悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2010.07.31:
今日は月末かつ土曜日。
東北から北海道にかけては豪雨のところもあるようだが、神戸は猛暑が復活。
今日は通院日で、先月のヘモグロビンA1cは7.5。あまりいい数値とは言えない。こうなった原因は医者の指示で注射量を減らしたことにあるのだが、以前は昼の血糖値が下がりすぎていたものの、やはり減らし過ぎのようだ。
私の体は正直で、ヘモグロビンA1cの値とへその周りの皮下脂肪の厚さが見事に比例する。また足のこむら返り頻度も一定程度相関関係がある。それで今日は注射量を少し増やすことを宣言した。もちろん低血糖にならないことが前提である。
このあたり、最終的な決定権は患者側にあるのだが、医者の機嫌を損ねない程度の交渉能力が必要であることは言うまでもない。あくまでも患者と医者は対等平等、そういう視点がなくてはやれないことである。
2010.07.29:
梅雨明け以降、連日の熱中症患者の発生が伝えられているが、今年の猛暑はいつもと違う感じがする。気温のことではなくて湿度である。
昼間の湿度が低いために、じっとしていても肌が汗でべっとり、という感じがないのである。もちろん炎天下では湿度どころではないが、日陰、室内では蒸し暑さが和らぐ。ちょうど私が若い頃に出張で行った北アフリカの夏に似ている。
向こうでは最高気温が連日40度を超えるのだが、やはり日陰にいると汗が引く。そして湿度は30%くらいしかないので大地は乾き、7〜8月ころは草原の草が枯れる。わけてもアザミは茶色く枯れて棘が固くなり、下手に草むらに踏み込むと靴の底を突き抜けて「痛っ!」となることがある。
さて、神戸では昨夜から今朝にかけて雨が降った。梅雨が戻った感じである。猛暑もちょっとだけお休み。
2010.07.27:
連休が明けた昨日から電話が鳴りっぱなし。
原因は去年7月にスタートした本社が管理する発注先のデータベースの更新時期になって、各社からの操作問い合わせが集中しているためである。
一番多いのは、更新したデータの一部にエラーが残っている場合、エラーメッセージもでないまま先に進めないので、どうすればいいかというものである。明らかな設計ミス。エラーが発生している箇所は備考欄に赤字で小さく書いてあるだけで、それも画面全部にわたってスクロールしないと見つからない、不親切極まりないもの。本社にねじ込んだが、解決は秋だという。殺したろか!
次に多いのはIDとパスワードの紛失。1年間何も見ていないところが多く、1年前にシステムから自動配付したIDとパスワードのメールがどこかへ行った、あるいは担当者が異動で何もわからなくなったというのが結構ある。IDとパスワードの管理は相手先が行うシステムなので、ヘルプデスクでもわからない。こういう時は再発行しかない。
そして今日、「のぞみシステム」のトラブルも重なった。帳票の印字化けで、プリンターとかPCの異常もチェックしたが解決しなかった。そのうちに、文字化けが特定の伝票番号だけに発生すことを突き止め、情シスに調べさせたら、上流システムからデータ転送した際に、データの中にあってはならない制御コードが混じり、そこから後の文字列が崩れていることがわかったのである。
情シスの関係者同士で解決することで私の役目は終わったが、頭の中は脱力感で一杯になった。
2010.07.25:
今日で9連休は終り。
今日も猛暑でグッタリ。熱中症にならないために昼間シャワーを浴び、腹が冷えない程度に水分補給をした。
こんな状態が続くのだったら、会社で冷房の効いた部屋で仕事をしている方がよっぽどましだ(笑)
2010.07.24:
スイスでの列車転覆事故に驚いている。怪我をされた方へのお見舞いとともに、犠牲になられた方の冥福をお祈りする。
スイスの公園内は自動車の乗り入れを禁止している関係から鉄道は重要な輸送手段。また観光立国でもあることから鉄道の安全対策は十分に取られている思ったのだが。
私が30数年前の夏初めてスイスに行ったとき、マッターホルンへの入口であるフィスプからツェルマットに向かう途中、終着ツェルマットの少し手前で2時間ほど待たされた挙句、バスによる代替輸送を強いられたことがある。原因は氷河の崩落による鉄砲水で線路が埋まったからだった。
それにしても、スイス国鉄の重大事故というのは聞いたことがない。
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TVのアナログ停止まであと1年となった。しかし我が家は何もしていない。
先日家電店をのぞきに行ったが、安物液晶でも3〜4万円。現在のCRTなどは1万5千円だったから、買う気にもならない。デジタルチューナーでも7千円以上。あほらしくて諦めた。
そうでなくても私も息子もTVはほとんど見ない。ちなみに食事の時もTVを見ない。我が家はラジオ中心である。
2010.07.23:
相変わらずの猛暑。力が入らない。ただ助かるのは気温は高くても比較的湿度が低いこと。何となく海外で過ごした時の夏の日を思い出した。
汗がべっとりまとわり付かないし、炎天下は焼けるような暑さでも日陰はそれほどでもない。これが今年の特徴のようだ。
でも毎日のように熱中症患者が多いし、死者も出ているのは悲しいことだ。
2010.07.20:
猛暑が続いている。我が家も窓は開けっ放し。
頭もむさ苦しくなったので床屋で髪を短くした。
今年はまだ汗で体がベトベトとまでは行っていない。わずかだが風があって部屋の中を通り抜けている。これは助かる。
連休中日は何事もなく過ぎた。
2010.07.18:
カレーライスを作った。暑い日は辛いものがいい。
汗をかき、体温を上げることで気温が涼しく感じられるようになる。インドの人達もたぶんそうなのだろうと思う。
それと暑い日は半日で洗濯物が乾く。汗で汚れたパジャマは朝に洗濯すると寝るときにはもう着られる。
2010.07.17:
今日は祇園祭の最大のイベント、山鉾巡行である。そして時を図ったように梅雨明け宣言が出た。
祇園祭と梅雨明けの関係は祭りの起源と関係するが、その歴史についてはあちこちに出ているので割愛する。
いずれにせよ、私の経験でも山鉾巡行イコール梅雨明けというのはしっかりと結びついている。
今年の梅雨は例年の倍以上の降雨量で、各地で犠牲者が出てしまった。今日も上空に残る寒気で集中豪雨発生への注意が一部の地方に出ている。山の天気は「梅雨明け1週間」と言われるように梅雨明け後の1週間は安定するものだが、今日の時点ではまだそこまでいかないようだ。まだまだ気が抜けない。
警報の出ている地方の方々、どうぞご注意あれ。
2010.07.16:
紙の洪水といえば、私は率先して「のぞみシステム」からの紙の出力を少しづつ減らしてきた。「陸蒸気システム」の頃はホストデータを直接見たりすることはできなかったので、月報関係はキングファイル数冊分の紙出力だった。
しかし今はBusinessObjectsのレポートファイルを直接配布したり、Excelに転記したりするので、紙はすこぶる減った。しかも月報のような定期出力だけでなく、不定期かつ自由なフォームを部内のメンバーの要求に合わせて作ることが出る。
今日も、毎月経理に送っていた100ページくらいの原価明細をファイルに置き換えることで説得に成功した。
集計したサマリーは監査の関係で印刷、捺印が必要なのだが、明細までは紙にする必要はないと私が主張していたのである。
ということで、長い間懸案になっていた話が落着し、ルンルン気分で明日から9連休に入る。
"3連休+工場の節電+個人が自由設定できる連休+週末=9"
という計算の結果である。
2010.07.15:
ISOの社内監査が終わったのでほっとしたところだ。
何しろ紙とハンコの洪水になるので骨が折れる。もし抜けている書類が重要なものだったら、日付を過去にして無理矢理作る。もちろん上司の承認印がいるので、事情を説明せねばならない。一種の書類の捏造だが、組織ぐるみの確信犯であることの認識がなければやれないことである。
欧米式の仕事に慣れていない日本人は、口約束が多いから書類は抜けやすい。
ISOによる認証で、お墨付きを与える監査員の需要から全世界で百万人の雇用が生まれたという噂もあるが、真の意味でのものづくりと品質は証拠書類を揃えるだけでは達成できない。ものづくりを支える「人」の存在がが不可欠だからである。
2010.07.12:
参院選が終わった。見かけ上は民主が減った分が自民とみんなの党に流れたようになっている。
だが肝心の消費税はどうなるだろうか?
結論的には消費税増税には反対していないところばかりである。このあたり、何か「不毛の2択、3択」をしているような気がしてならない。
もちろん決まったことは決まったことなので、これからじっくり様子を見ることにしよう。
2010.07.11:
参院選の投票日で、朝早くに投票した。投票所にNHKの出口調査員がいたが回答を拒否。誰に入れたかを見ず知らずの他人に教える気にはならないからである。
それにしても、開票速報が8時を過ぎた途端に半数を超える当選確実を発表する異常さには呆れるほかない。選挙管理委員会が票数を発表するはるか前(というか投票箱を開けることすらできていない)に、出口調査などを元に試算した結果というが、要するに投票日前にはかなりの情報を掴んでいるとしか考えられない。情報を隠しているのである。
昔はマスコミが連日のように選挙情勢を流した。それがいつの間にか「アナウンス効果」と称して「自粛」するようになった。
国民に対してオープンであるべき選挙が次第に暗闇になっていったのは、戸別訪問禁止(海外では自由)、ビラの種類の制限、立会演説会の廃止など、知る権利の制限が加えられたからである。こうなると国民は情報に飢え、マスコミの情報に頼るしかなかったのだが、これにまで「アナウンス効果」ということで耳を塞がれては選択肢は狭められてしまう。
こういう暗闇の選挙制度は改めないと、日本の民主主義は育たない。
2010.07.10:
今日、いつものスーパーで買物をしてレジを通ったとき、金額を見てあっと驚いた。予想以上の金額ということでなく、偶然とはいえ何とトータルが3,000円きっかりだったのである!!??!!
こんなことは生まれて初めて。でも何食わぬ顔をして店を出た。レジのお姉ちゃんの態度も普段と変わりはなかった。彼女にとっては珍しくなかったのだろう。
家へ帰ってから、ふと昔の「がっちり買いまショウ」というクイズ番組を思い出した。夢路いとし・喜味こいしの司会で、出場のペアが値段のわからない買物をして規定の金額に達することを目指す番組である。本当にぴったり合うと「がっちり賞」というボーナスが出た。
もちろん今日の私にボーナスが出たわけではない。しかし夕食のハモの天ぷらは妙にうまかった。
2010.07.09:
いよいよ梅雨前線は日本海へと北上しかかっている。こうなると南からの暖かい空気が流れ込んで、雨はますます激しくなる。
水害、土砂災害が懸念される。
そうでなくても今年は梅雨前半にかなりの量が降っており、梅雨明け前の集中豪雨が追い討ちをかけることになれば大変なことになる。
神戸でも「阪神大水害」が経験された。最近では灘区の都賀川の鉄砲水で死者が出た。六甲山は急傾斜のため、距離は短くても山から流れ落ちる水は一気に坂を下る。
危ないと思ったら即避難、というのが正解のようだ。
2010.07.07:
参院選の投票日まであと4日、当然最大の争点は消費税増税の是非である。
低所得者ほど負担が大きくなる消費税を喜ぶ庶民はいないだろう。それでも「10%だ!」と叫んだ菅首相。後になっていろいろ言い訳の発言しても効果はない。民主党の法定2号ビラからは消費税が消えた。
それでも彼は懲りないのか、今度は国会議員定数の削減を言い出した。しかも比例区ばかり80人。これでは民主主義は死ぬ。しかも4割の得票で7〜8割の議席になるという試算もあるから、目的は少数意見の締め出しに他ならない。議員定数削減は経費削減の効果もあるからと、一見国民にウケるように見えるが、経費削減を言うならまずは政党助成金をやめるべきだろう。
調べてみたら、国会議員に支払われる歳費その他が年間約750億円。政党助成金は何と年間300億円以上もある。
以前にも書いたが、政党助成金は国民の浄財を集める努力を政党から奪う麻薬である。だから自民党を離党して出来たミニ政党は助成金欲しさに5人以上の国会議員を集めるのに必死になる。
そして議員定数の削減は、少数意見を国会の場で主張する権利を選挙によって事前に奪う、反民主主義的制度である。
2010.07.06:
友人HPのことで、メンバーに妙な入れ知恵をした人がいたことがわかった。
ことの始まりはケータイ用のHPを作りたいという友人の話を聞いて、「それだったら、HPのアドレスはPC用の後に"/i/"を付けるのが常識だ」とのたまわったそうである。例えばhttp://www.aaa.or.jp/の場合はhttp://www.aaa.or.jp/i/となって当然ということらしい。
懸命なる読者の諸兄ならばご存知だと思うが、HTTPサーバーのディレクトリツリーをどうするかはサーバー運営者の自由であって、ケータイサイトだからといって「ねばならない」というようなルールは存在しない。
もちろん"/i/"としているところは非常に多いことも事実なのだが、自然に多数派が形成されたことと基準・規制とはまったく異なる。それを「常識」などという言葉で固定観念化する権利は何人にもない。
"/i/"が多くなった理由は、私の個人的見解だが、初めてケータイでネット接続できるようにしたNTTドコモが"i-mode"というブランドを使ったがために、"i"というディレクトリが広がることになったのではないだろうか。
ケータイサイトについては、そもそも仕様が異なるのだからサブドメインにすべきだとの意見もあるが、ズボラな私なんかはPCとは別のディレクトリにすることで十分だと思っている。もちろんディレクトリ名はこれまた安易な"/i/"である(笑)
2010.07.05:
週明け&決算終了でちょっとドタバタ。
詳しく言うと、ソフトのバージョンアップがうまくいかない例が2件。決算の入力漏れが2件。伝票を訂正したいが、システムのロックがかかっているためにDBを直接スクラッチしたいという依頼が1件。もちろんこれには上司の承認が必要なのだが。
ということで一日があっという間に過ぎた。
明日は年に一度の健康診断のため、朝食抜きになる。多分気分が悪い日になるだろう。
2010.07.03:
今日もまた雨。土砂降りの中、4週間毎の通院。そして土曜日ごとの買物。
さて、先日スーパーの弁当・惣菜売場での出来事。
いい年をしたオバチャンがレジで店員と何か押し問答をしている。聞いてみると、オバチャンがペットボトルとか弁当のカラをレジに「引き取れ」と要求している。レジ係りははもちろん断っているのだが、オバチャンは引き下がらない。曰く「これをこの店で買って、近くの公園で数人と飲食したが、家庭ごみとして持って帰れないので引き取ってくれ」ということだった。
店員は「引き取りサービスはしておりませんし、回収ボックスも置いておりません。家庭ごみとして処理ください」と拒否している。
私としては店員の勝ちと思えた。
買ったものがどう使われるのかは店にはわからない。しかも出たゴミを処理する責任は原則として買った人。一部のスーパーには回収ボックスを設けているところもあるが、プラスチックトレーとか牛乳パックなどに限られている。しかもこれは店側の善意であって、義務ではないし、すべての種類のゴミについてカバーするとなると、ものすごい処理コストがかかる。
オバチャンには妥協点を探ろうという姿勢はなく、一方的な要求を繰り返すだけだった。公園での談笑はかまわないが、出たゴミくらいメンバーで手分けして持ち帰るくらいの知恵は出なかったのだろうか?
2010.07.02:
何かこう、日記を書く頭の中がまとまらないまま7月になった。30日は友人と飲みに行ったからなおさらである。
とはいえ、私の頭がどうあろうと梅雨明けと夏と選挙はやってくる。
消費税増税を演説で言い訳している菅首相の一方で、民主党のパンフレットからは消費税が消えた。また自民党は首相の発言の内容が変わることにケチをつけているが、増税反対とは言わない。ましてや大手マスコミは財政再建がどうのこうのと言うが、増税の是非については絶対に論評しない。それどころか間接的に増税やむなしの姿勢だ。
消費税増税は仕方がないという方向への世論誘導、このあたりに国民にとっての不幸がある。