悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
06.10
2006.10.31
最近通勤ルートを変えて、最寄の駅から会社まで20分以上歩くのだが、途中時々自転車が追い越すことに恐怖を感じる。
というのも、追い越すときにベルも鳴らさずいきなり横を通り過ぎるからである。
昔と違って自転車は車道を通行せずに歩道を走るように指導されている。しかし狭い歩道を歩いている歩行者の横をいきなり追い抜くのは危険極まりない。それも予告なしであるから非常に怖い。せめて声をかけるかベルを鳴らして欲しいものだ。
それと、夜の無灯火はさらに恐ろしい。ずっと以前の話だが、暗い夜道を歩いていて、突然正面から無灯火の女子高生二人の自転車とすれ違ったことがある。おしゃべりをしながらいきなり出てきたから非常に驚いた。偶然だが2台の自転車の間隔が少し開いていたので、私の体はその間をすり抜けることができた。しかし事故寸前であった。
私の意見だが、歩道に自転車レーンを設けていないところは自転車は車道を走らせるべきだと思う。
2006.10.30
息子に対していじめがあることは先に書いたが、彼にはいじめを受けやすい傾向があるようだ。だからといって彼にも責任があるとは決して言えない。
本人も自覚しいているが、彼は基本的にいじめに反撃しない。だからエスカレートする。あまり力も強い方ではないから、なされるがままにいる。すると相手は調子に乗ってさらに悪ふざけをさせるのだ。では彼はどうするか。黙ってそのまま沈み込むことはない。何と彼は言葉で相手を挑発し、怒らせるのだ。これは彼自身の口から語られたので、嘘ではないだろう。
では何故このような対処方法を取るようになったのか?
私は母親による抑圧が大きく影響しているように感じられる。昔からヨメハンは何かにつけて息子を激しく叱責する傾向が強かった。そして反論でもしようものなら、倍になってさらに怒鳴り声が投げられかけた。これも息子の証言である。
そういうことが繰り返された結果、息子は聞き流すか、場合によっては相手を怒らせることをしたのである。そういう態度は私にも見せたことがあった。私との二人だけの生活が始まり、その後不登校になった時、私はやや言葉を荒げてその原因を突き止めようとした。しかし彼は本音を言わなかったし、時には見え透いた嘘も交えた。それで私はさらに追及し、本当のことを言うように迫ったのである。ところが彼は数日前の行動の記憶さえ「さあ」とか「覚えていない」とか逃げ回り、とぼけようとしたのである。
この態度に私は見事にはまった。つまい白を切って逃げまくろうという、あまりにふざけた対応は親にとって腹が立つことは言うまでもない。しかしそこがポイントである。彼はこのような態度を自然に身につけたものと考えられる。
今考えるに、家の中ではもとより、学校でも彼を本当に理解しようとする人間はほとんどいなかったのである。実は私も彼とヨメハンのこのような軋轢は見て見ぬふりをしていた。「いずれそのうち解決するだろう」と安易に考えていたのである。だが彼を積極的に理解しようとする者はいなかった。これはヨメハンの証言だが、小学校3年の時には担任が息子を含む自分の気に入らない生徒を何かにつけて叱ったそうである。
これは私の反省でもあるが、彼のこのようなキャラを作った背景には、家庭と学校双方での対応のまずさが原因である。もちろん私も責任は免れない。ヨメハンの息子に対する暴力が目立つまで放置していたことを攻められたら、反論の余地はない。
事の重大さに気付いたのがあまりに遅かった。
2006.10.28
いじめによる自殺の次は、高校での意図的な単位不足が発覚した。今の教育はどこか狂っている。
単位不足が行われているのは明らかに進学コースで、「受験に邪魔な教科は省いてかまわない」という歪んだ教育観が生み出したものである。根底にはエリート中心の教育行政、少子化による学校間の生徒獲得競争、それに一部の保護者にある近視眼的な発想などがからんでいる。そこには子供の自主性や希望などはまったく考慮されていない。
そんな中、教育基本法の改悪がもくろまれている。要するに政府が教育現場に事細かに介入し、行政の都合のいいように、それも「愛国心」を強制するために持ち出された法案という意図が丸見えになっている代物である。こんなものは許すわけにはいかない。
このことで、私は亡くなった母から大変重要な証言を得た。もちろん彼女は戦前の教育勅語を叩き込まれた世代である。
私が若い頃、「何故戦争を止められなかったのか」と詰め寄ったことがある。それに対して母はこう語った。「小さい頃から、日本は神の国だから絶対に負けるわけがないということを教えられ、本当にそう信じていたのだから、止めることなど思いもよらなかった」と。それが何を意味するのか、当時の私は解せなかった。
しかし今ははっきりと読み取ることができる。すなわち、周囲にすべて戦争反対をとなえる者がおらず、愛国心を植えつけられて育った子供は、「国際貢献なのだから戦争に行きたい」と言い出すかもしれない。戦争の現実がどのようなものかを正確に教えられず、政府の宣伝のままに育った子供たちがどうなるか、それは母の言葉に見事に体現されている。
教育の影響は大きい。だからこそ今の教育基本法は時の権力からの独立を規定した。それを崩すような動きは絶対に避けねばならない。
2006.10.27
職場のある人にいきなりスパムメールが来た。本人は青天の霹靂である。
もちろん即刻削除を命じたが、本人が知らない間にメールアドレスが筒抜けになったようだ。考えられる原因は社内の誰かの会社あるいは自宅のPCがウィルスに感染してアドレスを抜かれたようである。本人の会社のアドレスは非常に珍しいものだし、本人が掲示板などにアドレスを晒したという形跡はなさそうだから、間接的に抜かれたと考えるべきだろう。
ちなみに、私の会社のアドレスと自宅アドレスのひとつに対して数十通のスパムが毎日来る。
会社のアドレスが抜かれた原因は、工業団地内の協議会に参加するようになってから来はじめたことから、メンバーの一人が感染したものと考えられる。自宅PCのものはネット仲間の主宰するHPでアドレスを公開したからである、
スパム対策は中身を見もしないでひたすら削除しかない。それにしてもスパムの大半は出会い系あるいは逆援助交際で占められる。最初はノミネート、そして哀願、最後は脅しである。それも一度は終わったと思ったら、別の名前で「会いたいので連絡ください」というような文章で始まる。
こういったスパムは送信アドレスを偽装しながらスパムキラーの網から逃れれようと必死である。こういうものとの闘いは絶対反応しないこと、それ以外にない。面倒だが相手が諦めるまでの我慢比べである。
2006.10.24
会社のある部署が管理しているNotes掲示板、仕事の関係で私にも閲覧権限があるのだが、今日驚くような書き込みがあった。ただしその内容ではない。
何を考えたのか、あるユーザーが自分のE-MailのIDとパスワードの連絡を受けたメールをそっくりそのまま貼り付けたのである。
早速掲示板の管理者に電話を入れて「あいつ、何考えてるんだ?」と問いただした。彼が言うには、Notesメールが容量オーバーしそうになったので一時避難のつもりで入れたのではないかと言う。
Notesにはローカルデータベースを作る機能があって、長期保存するメールをクライアント機に保存したりできるのだが、くだんのユーザーはわかっていないらしい。それにしてもIDとパスワードが丸見えになっていても何とも思わない神経には開いた口がふさがらなかった。私ならメールサーバーの名前を知っているので本人になりすますことはいとも簡単である。もちろんそれを実行したりはしないが。
2006.10.23
新潟中越地震から早や2年となった。
地震からの復興は困難を極める。何といっても資金問題が最大の焦点。仮設住宅に住む人の多くは家の再建ができない。阪神大震災でも最後まで残った人はこういう弱者が中心だった。
こういう時にこそ政治が救済の手を差し伸べるべきなのだが、空前の好景気に沸く大企業を支援することには熱心でも、被災者にはあれこれ理由をつけて尻込みする。こんな日本に誰がした?
2006.10.22
自宅クライアントPCの完全再インストール、1週間かかってやっと細かい虫つぶしも終わり一段落。
会社の方はこれがまたトラブルを起こしている。再インストールの最後の、業務用カスタムアプリがどうしてもエラーでインストールできないのである。カスタムアプリゆえに自力ではどうにもならず、情シスの人間を呼んで色々やってもらったがどうにもならなくて匙を投げて帰っていった。幸いというか、決算期以外はほとんど使わないソフトで、かつ別の方法(ちと面倒くさい手順になるのだが)で閲覧できなくもないので放置することにした。しかし、ソフトがちゃんとインストールできないというのはあまり気持ちのいいものではない。
2006.10.20
いじめが原因になっている子供の自殺が相次いでいる。それも私が先日指摘したように、教師が率先して子供を傷つけていることが明らかになっている。
ちょっと話はそれるが、大人が会社で自殺することと同じく、子供が学校で自殺するのは明らかに学校と教師への抗議である。これは心理学者なら常識のようだ。
さて、なぜ教師が子供のいじめを率先して行うのか、そこには教師のストレスとそのストレスを発散するために弱い者が標的になっている感じがする。つまり教師自身が悩みを解決する場を失っており、同僚にも相談できない、加えて一部の保護者からは無用の突き上げを食う中で孤立し、はけ口を自らの教え子に求めてしまうことになっているのではないか。これは教師自身にとっても不幸でしかない。
しかしながら首相をはじめとする為政者も事態の正確な把握はできていないようだ。教員免許の更新制を考えるなどは筋違いだ。こんなものは無用のプレッシャーを与えるだけだ。まずは教師の悩み、本音をじっくり聞くことが先決だ。
実はうちの息子もいじめの標的になりやすいタイプで、中学の頃から何度も標的になり、今でもその傾向は変わらない。で、彼は反抗とか「やめてくれ」とも言えないかわりに、相手を怒らせ、挑発することを身につけている。先日も彼は腕に内出血ができるほどの暴行を受けた。その事実を息子から告げられた私は担任の教師(非常に物分りのいい若者である)と連絡を取り、学校として何らかの対処を求めた。ただしその方法は学校に一任したが、少なくとも加害者から息子への謝罪は必要であるとのコメントをつけた。
学校は加害者とその両親を呼び、息子の傷の写真を見せて対処方法を迫ったそうである。細かいやりとりは聞いていないが、結果として加害者は自主退学となった。そうでなくても加害者はバイクの無免許運転で数日の停学を食らった身であり、問題児だった。
担任の教師としては問題の根源を聞き出したかったようだが、自主退学ということでその先は闇である。
だが、息子へのいじめ、というかちょっかいの手出しはなくなっていない。他にももプチ加害者が存在している。
私の息子のケースでもそうだが、問題の原因をきちんと見分け、適切な対応をしないととんでもないことになる。特に言いたいのは、いじめに対する安易な処方箋は存在しないことである。首相をはじめとする教育行政は一般的な特効薬を求めようとするが、無いものねだりをしてはいけない。逆に教師にプレシャーがかからないよう、現場に対策を一任すべきだ。政府はむしろ子供の時代からの「勝ち組・負け組み」を助長するような教育行政をやめるべきであって、教師が余裕を持っていじめ問題をはじめとする子供達を取り巻く教育環境の悪化を食い止めることに専念すべきだろう。
2006.10.19
10月に入ってもまだ秋らしくならない。それが証拠に我が家はまだシャワーを使っていて、湯舟につかる気にはならない。
季節もそうだが、国際情勢も北朝鮮をめぐって熱い闘いとかけひきが続いているようだ。
しかしながら、日本の政府が火に油を注ぐような対応をしてはいけない。特に「非核3原則」をないがしろにするような発言は北朝鮮を挑発することにしかならないし、日本が核開発をすることなどもってのほかだ。こういう危険な道を進むことは日本国民はもとより、アジアにまで再び被爆者を作るだけだろう。権力者たちは核から生き延びることはできても、その間に多くの庶民が犠牲になる。それが戦争だ。
「ピンポイント爆撃」などとアメリカ政府がさかんに宣伝していたが、実際の命中率はせいぜい1割程度。多くの弾は標的を外れ、周辺の民家などに落ちる。ましてや核爆弾は最初から広範囲の犠牲者を前提にしている。どこぞの世界に軍事施設だけを破壊できる核爆弾があるのか。持っている国があったら教えてもらいたいものだ。
2006.10.17
北朝鮮の対応には呆れるほかない。国連の決議を「アメリカの陰謀」であり「宣戦布告」のように受け取り、拒否する姿勢には次の言葉が出ない。「金王朝」はもはや末期的だ。
ところで親しい友人とこの話をしていたら、北朝鮮が国連の動きをあたかもアメリカの意を受けているようにみなす背景には、朝鮮戦争の影が色濃く反映しているからだとのこと。ご存知のように朝鮮戦争で「国連軍」の名目で出てきたのは明らかに米軍だった。とはいえ北朝鮮自身もソ連と中国の支援を受けて南へ進軍したのだが。
一時は釜山近郊まで攻め立てた北朝鮮軍、米軍の反撃を受けて後退した(それ以降、難民が集中してそのまま住み着いたことが釜山の人口が膨れ上がった原因である)ことが国連不信の根源にあるという。
もちろん今の国連イコールアメリカではない。特にイラク戦争で、国連の意向を無視してイラクを攻撃したことは許されないとの国際世論が定着している。確かに朝鮮戦争当時、国連本部をニューヨークに置いた理由にアメリカが国連を自由に操る意図があったことは知られているが、だからといって60年後も同じ状態が続いているとは言えない。そのあたりの事実を北朝鮮は見ていない。「金王朝」の維持ばかりに神経を集中するあまり、事態が正しく見えないのである。
2006.10.15
腹立たしいことをひとつ。
大手新聞の勧誘のえげつなさは昔から有名だが、今回はあまりにもふざけた対応をしたので、あえて「読売新聞」という名前を挙げて批判させてもらう。
先日、息子ひとりしかいない時間帯に勧誘員が来た。その時に勧誘員は3ヶ月無料ということで息子に6ヶ月の購読契約書に名前を書かせ(印鑑は持っていないので押していない)、息子が「わかりました」と言うのを鵜呑みにして契約書を置いていった。契約書には「解約は今月末まで」と付記してある。
ここには2つの問題があると考える。まず、未成年者が、それも捺印しないままに勝手に契約を取り交わすことはできない。それも新聞購読であり、親の承諾なしでは契約は成り立たない。息子がどういう発言をしようとも、それは効力を持たない。
次に「解約は今月末まで」という文言はあまりにもふざけている。そもそも契約は成立していないのに、さも契約が成立してクーリングオフの期間が定められたように装っている。それが意図的であろうとなかろうと、親の承諾を得ないままに未成年者が言うことをそのまま信用して、さも契約が成立したように書面にしてあることそのものが違法であることを意味する。
新聞の勧誘については何年かおきに公取委からの警告を受けているが、シェア獲得のための熾烈な競争がこのような問題を起こしている。
2006.10.14
この際だから会社のPCだけでなく、自宅のPCも完全再インストールに踏み切った。
そうでなくてもソフトの入れ直しなどでレジストリが肥大化しているし、最近は再びタスクトレイ(通知領域)の動きもおかしい。というわけであっさりと決断した。
しかしやたら時間がかかる。現状のバックアップに2時間、Windowsのインストールに1時間、ここまではいいのだが、WindowsとOfficeのUpdateでさらに2時間かかる。その後で色々なソフトを入れているとあっという間に時間が過ぎる。まあ仕方がないこととあきらめてはいるが、丸一日がつぶれる。
2006.10.12
遂に会社のPCの完全再インストールに踏み切った。
もちろん新しいプリンタのインストールもうまくいった。割合と順調に進んだが、それでもメインの業務アプリを入れるまでで約4時間を費やした。後個人的ツールやユーティリティーでさらに4時間くらいかかるだろう。ただ、いやらしいのはWindowsやOfficeのアップデート。意外と数が多いので時間ばかり食う。
明日も実務をこなしながら、裏でリカバリ作業が続く。
2006.10.11
会社のPCの調子が悪い。新しいプリンタ(FAX・プリンタ・コピーの複合機)を導入したのだが、ドライバがインストールできない。プリンタから「アクセスが拒否されました」というメッセージが出てしまう。それも私のマシンだけがプリンタに嫌われるという妙な現象だ。
情シスからは「OSの再インストールしかない!」と宣告される始末。今日も悪あがきでOSの再インストールとWindowsによるシステム状態のバックアップ・復元を試みたがだめである。やりたくないが完全なOSの再インストールしかなさそうだ。
2006.10.09
北朝鮮が地下核実験をやったと発表した。本当に実行したのかどうか、現時点でははっきりしないというが、99%やったのは間違いないと思われる。地震波が普通のものとは違うからだ。
それにしてもここまで無謀な行為を繰り返す北朝鮮は完全に国際社会から孤立した。中国も韓国も抗議の声を上げている。隣人から見放されては救いようがない。
偏狭な論理に凝り固まり、自らの支配体制(事実上の金王国)をアメリカによって潰されないようにということだけに汲々としていて、それが受け入れられないとあれこれ暴挙を繰り返す。こんなものが世界に通用するわけがない。
こうなったら経済制裁を含む措置で孤立させ、北朝鮮国民自らの手で革命を起こさせるしかないだろう。言っておくが外国からの干渉は絶対に避けねばならない。イラクを問わず、そのことは世界的に経験済みだ。
2006.10.08
3連休の中日で、今日はプリンタを買い換えた。EPSONの安物だったのだが、クリーニングを繰り返してもインクがまともに出なくなった。恐らくインクを使い果たして印字がかすれてからカートリッジ交換することを繰り返していたので、乾燥がかなり進んで詰まっていったのではないか。
あの「つよインク」というのはかなり粘度が高い。しかし画像の印刷をすると非常にシャープである。残念ながらCANONとは雲泥の差がある。
とはいうものの、結局再びEPSONを買うことになった。理由はひとえに価格である。実売で1万円を切ったものが店頭に出ていたからである。近く新機種が出ることを予測した在庫処分のようだ。
2006.10.06
決算の話でまた経理と悶着。とはいえ、原因は伝票の起票元がこれまた取り消し忘れをしていたことだったが。
発端は経理から決算対象のジョブ番号の追加を連絡してきたこと。それに基づいて私がデータの再整理をやっていたら、決算後の出費になってしまう伝票が新たにぞろぞろ出てきた。本来は決算後の出費が多いような仕事を決算対象にしてはならないのだが、詳しく聞いてみるとこのジョブ番号は9月末までの計上分で一旦打ち切りにし、残ったものは別の番号に切り替える方針になっていたのだった。
ところが担当者は現行の番号の伝票を一旦取り消して別の番号で再起票せねばならないのを放置していたのである。システム的には伝票番号をそのままにしてジョブ番号だけを変えることができない。混乱を避けるためである。
というわけで新たに出てきたデータは決算後出費のリストからは抹消ということで落着した。ホント、人騒がせな話である。
2006.10.04
今頃になって会社のPCの内の、2〜3年前に更新したXPマシンがすべてSP1だったことがわかった。去年と今年はSP2である。
御存知のようにXPSP1はサポートが切れる。SP1が見つかった原因は、各PCにインストールされているソフトを監視するシステムを見た情シスの人間がたまたま気付いたという。
それであわててSP2のCDを貰って若手のサポーターがアップデート作業をやっていた。ところが1台だけ「HDの残り容量が足りません」と出た。調べるとまさに足りない。残り600MBである。あまり大きくないノートPCで、Cドライブが10GB、Dドライブが8GBである。案の定画像を含むすべての個人データが「マイドキュメント」に収められていた。当然Dドライブに全部移し変えた。
それにしても、あの「マイドキュメント」というのは罪作りである。私は個人ドキュメントはすべてDに入れるが、多くの素人は怖さを知らないから「マイドキュメント」へ何もかも放り込んでしまう。
確かに1台のPCを数人で共有するならば、他人には見られたくない(もっともアドミ権限のユーザーには何の意味もない)データをいれておくこともできよう。しかし今頃は仕事でも家庭でも1人1台が常識で、Windowsのデフォルトになっている複数ユーザーを前提としたOSは障害に感じてならない。デスクトップもユーザーごとに全部違うし、メリットどころか邪魔なだけである。せめてデフォルトはシングルユーザーにして欲しいものだ。
2006.10.03
決算が終わってデータを整理していたら、とんでもない話が舞い込んだ。
昨日に納品された検収データを20件ほど入れ忘れていたというのである。
月末締め切りのデータ転送はタイマーどおり昨夜に終了しており、やり直しはきかない。さりとて合計ン百万円の支払いが遅れたら下請法違反でどえらいことになる。仕方がないから担当者と課長が経理に頭を下げることになった。当然始末書を書かされる。なんてこった。
かと思えば、私の方は決算後に残る未完データの整理をしていたら、いつもより数が多い。どうしてかと書く担当者に聞いたら、取り消しを忘れていたというのが圧倒的に多かった。それも私が「これだけデータがあるから確認してください」とのメールを入れたのにほとんど返事が来ない。そこで催促をいれたら以上の返事。こちらは約束の時間までに経理にデータを流す必要があるのでイライラしているのに、どうも感覚に落差がありすぎるようだ。
2006.10.01
どうもプリンターの調子が悪い。そもそも最近は安物プリンターばかりを買っていて、2、3年でヘッドが壊れることが原因なのだが、それにしても寿命が短い。
ヘッドだけを交換しても良いのだが、高価なので再び安物プリンターに買い換えてしまうという悪循環になっている。さりとてレーザープリンターを買うほどの金もなく、詰まりやすいインクジェットで我慢をするしかない。困ったものだ。
どなたかおすすめの方法はないだろうか?