悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
12.12
2012.12.31:
今年も残り10時間を切った。
この暮正月は寒いとの予報だが、今日は神戸でも少し雪が舞った。気温は極端に低くはないが、上空に強い寒気があるのだろう。雪が強い風に乗って運ばれていった。
迎春準備はやっと完了。恒例のおせち料理だが、次第に億劫になってきて、今回はごまめをパス。市販のものにした。
さて、日が暮れたら年越そばを食べ、紅白歌合戦を見ることになる。
皆様、良い年をお迎えください。
2012.12.30:
今年も鬼籍簿に入った人達のことを書く。
今年は私が若い頃からなじみの芸能人が相次いで亡くなったことが目立つ。
尾崎紀世彦、大滝秀治、森光子、山田五十鈴、そして同年代の桑名正博、中村勘三郎。
そしてアンディ・ウィリアムズのことが気になっていたが、突如として中沢啓治の訃報を聞くことになった。
中沢氏は自らの被爆体験を元に書いたマンガ「はだしのゲン」で一躍有名になった。それまでは原爆詩人・峠三吉のように関心のある人達にしか被爆の悲惨さを知られていなかったが、「はだしのゲン」は広く世間に知らしめる役割を果たした。その功績は小さくない。
さて、アンディ・ウィリアムズに話を戻そう。
子供の頃、NHKの「アンディ・ウィリアムズショー」をよく見ていた。特にレギュラー出演のオズモンドブラザースは目立つ存在だった。恐らくアンディ自身も兄弟でウィリアムズブラザースを組んで活躍した時代があったから、オズモンド兄弟には目をかけていたのだろう。
そして同じく兄弟で結成された「ジャクソン5」の台頭とともに「オズモンズ」に名前を変えて活躍した。ご存知のように「ジャクソン5」の一人はマイケル・ジャクソンである。
こうした歴史を知る私には、アンディの死は彼の名曲「ムーンリバー」とともに過去形として語られることの悲哀を感じるのである。
2012.12.29:
午前は買物で午後は買物と予定していたが、昼過ぎに宅配便のベルが鳴って掃除は後回し。
理由はネット通販で買った息子用PCが届いたこと。これで予定は急遽PCのセットアップに。
Windows7は私にとっても初めてだけに、息子と2人3脚で奮闘。
とにかく早い。特に再起動はあっという間である。それとHDDのパーティションを切る作業は従来のDOSモードではなく、いきなりWindows上になることがわかった。
基本的にデスクトップの構成はXPと変わらない。それにしても表示されるウィンドウのデザインはますますMacに似たものになっている。
最後に一言。
Winows7がリリースされてから約3年、途中でSP1があったものの、Windows
Upadteをやると100件ものパッチが出てくるというのには呆れるしかない。すべてのモジュールについての弱点(「脆弱性」という和訳は嫌い)をリリースの最初から洗い出すのは困難だとは言え、営業戦略で見切り発車するのはいただけない。
マザーボードのドライバインストールを含めてセットアップにトータル2時間以上かかったが、Windows
Updateだけでも30分もかかるのは気になる。
2012.12.28:
ああだこうだと言いつつも今日は仕事納め。
定時後に一杯飲んで一年のあれこれを思い出しつつ談笑。重役が顔を出して労をねぎらう言葉を口にしたが、心がこもっていないので白けた。
昼間は電話で何人かと年末の挨拶。その中で印象的だったのは子会社の商社で働くキャリアウーマン。彼女はどうやら誰かの介護をしながらも仕事をしている苦労人。しかし仕事は他に引けをとらない能力の持ち主で、私とサシで丁々発止のやり取りができる。
普段の彼女と私の電話での会話は、関東弁と関西弁の漫才そのもの。しかし論点は外さない。その彼女が私の電話をしてきて「来年もよろしく」と言ってきた。
もちろん私としては悪い気はしない。むしろ彼女の低姿勢が私を緊張させて、下手なことは言えないと感じさせるものだった。
若干の宿題が来年の仕事始めの日に残ったが、基本的には今年の仕事は完結。
明日から年末までの3日間は自宅の迎春準備に専念する。
2012.12.27:
問題児のWがまた下らない仕事のやりかたをした。
ひとつは無駄な仕事の見本。
出荷部から客先へ荷物を送るにあたって、宅急便の伝票を作るのだが、宛先などの書き込みについて過去のものをコピーした上に一部変更して原稿を書き、それをスキャナでファイル化―メール添付―出荷部で新しい伝票に転記、ということをやった。
だったら最初から自分が新しい伝票に書き込んで、それを社内便で出荷部に送ればいいこと。3重の無駄である。
もうひとつは外国へ送る船便用インボイス。
ファイルにした原稿を出荷部にメールして、「送る本人がサインをして船会社に渡してくれ」と言った。出荷部のオジサンは横文字もろくに知らず、サインなど海外旅行でしかしたことがない。うろたえたオジサンは私に電話をしてきて発覚。
出荷部の人間が船積書類にサインをする必要は、法的にも慣習的にもない。それを指示したWは狂ったとしか思えない。早い話、Wが自分でサインしてそれを出荷部に送ればいいだけのこと。
最近Wの仕事のやり方がデタラメで、あちこちから不評を買っている。彼のチームのリーダーも手を焼いていたのだが注意しない。よって私がWに最後通告。「お前の出荷指示の仕事は俺が引き取る。別の話で忙しいはずだからそちらに注力してくれ」
2012.12.26:
「日本未来の党」が分裂しそうである。小沢氏の処遇をめぐる対立がきっかけだが、結局は考え方の違う勢力が議席確保をするために作った寄り合い所帯だから結束力は極めて弱かった。
発足からわずか1ヶ月、嘉田代表がいみじくも語ったように「成田離婚」である。こういう寄り合い所帯の勢力はいずれ分裂する可能性を持っている。「維新の会」も対立が表面化したら同じ道をたどるだろう。
しかしこのような分裂が起こっても政党助成金はもらえるという。だからなおさら分裂については判断が軽くなる。政党助成金は百害あって一理なしだ。もちろん国民の血税が無駄に使われるという視点からである。あぶく銭にたかる議員からの目線ではない。
2012.12.25:
3連休が明けていよいよ仕事納め・決算までの残り4日、最後のラストスパートに入った。
いちばんの冷や汗は、調達の若手が既に納入されている品物に対して注文書も発行していなかったという下請法違反を発見して警告。油断もすきもない。
そして夕方になって、気になっていたドイツからの小さな輸入品を受け取って一安心。というのもクリスマス直前だったので、発送が遅れたら年が明けて船積に間に合わなくなるという、これまた期限すれすれの滑り込みをやることになったからである。
ともあれ、ひとつずつ火を消す毎日が続く。
2012.12.24:
今日はクリスマスイブ。とはいえ我が家では特別なことはしない。七面鳥はおろかケーキも食べない。
学生時代に、信者でもない私がカソリック教会の青年部に巣くっていたこともあって聖歌隊に参加したことはあったが。
昨日、一昨日と連夜の忘年会で友人たちと飲んでいたので、今日は大人しくしていた。そのかわりというか、息子を連れてPCショップへ壊れたPCの代品を捜しに出かけた。
しかし結果は失望。。。
というのも店ではもはやハードのカスタマイズをやらなくなったからである。どうやら人を減らしてPCの中をいじる要員がいなくなったようである。
よって店頭に並べられていたのは余計なものが付いた高めの値段のものばかり。バカらしいので諦めて通販で買うことにした。これで1万円以上の節約ができた。
この調子では私自身のPC入れ替えも通販を利用するしかあるまい。
2012.12.21:
今朝も寒かった。
明日からは3連休だが、別に行くところもない。決まっているのは、2日分は連荘で仲間内の忘年会。もう1日は息子のPCの買出し、それだけである。
仕事の方は、ひとつだけ気になっていたドイツからの小さな輸入品。クリスマスまでにドイツから発送しないと1週間以上遅れてしまう。何とか話を付けて昨日出荷してもらった。
以後は年末までに残り2本、神戸からの船積を済ませて終りである。決算もほぼ終了したので来週は左団扇・・・と言いたいところだが、年明け早々の船積が待っているのでその準備が必要。
というわけで年末は28日まで仕事に追われそうだ。
2012.12.20:
今朝はかなり冷え込んだ。まだ雪は降っていないものの、本格的冬の到来である。明日も冷え込むという。場合によっては雪になるかもしれない。だとしたら久しぶりの年内の降雪である。
北国ではもちろん雪が積もっているし、積雪量は例年を上回っている。
さて、日銀は自民党の意向を受け、札束を垂れ流して超インフレ政策をやろうとしている。しかし効果は期待できないだろう。というのも既に不景気で企業が金を借りて新しい投資をしようという意欲が低いからである。
大企業は賃下げ・人減らしでしこたま儲け、内部留保もたんまりある。要するに「使い道のない」金がだぶついているのである。そこへ無理矢理借金をする理由は見当たらない。利益が見込めない話に金を出すリスクを負い、大損したら株主から訴訟を起こされるだろう。
どうも自民党は3年前に政権を失ったことに対する反省がまったくないようだ。
2012.12.19:
選挙結果を見ていて思うのは、小選挙区制はやめるべきだということ。
今回の場合、小選挙区で自民党は4割の得票で8割の議席を占めた。前回の民主党の勝利も同じ構図である。
小選挙区制は「民意の集約」というおかしな論理がマスコミから流された。しかし先日も書いたように、議席数は個人・政党を支持する有権者の数に比例して割り当てられるべきもの。そうでなければ死票が増えるばかりで代議制は死ぬ。つまり直接民主制での議論あるいは代議制での議会での議論抜きで、いきなり多数決による議決を行うことに等しくなるのである。
しかも小選挙区制では、個々の具体的な法案がわからないままに、多数与党が賛成する法案はすべて国民の意思として決定されてしまうのである。これは民主主義の形骸化につながる。
民主主義はギリシャでの組閣のごたごたのように時間がかかる。しかしこれは結局国民が納得するために必要なプロセスなのである。
2012.12.18:
息子マシンが突如お亡くなりになった。
プータローだから金は私が出さざるを得ない。来月の給料からこれまでの6割にまで下がるというのに・・・
ネット通販でスペックを見ていたが、今やCPUは64ビット、もはや32ビットはなくなったといって良い。技術の進歩は相変わらず早い。
それはともかく、仕様のレベルはほぼ固まった。OSは当然のごとくWindows7。息子も8は手を出したくないという。
幸いにしてディスプレイは既にワイドのものがあるので買い替えはせずに済む。
今度の3連休はPCショップへ出かけよう。
2012.12.17:
選挙結果への細かいコメントは長くなるのでやめるが、ひとつだけ注目したいのは安部総裁が「憲法改正のための国会の発議を2/3から1/2に変えるべき」としていること。彼は本気で憲法を変える気でいる。しかしこれは危ない。海外からも日本の右傾化の警告が強まるだろう。もちろん日本国内もきな臭くなる。
さて、仕事の方はいよいよ年末、決算に向けて忙しくなる。
船積は明日から年末にかけて5連発。他に私の手元にある小さなダンボールを海外宅急便で送らねばならない。
そんな中、最近中東からの信用状で船積書類に変な文言を入れてくれという話が続いている。それは「同盟船を使え」というもの。
この「同盟船」というのは数十年前以上に存在した船会社の国際カルテル「運賃同盟」のことである。これは大手船会社が過当競争で運賃の値崩れを防ぐために作った。この文言を銀行に要求することでカルテルを守ろうとしたのである。
ところがこのカルテルはコンテナ船の普及と共に船会社同士の競争が激しくなってもはや有名無実化している。今や運賃は荷主と船会社との交渉で決まるのが当たり前になっていて、名前としての同盟は存在するものの誰も協定価格を守っていないのである。
ちょうど航空業界がIATA協定運賃を作ってもいつの間にか格安航空券が蔓延したこと、さらには格安航空会社が続々出てきて、値下げ競争が続いていることと同じである。
はっきり言って、どの船会社も同盟の証明書を出すことを拒否しているのが現状。コンテナ混載ならなおさら。仕方がないから代理店に代筆を依頼しているのが現状である。
2012.12.16:
早速開票速報が始まった。8時半ごろの時点では自民党が破竹の勢い。NHKは自民が単独過半数を超えると見ている。
民主党の敗退は最初からわかっていたが、自民党の大勝は予想外。しかし冷静に考えたら、このようなオセロゲームのような現象の原因は明らかに小選挙区制にある。
明日になれば各党の得票率がわかるだろうから、得票数と獲得議席数の乖離がどの程度あるかはっきりするだろう。
しかし自民が勝っては不安が募る。海外のメディアも危惧しているが右傾化、具体的には再軍備である。自衛隊の国防軍への格上げ、憲法9条改悪を名言しているだけに、何が起こるか分からない。
ともあれ当面は消費税増税、TPP、オスプレイ配備についての自民党の対応が注目されるが、もし民主党と同じことをやったら国民はまたもや怒って再度の解散を要求するだろう。
2012.12.15:
今夜で街頭演説などは終わった。明日はいよいよ投票日。
マスコミは相変わらず「政権の枠組みが焦点」などと、筋違いのことを言っている。国民の多くは「どの政党に入れるかの選択が難しい」と考えているのに。
今夜は雨になったが、明日は晴れるという。雨にせよ晴れにせよ、私は意中の候補・政党に投票することになる。
2012.12.14:
選挙もいよいよ終盤。そんな中ネットで目立つ広告は民主党の宣伝。野田首相が「決断」を強調する。
しかし何故決断がそんなに大事なのか。
事実で見てみよう。消費税増税、TPP協議参加、オスプレイ配備、原発再稼動、いずれの問題も国民の過半数が反対した。しかし国会では、特に衆議院では前回の選挙で民主党が多数を占めているから国民の声を無視して「決めた」のである。消費税増税は自公との談合という手法まで使って「決めた」。
結局「決断」の実態は国民の多数の声を無視してでも国会で議決することである。
だからこそ多くの離党者を出した。にもかかわらず相変わらず「決断」を口にするのは無反省以外の何物でもない。だから民主党は惨敗するだろう。多くの政党が乱立することになったのは「決断」と国民との矛盾が原因なのだから。
ただ、「ポスト民主党」がどうなるか、見極めをどうするのか多くの有権者は迷っていると思う。
こうした場合の私の基準は何か。その場しのきで口当たりの良い言葉を言うのでなく、筋を通すこと、ぶれないことだと思っている。
2012.12.13:
営業の若者がインフルエンザでダウンしていたが、今日出社して元気な声を聞いた。
ノロウィルスの流行もさることながら、インフルエンザも既に本格的流行のシーズンに入った。抵抗力の弱い子供やお年寄り、そして過労の影響も大きい。そして乾燥も大敵だ。
私はここ数年風邪を引いたことがない。しかし時としてヤバイと感じることがある。そういう場合は体を温かくして早く寝るに限る。40歳を過ぎた頃に喘息を患ったので、今でも不調の時には気管が収縮するような感じがする。
健康第一。無理をせず、細く長くが私のモットーである。
2012.12.12:
今年の漢字が「金」と決まった。金メダルとか輝きを表す言葉として評価された結果である。
しかし私がこのニュースを会社で聞いたとき、頭に浮かんだのは「金正恩」。北朝鮮が突然ミサイルを発射したからである。
通告したとおりのコースで、フィリピン沖に着弾した。しかし発射を延期すると言っておきながら、自らの約束も勝手に反故にする神経は無責任極まりない。しかも国連決議違反である。
息子がいみじくも言った。「何でこんな国になったのか?」
素朴な疑問だが確かにこんな国が存在していることは信じられない。だからといって私も明確に答えられるわけではないが、金日成の時代から長い時間をかけて国民の生活よりも軍事力に金を注ぎ、息子と軍人を育てることに執着してきた結果とも考えられる。また中国が甘やかしてきたことも事実。
朝鮮戦争直後、工業力は北の方が圧倒的に勝っていたが、南も軍事政権の下で工業に力を注いだ。もちろんアメリカの支援もあっての話である。だが時代は変わって軍事的緊張は続くものの、南ではようやく軍事政権から卒業し、国民自らが選んだ大統領を擁立しようとしているのに対して、北は時代遅れの世襲制に逆戻りしている。しかも国際的なルールも無視する始末だ。
これで北朝鮮に未来はあるのだろうか?
2012.12.11:
北朝鮮がミサイル発射を延期した。韓国筋に言わせると1段目で重大な問題が起こっているという。
それが北朝鮮の言うように年末までに解決するかどうかは不明。だが彼等は「中止」とか「無期延期」とは言っていない。
発射は国連決議違反だし、中国も間接的に批判していて、世界中のどこも北朝鮮を擁護していない。まさに四面楚歌である。
そういう意味で振り上げたこぶしの下ろしどころがまったくなくなっている。しかし無理して正面突破しようとすればするほど、立場はなくなるのだ。そのあたりを教訓にして納得のいく解決をしない限り、北朝鮮に未来はない。
2012.12.10:
歯医者通いを始めてから半年以上、いよいよ最終盤に差し掛かった。
とにかく永年にわたって手入れを放置してきたツケである。3箇所キャッピングをした上に、今度は完全に崩壊した左上の奥歯2本を撤去して、その後に入れ歯を入れる。
さすがに入れ歯はしたことがないだけに、どんな感覚になるのかやや不安になる。しかしこのことで年齢をひしひしと感じてしまう。若い頃両親が入れ歯をしていたのを見て、歳は取りたくないと思ったのだが、今や自分の身に降りかかってきたのである。
人生の下り坂はもはや避けられない。
2012.12.09:
あっという間に真冬モード。今年はだらだらと長かった夏からいきなり秋に、そして間髪を入れずに冬になった。
12月でのこの寒さは最近では珍しい。というか例年並の天気に戻ったというべきか。考えたら赤穂浪士の討ち入りは雪が降る夜だった。
明日も冷え込んで、神戸でも雪が舞うかも知れない。風邪を引かないように気をつけよう。
2012.12.08:
1941年(昭和16年)12月8日朝7時、ラジオは臨時ニュースを流した。
「臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申上げます。大本営陸海軍部午前6時発表。帝国陸海軍部隊は本八日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。」
太平洋戦争の始まりである。
以後4年間、日本はアジアに大きな災禍をもたらし、日本自身も大きな犠牲を払った。
日米開戦については「アメリカの挑発が原因」という論調があるが正しくない。挑発に乗らなければいいだけのこと。
北朝鮮がまたもや「人工衛星」発射予告で挑発するが、誰も相手にしない。むしろ国連安保理決議違反で非難の的になるだけのこと。また中国が尖閣諸島に監視船を出しているが、日本は自衛隊を出すことはしない。戦前は当たり前だった領土問題を戦争で決着させる、今はそういうことを避ける時代なのである。
2012.12.06:
そろそろ忘年会のシーズンで、明日はその1回目、職場のもの。
他は仲間内のものが2つ、仕事納めの後ひとつ。例年通りである。
元来が呑み助だからへべれけになるまでやりたいのだが、さすがに体が言うことを利かない。血糖値のこともあるし、時間が遅くなると眠気が襲ってきて持たないのが実情である。
さらに本音を言うと、丸一日くらいは何もせずにぐうたらしながら飲みたいのだが、兼業主夫にはそうもならない。このあたりの専業主婦の気持ちは非常に理解できる。
ともあれ明日は金曜だからゆっくり飲もう。しかも続く土曜は通院がないから気楽である。
2012.12.05:
中国から船積する予定があるのだが、未だに船の予約をしたという連絡が来ない。もちろん船名もわからない。
こちらからネットで調べてみると、週1便の定期サービスしかなく、次は来週月曜である。普通は出航の1週間前までには船名がわかるはずなのだが、一向に知らせがない。
これは中国の習慣なのだろうか? というのも、夏にも中国からの船積で、こちらは何と船が出た翌日に「船積が終わりました」という連絡が入るという常識では考えられないことがあったからである。
これは非常に問題で、銀行へ出す書類には船名が必要なために船が出てから慌てて書き込むなどということは提出期限までの日数が短くなるので危険極まりないからである。しかも輸送保険を掛ける場合は、事後に申請すると保険会社がイヤな顔をする。
とにかくやりにくい国だ。
2012.12.04:
衆議院選挙が公示となり、遂に選挙戦の火蓋は切って落とされた。
マスコミは選挙報道を始めたが、その中で気になることがある。それはこの選挙を「政権の枠組みの選択が選挙の争点」としていることである。しかしこれはおかしい。
有権者には「候補者」に対する投票権があるのであって、「政権の枠組み」に投票するのではないからである。
一部の例外として、自公のように選挙協力をやっているところはあるが、それだって協力する側が候補を立てないだけであって、投票の対象が候補者であることは変わらない。比例区にしても個人が政党に変わっただけである。
現状は単独過半数を取れる政党はない。よって連立を組むしかないことは事実である。だがそれは選挙結果に基づいて政党間で協議して決めるもの。投票の前から決められるわけではないことは先に書いたとおりである。
「政権の枠組み」をどうのこうのというのはマスコミによる争点そらしの役目しかない。
現在の焦点は主として、消費税増税、TPP、原発などである。有権者は複雑な選択を迫られるがそれは仕方のないこと。逆に各党の政策が本物かどうかを見極める目を養う、民主主義の学校と考えるべきである。そして選挙を通じて真に国民のためになる政治がなされていくことを実現していくのである。
2012.12.03:
昨日のトンネル事故、早々と「老朽化」という見解を出したが、本当にそうなのか、どういうメカニズムでボルトが破損したかをもう少し解析してから結論を出すべきだろう。というのも中央道のものだけが先に壊れたかという理由が明確でないからだ。
それと、天井板を一箇所だけで吊り下げているのは本当か。もし板の両端も壁に固定して3箇所で固定すれば危険度が減るはずだ。そのあたりも調査で明らかにして欲しい。
冬のボーナスが出た。無駄遣いせず、老後の足しにせねばなるまい。そうでなくても国会解散直前のどさくさに年金を下げる法案を通過させた。民主も自民もその罪は重い。
2012.12.02:
中央高速道路でトンネルの天井が崩れる事故が起こった。残念ながら犠牲者が出たようだ。
この事故で思い出すのは1996年に起こった北海道余市町での豊浜トンネル崩落事故。このときはトンネルの天井・壁そのものが崩壊したが、今回は吊り天井部分の崩壊。原因究明はこれからだが、もし天井板が壊れる原因がトンネルそのものだとすれば大問題。全国のトンネルについての調査が必要になるだろう。
通常トンネルを掘った後は分厚いコンクリートで壁を保護するが、断層や破砕帯は長い年月と共に動くので、それに伴って強いストレスがかかり、割れる可能性がある。もちろんそれは長い時間を要するが、定期的な点検で水漏れやひび割れなどの前兆があるので未然に検知できるのが普通。
ただ豊浜トンネルの場合は前兆らしきものはなく、原因も地下水の凍結と解凍が繰り返されて地盤が破壊された考えられるため、今回の事故にそのまま適用はできない。
いずれにせよ、二度と犠牲者を出さないためにもしっかりした調査が必要である。
2012.12.01:
今年も遂に12月、「時間は誰に対して平等に進む」というのが私の持論であるが、まさしく金持ちにも貧乏人にも暮正月がやってくる。
今日いつものスーパーに買物に行ったが客はまばら。迎春準備はまだ先の話だが、客が少ないのはボーナス待ちということなのだろうか。
さて、日中もうすら寒くて、ファンヒーターを出してきた。運転しようとしてフィルターを見たらホコリだらけ。しかも固まっていて取り除くのに苦労した。ほぼ1年放置してきたせいだろうか。
このまま最高気温が10度あるいはそれ以下ならばパッチも出さねばなるまい。