悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2010.09.30:
決算ということもあったが、今日で2人が異動で転出するので個人PCのデータをDVDに焼く作業をしていたら、遂には残業になった。
明日からは子会社を吸収合併した新体制がスタートする。
そんな中、「のぞみシステム」の情シスSEが私に「引継ぎなんて無理」との愚痴メールを寄越した。私がやっていたシスアド・サポート業務がもろに彼にのしかかるのが見えるだけに、彼の本来の業務ができなくなることを恐れたのだろう。
気持ちはわかるが、「賽は投げられた」。
2010.09.29:
「新・のぞみシステム」の定例ミーティングがあったが、私の上司はその席で私の異動の話もせず、しかも途中で別の会議があるからと席を外してしまった。
そうでなくても私の後任はまだ決めていないのである。今週初め、私の業務のリストを出せと言って出したらそれを放置した上、残り後2週間ちょっとというのに、「新・のぞみシステム」のみならず、他の仕事についても誰に引き継ぐかまったく白紙の状態である。こんなひどい話はない。
会議の最後に私が自分で別れの挨拶をしたが、情けないと思いつつも後任者が未定であることを告げた。
これで決算を残して私の仕事はほぼ終了し、引継ぎのための簡単なマニュアルを作りに精を出す。
2010.09.28:
北朝鮮の「金王朝」の3代目が決まったのではないかとの憶測でマスコミがうるさいが、誰がなろうと国民が浮かばれる政治が行われなくてはどうしようもない。
残念ながら国民の声はまったく聞こえず、ひたすら絶叫する北朝鮮のアナウンサーが流す報道だけでは何も判らない。
先日もキムジョンイル総書記が中国へ行ったが、これも全部隠密行動。
本当は中国やアメリカが裏で色々交渉しているはずなのだが、それが6カ国協議などに反映されるような進展があるとは見えない。
その国の政治を決めるのはやはり自国民。外からあれこれ干渉することはできない。イラクにせよアフガニスタンにせよ、混乱の原因を作ったのは外国勢力。今の北朝鮮の体制が1千年も続くとは思われず、国民がいずれ目覚めて、自らの力で「金王朝」を崩壊させる日が来るだろう。
その日が来るのは早い方がいい。しかしすべてを決するのは国民が民主主義を求めて闘う力が整った時である。
2010.09.27:
どうも最近の尖閣諸島に対する中国の動きは極端すぎる感じがする。
それも日本との交流事業を妨害したり、フジタの社員を拘束するなど、明らかにやり過ぎである。いくら国内の過激発言を考慮したとしても、日本との関係を悪化させるような行動をここまでやることはなかろう。
日本側も日本側で、検察が政治のことを気にしすぎて船長を釈放するようなおかしなやり方をするし、日本側の主張を堂々とやらずにアメリカ側から安保の範囲内ということで間接的に日本の領土であることを認めてもらうなど、すっきりしないことばかりである。
千島と違い、尖閣諸島は100年以上前に日本が領有権を宣言して以来、1970年代になってから中国が突然文句をつけるまで何事もなかったのだから、これは当然日本の領土と主張して何ら問題はない。
これは私の個人的見解だが、中国は日本がいつもの「外圧に弱い」ことにつけ込んで自らの主張を通そうとしていることがあると思う。そして日本側も相変わらずアメリカ頼みの外交しかできないし、安保を利用した「外圧」というカードしか使えない決定的な弱点がある。
堂々とした領土権の主張をし、中国に抑制を求める交渉をしない限り、日本に賛同する他国さえも現れはしまい。
2010.09.26:
洗濯、掃除、買物をこなしながらも、今日はそれほど慌しさを感じなかった。
昨日は通院などの時間に制約があるので、心の余裕がなくなるということなのだろう。
さて、風呂釜の交換以後色々設定を試していたが、問題なのは沸かし直しであることがわかった。
要するに現在の温度と湯量から所定の設定温度と湯量になるまで自動的に運転する、ということができないのである。基本的に湯沸かし器だから無理もないし、そもそも現在の湯舟に入っている水量を測るレベル計がない。
ということで、沸かしなおしをする場合は、目で湯のレベルを見て追加する湯の量を手動で決めることになった。もし熱すぎる場合は水を足すしかない。
2010.09.25:
今日はいつもの通院。今回は特別に心電図を取った。狭心症かどうかを見極めるために、階段昇降をやる前後に測るヤツである。結果は異常なしなのだが、会社の今年の定期健診で「狭心症」と診断されたから本当かどうか確かめようとなったのである。しかしこちらとしては毎日会社の帰りに20分以上歩いていて、息切れなんぞしたことがないから最初から結果は見えている。
会社の診断医は毎年何かと心電図にコメントを付ける。主治医に言わせると「微妙に波形に変化が見られることを大袈裟に書く」のではないかとのこと。だが注意するに越したことはない。心臓に限らず微妙な変化を感じたら注意することである。
それから、頚動脈のエコーを見たが、これも昨年から壁が厚くなるような変化はなく、OKである。
今回から薬をジェネリック(後発)に変えることにした。
毎月の薬代を含めた医療費が15,000円では、これから年とともに年収が減っていくことに耐えられなくなる。主治医もOKしたので薬局でリクエストした。すると3種類にジェネリックが存在することがわかったのだが、これから1ヶ月ごとに1種類づつ順次変えていくという。理由は問題が起こった場合にどの薬が原因かを見極めるためである。なるほど、ナットク!!
2010.09.23:
例によって、今日の出勤日は休暇を取った。
朝から小雨でかつ雷も鳴ったが、おさまったら冷たい風が吹き出した。夏から秋への急変である。
それで晩酌の焼酎は水割りから湯割りに切替。何だか気ぜわしい一日だった。
2010.09.22:
郵便の障害割引で不正を行うよう指示したとされる厚労省の局長が無罪となったが、本件を担当した検事が逮捕されるという思わぬ事態が起こった。
逮捕の容疑は「証拠湮滅」だが、やったことの実際は「証拠捏造」である。
偽の証明書を作ったとされる係長が作ったファイルのタイムスタンプを、局長が指示した日付に遅らせた、つまり、既に作られていた証明書が指示があった日付に作られたように工作したのである。それも証拠調べを厳密にやるのが本来の役割である検事が。
ファイルのタイムスタンプを変えることの出来るソフトは世の中いくらでもある。
しかしその目的が犯罪のでっち上げでは、世の中何を信じたらいいのかの根底がゆらぐ。刑事裁判では検事が国民を代表して犯罪の動かぬ証拠を示して犯人を断罪する。しかしそれが作られた証拠だったなら・・・
これはもうモラルハザードを超えた、検察という公器による犯罪である。
この事件は偽の書類を作った係長一人による犯罪として葬り去られるのだろう。
一般常識として、一介の係長が上司の指示なくして違法行為をするとは考えにくい。だから上司の指示があったものと考えるのも無理はない。しかし捜査手法がデタラメで、密室で自白を強要したことから歯車は狂った。加えて証拠捏造では検察のあり方が疑問視されるのは当然である。
これで局長の無罪が決まると同時に、事件の真相はすべて流産させられた。もちろん何か大きな力が働いたなどという証拠は何もない。というかその入口に辿ることさえ許されなくなったのである。その原因を作ったのは紛れもなく検察の体質である。
2010.09.21:
本日部長と面談して異動が確定した。
10月中旬で神戸に移る。99年、今の工場・事務所に来てから11年の「長期出張」だった。
当初神戸から持ち込んだ「新幹線システム」は2003年にバージョンアップされて「のぞみシステム」になり、それまで14年も使っていた「陸蒸気システム」を駆逐した。それが今度「新・のぞみシステム」になるのだが、実稼動を目前にしてプロジェクトを離れることになった。明日から関係者にはお礼とお詫びを言わねばならない。
しかしもっと恐ろしいのは、私のいる部署には後継者となるべきシスアドがいないこと。上司は軽く考えていて、私がいなくなってもどうにかなると踏んでいたようだ(そうでなければ依頼元に私が取られることを拒否したはずだ)が、いずれ大変なことがわかるだろう。
しかしいつかは私も定年になって「はしごを外す」時が来る。ただ、今回はそれが突然やってきた。周囲は面食らうだろうが、そのきっかけは上司が自分で作ったのだから、彼が善後策に走ってもらうしかない。
2010.09.20:
3連休も終りだが、高速道路は夜になっても渋滞しているようだ。「秋の行楽」ではなくて「お盆の拡張」である。とても彼岸には感じられない。
同時に今日は「敬老の日」だが、祝うべき対象の両親は既に亡い。
かく言う私もあと10年もすれば老人の入口にたどり着く。そうでなくても既に老化の傾向が目立つのは、足の筋肉の衰えが止まらないこと、次第に耳が遠くなりつつあることである。
時間は何人に対しても等しく進み、非可逆である。誰にも止める方法はない。
2010.09.19:
真夏日はなくなったものの昼間は相変わらず30度を超えるが、日が暮れると涼しくなった。さすがにシャワーでは寒くなったので、湯船に湯を張ることにした。約2ヶ月ぶりである。
同時に8月始めに交換した風呂釜のテスト運転にもなった。
やはり最新の給湯器タイプの風呂は早い。古いものは湯船一杯になるまで夏でも30分くらいかかったが、湯量と温度設定をするだけで今は15分。当然熱効率は格段に良くなっている。
ということで、血圧降下剤のせいでややむくんだ足をさすりながら、温泉気分を堪能した。
2010.09.18:
友人HPのことでとんでもない話が出た。
ある原稿で、新聞記事を引用しているのに気付いたので引用元を明記するように申し入れたのだが、その筆者は渋々でも追記を受け入れた。ところが別のメンバーから「新聞記事だから明記しないで良い」というとんでもないクレームがついたのである。
著作権のことを知らないにもほどがある。早速新聞の著作権に関するHPを見るように指示したが、編集委員失格の発言である。
「知は力なり」と言うが、「知は力なり、無知は罪なり」と私は思う。
2010.09.17:
突然転勤の話が持ち上がった。
古巣の神戸の事務所へ来てくれという、元同僚で今はエラくなった人からの指名がかかったのである。特定の名前を挙げて「帰って来い」というのは滅多にないこと。
引継ぎのことなどがあるので即答は避けたが、99%確定である。通勤も楽になることでもあるし。
ただ、「新のぞみプロジェクト」は私から縁が切れる。ということで、今月末を最後にこのコーナーは終了である。
2010.09.14:
民主党の代表選挙は菅首相に決まった。党員・サポーター票が決定的だった。やはり起訴されるかもしれないリスクを負う人物を組織のトップに担ぐのはまずい、そういう心理だったのだろう。極めて正常な選択である。
これに対して国会議員の票はほぼ2分された。「凡人」と違って、利権としがらみが幅を利かせる保守政党の古い体質が垣間見える。
さて、今後の動きだが、国内の焦点は財源問題や円高対策などもあるが、最大の問題は普天間基地だろう。
先日辺野古のある名護市の市議選が行われ、基地移設反対の市長に賛同する議員が多数派を占めた。しかも11月に行われる沖縄知事選に立候補を予定している二人とも、「普天間基地は県外へ」という点は共通している。というか過去の県民大会でもその意思は県民全体のものとしてはっきりしているのである。
これを無視して基地建設が強行できるか、それが菅首相に突きつけられている。
そして今日、また政府に対する不信感を助長する事実が明らかになった。辺野古移設の検討条件として、最近沖縄配備が明らかになった垂直離着陸機「オスプレイ」が含まれていることがわかったのである。つまり政府は「オスプレイ」の配備を隠したまま基地問題に関する情報を流していたのである。
これでまた民主党内閣の査定に減点ポインタが付いた。
2010.09.12:
ニューヨークの9.11から9年、今年も慰霊祭が行われたが、最近の動きとして気になることがある。
ひとつは旧貿易センタービルの近くにモスクができる話。
モスク以外も含む総合ビルの計画で、ニューヨーク市も許可した。ところが9.11の遺族を含む少なくない米国民が反対している。理由は感情的に許しがたいというものだ。
大統領はもちろん信教の自由を認める立場から建設を支持した。
感情論で言えば同情できなくもない。しかし建設されるのがもしシナゴーグとか仏教寺院だったらどうなっただろうか?
「アルカイダ」などのテロリストの多くがイスラム世界出身であり、自分達のプロパガンダを宣伝するのに「聖戦」という言葉を利用していることは明らかだが、すべてのイスラム信者がテロに賛成しているわけではない。
ここの見極めができるかどうかなのだが、この問題を解決するには賛成・反対派の冷静な話し合いが必要だろう。
もうひとつは宗教対立を煽る動き。
アメリカ南部のある小さな教会の牧師が、9.11にイスラム経典であるコーランを焼却する集会を計画して、問題になった。
これも大統領が批判、アフガニスタン駐留の米軍司令官も「駐留部隊を危険にさらすもの」と中止を訴えた。
宗教者が他の宗教を批判するのはありうる話だが、経典を焼くなどという相手を侮辱する行為はあまりにひどい、の一言に尽きる。
もちろん集会は中止になったが、人騒がせなこの牧師はしばらく謹慎してもらうしかあるまい。
2010.09.09:
今朝は昨日までとはガラッと変わった気温。台風一過で熱気が吹き飛ばされた感じである。どうやらこれで「猛暑」は終りのようだ。
会社でももっぱらこの話題で持ちきり。家庭でもクーラーを点けっぱなしにしなくて済む、などの声が飛び交っていた。
私個人としては、野菜の値段下がることを期待したくなる。今日などはトマトがいつもの2倍近くなっていた。
比較的価格が抑えられていたチンゲンサイに反動がきているし、小松菜が安いと思ったら、葉の端っこが少し黄色い。小売店ではそうしたものでも並べて売上の落ち込みを防ごうとしている。農家だって同じ思いだろう。
2010.09.08:
昨夜は風混じりの雨。しかし朝とともに止んで、少しだけ風だけが残った。うって変わって東海、関東は豪雨。ややこしい台風だ。
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話は変わって、最近の円高に対しての対策は政府日銀ともにほとんど何もしていない。融資枠を少し増やしたくらいではどうにもならない。そんな中、海外の企業を安く買収してたらどうかという論客もいる。また円高でも海外からの観光客、特に中国の富裕層をターゲットにしようという動きもある。大阪などではシンガポールの真似をしてカジノを作ろうという上から目線の声も。
しかしいずれも「外需頼み」が多い。内需はデフレで頭打ちという発想なのだろうが、底堅い国内消費ではぼろ儲けができないということか。
庶民の懐を暖める代わりに税金をむしり取ることしか考えない連中の頭はどうなっているのだろう?
2010.09.07:
昨夕あたりから台風の影響なのか、猛暑が少しだけ和らいで生ぬるい風が吹き出した。海もやや荒れ気味。
とはいえこれだけ猛暑が続くと汗にまみれた体はだるさが溜まる。よって夕飯のメニューも最近は考えるのさえ億劫になる。でも作るしか仕方がないから会社が終わる寸前に決めることもある。
しかしある友人は私の気持ちを知ってか知らずか、「晩飯を毎日買って帰るのは大変やな」と言った。どうやら彼は主婦感覚がわからないようだ。毎日出来合いの惣菜ばかり買っていたら家計はパンクする。
そのことを友人に言ったら、彼は目を丸くしていた。毎日キッチンで忙しく料理を作る私の姿は想像外だったのだろう。
でも考えたら彼は共働きで両親とも同居していないから、出来合いの惣菜で夕飯を済ませる日が多いのかもしれない。
2010.09.05:
この週末も猛暑。あちこちで記録更新が見られるが、9月ではなく8月の気象が続いていると理解すれば原因は理解できる。
この調子だと次の週末も猛暑の予想。日照時間が短くなってきているので暫減だが、太陽から降り注ぐ熱量は相変わらず強い。
2010.09.04:
いつも使っていたUSBメモリが不安定になったので、買い換えるために神戸駅浜側の「ソフマップ」に行ってきた。
行ってみて驚いたのは、ハーバーランド地区のさびれ様。人出がなく閑散としている。
当然多くのテナントが撤退し、その空きスペースも埋まらないままである。特に「ホテルニューオータニ」もあった旧「ハーバーサーカス」が最もひどい。
それと大阪ガスが所有する「オーガスタプラザ」も、一時テナントをほぼ総入れ替えにしたが、新しい店も次々と撤退した。
ここには個人消費の冷え込みが反映している。大企業の利益の右肩上がりとは反対に給与所得が下がり、そしてリーマンショックによる不景気、人減らしで庶民はボロボロである。一部高速料金無料化とかエコポイントがらみの分野に消費の伸びが見られるが、所詮は線香花火。
それにしてもこれほどの店の寂れようは、震災後を除いて見た事がない。
2010.09.02:
相変わらず暑い日が続く。
最近は洗濯を週2回するようになった。猛烈な汗で汚れた下着を放置できなくなったからである。
こんなことは今までなかった。異例の暑さが気象台の発表でも裏付けられているが、我が家も例外ではない。
極端に増えた電気代、逆に減ったガス代、数ヶ月続いている多い水道代、etc.
すべては北に蛇行している偏西風にあるのだが、その裏にあるものが本当に地球温暖化にあるのか、科学的な分析が必要とはいえ、ここまで我々の生活に影響するとは想像もしなかった。
2010.09.01:
9月に入って子供たちが通勤電車に戻ってきた。
しかしまだ夏の疲れが残っているのか、賑やかさはないような気がした。でもホームでの態度の悪さは相変わらずで、邪魔になってしょうがない。まあ、いずれ大人になるうちに学んでいくのだろうが。