悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
08.08
2008.08.31:
先週からうっとおしい天気が続いていたが、今日は快晴。もっとも湿度は高め。
この雨続きで洪水の被害があったり死者も出た地方もあったが、ちょっと夏の終わりにしては変な感じだ。偏西風の蛇行が原因と聞くが、ここまで極端な天候は困る。
今日で8月も終わりだが、今年は本格的な台風の上陸がまだひとつもない。9月がひとつのヤマ場だろう。アメリカでは猛烈なハリケーンが近づいている。
2008.08.30:
今日はいつもの通院。しかし今日は問診と血液検査に加えて、肺のCTを撮るハメになった。
原因は、会社の定期健診で「陳旧巣」と出たことを主治医に話したら、「時間もかからないからCTを撮りましょう」ということになったのである。「陳旧巣」とは皮膚の傷跡と同じで、肺炎などの自然治癒の痕跡をさす。実に不可解な日本語だ。
さて、私は今まで肺はおろかどんな部位でもCTスキャンはやったことがない。どんなことをやるのだろうかと思っていたら、回転式レーザーが体をぐるぐる巡るだけで、所要時間は5分足らず。
初めて見る自分の体内の画像は何か不思議な感じがした。主治医は色々説明して「問題なし」との診断を下したが、どうやら自分の好奇心で癌とか他の病気がないか調べたかったようだ。
会社の検診では、実は他にも心筋症の「疑いあり」とか、尿蛋白の検出とかあって、実ににぎやかな結果が返ってきていた。尿蛋白はちょっと考えられないのでとりあえずは無視。心筋症は来月に心臓のエコーを撮ることになった。心臓については毎年「非特異的ST-T変化」という所見が出ていたのだが、今年に限って「心筋症」、それも「疑い」というのは診断を下した検査担当医の勘ぐりではないかとの話。でも念のためということで、これは来月のお楽しみとなった。
ところで「非特異的ST-T変化」とこれまた不可解な日本語だが、心電図上ST部からT波にかけてが普通の人とはちょっと違うという意味。症状が何なければそれでよしということらしい。
糖尿病以外はほぼ完璧の体、と思っていたが、年を重ねるとそろそろガタがきた部分にちょっとした変化が出てくるのは事の成り行きか。
2008.08.29:
職場のノートPC1台の動きがおかしいので調べてもらった。時として、いきなり電源が落ちるのである。
しかし原因は単純だった。冷却ファンの入口にゴミが溜まってCPUの温度が上り、止まったのである。
最近のCPUはクロックが上って猛烈に熱を出す。だからちゃんと冷却しておかないといけないのだが、ノートは構造的にもはや冷却用のスペースを大きくできない。だから落ちやすくなっていると言えるだろう。
ちなみに、わけあって友人から借りている自宅のエプソン製ノートPCは、冷風入口のファンからCPUまで平べったいダクトが付いている。
2008.08.28:
今の事務所・工場で使っているジョブ番号体系の話。
全社的には7桁を使い、最初の2桁は事業部を示すための固定された番号、そして残り5桁は各事業部で独自の番号体系にしていいのだが、ウチの事務所は最悪の分類法を使っている。
こういう番号体系は図書館の分類と同じでツリー構造にするのが常識。ところがウチのは、例えば一番上の桁は最初、
A:製品群−1
B:製品群−2
と、無難な分類なのだが、
X:各製品群のアフターサービス・予備品供給
Y:各製品群のうち、内販(社内の他事業部への供給)するもの
となっていて、各製品群の一部がごちゃ混ぜに入っているのである。
ツリー構造で考えるならば、製品群−1の予備品は5桁と考えてAxxZxx、製品群−2の予備品はBxxZxxというように、あくまで製品群の配下に属させるべきなのだが、こういう小口ジョブだけを取り除いて、他の製品群と同列に置いているから、統計処理がまともにできなくなる。
実際にやってみるとわかるが、「のぞみシステム」のデータをBusinessObjectで分類・集計するときの条件式は醜いものになる。
昔はセンスのいいシスアドのような人間がいなかったのだろう。今となっては簡単に変えることもならず、頭が痛い話である。
2008.08.27:
もうすぐ臨時国会が始まるそうだが、福田内閣が打ち出している「景気対策」は何も具体策がなく、何となくきな臭い感じがする。
反対に具体的になっているのが米軍への「給油法案」だけ。「消費者庁創設」も「一元化」というだけで何をやるつもりなのかはっきりしない。マスコミはいずれも政府発表の題目だけを報道するが、中身はどうなるのかについての論評は避けられている。
私が危惧するのは「景気対策」と言いながら国債を膨らまして、懲りもせずに「公共事業」とやらに金をつぎ込むことである。福田首相は道路特定財源の一般財源化を約束したが、それを反故にしてしまう可能性は否定できない。
庶民にとっては、物価対策が最優先されるべき(それは必ず税収増に反映される)と考えるのだが、銀行や大企業を潤すことを最優先させることしか頭にない連中は、発想が違うようだ。
2008.08.26:
息子は履歴書も書き上げ、間もなく学校から会社へ向けて書類が提出される。
受験するのは第一志望の京都のコンピュータサービス会社である。どうやら他に希望者はいなかった模様。理由は「遠いから」だそうである。高校生にもなって家から出たくないという思いが強いのは、やはり今の時流か。
高校生の場合は9月に入ってから入社試験が始まるのだが、ウチの息子は如何に??
2008.08.24:
友人のHP手伝いで、遂にメンバーにHTMLの教育をすることになった。もし私に何かがあって、万が一の時に備えるためである。
別に私が予感したわけではないが、そういうことも想定しておかないといけないということをきっかけに、少しは勉強して欲しいという意図である。
とりあえずはHTMLの解説サイトを教え、私がいつも使っている「alphaEDIT」を配布した。さて、オッサン、オバハンがどの程度理解できるか、これから楽しみ(?)である。私が20数年かけて得た知識を数ヶ月で伝授することになるが、やってやれないことはないだろう。私自身もHTMLは1ヶ月程度、自力で基本的タグを頭に叩き込んだのだから。
2008.08.23:
息子がクラスの就職活動についてこんな話をしてくれた。
生徒の中には期限になっても希望の就職先が決められない者がいるという。もっとひどいのは最初から「俺は働く気はない」と言って何もしないという生徒もいる。一体親はどうするつもりなのだろうか?
親だけを責めても解決するわけではないが、ここには子供の「自立」に関する日本社会の問題が横たわっている気がする。
まず、今の「ワーキングプア」の存在のように、経済的に自立できる賃金が貰えない現実がある。この現実を放置したまま「働け」と命令しても働く気にはならない。当たり前だ。
一方で将来の不安(あるいは絶望と言ってもいいだろう)を抱えた子供を「可哀相だから」と、いつまでも面倒を見る親がいることも確かだ。間接的だが自立できないように子供を向かわせているのである。もちろん親だって楽ではない。いつまでも子供のための経済的負担を強いられるのだから。だが親はそのことに切実感がない。
だが、ここには、私自身もどれだけ確信があるか自信はないが、将来の社会に対する展望が見えないまま、ただ黙って時の流れるのを待っている親子が見える気がする。
つまりいずれは訪れる親と子の永遠の別れに対する覚悟が欠落しているのである。その時になって子供はどうすればいいか、それを親も子も予想できていないのである。これは不幸だ。
しかも社会の仕組みがこのような世代交代の流れを受け入れる状態になっていない。親には老後の保障がますますか細いものにされ、子供には安心して働き、そしてまた安心して次世代をになう子供を生み、育てる環境が整っていないのである。
そのことが見えないまま、ズルズルとその日暮らしを続けている親と子が存在することに、一種の寂しさ、そして怒りを覚える。こんな社会を放置しておいて親あるいは子供に「自己責任」を押し付ける、そういう論調の何と多いことか。
2008.08.21:
急に涼しくなって、タオルケットから布団に変えることにした。
地方によっては稲刈りが始まっている。そういえば山陽電車の明石駅の構内には鈴虫のケースが飾られている。まだ小さな鈴虫だが、えさのナスをついばんでいた。これも秋への入り口だ。
2008.08.19:
盆明けで息子は、かねてより懸案の志望の会社を決め、学校に提出した。
第一志望は京都のソフト会社。ソフトとはいえ、ソリューションとサポートが中心。一度家を出てみたいというのが動機となっている。
第二志望は尼崎のメーカー。業界のシェア1位だから、何を作っているかを書くと社名がバレるので、ちょっと遠慮させてもらう。息子は体験学習でこの会社に行ったことがあるから、安心して働けると考えたらしい。
ということで、これからどうなるか、親としても緊張する時期となった。
2008.08.18:
連休が開けて出社したが、書類が机の上にてんこ盛りということはなかった。だが上司からものすごい力仕事を頼まれた。下請メーカーの資本金調査が600件!!。
項目は一つのみだが数が多いのでウンザリ。他の仕事をしながら今週末までに完成する必要がある。単純なだけに途中で気が紛れるようなことをしないと頭がおかしくなる。
いずれにせよ、休み明けで頭も体もまだ半分眠っている。
2008.08.17:
連休9日目。
今日で連休はおしまい。
本当に不思議なもので、今までは夜になっても皮膚から汗がにじみ出ていたが、今夜はまったく汗が出ない。いよいよ盆が終わった気がする。そう言えば昨夜は京都五山の送り火。そして今週末は地蔵盆。
何故か故郷京都の行事が思い出される。
2008.08.16:
連休8日目。
少しづつ猛暑は去りつつある。今日は久しぶりの夕立があった。
今週はTVもラジオもオリンピックと高校野球が満載。オリンピックに興味がないわけではないが、日本人選手が出てくるシーンだけのつまみ食いでは面白くも何ともない。
よって「倉庫番」に明け暮れる時間が多い。もちろん家事の時間は除く。「倉庫番」はLEVEL7-STAGE5まで来た。昔やったことがあるから、最初は簡単だし、解法をわずかながら覚えているので苦労はしない。しかしLEVEL5あたりから難易度は急に上る。ブロックを一気に一直線に押し込むのではなく、どの入口から何個入れるか、さらには入れる順序もひとつのやり方しかできないようになってくる。
まあ、この連休中に完遂は無理だろう。
2008.08.15:
連休7日目。
今日は敗戦の日なので、例年のごとく戦争問題について語る。
戦後、経済を急速に回復させたのが日本とドイツであることはご承知の通り。敗戦国である両国が反映を誇ることになった理由は明らかである。
大雑把に言うと、両国は武装解除され、一時期軍需産業を解体・禁止されたのである。この意味は大きい。軍需産業に代わって一般産業に投資が回るのである。例えば赤字の新幹線や高速道路を作るのは無駄ではあるが、社会に貢献したり、他の産業の発展に寄与する部分が皆無ではない。しかし兵器はそういう寄与は一切しない。古くなったものはそのまま廃棄される。この差は大きく、他国に比べて日独経済の回復は早かったのである。
ただ、アメリカの場合は事情が違って、本土が戦場にならず、生産設備の破壊はまったくなかったから、戦前と同じ経済力が発揮できた。よって今のような大国にのしあがり、ソ連との軍拡競争を続ける経済的余力もできたのである。一方のソ連は国民を犠牲にして軍拡を続けた。
このことから言えるのは、戦争は人的・物的損失が大きいだけでなく、軍事生産はその国の経済の大きな足かせになるということである。日本の戦後憲法は戦争の禁止を定めたが、それは経済の発展ということを生み出す根源となった。
それに比べ、現在のアメリカは次第に世界経済のリーダーとしての地位を失いつつある。そうでなくても世界一の軍事力のためにものすごい金額の国家予算をつぎ込み続けたが、遂にイラク戦争をきっかけにドルが売られるようになった。典型的なのはドルが対ユーロのレートで長期低落傾向に歯止めがかかっていないことである。
このあたりのことは専門家ではないので深入りしないが、銀行関係者の間でも、ドルが世界の基軸通貨としての役割が失われつつあることが公然と語られるようになった。
旧ローマ帝国が領土拡張戦争を続けて滅亡していったように、アメリカも軍事力の拡大に明け暮れたために、自ら破滅の道を進むのかも知れない。
2008.08.14:
連休6日目。
昨夜は釣りの疲れの残りで、早い時間から爆睡した。何しろアジの唐揚と南蛮漬け作りに専念した一昨日だったから、あくる朝は体中の筋肉が痛んでまともに動けない。それで夕食も早々に寝床に横になったらそれでおしまい。後は推して知るべし。
さて、久々に初めて作る料理に挑戦。実は南蛮漬けも初体験だった。今日がちょうど食べごろなので味見をしたが、成功である。息子も少しトライしたが、酢の味は苦手でギブアップ。
今日は茄子の味噌田楽。味噌にどれだけの砂糖と味醂などを入れるかがカギなのだが、少しづつ味を見ながら最適値を探るのは結構気を使う。なお、こちらの方は息子から合格点を貰った。
新しい料理を作るときはやはりネットが参考になる。検索のキーワードで「○○(料理名) レシピ」と入れるとそこそこの数がヒットする。そこから取捨選択、そして味付けは私の好みに再アレンジする。特にカロリーには気を使うので、砂糖は少なく、代わりに味醂で甘みを出すようにしている。
2008.08.12:
連休4日目。
予定通り早朝から釣りに出かけた。
最初から午前中だけのつもりだったが、猛烈な暑さで頭がボーッとする感じになり、10時半で切り上げた。帰り道の桟橋を歩いていたら、ベビーカーを含む家族連れが来ていたが、赤ん坊は大丈夫なのだろうか?
さて釣果の方は親子合わせて10センチくらいの小アジが50尾超、アカベラ(ギザミ)が30尾ほど。アカベラは料理法が思いつかず廃棄。アジの半分は唐揚、残り半分は南蛮漬けと決まった。
それにしても疲れた。熱中症にはならなかったが、猛暑の下、屋外での行動は今のところご法度である。
2008.08.11:
連休3日目。
「ハリー・ポッター」最終作のペーパーバックを買った。しばらくは通勤電車の中で読むことになろう。これでとうとう日本語版は読まずに終わりそうだ。
2008.08.10:
連休2日目。
息子との釣りはあさって12日にした。11日は長潮で釣果は期待できなことがわかったからである。
それで今週は昔懐かしい「倉庫番」というゲームに熱中している。Windows95からのソフトをそのままXPに引き継いでもちゃんと動く。要するにシンプルだからである。
長年PCを触っている人なら覚えておられるだろう。
2008.08.09:
長崎被爆の日にあたって、長崎市長は「非核三原則の法制化」を訴えた。これは広島での宣言でもそうだが、法制化を求める内容が毎年含まれている。
しかしながら政府は「非核三原則を守り」という言葉だけで、法制化は拒否し続けている。
実態はアメリカとの核密約によって「持ち込ませず」は形骸化しており、加えて政府は「核の傘」の名の下にアメリカの核兵器は歓迎するという姿勢だから、実現ははるかかなたにある。
とはいえ、核兵器のない世界は被爆者をはじめとして日本国民ならびに世界の悲願であり、そのイニチアチブは唯一の被爆国としての日本がとるべきものである。
2008.08.08:
この原稿を書いている時点では「間もなく」北京オリンピックの開会式。
既にサッカーは予選が開始され、日本チームは男女ともに勝ちはなかったが、正式な開催はいよいよ今夜から。
馬鹿な連中はあれこれ屁理屈をつけて、「中国はオリンピックを開催する資格はない」と揶揄してきたが、とにもかくにも開会式までこぎつけた。
東京オリンピックのとき、欧米からは「日本なんて国で開催するのは大丈夫か?」という声が出ていたという。だからそういう疑問は珍しいことではない。ともあれ、無事成功することを祈る。
4年に一度のオリンピック、日本選手だけに注目するのでなく、世界一流レベルの選手たちの技が見られることを楽しみにしよう。
2008.08.07:
今日は「のぞみシステム」でデータ入力ミスを数十件やった輩からのお助けメールが入った。
まあ、「のぞみ」ユーザーになってから間もない人なので、回復(実際はミスの打消しと入力の新規やり直し)作業は私がやったのだが、疲れることおびただしい。
本人はかなり恐縮して自分で回復処置をやりたいと言ったのだが、慣れないままに危険技をこなすことは無謀なので、もう少し操作に習熟してから教えると伝えておいた。
こういう素直な人には手伝ってあげようという気になるが、「私は悪いことをしていない!」などの言葉を真っ先に言う人間には、きついお灸をすえるのが私の信条である。
2008.08.06:
今日は63回目の広島原爆忌。
人類史上初めて核爆弾の惨劇を経験した都市として、8月6日の持つ意味は大きい。多くの被爆者が命を落とし、一命は取り留めてもずっと死の恐怖と背中合わせに生きなければならなかった人達は、核兵器が地球上からなくなる日を切に望んでいる。
今日も広島市長が「核兵器は廃絶されることだけに意味がある」と演説したことは、まさに被爆者の声を代表したものと言えるだろう。
以前私が、「原爆を落とされたのは仕方がない」という久間元防衛大臣の発言を息子が同意すると語ったとき、毎日背中に拳銃を突きつけられながら生きているという比喩で、批判したことがあったが、まさに核兵器廃絶だけがこうした被爆者の心を救う唯一無二の願いである。
2008.08.05:
民主党のことをヒットラーになぞらえた馬鹿な男がいる。自民党の麻生幹事長。
民主党のやることに賛成してはいないが、今の民主主義の時代にヒットラー呼ばわりはひど過ぎる。政治家たるもの、自分が吐く言葉の意味を意識せずに虚言、暴言を口にすることは許されるべきでない。
もっとも意識せずにしゃべった言葉こそ本人の本音が表れると言うべきなのだが、だとすればその人間の品位が問われるのである。過去にも自民党を中心に失言は幾度もあったが、相手に投げつける言葉としてヒットラーを持ち出した男は他にあるまい。
もしドイツだったら、彼の政治生命は一瞬にして終わるだろう。
2008.08.04:
原油高をきっかけに始まった昨今の物価高、とどまることを知らない。これだと自動車組や海外旅行組は、盆休みの遠出には二の足を踏むだろう。
私の方はこの週末からまたもや9連休。とはいえその内の3日分は年次休暇の強制消化である。それはともかく、久しぶりに息子を連れてどこか近場に出かけるつもりだ。もちろん私は車の免許がないから公共交通のみ。しかも盆休みの混雑を避けて11日あたりにしようと思う。
現在息子に候補を提示しているが、結果や如何に??
2008.08.03:
福田首相が突如内閣改造をやった。どうやら解散の準備のようだ。
しかし小泉郵政選挙以来、民意は変わっているし、今の猛烈な物価高や年金、後期高齢者医療の問題などをどうするかなどを問うには選挙しかない。
2008.08.01:
「のぞみシステム」の上流との夜間転送がおかしくなった原因が判明した。
犯人はやはり「身内」で、コストに関する計画と実績を、数万件あるオンラインデータ上に直接残そうとしたのである。
話はこれで一件落着であるが、この「犯人」にはオフラインでのデータの入れ方をレクチャーする必要がある。それと完了データに対する書き込み禁止処置をプログラムに組み込むことが残っている。
まあ、それでも一件落着だからいいか。