悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

03.01


2003.01.31:

昨夜は新幹線組の職場で15年勤めていた派遣のS子が、異動で私が昔にいた事務所へ行くことになり、送別会を開いた。お陰で帰宅は深夜、今朝の眠かったこと・・・
実は新幹線職場で人減らしの嵐が吹いており、派遣社員を先頭に次々とクビを切られている。昨年からこれで5人目である。そしてS子以外は次の職場がないまま去っていった。幸いというか彼女には英語の力があり、それで辛うじて引き取り手があったのである。
最近派遣社員が猛烈に増えているが、リストラでまず最初に放り出されるのは彼らである。おまけに圧倒的に「登録型」が多く、派遣元の会社も「適当な派遣先がない」として後の面相は見てくれない。何十年勤めようと関係ないのである。世間ではフリーター同様派遣を好む向きもある(もっとも新卒の募集そのものも派遣というのが増えた)が、最大の問題は背後に「失業」という落とし穴がいつも待っているということだ。資格・スキルを武器にするという手もなくはないが、だから助かる可能性が高いというわけではない。海外を真似て日本で導入された派遣労働だが、実態は圧倒的に便利なトカゲの尻尾として利用されているということだ。そしてそれを支えるために法律まで変えられたのである。

2003.01.29:

近年にない猛烈な寒さである。さらに強風だ。
今朝は歩道が僅かに白くなっているものの、車道は凍り付いていなかった。しかしものすごく冷たい風で耳が刺すように痛かった。また強風の影響で電車は速度規制のため遅れていた。
明朝はさらに冷え込むらしく、神戸では最低気温が−4℃の予報である。久しぶりに水道の蛇口を僅かに開けておくという凍結防止対策をする。

2003.01.28:

休日にSQLサーバーを狙ったウィルスが大量にばら撒かれたようだが、一般の通信が遅くなるほどのものすごい量のパケットが世界中を駆け回るというのは非常に珍しい。
それに関して、韓国では一部の通信がまったくできなくなることもあったようだ。何が原因か伝えられていないが、サーバーが感染してウィルスがさらに増殖したのか、回線が細いのか、とにかく問題があるようだ。韓国はADSLの普及などネット先進国だが、時として弱点を見せることがある。いちばん感じるのはウィルス対策の甘さで、韓国最大の現代グループ企業から時折ウィルスに感染したメールが飛んでくるほどである。仕事で韓国からのメールに添付されたWordやExcelのファイルは安心ならない。

2003.01.26:

アメリカのブッシュ大統領が「悪の枢軸(Axis of Evil)」と発言してから1年以上たった。それにしても歴代の米大統領でここまでひどい悪罵を投げつける人はいなかったのではないか。"Evil"とは「悪魔」を意味する。
だがその同じ「悪魔」でも、イラクと北朝鮮の扱いには大きな差がある。とにかくイラクに対しては何が何でも軍事力を使って占領と政府の転覆を図ることに固執しようとしている。
今は国際世論と国連の力によって抑止されているが、隙あらばいつでも攻撃しようと軍隊を周辺に終結させている。そしてそのことに協力的なのはイギリスと日本だけだ。
アメリカがイラクに執着するのは石油を狙っていると見てほぼ間違いないだろう。昔のイランのパーレビ国王のように傀儡政権を作りたい、そのためにはフセイン大統領が邪魔なのである。
噂されているようにフセイン大統領はあまり誉めた人物ではない。クウェート侵攻、クルド人弾圧など問題はある。だが外国が、それも軍事力を使って、政府を転覆させる権利はない。もし実行すればそれはクウェートを侵略したイラクと何ら変わりはないことになる。
おまけにアメリカはイラクの「不正行為」をあれこれあげつらっているようだが、肝心の大量破壊兵器についての証拠はひとつも含まれていない。状況証拠だけではどうにもならないし、国連が査察をやっている最中に難癖をつけることは筋違いも甚だしい。とにかく湾岸戦争の時にはクウェートへの侵略という明白な事実があったが、今回はまったく条件が違う。さらに国際的にも、いや米国内さえも戦争反対の声が上がっているくらいだ。
米ソ対立がなくなってから米政権の独善的態度はエスカレートするばかりだ。おまけに米庶民の一部にもアメリカ流の正義の押し売りに染まった人がいるのは残念だ。それはフセイン政権下で「聖戦」を叫ぶ人たちとどこか似ている。

2003.01.25:

マンションの入口にある掲示板をふと見ると、大きなポスターが貼られていた。何と「J−COM」のものである。今引いてあるCATVがJ−COMと提携してTV+ネット+IP電話(電話はサービスエリア外)を始めるのだが、そのための工事を2月にやることが決まったようだ。
ネットは8Mタイプ。光+同軸ケーブルだからリンク切れはない。しかし5,500円/月は高すぎる。だから私はパスするつもりだ。
実はNTTもマンションの手前まで光ファイバーを引いたらしい。しかし管理組合の議決がからむので見通しが立たない。その間に既存のCATVが無料でさっさと工事をしてしまったから、新規ブロードバンド加入者はまずCATVを選ぶだろう。

2003.01.24:

どうしても腹立たしくて我慢がならないことがある。昨年の日記でも触れた事があるが、満員での車内の人の頭の上でケータイをカチャカチャやるのにはもううんざりだ。
我慢している人もいるようだが、私はもうアタマにきていて、そういうバカタレは睨みつけることにした。さすがにオッサンにジロリとやられると少し離れるようになるが、ケータイに固執する姿勢は基本的に変わらず、クレームをつけない人の横でまたぞろやっている。
指でカタカタボタンを押すのも目障りだが、本質的にはさして急用でもないおしゃべりを四六時中やりたいがために、電波の垂れ流し、ひいてはエネルギーの浪費に結びつくようなことはやめてもらいたい。
こういう個人的マナーに噛み付くことは、本当は私としてはやりたくない。しかし今の状態は我慢の限度をはるかに超えている。
この問題に関して、公共交通では電源を切るようにアナウンスしているがほとんど効果はない。極端だが電車・バスを問わず、電磁シールドを施すかあるいは圏外になるような妨害電波を出してはどうかと本気になって提案したいくらいだ。それともうひとつ、ケータイのメーカーはこういう現状に対して一言警告を出すべきだ。売るだけ売ってあとは知らないという態度はもはや許されないところまで来ていると思う。

2003.01.23:

本当に北朝鮮というのはわからない国だ。マスコミが「瀬戸際外交」とワンパターンの見方をすることは別にして、核開発の再開、NPTからの脱退とやけくそな手口を使うのは何故だろう。
もちろん裏では色々な駆け引きをやっているのだろうが、少なくとも表面的にはアメリカ「だけ」との直接交渉で不可侵条約のようなものを目指しているように見える。「だけ」と書いたのは、北朝鮮がアメリカ以外の国際的世論をまったく顧みないという点からである。
ここらあたりがNPTに加盟していないインド、パキスタンなどと違うところである。印パ両国は確かに核兵器を持っているし、両国の対立にからんで核実験を行なったりもした。しかし国際的な批判を浴びて実際に核兵器を使うことはしなかった。
NPTにも問題はある。つまり既に核兵器を持っている国のことは棚上げにして、それ以外の国には核兵器を持たせないという内容だからである。しかしだからといってNPTから脱退したから核兵器を持っていい、原発建設を理由にプルトニウムを抽出する設備を勝手に作っていいということにはならない。そこに批判が集中しているのである。北朝鮮にはそれを理解する力がないようだ。
一方のアメリカにも問題がないとは言えない。そのあたりは引き続き書くことにする。

2003.01.22:

貴乃花が引退した。やはり限界だったのだろう。満身創痍で無理して土俵に上がり、より傷を広げることになったのはまことに残念だ。まだ30歳なのだからなおさらである。
しかし彼をあそこまで追い込んだのは相撲協会ではないのか。曙が引退し、武蔵丸もやはり傷持ち、そうした状況で貴乃花は「人寄せパンダ」にされたといってよい。
そしてまた引退後も地方巡業で土俵入りをさせるという。いい加減にしてもらいたい。以前から力士の太り過ぎと怪我の関係、また地方巡業で体が休まらないという問題は指摘されていたのに、それを根本的に見直すどころか、相変わらずの古い体質を反省する気もない。それでは今の若者は近寄らないだろうし、怪我人が減ることもないだろう。これでは相撲の人気は落ちるばかりだ。それを食い止めるために傷つき倒れた貴乃花を担ぎ出す神経は信じがたい。
TV番組で漫画家の山藤章二氏が言っていた。「貴乃花には自分が怪我をした教訓などを後輩たちに教えて欲しい」と語っていた。同感であると同時に、そのことを真っ先に学ぶべきだは相撲協会だと思う。

2003.01.21:

最近またぞろハリー・ポッターを読んでいる。昨年に2作目の映画が公開されたことに刺激された。
過去の日記にも書いたが、原文の表現は子供向けにしては非常に私にストレート、特にダズリー家の面々がハリーに投げつける悪罵はこれでもか、という感じである。私はまず1作目でその強烈さに驚いた。
実は映画では描かれていない最後の場面、1学年を終えた生徒たちが列車に乗って再びキングズクロス駅へ戻り、魔法の入口から駅構内へ出て行くのだが、その時、迎えに来たウィズリー叔母さん(ロンの母)がバーノン叔父を見つけてこう言う。
"You must be Harry's family."
これに答えるバーノン叔父の言葉は度肝を抜く。
"In the manner of speaking"
子供に借りた日本語版ではこうなっている。
「ハリーのご家族ですよね」
「まあ、そうとも言いますがね」
後のバーノン叔父のセリフに私は正直目を剥いた。子供が読むにしてはあまりに醜い言葉である。ここで翻訳の問題を論じるつもりはない。しかしこの英文の表現を日本語で表わすにはものすごい戸惑いを感じるというか、該当する悪罵が日本語には見つかりにくいほどえげつない。
直訳に近い線で言うと、「会話上の決まりではね」ということになるのだろうが、ハリーが家族であることに嫌悪感を感じているとはいえ、これ以上のストレートで侮辱に満ちた英文はないだろうと思う。作者の個性もあろうが、息を呑む言葉には、逆に惹きつけられる恐さを感じる。

2003.01.20:

私には妙な癖がある。それも計算癖というか具体的には車のナンバーなどを見ると素因数分解をしたくなるのである。
きっかけは確か20年ほど前に、思いつきで素因数分解のBASICプログラムを書いたことのように思う。それ以降、頭の中で算盤をはじいて計算するようになった。
小学生の頃から何故か暗算は得意だった。最高で5桁の読み上げ暗算ができた。もちろん今は頭が固くなったのでとても無理だが、それでも3桁の表計算の合計ならまだ現役である。電卓やPCのテンキーを叩くよりも早い。
囲碁・将棋をやられる方ならご存知だと思うが、暗算のテクニックは盤面を頭に描いて手順をシミュレーションするのと同じく、算盤珠を頭の中で動かすのである。訓練すればさほど困難ではない。私も若いときは将棋を1局指した直後だったら全部の手順を繰り返すことができた。
とはいえ年齢とともに実力は落ちる。しかし計算癖のせいでボケ対策くらいには役立つかも知れない。

2003.01.19:

エディタをIE HTMELEDITに変えてみた。WYSIWIG表示の部分でタグの一部ががちょっと目立って表示されるので今までと違和感があるが、そのうち慣れるだろう。少なくともコピペ問題は解決した。

2003.01.18:

昨夜日記のアップロードのために表紙を見たら、アクセスカウンターが2万を越えていた。
そろそろかなとは予想していたが、まさか震災の日と重なるとは思わなかった。開設から4年と少し、単なるつぶやきというかボヤキというか、無謀ともいえる中年のHPは息切れもせず、相変わらず日記を中心にほとんど日課ともいえる状態になっている。小さい時からそうだが、飽きっぽい性格の私はこれほど長続きすることを今までやったことがない。
ここまで来る途中にはコンテンツの一部が本に掲載されたり、海外出張もあったり、またある方からの推薦でそこのリンクからどっとアクセスが増えたりと、思い起こせばこの約4年間ちょとした人生のアクセントがあった。
そして何よりもずっとこのサイトを覗きに来られる方がいることは、私にとって数は少なくとも励みになっている。中には開設以来の常連の方もおられる。普段はそれほど意識しないが、やはり誰も来ないことと比較すれば、例え数人であろうと気分は違うはずだ。
ということで、拙文を見に来られる方々に改めて御礼申し上げる。

気分が改まったついでに、Internet Explorerを6.0SP1に更新した。わずかだがセキュリティーも強化されたようだ。
ただ困ったのはエディタとして使っているHomepage ManagerのWYSIWYGモード上ででコピー&ペーストがきかなくなってしまった。ホームページビルダーでも買わねばならないだろうか・・・本当なら無料のものが欲しいのだが、と虫のいいことを思っている。

2003.01.17:

今朝出社したら正門の旗が例年のように半旗になっていた。そして正午に黙祷。
気温も少し上がり、ここしばらく続いていた霜もなかった。そして昼間は快晴。夕方には満月が輝いていた。
そう言えばあの日は晴れたり曇ったり。私は見ていないが、多くの人が前夜の満月がいつもより赤かったと証言している。

2003.01.15:

今朝はものすごく寒くて耳が少し痛いくらいだった。また雪も少し舞った。
粉雪を 見つつ思い出す 暖冬予想

2003.01.14:

本当に驚いた。首相の靖国神社参拝である。
とりわけ周囲が静かな頃を見計らっていきなり参拝するという、非常に姑息な方法である。当然中韓は激怒する。もちろん日付がどうであれ反発するのは目に見えているが、意図が丸見えだけになおさらだろう。さらに中韓以外のアジア諸国も批判を強めて来るのは疑いない。
靖国神社の存在価値は今更論ずるまでもない。「平和のため」などという欺瞞は空々しい。よしんば百歩譲って首相自身の考え方をひとつの見方と考えても、その考え方が他国に通用するはずもない。アジアの被侵略国にとって靖国は戦争のシンボルなのだから。首相はそのことを知りつつ参拝を決意したのだろう。だから確信犯である。
自分がどういう考え方を持つか、それは個人の自由である。しかし一国を代表する首相ならばそれが周囲にどのような影響を与えるか、そのことを考慮しないのは指導者としての資格を疑われる。

2003.01.13:

3連休の最後、今日は「成人の日」である。今年はいろいろな規制や工夫で騒ぐ若者が減ったらしいが、そういう騒ぎたい連中の言動を見ていると、やはり「幼い」という印象を強く感じる。もちろんそうでない若者もいるのだが。
ところで「ハッピマンデー」方式を採用する祝日が増えて、3連休がしょっちゅうあるように感じられて仕方ないのだが、その代わりに会社の土曜出勤日が増えたような気にもなっている。ウチの会社はそういうセコイ方式を採用しており、すこぶる評判が悪い。私同様、多くの社員がこうした土曜出勤日を休む。「誰が世間の常識に逆らって出勤せなあかんのや!」というのが合言葉。実際、交通機関は土曜ダイヤで朝夕の本数は少ないし、行楽に出かける家族を横目に出勤するのは非常に馬鹿馬鹿しく思えるのである。

2003.01.11:

高校生の姪に聞いたのだが、最近若い女性の間でマスカラあるいは付け睫毛が流行っている理由は、「目が大きく見える(と思っている:kmakow注)」ということらしい。
昔の日記に書いたが、今はほとんど廃れた「上げ底靴」は「背が高く見える(と思っている)」ということだし、やたらでたらめなダイエット方法が横行するのも「太っている(と思っている)」からである。何でこんなに激しい先入観が蔓延するのか不思議でならない。
人間の脳が持つ能力の一つとして、存在しないものを新たに想像することがあり、これは発明・発見の原動力として重要な働きをする。しかしこの能力が、事実であるかどうかを検証する前に勝手に事実として認識する先入観として働くとき、これは正常な思考プロセスに対する障害物とならざるを得ない。
実はマスコミがよく使っている「グローバル・スタンダード」も、アメリカでは使わない和製英語なのである。ところが実態としてこの言葉はまるで実在するような扱いであり、またその中身も世界中が採用しているものでもないアメリカ独自のものが多いのである。
ところでマスカラや付け睫毛については、若い頃には水商売のシンボルのようなところがあったので、私にはどうしても馴染めない。

2003.01.10:

「のぞみ化プロジェクト」の集中討議が終って、帰りの電車に乗ろうとしたら人身事故とかでJRはストップ、私鉄による代替輸送になった。しかし事故からまだ時間が経っていなかったせいか、大混雑は免れて帰宅することができた。
最近のJR西日本では人身事故が急に多くなっている。おまけに大阪での2重事故(救急隊員が亡くなった)以降、運転再開に時間がかかるようになり、ダイヤの混乱が拡大する傾向にある。慎重なのはいいが、これだけ多発するとうんざりする。もっとも関東での飛び込み自殺の多さは有名だが、関西でも不況で自殺志願者が増えているのかも知れない。

2003.01.07:

私の「仕事始め、まず出勤して驚いたのが真っ白になった芝生。見事に霜が降りているではないか。やはり昨日は出勤しなくて正解だった。
そして事務所に顔を出した途端、「おい、ちょっと大変なことになってるんで打ち合わせに顔を出せ」とPCの電源を入れる間もなくミーティングに連れて行かれた。
何が起こったかというと、昨年完成したイギリスで使っている例の大型機械、正月明けに始動したらいきなり一部の部品が壊れたという。現地は大慌てでこの部品を作ったドイツのメーカーに連絡、日本からも部品の手配、技師派遣などでサポートを頼まれた。事情があってこの品物は日本の総代理店を通じて買ったもの。早速電話してみると、向こうも情報を得ており、積極的に支援をしてくれることとなった。
まずは安心だが、明日から「のぞみ化プロジェクト」の集中討議で宿泊&缶詰状態になる。したがってモバイルPCが活躍することになるだろう。並行して2種類の仕事をこなすことにはある程度慣れているものの、怒涛のごとくメールを送ってくる上司ドノの顔を想像するとぞっとする。

2003.01.06:

本当は今日が仕事始めだが、ここ数年は意図的に休みにしている。
そもそもが冒頭から社長の「今年もキビシイ、もっと働け」というビデオ年賀(これが年賀か!)を30分以上も立ったまま聞かされ、1日のほとんどは年始挨拶で明け暮れるのがつくづくイヤになったからである。おまけに休みの間は建物が冷え切ってしまっていて、暖房が入っていてもものすごく寒いのである。
というわけで、明日が私個人の仕事始めとなる。机の上は書類のてんこ盛りやろな〜(笑)
さて、世間の休みも明けたのでADSLの速度はどうなったか調べてみたら、やはりIPアドレスも変わってしまい、1.1Mbpsにまで落ちていた。普段のトラフィック量との格差がこんなにあるとは思わなかった。というか逆に正月休みの間もネットに繋いで喜んでいるバカというのは非常に珍しい存在であるということのようだ(爆笑)

2003.01.04:

2日もそうだったが、今日も雪がちらついた。近年にない降雪と寒さだ。
最近は毎年のように暖冬が続いていた。暖房をしていない部屋に置いていたおせち料理にカビが生えることことなど、何度あったことか。それに比べると最近は降雪はおろか、道路が閉鎖になるような積雪がほとんどない。
明朝は最低気温が氷点下になりそうだ。アレルギー性鼻炎がまだ完治しない中、また熱を出さないよう気をつけよう。

2003.01.03:

昨年末からうちのADSLが不思議なことに急に早くなった。
ことの始まりは26日、リンク切れと思われる再接続でIPアドレスが変わった途端に、今まで約1.03Mbpsくらいだったものが1.12まで上昇。さらに今日はIPアドレスが変わらないまま1.23Mbpsと今までの最高速度を記録したのである。
リンク速度はまだ調べていないが(調べようとするには一旦接続を切らないといけないので現象の再現性が失われる)、ISDNの干渉がなくなったせいだろうか。しかし26日からの現象だから正月休みにしては妙なタイミングである。
まあ、休み明けの来週までじっくり観察するしかあるまいが。

2003.01.02:

今日はいつもどおり実家で年始の集まり。
ちょっと調子に乗って酒を飲み、甥と喋っていた。彼は近いうちに会社を辞めて医療関係の専門学校へ行くという。いかにも現代の若者らしい。私の頃は就職した後に再度学校へ行くというのは珍しかった。それにしても若者のこういう風潮には現在の不況が色濃く反映していると思った。つまり就職難で定職になかなかつけないこと、定職にありつけるには資格が必要(実際はわずかな違いでしかないのだが)だという頭が彼らを支配していることである。そして彼らの学資を彼ら自身で働いて稼ぐのではなく、親が面倒を見ることが多いことも影響している。
甥も親に寄生する問題に気付いていたようだが、私も含めてそういう傾向を生み出した真の原因ははっきりしなかった。
ところで、彼が言うには、このような人生の問題を真剣に話し、一緒に考えることのできる友人は100人のうち2、3人しかいないという。大半はその日暮し、今楽しければ後はどうでもいいということらしい。だから私が正面から物事を捉えようとする姿勢にびっくりしていた。
私の若い頃は友人達と人生、政治、恋愛など多くのことを酒を飲みながら夜明け近くまで語ることはごく当たり前のことだった。しかし私の甥はそれが新鮮に見えるらしく、私の話を興味深く聞いてくれた。

2003.01.01:

このページをごらんの皆様、明けましておめでとうございます。
このホームページを開設してから5回目の正月を迎えることになった。早いものである。年末にも書いたように、1年は本当にあっという間に過ぎる。今日からの1年もまた公私共にドタバタと過ごすのだろう。特に今年は「のぞみ化プロジェクト」の本番に突入するので、その前後はサポートで多忙になるだろう。
さて、去年の元旦に「家庭サポートも大変になるだろう」と書いたが、息子はやはり上達が早く、ほとんど教えなくても検索とかメールをやっている。学校で一定程度の手ほどきをするし、友達とも教えたり教えられたりしているのだろう。ヨメハンと違って放っておいても何とかなる。唯一注意をするとすれば、ウィルス対策とヘンなサイトへ出入しないことをきっちり教えることだろう。息子も4月からは中学生になるから、きちんと説明しておかないといけない。
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