有害」なのである。
かつ、仕事量は現在陸蒸気組の落ち込みがリストラを何度やっても止まらないのに対して、新幹線組は量的に少なくてもどん底は脱却したので発言力が出てきたということもわずかに影響している。
実際問題、新幹線組だけでなく、新幹線組が引き連れてきた下請も口をそろえて愚痴る始末だ。彼らも逃げたいのを我慢しているようだ。こうなると分裂は必至かも知れない。というか、元々新幹線組が大挙して移ったことが間違いだったとも言える。それは4年前から危惧されていた。
2003.10.14:
衆議院解散総選挙ということで、公示前ではあるが実質的な選挙に入った。何で解散したのか不明瞭なところもあるが、とにかく憲法による解散ということなので選挙は不可避だ。
しかしである。大手マスコミの論調には決定的な欠陥がある。それは「今回の選挙は2大政党の選択である」というキャンペーン。
確かに自民、民主両党はどちらの政権を選ぶのかというスタンスで訴えをしている。だが両党の言っていることだけでなく、他の政党を含めて何が今選挙の争点なのか、それを報道するのがマスコミの公平性(それは彼ら自身の言葉である)であって、最初から2大政党のどちらかを選ぶしかないという結論に誘導するのは許せない。どの政党を選ぶのかは有権者の権利であって、マスコミに「どちらかを選べ」と言う権利はない。
さらに言うと、2大政党制がベストなどという結論は世界的に出ていない。大手マスコミはアメリカのようなシステムをイメージしているようだが、私に言わせれば「不毛の2択」と言うべきものである。というのも民主、共和両党ともに「強いアメリカ」では一致しているからであり、選挙制度も両党による囲い込みがし易いものになっているからである。
日本でも、自民と民主とでどこが違うのか首を傾げたくなる政策である。典型的な例が消費税。どちらも将来的に上げることでは一致している。それ以外の点でも一体何が違うのか不明瞭だ。
そのことに頬かむりして、マスコミがあれこれ指図するのは不遜な行為だ。国民を侮ってはいけない。
2003.10.13:
やっとのことで旅行記を完成した。帰国してから1ヶ月以上も経ってからである。
旅行中に作ったメモと写真を頼りにできるからとたかをくくっていたが、以外に手間がかかった。メモを見て記憶を確認するのに時間がかかり、なおかつどの写真を使うか非常に迷った。デジカメだけで138枚。これを絞ってページに上げるのは意外と骨が折れる。
2003.10.11:
仕事のメールを時々自宅に送ってくるバカがいる。
よっぽどの緊急事態以外は返事をしない。自宅にいることがわかってしまい、電話が入ることもあるからだ。
私の友人はもっとひどい相手がいるらしく、始終電話をかけてくるという。それも休日出勤していて「あの書類どこにあったっけ?」などということを聞くらしい。たまりかねて嫁さんに電話に出てもらい、居留守を使っているという。休日出勤は自分の勝手、他人を巻き込む神経には唖然とする他ない。
私の場合も、自宅のメールアドレスを教えたのがいけなかったようだ。
2003.10.10:
人事に関しての面接があり、遂に異動の希望を出した。我慢の限界に達したのである。
今の事務所はやはり肌に合わない。要因として、
1.先日も書いたように、通勤時間が長く、工場以外には何もない世間とは切り離された環境はあまりに息苦しい。
2.「ムラ」社会の典型で、上意下達に逆らうと悪罵を投げつける。「新幹線組」は総じて社内でも自由に発言する雰囲気で育ったために、移転してからでも風土が合わず、皆苦労をしている。その中でも、私がいる部署は最悪で、見掛けばかりの「ルール」を振りかざす。しかし裏ではこっそりとルール違反を密輸入しており、その矛盾に頬かむりをしたまま一方的な物言いをする。
3.「のぞみ化プロジェクト」は来年3月で一応の区切りがつくため、以後は未練が残る仕事はない。
といったところである。
上司も「いなくなったら困る」というそぶりは見せなかった。
2003.10.08:
西日本でも列車の飛び込みが多くなった。沿線では9月7日の土山駅に続いて今日は摂津本山駅での事故。帰宅するときには運転再開されていたが、ダイヤは当然乱れていた。
「景気回復」ということを誇張する向きもあるが、世間一般ではまだまだ、この世をはかなんで命を絶つ人は減らない。
2003.10.07:
道路公団の総裁更迭問題でゴタゴタしているが、何か猿山のボス争いを見ているようで後味が悪い。
そもそもは公団の民営化がきっかけなのだが、事実を正しく述べなかった総裁の態度は良くないとしても、民間企業の基準で財務体質を判断してもほどんど意味はない。金儲けでやっているのといないのでは観点が違いすぎる。慢性的赤字や杜撰な経理はもちろん困るが、でたらめな会計の根源には大手ゼネコンの意を受けた政界からの横槍が多いことも事実なのではないか。
それにつけても小泉内閣は何故郵政と道路公団の民営化に執拗にこだわるのだろう。
昔、国鉄(現JR)と電電公社(現NTT)が民営化の標的になった。財界から大口の金儲けのネタをよこせという要求があったからである。電電公社はドル箱だった。国鉄は赤字だったが、資産はタダ同然でJRに渡し、債務は清算事業団に押し付けてタバコ増税の口実を作った。それでも赤字になる路線は「第三セクター」という名目で地方自治体に押し付けた。
明治時代初期、鉄道のかなりの部分は私鉄だった。それを富国強兵政策で軍事輸送を必要とすること、ならびに膨大な設備投資を民間に替わって負担する役目を負わされて、国営化と官による鉄道建設が行なわれた。戦後は一時期好調だったが、アメリカの要求で石油を買わされる「モータリゼーション」の波で鉄道は斜陽化した。しかし一方で代議士による政治路線が多数建設され、赤字へ転落していったのである。
今回の民営化の標的のうち、郵政の主なターゲットは郵便貯金である。以前から郵貯は銀行から目の敵にされていた。これほど大きな資金源はない。おまけに資金の貸付先は大型公共事業であり、税金がその回収元として保証されている。財界がこれを黙って見過ごすわけがないのである。
一方、道路公団は一見それほどの利益の上がるものとは見えない。しかし料金収入はやはり膨大であり、そこから得られる利益は小さくない。おまけに高速道路建設を縮小する話は民営化とは関係ないときているから、大手ゼネコンにとって民営化による影響はほとんどないといわれている。
民営化すべてが悪ではない。しかし民営化してそこにたかる民間企業が好き勝手を始めた瞬間から様相は一変する。儲からない事業は徹底して切捨ての対象になる。イギリス国鉄の現実を見た私にはそこが手にとるようにわかる。線路や通信設備の費用は削減され、危険区間が増えて列車は徐行運転で遅れは慢性的になっている。さらに日本のようなATSに投資する資金をケチるため、数年前のパディントン事故のように数百人が犠牲になるのである。
2003.10.06:
今日のJRで不思議な編成を見た。223系と221系を繋いで走っているのである。
普通、故障のために引っ張られる「重連」という例外は別として、系の違う編成を連結することはしない。ちょっと専門的になるが、モーターの速度−トルク特性が違うのでバランス良く走ることが難しいのである。それを承知でやっているはずだから、何か特別な理由があるのだろう。しかし私には想像がつかない。
2003.10.05:
なかなか「シベリア鉄道」の更新が進まない。先週は葬儀だったし、この週末も野暮用でどうしても外出しなければならず、また先送りにしてしまった。
簡単な日記だと1時間もあれば十分だが、資料を見ながらきちんとしたものを書くとなると最低でも2時間はかかる。平日は、一昨日にも書いたように時間が取れない。それで週末に一気に書こうとするのだが、スケジュールが調整できないまま時間だけが過ぎていく。
人間の生活にはどうしても自分の自由な時間が必要だ。それがないと精神的に余裕がなくなる。過労死や過労自殺になる人達のほとんどが、こういった余裕のない生活を長期にわたって経験するようだ。悩みがあっても、相談する相手も暇もなく、そして追い詰められ、やがて死の崖っぷちに立たせられるのである。
先人はこういう言葉を残した。「時間は人間の発展の場である。思うがままに使える自由な時間のない人間、睡眠、食事などによる単なる生理的な中断は別として、全生涯を資本家のための労働によって奪われる人間は、牛馬よりも哀れなものである。」
2003.10.03:
最近どうしてもいやでたまらないことがある。通勤時間の長さだ。
片道1時間半、首都圏の人たちからは怒られそうだが、この年で通勤時間が長いのはこたえるし、退屈で時間がもったいないと思うのである。本を読んだりもするが、途中で居眠りをすることが多い。
考えてみれば限られた1日24時間の内、睡眠が長くて8時間、労働時間が最低でも8時間、昼休みが1時間、朝夕の食事で合計1時間、差引き6時間が完全な自由時間として残る。この内の3時間がさらに通勤時間に取られ、正味の自由時間は何と3時間にまで縮まってしまう。私はこの3時間のかなりの部分をPCの前で過ごす。
たったの3時間しか自分の処分できる時間がない、何と「人間的」であることか! これが、片道通勤時間が2時間の人なら処分可能な時間は2時間、働いて疲れた体と頭を鎮めることもままならないだろう。
こういう時間的ゆとりのなさ、落ち着いてものを考えることができないのはやはり苦痛だ。今まで何十年も、通勤時間が1時間以内だったからなおさらである。
それともうひとつ、昼休みも、また会社帰りも用足しがほとんどできない。会社は極端に交通の便が悪いところにあり、銀行、郵便局、コンビニすら近くにない。
前の事務所に帰りたい。
2003.10.02:
人事異動で入れ替わりに30代の男性が一人入ってきた。
それで今日は歓迎会。しかし本人をよそに、メンバーのうちのある2人が喋りまくっていた。
この新人(30過ぎてそれはなかろう)、口数が少なく、かつボソッと話すタイプだが、最近見られる上目使いの、人の顔色を伺うような態度はまったくなく、まっすぐに相手の目を見る素直な感じである。PCのことも多少わかるようで、私の後継者にしたいとふと思った。
2003.10.01:
決算処理が済んで10月に入った。今年も残り1/4である。
「のぞみ化プロジェクト」も1回目の決算を迎え、問題なく稼動を続けている。これからはいよいよ旧システムの整理が本格化する。