悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
13.09
2013.09.30:
泣いても笑っても9月末、何はともあれ決算処理はすべて終了・・・のはずだったが、経理から「待った」が・・・
今月SV派遣の注文で仕事は無事終了し、帰国の途に付いた。その際のスケジュールは今日現地を出発して空港着。翌日の帰国便は深夜しかなく、よって実際の帰国は2日になるというものだった。
その際、仕事の終了は現地を離れた日なのか、帰国日なのかで決算をまたぐことになった。その結果、経理の裁定は「現地出発日」と告げられた。
さあ大変である。営業と話をして、どうやって客の業務完了のサインを取るか、また派遣日数の増減による費用精算はどうなるかを最終決着せねばならない。しかしSVが今日出発したかどうかの確認はまだできていない。仕方がないので仮の決算ということにして、後日最終の書類を経理に渡すことになった。
さて、明日安倍首相は消費税増税を高らかに宣言するようである。
とても納得できるものではない。但し具体的論評は長くなるので明日に回すことにする。
2013.09.29:
Win7のセットアップを続けている。これまでのXPに比べてちょっと癖があるというか、機能の説明がくどすぎる感じがする。
理解に苦しむ専門用語を平易な言葉に変えたからだと思うが、カテゴリーの分類、特にエクスプローラーとコントロールパネルで、これまでとかなり異なる感じを受ける。
それはともかく、ソフトのインストールはほぼ終了。残るは毎日内容が変わるメールやこの日記などをいつ一斉に移行させるかである。これには会社を休んで1日がかりになるだろう。
さて注目の堺市長選、現職が当選確実で終わった。
ハシズムは敗北から何を教訓とするだろうか?
2013.09.28:
安倍首相の前のめりには困ったものだ。TPP、消費税増税などもあるが、特に改憲・集団的自衛権について、軍事力を行使したいという執念は異様さを感じる。
当初は9条改憲。それが無理と見ると96条を変えてからめ手から攻めたがこれも反対が強くて断念。そこで出てきたのが内閣法制局長官の首をすげ替えて裏口改憲の試み。同時に国連で「積極的平和」なる奇怪な発言をした。
こういう姿勢を極右と批判されたら居直るし、何故そこまで固執するのか。平和などというのは軍事力で築かれるものではない。「積極的平和」というのは結局集団的自衛権を使ってアメリカと一緒に世界のどこででも戦争に出かけるということの別表現でしかない。
こういうことを続けていると中国や韓国だけでなく、アメリカ国内からも批判が広がるだろう。それは従軍慰安婦問題でも実証済みである。
2013.09.27:
2014年(XP)問題があるため、遂に新しいWindows7PCを買った。
買ってまず最初にやることは、パーティション分割、OSの再インストール、各種ドライバのインストールである。パーティション分割はメーカー出荷時に設定してもらう方法もあるが、数千円取られるし、OSの再インストールの練習にもなるのでいつも自分でやる。
この週末は用事があるのでここから先はまた来週。
2013.09.26:
中国は間もなく10月1日の国慶節、建国記念日である。
この祝日にからんで多くの中国の会社は7日まで連休となる。
このことから、連休のど真ん中に中国へ貨物を送ろうとしたら相手の会社から怒られた。「港に貨物が置かれたままになり、滞貨料がいやと言うほど取られる」。
やむなく1週間遅らせることになったが、向こうでの仕事が遅れ気味になっているからやきもきしている。
いつもながら連休が入ると貿易の仕事はやりにくい。
例えば、先日注文が入った仕事では納期が来年の1月15日。通常船積期限の2週間前くらいには梱包が完成して予約を入れないと非常に厳しい。ということは年末の25日あたりに品物を梱包工場に送り込んでしまわないと大変なことになる。要するに年末年始の休みが障害になるのである。
船積前2週間というのは長いように見えるがそうではない。
まず出港の2日前は貨物を受け付ける締切日。さらにその前日あるいは前々日には輸出通関を行う必要がある。
しかもその前に船の予約入れるのだが、多くの向先に対しては平均して週1便。中国・上海とか韓国・釜山なら2〜3日おきにあるが、韓国でも仁川になると週1便である。また予約が一杯で次の便まで待たないといけないこともある。特に決算前の9月、3月は予約であふれるから要注意。
ということで、船積前2週間というのは決して長くはないのである。
2013.09.25:
JR北海道の続発する事故から、安全対策のいい加減さが見えてきた。槍玉に上ったのはレールの軌間だが、どうやら安全基準そのものも怪しいし、基準からの逸脱に対する運用も守られていなかったらしい。
こういう会社としての姿勢、安全よりも利益優先の体質が見えてくる。
これは福知山線脱線事故を起こしたJR西日本にも共通する。そしてその根源には国鉄分割民営化があるのではないか。
分割民営化したとき、各社共に利益優先でものすごく突っ走った。集客キャンペーンで宣伝費を湯水のように使う裏で、採算の悪い路線は廃止か第3セクターにして地方自治体に借金を転嫁し、同時に物を言う社員を中心に大幅な人減らしをした。
同時にそれは保安要員の削除と安全対策費の削減を伴ったのである。
こういう旧国鉄グループの問題はイギリス国鉄の民営化にも共通している。
分割の仕方は日本とは異なるが、線路と関連施設を受け持つ会社では、未だにATSはないし、予算削減で保線の費用が少ないために危険な区間は徐行せざるを得ず、慢性的なダイヤの遅れが出ていることはあまりにも有名である。
繰り返しになるが、利益ばかりを追求する"Safety
Last"の体質は、公共交通機関ではあってはならないことである。
2013.09.24:
大阪都構想の是非が問われている堺市長選だが、現職の竹山市長に対抗馬を出した維新の会の橋下大阪市長が、「争点設定を間違えた」と発言した。一種の敗北宣言にも聞こえる。
この発言の根底には現職有利の情勢があるためだが、そもそも大阪都構想などという発想が間違っている。
堺市も大阪都の中に取り込んで、権力を集中させようというのが元からのネライだから、堺市民の自主性が失われることは明らかで、それを住民は見抜いているのである。
ハシズムは最初からこういう権力を自分の思いのままにふるうことを基本としている。職員に対する思想調査、上からの命令に従わない教員の処分などがその表れだ。
先日も「チャレンジ特区」と称して、御堂筋周辺地域を労基法の適用除外にする構想を府市共同提案すると発言した。当然ながら「ブラック企業特区」とか「過労死特区」などという批判が出ている。大企業のためには人間を奴隷扱いしても構わない、そのためには権力者としてあらゆることをやろうという発想である。
ちなみに労基法第1条では、この法律は労働条件の最低限を定めるとしている。よって橋下特区はこの最低限すら破るという恐ろしいものである。ガス室がないだけで、ナチスが作った強制収用所に等しいと言えるだろう。
2013.09.23:
この連休中に生命保険会社と色々打ち合わせをした。焦点は個人年金タイプの保険。老後に毎月年金を受け取る貯蓄型。利率(生保では配当金と言う)は悪くない。少なくとも銀行の定期預金よりはずっと率がいい。
こんなことを心配せねばならない根本的原因は、貧弱な公的年金にある。私の場合、年間100万円程度。本来ならもっとあるはずだが、法律によって元ヨメが半分近く持って行く権利を認めているからこんなことになった。
安倍内閣はここからもっと減額することをたくらんでいる。さらには消費税アップで支出が増えるからダブルパンチ。
ドイツでは30年も前から高齢で自主退職(定年制度はない)してもそれまでの収入とほぼ同額の年金が出る仕組みになっている。だから心身ともに働くことが無理な体になってから辞めるのが普通。そして年金生活に入ると言うと周囲から祝福されるという。
日本では働けなくなった老人や病人は「企業の儲けに役立たないお荷物」。そして今や若者でさえも、ボロボロになるまでブラック企業の餌食にされている。
2013.09.21:
安倍内閣は来年4月の消費税増税をほぼ決めたようだ。
しかし増税に対する経済対策というのは震災復興特別税廃止などの企業向けばかり。肝心の賃金対策は財界への「お願いベース」だけ。早速財界は「賃金は個別企業で決めること」と拒否の姿勢である。これでは片手落ちで、法的な賃上げに結びつく手段がない限り必ずや消費税不況が来るだろう。
増税が実施された時点でアベノミクスは完全に崩壊する。
2013.09.20:
東日本大震災の被災地にある工場で、ウチの会社が納入した機械の一部にヒビが入っていて、近く取り替える予定であるとの話が入った。
具体的には機械と駆動部の減速機・モーターを繋いでいる可とう継手に割れが入っていて進行中とのこと。
放置すればいずれ真っ二つになるだろうから、そうならないうちに取り替えるに越したことはない。近く客から注文書が来る。
これまで数十年使ってきたものがひび割れし始めると言うのは、震災の影響以外に考えにくい。可能性としては、数百トンもある機械のコンクリート基礎が地震の揺れで不同沈下を起こしていることが十分考えられる。その場合、機械と駆動部の軸の芯ズレも矯正しておかないといけない。
この工場は一部が津波の被害も受けて、復旧の手伝いをしたこともあるが、2年半経ってまだ後遺症が出ているようである。
余震もまだ完全には収まっておらず、いつになったら収束するのか、原発事故の地元を含めて住民の不安はまだまだ続く。
2013.09.19:
14日に書いた航空便の話で今日、とんでもない事実が発覚した。
元々この商談は日本の商社がウチの会社経由で韓国から品物を買って東南アジアの某国へ送る、いわゆる三国間貿易だった。それでウチは航空代理店に貨物の輸送を委託した。三国間貿易だから荷送人(Shipper)は商社、荷受人(Consignee)は東南アジアの客としてAWBを発行してもらった。ここまではごく自然の流れである。
問題は韓国にある航空代理店。何と同じ番号で内容が異なる別のAWBを作って韓国メーカーに渡していたのである。つまり2重発行。この「偽」AWBはShipperが品物を作った韓国メーカー、Consigneeがウチの会社で、かつ手の込んだことに同じ便名でありながら「正」の到着地は東南アジア、「偽」の到着地は成田と、ここも嘘を書いていた。
通常、船便であろうと航空便であろうと船荷証券の類は絶対に1種類しか出さない。違法行為にはならないものの、偽の書類が銀行へ回って貨物代金が詐取されることを防ぐためである。
このように商道徳を破った理由は不明であるので、現在日本の窓口を通じて調査中である。もし2重発行の事実が業界に知れ渡ったら韓国の代理店は国際航空運送協会(IATA)代理店の認可を取り消されるかもしれない。
2013.09.18:
今回の決算では納期がまだ先なのに品物ができてしまい、客先も早期納品でも構わないということで、急遽決算対象に入ることになった。
毎期そのような話が出るのは珍しくないのだが、あっても1〜2件というのが普通。しかし今回は4件。
逆に追加工事の発生などで納期が後ずれになって決算時期が遅れるものもある。
私が抱えている仕事は大口がないので、売上計画に大きく響くような話はないが、億単位の過不足が出ると経理が顔色を変えて事情を聞きに来る。場合によっては決算をしてしまって、まだ計上していない原価は未計上原価として経理に申請させられることもある。
後に経理は会計監査などでそれら未計上原価のチェックを受けるが、そのためにも我々実務サイドは申し開きができるような証拠書類を揃えねばならないのである。
企業会計は難しい。
2013.09.17:
輸出の時の客先への提出書類で原産地証明書(Certificate of Origin
略称:C/O)というのが時々要求される。そもそもはどこの国で生産されたものであるかを記載した証明書で、日本製としながら実際は他国の粗悪品を送るような詐欺まがいの手口を防ぐためにある。
通常は、権威を持たせるためにも第3者である各国の商工会議所が発行する。しかし不思議なことに、商議所ではなくて輸出者が「自主的に」発行したC/Oでも構わない例がある。これをShipper's
C/Oと言う。
原産国が間違いないという保証が全くない書類なのだが、これが通用することがある。
典型は信用状で要求される原産地証明書が、「商議所が発行したもの」と明記されていない場合。商議所発行だと有料の所定様式を買い、かつ発行手数料を取られるので、Shipper's
C/Oを書く。もちろん銀行は文句を言わない。
このC/Oだが、商議所は船積後には絶対出してくれない。ところが最近中国を中心に貨物が届いてからC/Oを出してくれという要求が来ることがある。当然商議所は出してくれないし、「商議所のもの」と書いてないからShipper's
C/Oを出すしかない。
権威のない書類なのだが、今のところそれで文句を言われたことはない。
2013.09.16:
夜明け頃まで強風が吹き、窓はガタガタ音を立てていた。
今回は雨台風。各地で川の増水と氾濫が相次いだ。京都の私の親戚でも床下浸水。大したことはなかったようだが、それでも玄関の掃除に追われているとのメールがあった。
今日は本来なら出勤日だが、例によって「自主休暇」。もっとも朝はほとんどの鉄道が止まっていたから、遅れて出勤した人が多かっただろう。
2013.09.15:
台風の影響で午前中から風雨が少しづつ強まりつつある。気温もあまり上がっていない。
昨夜息子が作ったカレーの残りを、昼にカレーうどんにして食べたら、量が多すぎて夕方の血糖値は200寸前。お陰で大量のインシュリンをぶち込むことになった。
食事の量と注射量の加減はいつまで経っても難しい。
カロリーオーバーで血糖値が上るのは好ましいことではない。しかしだからといってインシュリンの量をむやみに増やすことはもっと恐ろしい。反動で低血糖を起こしては生命の危険を招くからである。よって一時的な高血糖値は許容できるが、一時的であっても低血糖は避けねばならないというのが鉄則である。
こういう血糖値との戦いは死ぬまで続く。こんな体になったのは親を恨むしかない。それはさておき、経口インシュリンの開発が待ち遠しい。
2013.09.14:
信用状で航空便を使う場合は非常に慌しい。早い話が、相手国で貨物と引き換えに航空会社に渡す航空貨物用証券(AWB)の入手よりも飛行機が早く着くので、貨物が数日間空港で留置されるのが当たり前になるからである。
通常のAWBの流れは、売主が航空会社から受取―売主の銀行に持ち込み―相手国の銀行に送付―客先が代金を支払ってAWB受取、となるが、国際宅急便を使っても4〜5日を要する。これを省略するには、AWBをPDFでコピーして電子メールを飛ばし、相手国では銀行と航空会社にAWB原本の後日提出を約束した保証状とPDFを差し入れるしかない。
昨日も航空便を飛ばしたが、客先から当日中にPDFをくれとの催促があった。しかしPDFが私の手元に届いたのは夕方5時前ぎりぎり。幸いにして相手国との時差があるのでセーフとなったが、待っている間はやきもきしていた。
信用状のシステムは大航海時代に始まったものだが、航空便が多くなった現在、船便とは違った代金決済の方法が必要になっている気がする。
2013.09.13:
9月も半ばになってきたので、そろそろ決算に向けての準備を開始。
今期は1件を除いて大型案件はない。その1件だが、曰くつきの仕事。
ある大型機械で、駆動部の減速機が壊れたことがあった。その減速機は専門メーカーから買ったものだが、点検に来た調査員と営業は割れた部品を見て、これはもはや使い物にならいとして、丸ごと取替を推奨して早々に引き上げた。客としてはそれでは操業に影響するので、修理費用の場合と減速機全体を取り替える場合の両案についての見積を出すように依頼した。
ところがメーカーからは何の返事もない。1ヶ月くらい経っても出てこないので何度も催促したがのらくら逃げるばかり。それでもやっと出てきたのだが、通常考えられる価格の2倍以上。これには客が激怒した。
結局競合メーカーの安い減速機と入れ替えになったのである。当然元のメーカーは実質的に出入り禁止。
その曰く付き減速機の取替工事はほぼ終了。よって今回の決算対象になった。
2013.09.12:
まだバリウムは出てこない。
ここ数日暑さが戻ってきたようで、夜中に汗をかいて何度も起きることになった。もう猛暑はありえないとは思うが、寝苦しい夜は勘弁して欲しいと願っている。
そうでなくても先日の通院で血圧降下剤の種類を変えてからは夜明け前のこむら返りがひどく、眠れない日が続いているのである。
薬に対する反応は個人差が激しく、専門家である医者でさえ判断に迷っているのが現状。だから色々試した上で最適な薬の種類と量を見つけている。
しかし患者にすれば一日でも早く不快感・苦しみから逃れたいから、時間をかけて最適値を見つけるという方法には苛立ちを感じてしまい、医者に対する不信感を持ってしまうのである。
ここの矛盾をどう解決するか、根本的には病気の個人差の理由を見つけることなのだろう。
2013.09.11:
今年も会社の健康診断で、バリウムを飲んだ。
今年は意外と早く終わったが、相変わらず気持ちのいいものではない。いちばんいやなのは角度は低くても逆さづりのような状態にさせられること。また飲んだ後に腹が重苦しくなるのもたまらない。比重は鉄の半分以下だが、金属の一種だから気持ち悪いことに変わりはない。
それと私の場合、ひどい便秘だから出てくるまでに時間がかかる。幸いなったことはないが、腸で固まってしまって手術で摘出もありうる。
今年の特徴は体脂肪率の激減である。検査担当が測りなおししても4.5%しか出ない。去年の8.5%も驚かれたが、今回はさらに激痩せ。体重は変わっていないから何が要因かは不明。誰か知っていたらおせーて!
2013.09.10:
以前業務アプリの開発を手伝ってもらったソフトハウスの営業マンからいきなり電話がかかってきた。
今私がやっている仕事の文書管理データベースを一緒に開発しないかという提案である。もちろん彼は私の仕事の内容を知らない。
しかし船積の仕事というのは設計とか営業などと違って、定型文書は少なく、かつ書類の流れ方が一定していないので、大型のデータベースで分類・管理は極めて困難。例えば船積書類の種類と数は、信用状で要求されている内容によって大きく異なる。しかも書類の発行元は商社が介在するかしないかで大きく違う。
よって大規模システム化するより共用ファイルサーバーでフォルダを分類整理してわかりやすくする方がはるかに効率的なのである。
営業マンはさすがに私に軽くあしらわれてしまったので、今度は他の事業部門での知り合いを紹介して欲しいと言い出した。私のところのIT部門は猛者ぞろいで、かつこれまでも何度か手伝ってもらったことがあるから、今後新しい仕事にありつけるチャンスは少ないと見たのである。
しかし残念ながら私にはほかに知り合いはいない。よって営業マンには引き取ってもらうしかなかった。
2013.09.09:
昨日、買物でハーバーランドに行ってきた。
以前よりもかなり人が増えている感じがした。やはり「アンパンマンミュージアム」効果だろうか、家族連れが多いことは確か。
このまま賑やかさが維持できるかどうかは、リピーターが多くなることにかかるところが大きいが、いちばんのポイントは個人所得が増えるかどうかによる。
しかし現状では賃金が上らずに、消費税だけが上るという計画で、これでは折角の客の増加は頭打ちになるどころか、元通り閑散としたハーバーランドに戻ってしまうだろう。
政府は景気の腰折れ対策として投資減税とか法人税減税を考えているようだが、所得税減税はまったく眼中にない。アベノミクスの特徴は、こういう企業だけに手厚いのが特徴である。だから世論調査では景気回復を実感していないと言う回答が圧倒的に多い。
2013.09.08:
雨は昼まで続いたが、午後からは太陽が顔を出した。
2020年のオリンピック開催が東京に決まった。やはりまだ表面化していない爆弾よりも、目の前に爆弾を抱えているマドリードは敬遠されたのだろう。
オリンピックそのものは悪いことではないから、素直に喜ぶのがいい。しかし震災復興、原発問題を忘れてもらっては困る。
そしてまだ隠されている爆弾、消費税増税は、これは絶対にやってもらっては困る。
2013.09.07:
今日は僅かな時間を除いてずっと雨。折角ここ数日は晴れていたのに、これでは外出もままならない。雨が上ったすきに買物に出かけるのが精一杯だった。
マスコミは2020年オリンピック開催地がどこになるのか騒いでいるが、私は覚めた目で見ている。
オリンピックを起爆剤に公共事業のそろばん勘定をしているのだろうが、今はハコ物を作っている時期ではない。何より震災復興が最優先のはず。外国からは福島原発の汚染水漏れに質問が集中しているのは当然。東電任せで危機感の薄い政府は「大丈夫」ばかりを繰り返すしか能がない。
その意味でも、また無駄遣いを防ぐ意味でも、東京でのオリンピックはやらないほうが良い。
2013.09.06:
気候の変化で体調も変わりつつある。
熟睡できる時間が長くなったのはいいが、朝目覚まし時計が鳴っても時間が経たないと起きられなくなった。鳴っているのはおぼろげながら頭に入っているのだが、気付くのに時間がかかってしまう。
朝の通勤では、汗がシャツにべっとり付いたり、歩くにつれて足がだるくなる現象もなくなった。要するに軽くなった感じがする。
そして昼休み、猛暑の間のアイスキャンディーはそろそろ卒業である。
アイスクリームにしないのはカロリーが高いことと、体があまり冷えないためである。よって大抵は「ガリガリ君」。あの味は子供の頃を思い出させる。
2013.09.05:
神戸ではやっと連日の雨も上がって、今日はさわやかな一日。気温も30度に届くか届かないか位で、夜はやっと落ち着いて寝られるようになった。
仕事のほうは寒暖に関係なくドタバタ。決算の追い込みはまだ早いも関わらず、9月に入ってからは船積、船積の準備のための集荷、梱包などの指示で忙しい。
今日も急遽航空便を飛ばす話が降って湧いて、概算重量の計算、運賃の見積、週何便飛んでいるかの調査などで追われた。何しろ荷物が着かないと、それを使うSVの出発予定が決まらないのである。荷物が届かないからと言ってSVをいつまでも待機させるわけには行かない。
ところで今月は中国、韓国の秋休みがある。韓国の秋夕(日本の盆に相当)は18〜20日、中国の中秋節は19〜21日である。
この期間の輸出入はできないから要注意。
2013.09.04:
最近外国製品を一旦日本に輸入して、再度東南アジアなどに再輸出するケースが稀に発生する。
そういう面倒臭い方法をとるにはわけがある。ひとつは信用状に本来の原産国の名前が記載されていないこと。通常は"Port
of
Loading"欄に原産国を列記するのだが、誤解が生じて抜けが生じることがある。そのような場合には客先に信用状の訂正を頼むのが筋だが、為替管理とかがうるさい国だと訂正するだけで1ヶ月以上かかることがある。そうなると納期が間に合わなくなることがあるから、本来の原産国から品物を航空便で送らせ、日本製に混ぜて船積するのである。
もうひとつのケースはミャンマー。
今は全面的な経済制裁解除で問題なくなったが、解除前はEUが非常に厳しいルールを設けていて、ミャンマー国内の個人、企業(軍人あるいは元軍人が経営している)のブラックリストを作って禁輸措置をしていた。私がやっている仕事の関係のミャンマー企業は一般産業だったのだがブラックリストに載っていたが、どうしてもEUから調達しないといけない品物があって、その場合は直接送れないから回り道をすることになったのである。
本来ならそういう手口がバレたらEUからクレームが出るのだが、もはや時効である。
2013.09.03:
Officeソフトの次はメーラー。
MS
OfficeにはOutlookが付いているがそれ以外では別途インストールが必要。その点で言うとほぼ定番なのがThunderbird。
以前スパム対策のテストで入れたが、機能的にはもうひとつ。しかしメール本来の能力は遜色なし。しかもOEからの移行も簡単と聞いているからほぼ決まりだろう。
ところで肝心のPC本体だが、今の円安の影響がどこまで続くかがひとつのポイントだろう。もし変わらなければ競争とコストダウンで数ヶ月すれば次第に下がってくる。しかしシリア問題でアメリカが軍事攻撃をすれば様相はガラッと変わるだろう。株価もしかり。経済問題はまた別途書くが、PCの購入についてはまだちょっと様子見にならざるを得ない。
2013.09.02:
XPから7に切り替える準備の一環として、やたら高いMicrosoft
Officeからの脱却を検討していたが、やっと結論が出た。
得た結論はKingsoft Officeの導入である。
テストとしてフリーのLibre
Office、OpenOfficeとKingsoft Office試用版を導入したが、前の2つで使われているOpen Document
FormatはMSとは似て非なるものでとても使えない。
特に目立ったのは、友人HPのアクセスログをExcel(互換)に取り込む場合、MSにあった外部データの取り込み機能がまったくないこと。代わりに外部データが入った新しいシート作って元のデータシートとマージするという、非効率的な方法しかないのである。
またWord(互換)では、画像オブジェクトの入ったMS文書を開くと、見事にレイアウトが崩れて無残な表示となった。代替表示はできない。
これに対してKingsoftはMSと99%互換である。上記の画像オブジェクト入り文書は見事に再現された。
Kingsoftは有料だがMSの価格の約1/10だから、これはもう勝負あり。しかもPCに附属される時の販売価格は単独販売よりさらに安くなる。
ある専門家の評価では、個人ユースではKingsoftで決まり。但し会社で使うのは、万が一他社とのやりとりで支障があっては困るからMSがベターとのことだった。
2013.09.01:
9月になった。
それにしてもよく雨の降ること。昼前には雷も鳴った。その後は晴れて気温が上昇。しかし明日も朝から雨との予報。
台風は風よりも多くの雨を呼び込んだようだ。
明日からは夏休みを終えた子供たちが通勤電車に戻ってくる。