悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
13.08
2013.08.31:
シリアでの化学兵器使用はほぼ間違いないようだが、軍事行動に出るかどうかは微妙なところ。
イギリスでは議会が反対したし、アメリカとかフランスでも国民世論は反対派が多数になっている。このような状態でオバマ政権があくまで強硬手段に出たらどうなるか、それは彼自身が良く知っているはず。
それにしても、国連の決議を無視してでもすぐに軍事行動に出ようとするアメリカの体質は問題である。どうしてこうなるのか。
きっかけはソ連との確執なのだろうが、冷戦消滅後も正義面をし続ける裏には、間違った世論と同時に軍需産業がけしかけるということもあるのではないか。何しろ湯水のように兵器を使ってくれる米軍ほどおいしい存在はないのだから。
2013.08.30:
「歩きスマホ」とは直接関係ないが、時々ニュースで取り上げられるのが悪質な行動をスマホなどで写真に撮ってネットに掲載する行為。
コンビニのアイスクリームケースに入ったりなどもあったりしたが、先日耳にしたのが回転寿司の「スシロー」で醤油差しに口を付けた写真が出たこと。関西地区の全店では洗って中身を全部入れ替えたという。大損害である。
もちろん犯人が特定できれば損害賠償を訴えることになるだろう。
こういう話で感じるのは、自分がやった行為がどういう結果を招くかという想像力が非常に乏しいということである。極端に言えば思考の欠落である。要するに思いつくまま面白がってやってしまうという、幼児に近い行動であると言えよう。
人間は成長すれば多くの経験に基づいて次第に因果関係の何たるかを覚えていくものだが、経験が経験として蓄積されないのが特徴。
処罰を受けないとわからないとしたら悲しいことだ。
2013.08.29:
最近「歩きスマホ」の問題が取り上げられているが、日本国内でも駅での転落事故を防ぐための放送をやったりしている。
それが今では世界中で見られる姿らしく、遂にはアメリカで法規制をやるべきだという話まで持ち上がっているという。
私が昔から指摘してきた「歩く四畳半」の現象は、他人との接触から逃れようという意図に反して、他人とぶつかったり、自らの安全をも脅かす行動であることが明らかになってきた。
だからスマホを禁止せよというつもりはないが、ここまでひどいことになるのならば何らかの根本的対策が必要ではないだろうか。
例えばスマホが長時間持ち主の視線を感じたら画面に警告を表示したり、自動的に電源が切れる機能を持たせてはどうだろうか。
2013.08.28:
シリアの内戦を巡ってアメリカが不穏な動きを見せている。政府軍に対しミサイル攻撃を検討しているという。
何様のつもりか知らないが、国連を無視して勝手な行動をするのは度が過ぎる。イラクしかり、アフガニスタンしかり、正義面をして他国を軍事攻撃するなどもってのほか。
しかもイラクではでっち上げの「大量化学兵器」を口実にした。そのことの反省もなしに再び軍事力を使うのは絶対に許せない。
もし化学兵器使用の証拠が見つかったとしても、それを裁く権利はアメリカにはない。あくまで国連あるいは国際司法裁判所で、国際的にも認められた形での処罰をすべきもの。そうでないと国際的に一致した制裁の行動はできない。
もう一度言う。アメリカの身勝手な論理は有害であり、軍事行動はすべきでない。
2013.08.27:
猛暑が過ぎて、会社で計測している昼間の暑さ指数(WBGT)も30を切った。
夜も寝苦しさは取れてよく眠れる。パンツ1枚ではさすがに寒くなったのでちゃんとパジャマを着ている。
今日は中国からの意地の悪い資料請求の仕事も終り、メールを送って終了。代わりに8月分のジョブ完了報告と証拠書類をシステムにアップする仕事に追われた。盆休みのために資料が溜まっていたからである。
次に待っているのは9月分の船積予約と決算。
9月でいちばんいやらしいのは中東某国への輸出。
この国が発行する信用状は種々の書類を要求する上に、使う船の条件までこと細かく指定する。あまりにうるさい条件なので一度「もっと省略させてくれ」と要求したが、「信用状の変更は一切まかりならん」と拒否された。お陰で条件を満たすのはアラブ首長国連邦が共同経営する船会社のみ。泣く泣く高い運賃を払うしかないという厄介者である。
2013.08.26:
仕事での腹の立つ話2題。
1.国内某電力会社。故障交換部品を送ったのだが、「納入が早すぎる」(約2ヶ月)と文句をつけ、着払いで返送してきた。
品物はセンサー2個で、片手で持てるくらいのもの。保管場所はたがが知れている。なのに着払いで返送とは開いた口が塞がらない。
2.最近、中国に品物を送ると通関でものすごく手間を食う。これまで問題にならなかったことに説明を求めたり、作成に手間のかかる資料を要求したりするのである。しかも全国的に税関の対応がおかしい。他社でも同様のことが起こっていて、輸入する相手も困っているとのこと。
原因は尖閣問題をきっかけとした嫌がらせとの噂も流れている。
政治問題はあくまで政治家同士で解決すべき問題。民間・実務ベースに持ち込んで何をしようというのか。このままエスカレートすると一般国民レベルでの不信感と反目を招き、やがては貿易や交流行事も縮小せざるを得ない事態になるかもしれない。「江戸の敵を長崎で討つ」ことは百害あって一利なしである。
2013.08.25:
友人と少し「はだしのゲン」問題について話した。彼も子供の目から戦争の事実を隠すことには反対である。そういえば今朝の「サンデーモーニング」でも松江市教委のやり方に賛成する人はいなかった。
友人との話で気付いたのだが、今回の動きは安倍内閣の改憲の策動とつながっているのではないか。
当初安倍自民党は憲法9条改正をターゲットとしていた。ところが国民の抵抗が強いので、96条を改正して改憲のハードルを低くしようとした。だがこのような姑息な手段には9条改正論者からも批判が出た。そして憲法改正が無理と見ると、今度は内閣法制局長官の首を挿げ替えて、集団的自衛権を認めるように「裏口改憲」をやろうとしている。
しかしどのような手口を使おうとも国民の戦争反対の意思は強い。そこで子供たちに戦争に対するアレルギーを持たせないよう、「はだしのゲン」を隠す手段を使う、このように私には見えるのである。
2013.08.24:
雨は午前中少し降ったものの、午後からは一旦止んだ。明日もまた降るとの予想。しかしもっと問題なのは島根県、山口県などで豪雨になって被害が出ていること。もうちょっと大人しい降り方にならないものか。
2013.08.23:
夜になって久しぶりの雨が降り出した。もっとも気温はそれほど下がっていない。
たぶん梅雨明けくらいから降っていないのではないだろうか。いやはや大変なことである。各地では渇水で困っている話も聞くが、今回の雨は多少の足しになるかもしれない。というかそれを願いたいところである。
さて、仕事のほうも少し落ち着いた。実際の船積はまだ少し残っているが、書類の準備はほぼ終了したからである。よってこの週末は落ち着いて寝られる。但し気温も多少下がると言う条件付きである。
2013.08.22:
最近マスコミで注目されている話を2つ。
1つは松江市教委が市内の小中学校に漫画「はだしのゲン」を子供たちに閲覧できないように口頭指示したこと。しかも教育委員には何の説明もなかった。
残酷なシーンなどがあることを理由としているそうだが、奇怪という他ない。こんなことをやっている教育委員会は聞いたことがない。
核兵器の恐ろしさを伝える名作として親しまれてきたものを、今頃になって物語の本筋とは離れた部分に難癖をつける神経は不可解としか言いようがない。しかも日本軍が残虐な行為を行ったことは事実であり、その描写を子供たちが気分が悪いと評したと言う話も聞いたことがない。
もうひとつは、漫画雑誌の発行で有名な秋田書店をめぐる出来事。
きっかけは女性雑誌の景品当選者数を水増ししていたことが発覚し、消費者庁が改善命令を出したこと。
しかも水増しをめぐってそれを拒否した女性社員を逆に「景品を詐取した」として解雇し、それに対して女性が解雇無効の訴えを出していたことが明るみになった。要するに消費者庁が不正の事実を指摘したことが、女性の訴えが正しいことを裏付けるかたちになった。
秋田書店はあくまで女性社員の詐取だと主張しているようだが、消費者庁が会社による不正としていることと合わない。詐取だと言うなら消費者庁に証拠を出して反論、提訴すべきだがやっていない。よってこれは会社側の負けとみなしていいだろう。
2013.08.20:
盆明けで本格的に世間が稼動を始めた。その影響で船積の仕事は大忙し。
今月末までに中東、東南アジア、韓国、中国、と続く。加えて緊急手配の航空便が2件。しかも向け先に応じて書類の種類が全部違う。頭の中の交通整理が大変だ。
そんな中で最も気を使うのが商工会議所が発行する「原産地証明」。代理人(早い話が商議所に顔が効く人間)を通じて入手するのだが、1字でも間違えると受け付けてもらえない。船が出てからではこれまた拒否されるから間違えないようにものすごく気を使うのである。
我ながら大変な世界に戻ったと思ってしまう。
2013.08.19:
今朝は朦朧としながら目覚ましの音を聞いた。その間約10分。やっと気が付いて起床し、何とか遅刻は免れた。
出勤してメールを開けたが、先月のように大量のメールが溜まっていることはなかった。やはりどこの会社も盆休みだったことが影響したようだ。
もちろんこれは国内の話で、唯一、フランスからの宅急便が1週間業者の倉庫に寝ていて、本日受領した。
休み明けだから体はまだ寝ている。そうでなくても猛暑だったから体を動かしておらず、午後は睡魔が襲ってきた。
明日には何とか回復するだろう。
2013.08.18:
連休も今日で終り。だが猛暑はまだ終わってくれない。
昨日の話しの続きで、何故PCの価格が高騰しているのかPCショップに出かけて調べてみた。やはり大きな原因は輸入品が大半を占めるせいか、円安の影響をモロにかぶっているようだ。
ネットでも調べたが、デスクトップPCの出荷は減っているが、円安のほうが影響が大きいようだ。しかも「XP特需」が値崩れを押しとどめているように感じる。
PCの話はこれくらいにして、明日からはいつもどおりの仕事モードに戻る。明日は無事起きられるかどうか?
2013.08.17:
ノートPCのリカバリから気付いて、昼間にメイン機のデータバックアップ作業。バックアップの中身を比較したら2年ほど放置していたことがわかった。いずれXPからの移行が必要になるのでタイミングが良かった。
そうしてるうちに思いついてWindows7搭載機の価格を調べたら、驚くことがわかった。ちょうど昨年末に息子PCが壊れてWin7を緊急購入したのだが、そのときから同じ機種で約2万円値上がりしていることがわかった。部品の値上がりなのか、「XP特需」かは不明だが、ちょっとひどすぎる。
2013.08.16:
今日は京都5山の送り火。これでお盆も終りである。それを象徴するかのように夜になって微風が吹いている。
会社の盆休み明けは月曜なので、私の方はあと2日。
昼間はまだまだ猛暑が続くが、寝るときだけでも涼しくなって欲しいものだ。
2013.08.15:
相変わらず太平洋戦争に対する反省も何もない連中が靖国神社を参拝している。
中韓あたりから批判が出ていることに対しても、「内政問題にとやかく言われる筋合いのものではない」と反発。
一体太平洋戦争の主戦場はどこだったのか?
何が目的で戦争に出かけたのか?
また、いつもやられている政府主催の戦没者追悼式だが、犠牲になった兵士、軍属などへの慰霊の言葉はあるものの、多くの民間犠牲者、原爆や空襲で死んだ人たちへの慰霊の言葉はどこにもない。
こういう発想の政治家たちの行動は、結局、戦争への無反省を表したものでしかない。だからこそ戦後憲法を「押し付け憲法」として、戦前回帰の改憲案が作れるのである。
2013.08.14:
自宅の古いノートPCの調子が悪く、このクソ暑い中でのリカバリ作業。
何せHDは40GB、2パーティションでC、Dにそれぞれ20GB割り当てしているものだからパンク寸前。それで不要不急のソフトを外そうとしたが、成功せず。
いっそのこと・・・ということでOSから入れ直しにした。だが予想通り遅い。何しろXPである。この調子だと本日中には終わらない。よってWindowsUpdateをかけたまま寝ることになる。
2013.08.13:
相変わらずの猛暑の一日。
しかし日が暮れて風呂から上ると、べっとりするような感じはやや薄れた気がする。
とは言え冷蔵庫の製氷皿は数時間おきに新しい氷作りにフル回転。息子は市販の大きなペットボトルを買っているが、私はもっぱらゴールドブレンドでアイスコーヒー飲んでいる。お陰で安売りの日に買い置きしていた150グラムの瓶は減る一方。
猛暑はまだ来週も続くそうだから、早く会社に行って涼しい部屋で仕事がしたい気分である。
2013.08.12:
今日は親友Oとの飲み会。
話題になったのは仕事の話と共に親の遺産相続に関すること。
私の場合、両親共に苦しまずに亡くなったし、親族からもさしてクレームが出なかったものだかから、司法書士に手伝ってもらって極めて平穏に手続が済んだ。
しかし親友Oには若干親戚筋で難癖をつける人がいるようで、手間がかかりそうだ。
「出るところへ出ようじゃないか」という脅しめいたものにならないよう配慮を見せつつも、どうしても合意ができない場合は裁判所に任せる方法の、2面作戦を取ることになりそうだ。
2013.08.11:
いや、とにかく暑い。
買物は午前中に済ませるのだが、焼けるように暑いので、帽子をを被らないと頭がボーっとしてくる。気温が40度を超えるところも出ていて、並外れの猛暑になっている。我が家はエアコンなしでいるが、さすがに我慢の限度を超えそうだ。そもそも賃貸で長居はしないだろうからと読んでいたが、息子もしばらくは居候するようだからエアコン導入は覚悟したほうが無難かもしれない。
2013.08.10:
昨夜は盆休み前の宴会でしこたま飲み、千鳥足でようやく帰宅する羽目になった。
よって昨日書くべき長崎原爆忌の話を一日遅れで書く。
今回の長崎市長の挨拶は広島と違って、強烈な政府批判を行った。4月の行われたNPTでの核兵器の非人道性を訴える共同声明に署名しなかった日本政府を、「被爆国としての原点に反する」としたのである。
彼は革新派ではない。しかし被爆地の市長として被爆者の強い思いを代弁することにためらいはなかっただけのこと。安倍首相はこれをどう聞いただろうか。
参院選での「大勝」に酔ったのか、内閣法制局の長官を集団的自衛権賛成派にした。そうでなくてもNPTに加盟していない核保有国インドとの原子力協定に前向きになるなど、右寄り姿勢をあからさまに進めている。
特に内閣法制局長官人事については「裏口改憲」だと、自衛隊容認派からも批判の声が出ているくらいである。
改憲ノー、核兵器ノー、を改めて訴えておきたい。
2013.08.08:
夕方、突如として社内放送で緊急地震速報が流れた。気象庁の情報と連動した自動配信になっているためである。
放送の直後、私も含めて全員が一瞬固まった。しかし数分しても揺れがない。それで緊張感は溶けてしまった。
後に誤報とわかったが、鉄道は短い時間だが全面ストップ。お陰で乱れたダイヤに助けられていつもよりも数分早い電車で帰宅した。
実際に地震は来なかったが、予告なしの訓練にはなったような気がした。というのも、今年4月に淡路島が震源地の地震では、休日に会社のサーバーから発信された安否確認一斉メールが流れたのだが、ほとんどの人が訓練とは思わずにちゃんと返信したからである。
今回の地震は誤報だったが、身構えて揺れに備える行動ができたのは、やはりこれまでの経験がなせる技だったように思う。
2013.08.07:
盆休み明けから月末にかけての船の予約は本日で終了。盆休み中に緊急で出勤する可能性は完全に消えた。
しかし乙仲は盆休みがない。税関対応のために役所と同じカレンダーを組まざるを得ないのである。盆休みは交代で取る。銀行も同様。
ウチの営業は、以前は客先対応で盆休みが短かったが、今は工場の操業に合わせたカレンダーを組むようになった。出勤しても何もできないし効率が悪いことに上がやっと気付いたのである。
そろそろ通勤電車にスーツケースを持った親子連れが目立ち始めた。
2013.08.06:
今日は68回目の原爆忌。広島市長は核兵器を「絶対悪」と表現した。
これに対して安倍首相はあいさつでは触れなかったものの、記者会見で相変わらずの「核の傘」論にしがみついた。北朝鮮の度重なる核実験を理由にしている。
だが相手が持っているからこちらも・・・というのでは核兵器のみならず通常兵器でも軍縮はできない。というかそれは軍事大国の論理でもあり、かつ巨大な軍需産業の利益でもある。
こういうイタチゴッコはどこかで断たねばならない。ましてや核兵器は実際に使えば人類全体に計り知れない打撃を与える。局地戦のつもりでも地球全体を汚染する。それは兵器でもないチェルノブイリや福島で実証済みである。
2013.08.05:
最近中国での税関の対応が以前に比べてうるさくなった。微妙な問題があるので具体的な話は避けるが、何かおかしい。理由は定かでないが、日本に対する嫌がらせとも考えにくい。ひょっとすると少しでも多く税金を召し上げよという指令が出ているのかもしれない。
もうすぐ盆休みなので船積は少ない。今週は中国向けの1回だけ。むしろ盆明けに目白押しになる可能性が高い。
2013.08.04:
夕方に風が吹いたので夕立でもあるかと思ったが、一滴も落ちてこず。息子と一緒にため息をついた。
とにかく降らない。北陸、東北も梅雨明け宣言が出たのでさらに猛暑は続く。
最近の休日の昼食は食パン1枚の上にキャベツやハムを乗せたものに切り替えた。息子と一緒に冷麺、冷やしそうめんなどを一人前食うと、猛烈なカロリーオーバーになる。
但しそれが原因かどうかは不明だが、昨日の病院での血液検査ではやや貧血という結果が出た。
猛暑で汗を多くかくので栄養不足なのか、あるいは悪く考えると胃腸あたりからのわずかな出血があるのかも知れぬ。しかしあれこれ想像しても仕方がないので様子見にする。9月には会社の定期健診がある。
2013.08.03:
今週起こった最大の話題と言えば、麻生副総理兼財務相の「ナチスの手口を真似ろ」発言だろう。
彼は想像していなかっただろうが、海外からも猛烈な非難の嵐が吹き荒れた。当然なことではあるが。
改憲を人知れずやろうという発想ならびにナチスを引き合いに出したという、二重の意味で政治家としてあるまじき発言であることは明白。こんな人間が内閣にいることそのものが不適切であると言えよう。
さらに彼は歴史を全く勉強していないこともさらけ出した。問題になったワイマール憲法は第2次大戦後まで改正されていないのである。但しナチスは「全権委任法」という法律を制定させて、実質的に憲法を停止させているというのが事実である。
麻生副総理はさらに醜態を演じている。発言を撤回しながらも橋下と同じく「真意が伝わっていない」という居直りをした。安倍内閣も麻生発言を問題にしないという姿勢である。
「ねじれの解消」という表面的な現象の裏で、自民党は調子に乗って本気で改憲を推進しようとたくらんでいる。
2013.08.02:
以前若者の英語力の貧弱さを書いたことがあったが、今日も大卒とは思えない文章に出会った。
あるフランスの会社に打たれたメールのコピーがこちらにも回ってきたのだが、途中の段落がYou
are
made。。。で始まっていた。
makeの受動態としては文法として間違っていない。しかし何が言いたいのかさっぱりわからない。前後の文章を見てもつながりがわからない。
後でメールを書いた本人に聞こうとしたが、You
are
madeに本人も気付いたらしく、口の中でごにょごにょするだけで答えずじまい。私にコテンパンにやられるのを恐れたのだろう。
無理矢理解釈しようとすれば、これはロボットに対して作者が作ったいきさつとか材料について話そうとした・・・のようなニュアンスが考えられる。もちろん相手は人間ではない。
生きた文章をどうやって身に付けるか、少なくとも辞書「だけ」では無理な話で、他人のやり取りを盗んだり、手本となるような文章を読んだりして、繰り返して会得するしかなかろう。
2013.08.01:
とにかく暑い。昨夜も1時間おきくらいに目が覚め、その度に濡れたタオルで体を拭いてほてった体を冷やすことになった。
これでも太平洋高気圧が弱くて山陰から東北にかけては豪雨。梅雨明けしていない。だからまだこれから盆明けくらいまでの2〜3週間は猛暑が続く。いや、もうたまらん。