悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

08.02


2008.02.29:

今日で2月もおしまい。
ところで今年はうるう年だから29日が終わりなのだが、では29日生まれの人はどうやって年齢が加算されるのか不思議に思った。そこで調べてみると民法143条というのがあって、年齢の計算は誕生前日の午後12時に一つ加算することなのだそうだ。
ということから29日生まれは28日の午後12時で一つ歳を取る、だからうるう年以外では28日から3月1日に切り替わる瞬間に誕生日を迎えることになる。
と、こう書いてみたが、「前日の12時」という意味は何なんだろう??

2008.02.28:

言わんこっちゃない、嘘がまたばれた。
事情聴取の内容を「覚えてない」とか「メモは残ってない」と発言したことが一夜にして崩れた。
防衛大臣の首のすげかえだけでは済まされない、自衛隊の嘘は徹底的に暴かれるべきだ。守るべきものは日本国民であって、自衛隊ではない。そのことをはっきりさせろ!

2008.02.27:

自衛官と漁船の衝突事故で、防衛省・自衛隊側の事実隠し、隠蔽体質が目立つ。
事故直後の連絡が遅れたことを皮切りに、漁船発見の時刻は二転三転、今日も海上保安庁の許可なしに自衛官側の事情聴取と、「嘘とごまかしの自転車操業」に終始している。「自転車操業」というのは、嘘をつき続けるためにはさらに新たな嘘を重ねるという意味である。
「そこのけそこのけ自衛隊が通る」という本音を隠し、自分たちは悪いことをしていないということを押し通すためには何でもありである。
今日、艦長が行方不明の家族を訪れ涙したというが、本気の涙ならば、包み隠さずすべてを明らかにすべきだ。

2008.02.26:

先日書いた「内部統制」の話し、今日で「公判」が終わったが、やはり「有罪」判決が出る模様である。
原材料の在庫管理に不備が見つかったのが「裁判長」の心証を悪くしてしまい、しかも「検察」から動かぬ「物証」が提出されてはどうにもならない。
弁護側はすぐに改善を約束することで「減刑」を試みたが、今の状況では「懲役一日(部内規定改正作業)、執行猶予一年」は避けられないそうにない。
しかしこんな程度の話で粉飾決算が防げるのだろうか?

2008.02.24:

昨日は強風が吹き荒れ、夜は冷え込んで寒いと思ったら、今朝は歩道や家の屋根は雪の薄化粧。
本当にこの2月は冬らしい寒さが続いた。しかしもうすぐ3月、等圧線が南北にぎっしり並んだ天気図はそのうち見られなくなるだろう。
朝夕の通勤電車を待つホームからはすでに白い空が見える。

2008.02.21:

イージス艦と漁船との衝突事故、次第に事実が明らかになりつつある。その中で見え隠れするのは、イージス艦側の身勝手な行動である。
漁船の群れが近くにいるにも関わらず、衝突寸前まで警戒行動もせず、また汽笛も鳴らさず、ましてや逆進をかけるまで自動操縦(オートパイロット)も切らずに直進を続けたことである。
このことは潜水艦「なだしお」と釣り船の衝突事故を思い起こす。あの時も潜水艦は進路を変えたり衝突回避行動を取らなかった。要するに「そこのけそこのけ自衛隊が通る」という態度に終始しているのである。
そうした傲慢さをあらゆる船舶が航行する海上で押し通そうとするのはどこか狂っている。

2008.02.20:

所得税の還付申告他、所用があって会社を休んだ。
最近は役所や銀行、郵便局などの土曜休業が定着しているので、平日に会社を休まないとどうしようもなくなっている。平日の退社後も、会社最寄の駅前には何もないのでお手上げである。昼休みもこれまた不可能。
というのも、工業団地内はおろか駅前でさえ銀行ATMも郵便局もなく、さらにはコンビニすらもないド田舎だからである。
これでは救いようがない。ちなみに、休日出勤の場合は必ず弁当と水筒持参でないと昼食はお手上げになる。

2008.02.19:

最近の通勤で乗る快速電車、221系と223系の併結で運転されている。
何かの都合で、例えばダイヤの乱れで回送するとかのケースで異種の電車を繋ぐことはあっても、常時の編成で運転するのは非常に珍しいのではないか。そもそもモーターの特性が違うはずだから、各々の負荷分担、特に加速時にアンバランスになるからである。
そうでなくても同じ系でも作られるモーターの一台ごとに微妙な差が出る。系が違えばなおさら。それを承知でやっているからそれなりの根拠(仕様)はあるのだろう。だがあまり好ましいことではないのでは?と電気の専門家としては思ってしまう。

2008.02.18:

「内部統制」の社内監査がいよいよ本格的に始まった。
2月最初から「捜査」が開始され、「のぞみシステム」の伝票番号から無作為に「犯人」を数十件、「特捜部」が選び出した。先週末からは「家宅捜索」で関係書類の「押収」が行われて、明日終了する。
次は書類の「取調」に入り、「犯行」が明らかなものは「起訴状」を作成して来週始めに「公判」が2日にわたって開かれる。私は「被告側弁護人」として立つのだが、どんな書類の不備を突かれるのかはなんとも言えない。場合によっては職場の「証人」を連れて行かねばならない。
「公判」の後、日程はまだはっきりしないが、3月上旬に「判決」が出るはずである。

2008.02.17:

2月に入ってからずっと寒い日が続いている。今日もかすかに雪がちらつき、強い風が吹いた。
ただ、空気が乾燥しているので洗濯物は意外と早く乾く。
そんな中、実に馬鹿馬鹿しいことに気付いた。通勤に来ているコートの内張りを付けていなかったことを見つけた。寒いはずだ。

2008.02.15:

「のぞみシステム」を使い始めてから4年半になるが、データの履歴を見ていて変わったユーザーがいることに気付いた。
それは本体ではなくて「のぞみ上流システム」のユーザーである。いつも休日に伝票を作るのである。ある連休の前などは私に電話してきて、連休中はずっと動かないと連絡しておいたにもかかわらず、しつこく休日に入力したいので何とかならないかと聞くのである。稼動スケジュールは本社で一括して決めるので、もちろんダメなものはダメである。
この前の正月休みのことであるが、三が日を除いてシステム単独では動くということになっていた。すると彼は何を考えたか、初出勤の前日の日曜日に出勤してきて伝票を起票したのである。
システムは原則的に上流jから下流へは平日の夜間にしか転送されない。休日にインプットしても、それは休み明け入力分と併せてその夜間に流れる。彼は知りつつもそういうことを止めない。おそらく仕事始めの前日の休みに会社に出てくる人間というのは世間でもまずいないだろう。
そんな彼の性格だから誰も真似はしないしできない。彼の発言に「さすがに72時間以上不眠不休はようやらん」というのがある。こんな調子で働くから、当然のごとくバツイチになった。
可哀相だが、彼に同情する者は皆無である。

2008.02.14:

WindowsUpdateにIE7が入るようになったので、この際だからと遂にインストールした。
噂にあったように、IE6とはかなり違う。というかOperaとかFireFoxみたいなタブブラウザの真似をしたとしか思えない。独占的シェアを維持したかったのだろう。
そしてIE7の本格的登場と時期を同じくしてNetscapeが開発を終了させた。一頃は会社でもウィルス対策を重視してNetscapeが主流だったが、最近の社内のイントラネットを使ったウェブデータベースが開発されると同時にIEを標準としてしまった。
私はIEとかMediaPlayerのようなソフトのアージョンアップはなるべく遅れて入れている。理由は「人柱」を避け、十分に使いこなされて、安定してからという方針だからである。フリーソフトでもRC(Release Candidte)は入れていない。
そういえばWindowws XP SP3のRCが出ているはずだが、正式版はいつ出るのだろうか?

2008.02.12:

最近マクドナルドを筆頭に「名ばかり管理職」が明るみになって、残業代を払うケースが増えている。私に言わせれば「偽装管理職」である。
会社側はあれこれ理屈を並べるが、その意図は言うまでもなく残業代をケチって労務費を抑えることにある。
この無理矢理管理職にしてしまう手口は昔からある。特に大手企業に顕著で、大卒の若手を管理職・非組合員にしてしまい、一部の幹部候補を除いて「成績が悪い」などと屁理屈を付けて子会社や別会社に出向させてしまうのである。非組合員(法的には管理職の組合は作れるが、その勇気のある人は少ない)だから会社のやりたい放題。
そういう意味で現在の「偽装管理職」は管理職の拡大解釈をさらにエスカレートさせたものだ。
その一方、割を食う中間管理職を冷ややかに見ながら、重役陣になると様相が変わる。彼らは一線を退いた後も子会社の取締役や相談役などに就任する。そして任期(大抵は2年)ごとに多額の退職金を貰う。つまり社長などの経営トップ以外には、官僚組織によるものと同じく「天下り先」が用意されているのである。
残業代も貰えず、ボロボロになって過労死する人達とのこの格差、黙って見過ごしていいものだろうか。

2008.02.11:

今日はおとといと打って変わってポカポカ陽気。ファンヒータは出番なしだった。
そろそろ年末調整の時期なので医療費控除の準備をした。私の場合毎年10数万円の医療費がかかるので還付申告は欠かせない。一年分の領収書をそろえ、ネットで申告書を作ることに専念した。
ところで今年度から住宅取得控除がややこしくなる。私はローンも終わっていて縁がないのだが、友人から相談を受けたので調べてみた。するとこんなことが判った。
従来なら住宅取得控除は所得税の課税範囲内で処理され、源泉徴収票にその額が記載されるだけだった。ところが昨年の「税源移譲」で所得税の課税額、すなわち控除できる課税範囲が狭まったために、住宅取得控除額が所得税による控除額の枠をはみ出てしまう人が猛烈に増えたのである。
この控除からはみ出した額はどうするかというと、住民税の控除額にシフトせよということなのである。しかもその事実を確認するには源泉徴収票を良く見ないとわからない。税務署から案内はないという、実に不親切なもの。さらに腹が立つのは、住民税の還付は自分で役所に申告する制度になっている。「税金を返して欲しけりゃ自分で来い」である。
例の年金問題でもそうだが、何でもかんでも自己申告制にしているのには空いた口がふさがらない。

2008.02.09:

今朝から雪が降った。この冬初めての雪で、昼間でも車の屋根にうっすら積もっていた。それだけ寒いわけで、外に出ると手がかじかむくらいだった。
夕方になって雪は止んだが、冷え込みはまだ続いている。ファンヒータを入れていても部屋の温度はそれほど上らないのである。
冬らしい3連休が始まった。

2008.02.08:

ここしばらく仕事が忙しい。また、会議が連続している。
「内部統制」の本格的運用を来年に控えて、動きがあわただしくなっている。その準備が忙しい。同時にこれまた「コンプライアンスの徹底」が叫ばれていて、日常業務についての監査が連日のごとくやられている。
最近のエコ商品をめぐる偽装もそうだが、これだけ虚偽の商品作りが産業界に蔓延している根底に規制の甘さがあると思う。
そうでなくても以前から規制については欧米よりも日本ははるかに弱いことが指摘されてきた。加えて「規制緩和」が洪水のように行われたから、「儲けるためには何でもあり」という風潮が助長されたのである。しかし怒れる人達は内部告発などの手段で、あるいは選挙を通じて反撃するようになったのである。
ウチの会社でも表面化はしていないが、目に見えないところで不正なことが行われているのではないかという噂を耳にする。それは作っている商品の品質に直接ひびくものではないが、会社の運営に関わるものだ。腹が立つが、明白な証拠をつかんでいない(そうやすやすと尻尾は出すまい)ので今はじっと見守るしかない。
ともあれ、日本の社会にはまだまだ目に見えない黒い部分が残っている。何とかしないと世界から白い目で見られ、相手にされなくなるだろう。

2008.02.06:

連日の米大統領候補予備選挙の報道、もううんざりする。まあ、マスコミもアメリカ追随の傾向があるから、大統領が誰になるか、またその大統領がどのような政策を取るかに戦々恐々となるのだろう。
しかし民主党であろうと共和党であろうと、その実態はそれほど変わりはない。確かに今のイラク戦争からの撤退をより強く主張してきたのは民主党。とはいえ現在の財政赤字、貿易赤字を放置してきたのは双方に責任がある。しかも両党ともに「強いアメリカ」、「アメリカアズナンバーワン」として軍事費を削減しようという動きはない。アメリカの2大政党の実態はその程度でしかないのである。
日本も2大政党制を見習え、と主張する人もあるようだが、自民と民主の違いは見えてこない。「大連立」などということが話し合われるようでは一党独裁と変わりない。そこはアメリカも同じだ。

2008.02.04:

暦の上では立春というが、まだまだ寒い。今月はあと何回寒波が来るのだろう。
今日も夕方ににわか雨と雷。雪にはならなかったが、寒気が入っている証拠だ。
この冬の雪、関東では大雪と凍結でトラブルが多発していると聞いたが、どうも変な感じがする。というのも冬の盛りの季節は裏日本で豪雪というのがパターンのはずだが、今年は太平洋側での降雪が多い。これは低気圧が太平洋側を通るために起こることで、本来なら春に多いはず。それが1〜2月で見られるのは基本的に暖冬ということか。
神戸でも最高気温が10度を超えない日々が続くが、かといって最低気温が0度くらいになって水道が凍るほどの寒さはまだ一度もない。去年は1回だけあったはず。
まだまだ春は遠いが、身近な気象の動きを詳しく観察していると、色々なことがわかる。

2008.02.03:

サーバー機の動きが何となくしっくりこないのでOSごとさっぱりきれいにリカバリを実行した。
入っているソフトが少ないので、最後まで終わるのに約7時間で済んだ。リカバリは次第に慣れてきていて所要時間がだんだん短くなる。もっともこんなことが自慢になるわけではないが。
バックアップ方法もちょっとしたコツを覚えた。いちばん重要なのがユーザープロファイルのバックアップ。これがあるとWindowsの設定やお気に入り、メールがぞのまま戻る。こんなことに何故今まで気付かなかったのだろう?

2008.02.02:

中国産の冷凍ぎょうざが問題になっているが、私も冷凍食品は使うのでちょっと心配である。
ただ、以前は息子の弁当のおかずとして買っていた中国産はあるが、ぎょうざは使わなかったし、今は本人が飽きたというので学食に切り替えたため、冷凍野菜程度しか買っていない。
個人的な問題はともかく、食品の検査がいい加減では困る。中国側にも困ったものだが、日本でもろくに検査が行われていない。輸入食品は10%程度しか検査を受けていないとも聞く。
信用ならない業者の「自主性」(偽装問題でいやというほど思い知らされた)に頼るのではなく、人数も増やして検疫体制をしっかり構築すべきだ。

2008.02.01:

息子が修学旅行から帰ってきた。
ものすごい荷物があると思ったら大半は土産物。バイト先やいとこなど、あちこちに配るという。私など出張へ行ってもひとつかふたつ程度しか買わないから、ちょっと唖然とした。
土産話は少しづつ聞くとして、明日からはまたいつも通りのドタバタした日が続く。