悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

07.02


2007.02.28

毎日あたふたと過ごしていたらもう2月末。2月は短いからなおさらそう感じる。
そしてまた、月末にはロクなことがない。「のぞみシステム」の月末処理にからんで、新しいジョブ番号の登録をしてくれとの依頼が2件。どうやら下請けへの支払いを忘れていたらしく、小口工事なので放置されていた。しかしジョブ番号のマスタ登録締め切りは昨日。担当者には支払いが一月遅れて申し訳ないと業者に謝れと指示。
こんなドタバタの中でひと月が終わる。そう言えばこの冬も暖冬のまま終わり。昨夜はそれを告げる雷が鳴った。

2007.02.26

「のぞみシステム」改造の不具合がまた見つかった。SEは何しとんじゃ!と言いたくなる現象。
改造のメインは在庫品の出庫処理の簡素化だったのだが、不具合が見つかったのは在庫=0になる直前の「最後の出庫」の時に出庫伝票が出なくなることだった。明らかに在庫数をチェックしてから印刷を行うというプログラムの順番の間違い。印刷が済んでからチェックを行うべきところをSEはしっかりと間違えた。
明日はちょっとした裏ワザを使って出庫伝票を無理矢理出さねばならぬ。ああ、面倒だ。

2007.02.25

休日はいつも決まって洗濯、掃除に明け暮れるのだが、もうひとつ重要なのは次週のメニューを考えることとそれに基づいた買い物リストの作成。
メニューを考える重要なポイントは料理の時間。休日は手の込んだものが作れるが、平日は料理に30分、後片付けに30分くらいでないとどうしようもない。よってどうしても炒め物が中心となる。
土曜日は朝洗濯が済んでから買い物に出るのだが、約3〜4キロの買い物袋を提げて歩くのは辛い。自宅の近所に小さなスーパーがあるのだが、会社帰りに立ち寄ってその場で安い材料を見つけて瞬時にメニューを思いつくのは至難の業。おまけにこのスーパーは野菜が安いのだが、品質は劣る。よって毎日通うことは無理なのである。
さて、来週は一度久しぶりに丼ものにしてみようか。

2007.02.24

咳が止まらないのは私だけでなく、息子も同じらし。ということは親子そろって花粉症なのかもしれない。
私の場合は年中鼻水が垂れ流されるので、花粉症とは関係ないと思っていたが、やはり刺激が強くて鼻水の量が増えているのだろうか。

2007.02.20

相変わらず咳が止まらないので苦しい。横隔膜が痛くてたまらない。
こういう時台所に立つのは非常に辛い。手の込んだものは作る気にならず、よって魚や肉の焼いたもの、出来合いの惣菜、味噌汁の組み合わせに落ち着いてしまうのだ。
このあたり、息子にはまったく理解できない。というかできなくても不思議ではないのだが、一番困るのは当てにしていた食材を勝手に食べてしまうこと。育ち盛り(?)で腹が減るのだろうが、残り少なくなっていることなどお構いなしに手を付ける。今日も毎朝私が欠かさず食べているバナナを続けてくすねたので、頭にきた私はすぐに新しいのを買いに走らせた。
この「あったらあっただけ食べて後は知らぬ顔」というのを思春期以降も続けているのは、うちの子供だけなのだろうか?
私には何となく世間でも少なくないように思えるのだが・・・

2007.02.19

今日までずっと更新できなかったのは風邪のせい。
15日午後から次第に熱っぽくなり、日暮れには寒気が襲い始める。夕食は仕方なく帰りにホカ弁。そして翌朝は就寝前の市販の風邪薬も効果なく、ついにダウン。
病院へ行ってインシュリンをもらいついでにPAという強力な風邪薬を処方してもらうが、これさえもなかなか効果が出ない。何せ私の場合は気管支にまで鼻水が流れ込んでしまうと、非常に頑固になる。今はそうでもないが、40代のころは喘息への突入を恐れた。
今も咳をこらえながらのキーボード打ち。熱は下がっているので峠を越えたとは思うが、週末はほとんど寝たきりだったので体がだるい。完全に体調が戻るのはいつのことやら。

2007.02.14

昨夜はトップページのリンク画像のサイズを少し調整したのだが、AlphaEditの癖で同時にハイパーリンクが消えてしまう現象のことを忘れ、愛読者から指摘されることになった。早朝にあわてて手直しをしたので今は問題ない。
ところで、会社でも「のぞみシステム」の一部改造を休み中に行ったのだが、オペレータへの教育を兼ねて本番テストをやったらかなりヘビーなエラーが出る始末。
急いでSEに電話し、解決を求めたのだが、こちらはかなり重症らしく2日過ぎてもまだ動かない。テスト環境ではまともに動いたのに、本番では改造後の新しいルーチンに飛べず、総指揮をやっているSEが頭を抱えている。遂にはプロジェクトの元責任者を呼び出して原因究明にあたっているという。
お〜〜〜〜い、何とかしてくれ〜〜〜〜〜!!

2007.02.13

「あるある大事典」が虚偽放送で中止となったが、それよりも驚いたのは納豆の値上がりと品不足。
ひと頃は2割程度の値上がりと品切れが続いた。もちろん今は元に戻っている。
それにしてもTV番組程度で人々が群がる心理は理解に苦しむ。何か不安にかきたてられる要素があったのだろうか。そもそもあのような番組では物事を度外れに誇張するのが特徴で、ごく微量の成分しか含まれていなくても「××の病気に効く」とか「美しくなれる」とかを連呼する。大抵の場合は「また大袈裟なことをいってら」で済むのだが、今回は何故納豆不足にまで発展したのだろう。
もちろん最大の問題は虚偽の内容を放送したことにあるが、単純に信じてしまう、あるいはそのように思い込ませてしまう何かのテクニックがあったのかも知れない。
私はダイエットの関係で栄養学の端っこだけかじらせてもらったが、別に専門的なことはわからなくても人間が長い歴史の中で会得してきた食物の種類はだてではないと思うのである。昔の人達は栄養のことなどまったく知らなかった。だが経験は人を育てる。場合によっては毒を食べて犠牲者が出たこともあるだろう。しかし何万年という歴史を通じて、どのような食べ物が体にいいのかを自然に取捨選択してきたのである。始めに経験ありきで、科学はその根拠を後追いで確かめてきたのだ。だから何か有効な成分が見つかったというのは当たり前の話なのである。
だからといって見つかった一部の成分を誇張し、その成分が含まれている食品を天まで持ち上げる根拠にはならない。すべては「バランス」であり、何でもおいしく食べること、それが豊かな食生活を育むのではないか。

2007.02.12

ちょっとした時間を見つけたのでトップページを更新した。お気づきのように、バナーを自分で作ってみたのである。
最近ロゴを自作することを学習したので、その成果である。もちろんセンスはあまり良くない。超初心者だから、その点は我慢いただきたい。
それにしても完成するのに半日かかった。ああしんど・・・

2007.02.11

今日は「建国記念日」だが、所詮は戦前の「紀元節」だから祝日としてのきちんとした意義はない。
ところで息子とヨメハンの近況について少し書いておく。息子はゲストブックに登場したように、この日記の存在を知っているのだが、だからといって手加減するような書き方はしない。
息子の不登校はほぼ解消したと思える。いじめも基本的にはなくなったようだ。ただクラスに授業妨害を行う連中が数名いるようで、そのことを息子は迷惑に感じている。というのも、自分が進級できるかどうかの瀬戸際であることを知って以来、授業のノートを取るとともに進級に対する障害物を疎ましく感じるようになったからである。
実際問題、彼は風邪といえども欠席できない状態にある。休んだらその時点でアウトになる。冗談抜きに崖っぷちである。しかし彼はそれで諦めることはせず、何とか自力で乗り越えようとしている。それならば親は全面的な支援する以外にない。
一方ヨメハンのことだが、息子のカウンセリングを通じて明らかになったことは、私に対しても息子に対してもきちんとした事実を伝えず、何事も自分の解釈を加えて、なおかつ感情的にものを言ってきたことが明らかになった。
成績にしろ普段の生活態度にしろ、いつどんなかたちで叱責が出てくるかわからない、しかも暴力が加わることもある、そういう環境におかれた息子はおびえるしかなかった。だから私が少しでも声を荒げようものなら、息子はびくついたのである。
彼女の態度は私に対しても同じで、私の質問に事実を正しく答えず、感情で私に怒りをぶつけるだけだった。だから耳を塞いで私は自分の部屋に逃げた。しかし問題ををきちんと指摘せず、放置・無視したことは大いに私が反省すべきと感じている。

2007.02.08:

遂に職場からWindows98をすべて駆逐した。実際問題、共用機ということでバッテリーが死ぬ寸前まで使っていたから、一日も早く交換することが必要だったのである。
もっとも取替え後のものも6年前に作られた中古だが、750MHzのWindows2000だからとりあえず安心して使える。
そういえば自宅のサーバー機は富士通製で元MEだったものをXPにした650MHz。でもCDドライブ以外はまったくトラブルがない。最近は大手メーカー品でもハードの3年保障をするほど品質の低下が目立つが、古いものは能力は低くても長持ちしている。ちなみに内蔵のHDは何年か前に熱暴走の可能性があるとのことでリコールがかかっていたが、取り替えずにそのまま使っている。

2007.02.07:

柳沢大臣がまたもや問題のある発言をした。今までの経緯を考えると「確信犯」と言えるだろう。
「子どもも二人以上持ちたいという極めて『健全な状況』にいる」と言うのはいったいどういう意図なのか。自分勝手な基準を持ち出して、そうでない人達は「不健全」と断じる発想は許しがたいものがある。
私の場合も、本当は2人の子供を持ちたいと努力したが、ヨメハンの体が反応しなかった。しかしだからといって残念とは思わない。厚労相の発言は「残念と思え」と強要している感じがする。昔の「子供を生めないのは女として失格」という非近代的感覚とまったく変わらない。
そして前の発言を批判されても、再び問題発言を繰り返すのは国民に対する挑発であり、居直りである。そういう人間に政治を任せることはできないし、国民の声を代表する人間にはふさわしくない。
一昨日労働法制の問題について触れたが、彼が主役としていずれ出してくる法案は、若者の雇用を改善するものではない。低所得と不安定雇用に彩られたものになることは疑いの余地はない。そのことに頬かむりして2人の子供を持てと要求するのは無茶な話だ。

2007.02.05:

柳沢厚労相のことを書いたが、彼をそのまま居座らせることに執着するには理由があるように思えてならない。
それはどうやら「労働ビッグバン」と呼ばれる一連の労働立法の改悪を推し進める意図のように感じる。マスコミが主に取り上げているのは、いわゆる「ホワイトカラーエグゼンプション」だが、それ以外にも労働者いじめのえげつない法案を着々と準備している。
政府はまず「ホワイトカラーエグゼンプション」を出そうとしたが、評判がすこぶる悪く選挙に響きそうなのでとりあえず提出は遠慮しているが、引っ込めるとは言っていない。
世界の流れに逆らい、日本国内を過労死の屍の山にしようというこの法案を通すため、柳沢大臣は必要な存在らしい。
これ以外にも驚くべき計画が待っているが、それはまた改めて書きたい。

2007.02.04:

最近は休日に日記を書くことが多くなった。家事が忙しいこともあるが、どうも物事をうまくまとめて伝えることが次第に億劫になっているようだ。仕事のストレスはきつくないが、単調かつ「コンプライアンス」と称してしょっちゅう監査まがいの行事があり、そのための資料作りに追われて落ち着かない。
プライベートでも心があちこちに飛ぶ。加えて友人のHPでサポートがこのところ忙しい。とはいえ世の中の動きには目をそらさない性格だから、あれこれ言いたい事がある。ただそれらが今は断片的でひとつの流れにならないのだ。
一度何もかも放り出して、太陽の下で一日寝そべるのがいいストレス解消なのかも知れない。

2007.02.03:

ゲストブックにも書かれていた、柳沢厚生労働大臣の女性を「産む機械」とみなすような発言には呆れるほかない。というかおおよそ普通の人間の神経では出てこない言葉だからである。男の私でさえ思わず顔を背けたくなる。
女性の人格を否定し、スピードを上げたら単純に生産量が増えるようなことを平然と持ち出すのは、出産という生命の尊さを踏みにじる発言でもある。子供をいつ、何人生むかということには、諸般の条件を頭に入れながら男でも悩む。彼はそのことが理解できないのだろう。何不自由のない普段の生活で、子育てにかかわったこともなければ「女は家で家事と子育てだけすればよい」という封建的思想が発言の根底にあるものと考えられる。
同時に、ゲストブックの発言者が懸念しているように、かつての「生めよ増やせよ」と同様の考え方も、今の少子化問題に対する大臣の発想には含まれているかもしれない。
ともあれ彼の発言を擁護しようという人間は男も含めてほとんどあるまい。ということだから、首相が何故彼をかばうのか、理解に苦しむ。ひょっとしたら首相も同じ考えなのかもしれない。そうでなくても右翼の申し子のような首相のこと、例え選挙に不利になっても「みんなで靖国神社に参拝する会」の盟友である柳沢大臣を失うのは大きな痛手なのだろう。
そんな中、国会で強行突破を図ろうとするのは問題の解決をさらに困難にするだけである。