悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
08.10
2008.10.31:
追加の経済対策ということで、2兆円の給付金というのが出てきたが、後は大企業・金持ち向けばかり。
しかもである。2兆円の給付金と抱き合わせで3年後の消費税増税が打ち出されたのである。首相は口ごもることなく、明確に「増税」と述べた。
ここまであからさまな発言ははじめて聞いた。
つまるところ、「給付金」というのは「毒入り饅頭」以外の何物でもない。しかも外側の饅頭は1回限りで、毒は半永久的に続く。判っていながら「給付金」ということを平然と語れる首相は過去になかったように思う。
従来は「福祉目的」とか、「直間比率の見直し」、「税制の抜本的見直し」とかいう言葉で本音を隠すのが通常だった。本音をあけすけに漏らすと選挙に負けるからである。しかし今は違う。安倍首相のときもそうだったが、選挙の前に国民の支持を失うような発言をするのが目立つようになった。これは何を意味するか。
つまるところ、自公政権にはもはや国民のことを守る選択肢はないのだ。アメリカと大企業からの要求には絶対に逆らうことができない、逆らえば政治献金や輸出先を失う、そういう危機感だけが彼らの行動の原点なのである。
それに加えて、私は自公政権がこれほど国民を無視できる理由は2つあるように思う。
ひとつはTV、ラジオ、新聞を含めた大手マスコミが間接的に与党を応援していることである。もうひとつは、もし選挙に惨敗しても民主党がいずれ同じ路線を継続してくれるという安心感である。「大連立」の賭けは失敗したが、いざというときの助け舟があることに安堵していると思う。
しかしここまで来たら国民は黙っていまい。いや、黙っていては大変なことになる。次の選挙は大反撃のチャンスとなるだろう。
2008.10.30:
光接続の話、ネットに続いて電話も切替が終わった。これで一連の作業は終了。
ところでネット接続でちょっと不満がある。
ユーザー用無料ウェブスペースが用意されているのだが、自作cgiが使えない。変わりにお仕着せの掲示板が用意されているのだが、そのエリアはFTPクライアントソフトでは見えない。つまりちょっとしたデザインやタイトル部の変更はきかないのである。チャラチャラしたデザインなぞあほらしくて使う気になれないから、自分好みの掲示板を上げようとしたが見事にアウト。
自由になるウェブスペースが欲しかったら高い料金を払えということらしい。ドケチ!
2008.10.28:
今の金融危機、政府が出す対策はいずれも銀行・大企業の救済策ばかり。
わずかに定額減税の話が出ているが、これとてわずかなもの。
GDPの6割は個人消費なのだから、輸出とそれにつながる設備投資が浮き沈みしても地力がしっかりしていればあわてることはないはず。
上澄み部分を滅茶苦茶膨らましたバブルがどのような結果を招いたか、そのことは十分に経験したはず。なのに今回もはじけた風船のせいでおかしくなりそうな大銀行を必死になって支えようとする。しかも極限まで風船を膨らませた連中の責任は問わないという。
麻生首相自身も九州の大企業出身だから、銀行・大企業の目先のことだけしか思い浮かばないのだろう。国民のことはそっちのけになるはずだ。しかし企業は死んでも国民は生き延びなければならない。個人は飢え死にするわけにはいかないのである。
もし国民が飢えて死んでもかまわないというのなら、麻生さん、あなたが真っ先に自身の会社とともに死んではどうですか?
2008.10.27:
先週末に「のぞみシステム」専用のプリンターが壊れ、急遽手配したものがやってきた。1時間で開梱&セットアップ、無事動くようになった。月末が近いから必死である。
7月にも1台壊れたが、導入してから丸5年で次々と壊れる。まあ仕方がないところだが、ホストエミュレーションが可能なのは京セラミタのみ。壊れた時の対応は非常に忙しい。代替機種がないのだから。
2008.10.26:
グリーンスパンFRB元議長が敗北宣言を行った。
市場万能主義を率先して実行した責任を議会で問われて、しぶしぶ認めざるを得なかったのである。
もちろん彼だけに責任を負わせるわけにはいかないが、デリバティブやサブプライムローンで、危険性のリスクを知りながらそれを規制できた地位にいたのだから、止めなかった罪は大きい。
結果論だという人もいるかも知れないが、サブプライムローンのような仕組みは冷静に考えればいつ破綻してもおかしくないシロモノなのだから、それは間違っている。
アメリカはレーガン政権あたりから新自由主義、市場原理主義を積極的にすすめてきた。そして「双子の赤字」を抱えながらも海外の資金をつぎ込むことで自転車操業をやってきたわけだが、いまやアメリカのものづくりは軍事産業を除いてボロボロになってしまった。崩壊の前に路線転換すれば何とかなったものを、そのまま突き進んで落とし穴にはまったのである。繰り返しになるが、その意味でグリーンスパンの罪は大きいのである。
2008.10.22:
ネット接続を光の方に切り替えた。さすがに早い。ファイルのダウンロードなどは古いボロルータを使っても実効2Mbyte/s以上出る。
Webページも切り替わりが早いので実に快適である。
ところでプロバイダの乗換えに伴うメールアドレスの変更が以外に手間取った。関係先への連絡はまとめてBccで送ればいいのだが、メールマガジンや銀行のオンラインなどアドレスを登録しているところの変更が結構多かったのである。
ともあれ切替は無事終了したので、一安心。
2008.10.21:
金融危機のこの時節に、首相はとんでもない法案を通そうとしている。
公的資金投入の条件に経営陣の責任は問わないというのである。
理由は中小企業にも支援の手をということらしいが、ここにはとんでもないトリックがある。
そもそも大手金融機関・大企業と中小企業では経済的な基盤が違うし、資金力が異なる。しかもサブプライムに金をつぎ込んでいるのは大手金融機関や証券であり、有期雇用の拡大と下請の買い叩きで輸出で大もうけしているのは大企業である。
大企業に依存せざるを得ない中小零細企業とは条件が異なる。さらに中小企業には銀行からの貸し渋りや貸しはがしが待っている。
よしんば中小企業の経営者が調子に乗ってサブプライムのような投機に手を出して失敗したとしても、それは個別に審査し、経営責任を問えるかどうかを調査すべきものである。無条件というわけにはいかない。
なのに条件緩和をするということは、糞みそ一緒にすることで大手に甘くしようということでしかない。
2008.10.20:
初級シスアド試験の続き。
息子から解答が出ていると聞いたので自己採点してみた。
午前: ○61 ×19
午後: ○62 ×17
ということで、当落線上にあるようだ。採点方法はスコア方式ということで公表もされておらず、何とも言えないが、息子が学校で試験に詳しい先生に聞いたところでは大丈夫ではないかと。
まあ、下馬評は無視して11月13日の結果発表を待つことにしよう。
2008.10.19:
初級シスアド試験は無事(?)終了した。
やはり予想通りというか、不勉強がたたって打率は6〜7割程度。たぶん駄目だろう。
それはともかく、問題を見て感じたことがある。それは設問が本当にシスアドの能力に必要なものなのかという疑問である。午前の試験でこんな不思議な問題が出た。
その1:職場の5S
生産現場のある会社なら、たいてい職場には4Sあるいは5Sというスローガンが掲げてあるはずだ。
「整理、整頓、清掃、清潔」の4つに加えて、「しつけ」を入れると5Sになる。試験問題はこの5Sのうち抜けているもの(整頓)を問うているのだが、それ以前にこのスローガンがシスアドとして知っているべきこととはとても思えない。
学生では99%わからないだろうし、社会人でも事務系のみの職場なら知っている人はまれだろう。
その2:売買契約の成立
物品の発注で、「売買契約が成立するのはいつか?」という問いが出ていた。答えはもちろん売り手と買い手が合意したとき、すなわち試験問題の場合では買い手が注文書を発行し、その後売り手が注文請書を送った時に成立する。これは民法に規定がある。
これも商業や法律を学んだ学生でもしんどいだろうし、社会人でも営業・購買担当者以外はまず知らないだろう。
さて、このような問題は学生の点数を減点させるのが目的に見えて仕方がない。
日本の試験は「合格させるため」ではなくて「落とすため」のものだと聞いたことがあるが、まさにその典型に思える。
私は会社勤めが長いから、こんな問題は改めて勉強しなくても瞬間にして理解できるが、かなりの受験者は苦労するだろう。というよりシスアドになるのに雑学クイズのような問題まで解かねばならないというのは、何かおかしい感じがする。
ところで息子は・・・もちろん不合格が保証されている。
2008.10.18:
今頭の中は若干パニック。明日のことを考えると悲惨になりそうなので、今日はここまでにしとうござります。
2008.10.17:
明日は光接続(ネット+電話)の工事である。
電話の切替はもう少し先なので、しばらくはADSLとの同居になるが、その間に頃合を見計らってネットも接続を切り替えるつもりだ。
切り替えた後、ルータが古いのでどれくらいのスピードアップになるか、少しだけ気になる。
あさってはシスアド試験というのに、あわただしい週末だ。
2008.10.15:
「のぞみシステム」が稼動してから5年を過ぎたのに、まだ不具合が出てくる。
不具合は決算データの中に見つかった。今までなかったタイプのデータで、私が別の切り口で出したデータと経理から出したデータを比較したら、決算後の在庫に3件数字の異なるものが発見されたのである。調べたら私のデータの方が正しかった。
原因は「のぞみシステム」側の在庫金額の計算式がおかしかったからである。どういうことが起こっていたかというと、ある特殊な材料を10個買って5個だけ出庫して原価計上したのだが、10個分の在庫とみなしてしまったのである。
普通の材料は全数出庫が基本で、中途半端に倉庫に残すことはしないのだが、今回の決算で初めて部分出庫が発生したことからプログラムミスがわかった。
半年に1回だけしか動かないルーチンだから、見つかるのが遅くなった。こんなことは珍しいのだが、テストは念入りに、かつすべてのルーチンにデータを通して調べることが大切だということを、この事件は教えてくれている。
2008.10.14:
3連休開けの出勤は辛い。
体はまだ半分眠っているから、頭の思考回路は動きが悪い。しかも今朝は今年度の「内部統制」の打ち合わせがあったのだが、去年はどうだったか記憶が定かでなく、思い出すのに苦労した。
さて、先進各国が公的資金投入を次々と打ち出した週明け、株価は一転して急上昇。こうして何かのイベントがあるごとに乱高下を繰り返す相場というのは、結局金儲けのことだけしか頭にない連中が一喜一憂して大量の資金を出したり入れたりして右往左往する姿を反映したものでしかない。地道な経済活動などは当然眼中にない。
他人が汗水たらして働いたその成果を掠め取り、それが一握りの人間の手に大量に蓄積され、一種のあぶく銭としてそれを博打に使う、そんな構図が目に浮かぶ。
しかもそういった「賭博師」を野放しにしている政府が彼らの乱行を食い止められず、これまた多くの民から召し上げた税金を使って、賭博師と一緒になって賭場を荒らした金融機関を救ってやるのは、何とも表現しがたいものがある。
2008.10.13:
G7で公的資金投入を約束した直後、早速麻生首相が、以前発動した税金投入の法律を復活させる方向で動き始めた。大和生命はいざ知らず、まだどの金融機関の危機説も出ていないのにである。
もちろん中小の金融機関が今後影響を受ける可能性は否定できないだろう。だからといって貴重な税金をそう簡単に使い込むのには反対である。しかも以前の法律は傾きかけた金融機関の経営陣の責任は不問にされたシロモノである。おまけに投入した税金は100%完済されていない。
アメリカではその昔から、また今回も救済と引き換えに経営陣を入れ替えることが明記されている。
ただでさえ物価高で苦しめられている庶民には消費税増税の話をちらつかせ、補正予算は企業向けばかり。その上に金融機関救済のためにはすぐに行動する。こんなひどい内閣はない。
2008.10.12:
気が向いたのでWindows
XPをSP2からSP3にした。
入れてから1日にも満たないので支障が出るソフトがあるかどうかは完全にチェックできていないが、今のところ問題はない。
ところで初級シスアド試験準備は連休に入ってもまだ手をつけていない。
明日は真面目に取り組もう・・・
2008.10.11:
株価の大幅下落はまだ続いているが、その中でG7が開かれ、公的資金の投入が決められた。
だが、これで何かが期待できるとしたら大間違いだろう。先日私が書いたように、「一番の元凶はアメリカの歯止めなき新自由主義にあると思う。ヘッジファンドのような投機を規制せず、ドルを世界中に垂れ流しておいて、それを裏付ける実体経済が追いつか」なかった原因をはっきりさせず、またそれに対する対策が何もないのでは、問題はいずれ再発する。
繰り返しになるが、投機的な投資を規制しないことには根本的な問題解決にはならない。もしそれを放置するのならば株価はまた下がり続けるだろう。逆に言うと、それができないということは資本主義の崩壊を意味する。G7が集まっても、参加している政府が根本問題について何もできない、しないのであればそんな政府はいずれ国民からそっぽを向かれる。
2008.10.09:
中小企業庁の立ち入り検査が近くあるというので、社内にお触れが回った。ちゃんと注文書はあるか、支払は期日内に行われているか、など調べておけという内容である。
これは「のぞみシステム」で調査が可能なので過去のデータを調べた。すると1件だけ月遅れの検収が発見された。関係者から事情を聞いたら、その事実はわかっていて、月末締切を過ぎたのでデータはそのまま月遅れで流しておき、経理に書類を書いて支払を早めてもらったという。
それにしてもつくづく感じるのは、通称「下請法」と呼ばれる法律は自動車会社のようにジャストインタイムで下請から納品される方式を前提にしていて、ウチのような受注生産とは考え方にズレが生じることである。
典型は注文書の形式。大量生産方式の主流は半年とか1年ごとに下請と価格協定を結び、そこに価格の他支払条件とか支払方法を一括して記載し、個別注文は注文数と納期だけを記載する方式。ところが一品生産では個別注文書ごとにすべての条件を記載する。しかし法律では「あらかじめ支払に関する通知書を出すように」ということが指導されている。しかしウチはそのようなものは作っておらず、個別にやっていることを検査官に見せていちいち説明せねばならない。これが面倒なのである。
次の問題は納期。法律は納期が変更されることを想定しておらず、指定された納期に下請が必ず品物を持って来るということを前提にしている。従って書面上の納期と実際の支払が大きくずれていると検査官は「何だこれは!」という顔をする。
以前のウチの会社なら、注文書の納期は1ヶ月くらい早めに書くのが当たり前だった。そして本当に必要になる直前になってから正確な納入日を下請と調整していた。それでも納品されてからまだ倉庫の中に眠っていることもあった。下請もそれは知っていて、ウチの指定納期は信用されず、また互いに暗黙の了解で仕事をやっていたのである。だから受領書類の日付は納期とずれているのが当たり前だった。こんなことは自動車会社などでは考えられないことである。
ただ、検収後の支払はシステム的に流れるので経理がサボっていたので支払が遅れたなどということはあり得ない。
ところが最近は検査官の目がきびしくなって、書類上の納期と実際の受領日付がずれていることにいちいち目くじらを立てる。曰く、「意図的に受領を遅らせたのではないか」と。明らかに納期は下請にとって絶対であるという前提である。
このことから最近は買い入れ伝票の納期を実情に合わせてしょっちゅう変えることになった。それも変えた理由をいちいち書くのである。そうでないと検査官に疑われる。
あと、最近は値引き交渉の経緯にも検査官の目が光るようになったことがあるが、これ以上は長くなるのでやめる。
ともあれ、下請法の遵守は大切なことではあるが、法律を適用する前提がウチの会社のような一品生産方式とはズレが生じていることだけは指摘しておきたい。
2008.10.07:
先進国の経済が大変なことになっている。アメリカで起こった金融破たんが連鎖反応で欧米にまで広がっている。戦前の世界大恐慌に匹敵する規模だという。
それにしても、こんなことになる原因は何か。
私が思うに、一番の元凶はアメリカの歯止めなき新自由主義にあると思う。ヘッジファンドのような投機を規制せず、ドルを世界中に垂れ流しておいて、それを裏付ける実体経済が追いつかず、しかもそれがサブプライムローンのように逆に縮小してしまったのである。例えて言えば風船を急速に膨らましておきながら、送り込む空気がいきなり抜けてしまったのである。
当然予想したはずの金利は補給されない、あるいは元本そのものが目減りをしたから、その債権は紙くずとなる。
こういう図式は当初から予想されたはずで、実態よりもはるかに巨大化した金融市場は何かにつまづくとその被害も巨大化する。だからカジノ資本主義は規制が必要なのである。
もはやアメリカ経済の自力での更正は無理だろう。いくら税金をつぎ込んでも焼け石に水。そして国民は貴重な税金をそのような賭博師たちを救済するために使うことに怒っている。
いよいよこれからは世界的な経済の再編が進むだろう。その中でアメリカは相対的優位を失うはずだ。そうなった時、日本はアメリカ一辺倒の路線を続ける理由は失われる。もしそれでもなおアメリカを救済するために動くならば、アメリカと一緒に共倒れするだろう。
もちろん私としてはそんなことは真っ平ご免だ。
2008.10.05:
昨日は一時的な残暑だったが、今日はうって変わって終日小雨。
日が暮れると少し肌寒い感じがしたので、それまでシャワーだけだったのを湯船につかることにした。久しぶりの温かい湯で体はホカホカ。やはり汚れを落とすのだけとは違う。
もう少し秋が深まったら、有馬温泉でも行こうか。
2008.10.03:
我が家にももうすぐ「光」が来る。もちろん光ネットのことである。
先日マンションの家主が決断して、1階の電話端子箱に光カプラを設置した。そして早速セールスマンがやってきた。
技術的な説明はからきしダメな男だったが、こちらは全部心得ているので理解に苦しむところはない。しかし返事は保留にしておき、今日回答の督促があったので契約の内示を伝えた。たぶん日曜日に彼が来るだろう。
その時に契約書に捺印してめでたしめでたしとなる予定である。
工事はいつになるか少しだけ心配だ。休日だと問題ないが、平日だと会社を休む必要がある。現在の電話線用配管を利用して光ファイバーを通すことになるからだ。
2008.10.02:
個室ビデオ店の火事のニュースを見てふと思った。
昔から深夜営業の店はあるが、コンビニをはじめ、色々なジャンルに広がっている。私が一度だけ利用したのは映画館。
「キングコング」をやっていたのだが、2回目の上映から先はもうろうとしながら浅い眠りについていた。
今はネットカフェやら何やら色んな種類がある。しかしいずこも安全性という面では不安を感じる。何よりも通路が狭い。火事になったら犠牲者が出るのは必定だ。
さて、朝は朝とて早くから朝食を食わせる店が東京にはごまんとある。関西とは比較にならない多さだ。何しろ通勤距離が長くなっていて、朝食を食べずに家を出、都内に着いてから出勤前にかきこむのである。
深夜営業といい、早朝の飲食店といい、人間らしい生活はどこに行ったのかと首を傾げたくなる風景である。
2008.10.01:
決算の最終入力日になって、昨日までのデータが正しく入っていることを確認し終わった・・・と思ったら、仕事が終わる前の4時半になっていきなり電話がかかってきた。
「先月に在庫データを間違ったジョブ番号に引き当ててしまったらしい。取り戻して!」
先月にやった操作だからそう簡単には取り戻せない。仕方がないので返品されたことにしてその場を逃れた。実際の品物は使われずに工場の片隅でシートを掛けられている。図体が大きいのでそのままでは倉庫に戻せないのでしばらくそのままにしておくという。
これで今回の決算は少なくとも「後出しじゃんけん」はなさそうだ。