悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

14.07


2014.07.31:

今日で7月末。先週からの猛暑で熱中症患者が激増、死者も出ている。私もかなりへばっているが、今週になって夜中は少しだけ風があるのですごしやすい。
会社では冷房があるので辛くはない。だが社内の掲示板で表示される午前、午後の暑さ指数が赤色になっているのを見ると、盆休みまでは猛暑が続くのだろうなと想像してしまう。
工場ではジャーに入れた冷たい水が配られるし、場合によっては別途配られる粉末のポカリスエットを中に入れる職場もある。溶接している人間にはスポットクーラーで冷風を送る。
我々事務職は冷房の効いたビルで過ごせるが、現業職の人達にも暑さ対策を充分やる必要がある。事実、炎天下で仕事していて倒れ、救急車で搬送されることが何度かあった。

2014.07.30:

佐世保の女子高生殺人事件、週刊誌とか2ちゃんねる的発想で書くのはいやなので、コメントは差し控えていたが、どうやら話は一種の猟奇的事件になりそうな雰囲気である。
当初から被害者と加害者の関係に怨恨めいたものはなかったように伝えられていたのだが、遺体の切断とか、小学生の頃からの特異な行動をはじめ、計画的な犯行とみられるような報道が出てきたので、これは普通の犯罪ではないな、と感じるようになった。
こういう事件を聞くと、以前神戸であった「酒鬼薔薇」少年が小学生を襲った事件を思い出す。
昔から猟奇的事件というのは存在するが、今回のように犯人は女性、しかも女子高校生というのは初めてだろう。
いずれにせよ、犯人の生い立ちその他の環境がどうだったのか、科学的な観点からの分析が待たれる。

2014.07.29:

ウクライナ上空で撃墜されたマレーシア航空機、反政府派の犯行であることはほぼ間違いないようだ。
航空機事故の場合、事故のあった場所の国が事故解明の主導権を握るという取り決めなのだが、反政府派が意図的と思える証拠隠滅や妨害の動きをしているようだから疑惑は増すばかり。
ところでマレーシア機がウクライナ上空を飛んだ理由は極めて簡単で、警告が発せられていた9700mよりも高い10000mであったこと、クアラルンプールへ向かう最短の大圏コースだからである。日本からだとシベリア経由でウクライナよりもさらに北の大圏コースを通るから問題はない。
その昔、ソ連時代にシベリアを飛ぶことを禁止されていた時代はアンカレジ経由だった。モスクワ経由のアエロフロートもあったが、CAの柄が悪いので避ける人が多かった。
船の場合でも大圏コースを通る。例えば太平洋横断ではバンクーバーと東京の間はアリューシャン列島の一部を横断する。普通の、メルカトール図法の地図では、極に近い地方での大圏コースは大きく湾曲して描かれるてしまうのでイメージしにくい。
地図の話はさておき、マレーシア航空の原因解明、特にブラックボックスの分析が待たれる。

2014.07.28:

会社のメールを開くと約50通が来ていた。もっとも処理・回答が必要なものは10通程度で、残りは単なるCC。
ということで忙殺されるようなことはなかった。
それでも新規受注処理や梱包ができたものの船の予約などで、気がついたらすでに夕方。
休み明けだからこんなものか。

2014.07.27:

今日で9連休は終了。
まるで終わりを告げるように、今日は雲が多く、夕方には涼しい風も吹いた。
明日から出勤だが、頭も体も休みモードなのですぐに動けるか、若干気になるところである。

2014.07.26:

親友Oとの飲み会。
話の中心はやはり人生の下り坂に入ってからの身の施し方。
親の看取り方もあるのだが、親の子離れのありかたもこれまた難しい問題であることを再認識した。
つかず離れず、しかも子供が親から何かを教訓として得てもらうにはどうしたらいいか。相手は小学生ではないので、つまらない説教をしてもはじまらない。
「親の背中を見せる」というのはそれほど簡単なことではないのである。TVドラマのようなできあいのストーリーで解決するなら苦労はしない。

2014.07.24:

旅の訪問地に近江八幡を入れたのはいわば「ついで」である。
だが訪問してみるとなかなか面白い町である。古くは近江商人発祥の町として知られているが、もうひとつの顔として明治時代に建てられた洋風建築が多く残っていることがある。
京風の古い民家と洋風建築、何となく文明開化後の京都に似ている。
近江八幡は城下町ではない。山城が建てられたが安土と同じく寿命は短かった。幕藩政治による制約がゆるかったことが近江商人の活躍を許した一因かもしれない。

2014.07.23:

一昨日から昨日にかけて私一人だけのプチ旅行に出た。目的地は長浜、安土、近江八幡である。
大河ドラマの題材に良くなる戦国時代の城を見ることと、番外編?として近江八幡を選んだ。
その中で印象深いのは何といっても安土城。実は中学生のときに行ったことがあるのだが、昔のことゆえ、ほとんど記憶は残っていない。それを今になって行ったものだから、駅から歩いて片道30分もかかることは想定外。しかも高低差100m程度の山登りに足をガタガタ言わせることになろうとは。
ただ、いかに屈強の大名とはいえ、あの坂道はそれなりに辛かったと思う。
そんな山城を作った信長の心理は人々の想像を掻き立てる。諸説あるが、やはり東から京都への要衝であることは共通している。
だがひとつの問題は西から京都へ向かう場合との差。
私は学者でもないから正確な考察は不可能であるが、経済力の違いで西からのアプローチはかなり困難であったものと考える。
その意味で琵琶湖東岸は豊富な農産物が得られたことが揚げられるだろう。安土城に近い場所からは大中の湖南遺跡が見つかっているように、古代からの開けた土地。また現在も残る碁盤目の区画は律令時代にできた条里制の名残であり、区画整理のためではない。
信長の兵を食わせるためには安土の地元から食料を調達する必要があったが、それは充分だった。しかし西にはまだ毛利の大群を食わせる生産力はなかったのではないか。
さて、この話の続きはまた明日にでも。

2014.07.20:

太平洋高気圧が寒気を押し上げきれないため、各地で豪雨が発生している。神戸でも午後一時的に雨が降り、雷も鳴った。
明日かあさってには梅雨明けだと思うのだが。
倉敷での少女行方不明事件、監禁した男が逮捕され、少女は無事救出された。親の気持ちとしては無事であることが唯一の救い。
それにしても誘拐・監禁の目的は何だったのだろう?

2014.07.19:

今日から9連休。
例年、学校の夏休みが始まる頃に節電の休業がある。但し来週の出勤日が短いので強制的に年休を取って9連休にしたのである。
今回は一泊のプチ旅行に出ることにした。息子は「お父さんの自由に」ということで、一人旅。金のかからない近場にした。

2014.07.18:

マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で墜落した。航跡から見ると高度1万メートルで普通に飛んでいる途中でいきなり機影が消えているから、ミサイルで撃墜された可能性が極めて高い。
政府側と反政府側で責任をなすり合っているが、何となく反政府側によるものと考えられる。
無実の乗客・乗員が犠牲になるなどという悲惨な出来事は願い下げにしてもらいたい。犯人(複数?)は国際法廷で処罰を受けるべきである。

2014.07.17:

ベネッセの顧客情報が、子会社に派遣されていた社員によって盗まれ、売られていたことで逮捕される事件が起こった。既に大々的に報道されているから内容の詳細は割愛する。
この事件の中で私が注目しているのは、犯人から買った業者、それも有名な「ジャストシステム」が含まれる、は刑法の「故買」に抵触するのではないかと思われる点である。
買った側はそれがベネッセのものであることは認識があっただろうし、個人保護法があるのでそう簡単には入手できない、ということを知っていたはずだからである。
昔から個人情報は平気で売買されていた。私の場合で言うと、息子が生まれた後、幼児の時代になって「こどもちゃれんじ」のDMが勝手に送られてきた。もちろん生年月日も筒抜けである。では息子の情報はどこから入手したのか?
唯一の思い当たる節は、生まれた直後に貸しベッドを利用したことである。レンタル業者からデータが売られたとしか考えられなかった。もちろん個人情報保護法施行以前である。
ジャストシステムはベネッセの情報を削除するようだが、「故買」の責任を問われ、世間から批判を浴びる前に先手を打ったのではないだろうか。

2014.07.16:

政府の原子力規制委員会が新規制基準に「適合していると認められる」とする審査書案を決めた。
色々な異論のある中での強行突破である。
政府と「原発ムラ」の利権集団はあくまでも原発に固執し、金儲けのネタを失うまいと必死である。しかも各種の補助金に目がくらんだ鹿児島県と薩摩川内市は賛成の意向である。
これに対して専門家などは反対が多い。地元でも危険区域にある周辺自治体でも反対の意見が多い。避難計画がずさんだからである。
これから、順調に行っても実際の再稼動は秋以降と見られるが、滋賀県知事選挙の結果を踏まえて、再稼動反対運動が高まることも予想される。
国民的な世論は原発再稼動反対の方が多数である。
福島事故の教訓もちゃんと出ないまま、「世界一安全」などというのは幻想である。一旦核分裂を起こしたらそれを止めることも無害化処理することもできないシロモノを再び増やそうというのは、正常な神経の持ち主にはできないことである。

2014.07.14:

滋賀県知事は民主党系の三日月氏が当選した。嘉田前知事の応援も受けながらであったが、当初は自公系の候補が有利とされていただけに、この結果は大きい。
個人的には三日月氏がベストとは思わないが、これまでの自公政権の動きを見て危機感を感じた県民が動いたことは評価すべきだろう。
やはりセクハラ発言、そして集団的自衛権の閣議決定などに見られるように、安倍政権のひどさが目に余るのである。それは各種の世論調査で安倍内閣の支持率が発足以来最低を記録していることでもわかる。
今後の政局は、知事選が引き金となって大きく動くのか、それはまだわからないが、ぜひ多数におごる自公政権に国民が目覚めて大きなうねりになって欲しいと思う。

2014.07.13:

午前中は本降りの雨、午後もどんよりした雲に覆われ、時々水滴が落ちてくるなど、うっとおしい一日だった。
そんな中、マンションの入り口に「ゴマダラカミキリ」が一匹雨宿りしていた。
白い斑点が目立つのですぐにわかる。子供の頃から良く見かける虫だが、コンクリートの建物でたたずんでいる姿は始めてである。本来この虫は樹木の汁を吸うので、街路樹にすんでいたものが迷い込んだのだろう。日本全国どこにでも見かける、どんな環境でも生き残れるようで、餌にする樹木も問わないから、農家にはいい顔をされないようである。
どんな場所でもしぶとく生き残る、何となく処世訓っぽい虫だ。

2014.07.12:

今日この夏初めてセミの声を聞いた。
いよいよ梅雨明けなのだろうか。これまでの経験則ではそうなる。気温も高く、湿度もそこそこあると鳴くようである。
セミならずとも、私は暑さでぐったり。まだ猛暑には程遠いが、家の中を風が通らないとやはりむさ苦しい。いよいよエアコンか?

2014.07.11:

野々村兵庫県会議員が辞任した。しかし金の使い道については口を閉じたままである。
これに対して県議会は辞任を認めると同時に公文書偽造として刑事告発した。実際には出張などに行っていないとの疑惑があるので、極めて当然の措置である。
刑事告発となれば偽証は罪を重ねることになるので言い逃れは困難になる。しかも警察は裏付け捜査を行うので、色々ボロが出ることになるだろう。
こんな人間に1票を入れた人はさぞかし悔しいだろう。「維新」の名を借りて人気を取った詐欺的手法に騙されたからである。
さすがの橋下も困惑している。「維新の会」として公認したわけでもないからである。
それはともかく、今回の事件は議員の質が問われているといえるだろう。

2014.07.10:

沖縄から九州を中心に猛威を振るった台風だが、偏西風に乗って向きを変えた途端に急激に衰えた。これまでのエネルギーは誰に吸い取られた?と思うほどである。
昨日の時点では本州を縦断して神戸を直撃する可能性も懸念されたが、一夜明けてもほとんど無風、夕方には晴れ間も見えた。
個人的には杞憂に終わったが、海上は荒れたままゆえ、私の手配した品物を運ぶ船はベタ遅れ。
本来なら10日に神戸を出る船は太平洋のはるか沖に避難中で、その後名古屋に寄ってからでないと来ないし、韓国からの輸入品を積むべき船は韓国への往路の途中、豊橋に釘付けのままである。
こういうときの船便はつくづく恨めしいと思う。

2014.07.09:

今年5月に書いた、トラブルメーカーだったフランスの会社の、それも原因を作った担当者とその上司が謝罪に来た。
昨年も同様の問題、納期を守らない、必要な書類は出さないと、度重なる失敗に、私が強烈なメールを書いたのが相当こたえたらしい。もっとも来社の目的はそれだけではなく、製品の売り込みと協業の提案もあった。
それはともかく、彼らは問題を起こさないよう組織を強化すると言っていた。私の方からは問題が起こった主な原因の指摘を、事実をもって説明した。この「事実」ということは欧米の人間にとって重要で、日本人のように下請けの社長を怒鳴りつけるようなパワハラモードはご法度である。特にミスを犯した本人に対して、他人の面前でミスを指摘するのだから、冷静に「お前はこんな失敗をやったよな」と言わねばならない。これを私が口にした瞬間、彼は何か言いたげだったが、上司が小声で諭していた。
ということで、今後の対策として、納期遅れについてはたとえ小額の発注でも罰金を科す条項を書き加えると通告した。そしてこうも付け加えた。
「罰金を召し上げることが目的ではない。罰金を取られないよう、肝に銘じてもらうことが目的だ。」

2014.07.08:

いつも鈍くさい、何をやっても目先の一点しか対処できないWがまたやらかした。
本来は8月第1週の納期だが、営業のK(これまたWといい勝負をする、客先に対するイエスマンで、何でもかんでも一方的にこちらに押し付け、できないとブツクサ文句を言う女である)に脅されて、一部でもいいから納期を早めたいということでなにやら走り回っていた。
しかし私のところに船積の準備が回ってきたところで、早速「待った!」をかけることになった。
WはKの機嫌を損ねまいと「1回目の船積は今月15日に品物の梱包開始、18日に船会社に引渡し」と勝手に決め込んでいた。しかしそこには落とし穴が待っていることに私が気付いたのである。
実は19日から1週間、ウチの会社は節電の休みに入る。もちろん世間は働いているのだが、Wの予想でいけば、休み中に船が出ることになる。しかし彼はまったく先が読めていない。
それで私が「予約のためのPACKING LISTはいつできる? 船積書類は? 海上保険の申請は? 船会社が出すB/L原稿のチェックは?」と聞いたら、見事に答えられなくなった。
要するにPACKING LIST以外はすべて関係者全員が休み中に出勤して仕事をしないと不可能な話だったのである。
それで私は関係者に連絡して、「1回目の梱包は11日納入分で締切。船積は18日」と指示を出した。営業Kが何か言ってきたら「やかましい!」と一喝するのみである。

2014.07.07:

今日は七夕だが、神戸は雲が出ていて彦星と織姫の出会いはパス。
大型台風8号が沖縄まで来ていて特別警戒警報が出ている。相当なつわものらしい。
私の仕事のほうでも台風が本州に上陸・接近する頃に、ちょうど神戸と釜山から出航する船に荷物を載せる予定で、影響が懸念される。
一分一秒を争うものではないから1日くらい遅れたって別条はない。但し、船会社の船舶のやりくりの都合で船の変更、あるいは「抜港」(通過措置のこと)が発生するとうっとおしいことになる。船積書類の書き換え、そして海上保険の訂正依頼が必要になるからである。
自然の猛威には逆らえないが、やはり憂鬱な気分になる。

2014.07.06:

共産党機関紙「赤旗」にまたもや与党OBが登場した。今度は公明党で運輸大臣も勤めたことのある二見氏である。
これまでも中央・地方の自民党OBが次々と名を連ねてきたが、公明党も顔を出してきたのである。
このことは、大手マスコミには大臣経験者が辛口の意見を載せる受け皿の能力もなく、またお呼びもかからないことへの批判でもある。
新聞は再び「進め一億火の玉だ」などというスローガンを掲げるつもりだろうか。

2014.07.05:

兵庫県会議員のひとりの奇怪な行動の話が全国区で話題になっている。
それは野々村議員(西宮市選出)が不明朗な政治活動費を受け取っていてそれが問題になり、釈明のはずの会見でわけのわからない発言とともに号泣したことである。
私に言わせれば、あれは演技のつもりが暴走してしまったものと見る。俳優が迫真の演技をしていて、そのまま本当に泣いたことと似ている。精神科医の中には病的なものを感じている人もいる。
しかし話の本質として、不明朗な公費の使い道と、それを支出した県の責任が問われねばならない。
近頃は乗車券・特急券を「みどりの窓口」で買えば領収書がもらえる(会社員風の人間だったら出札掛が大抵要否を聞く)し、自動販売機でも領収証の選択メニューがある。しかし領収書は1枚も提出されていない。
しかも出張先で面談した相手のことを聞かれても回答を拒否するのでは、疑惑が増すばかりである。
事実の解明は絶対に必要である。もし野々村議員が真実をあくまで明かさないのなら、辞職に値する。

2014.07.04:

低血糖のまま自動車を運転して事故を起こしたことが問題になっているが、患者の立場として一言書いておく。
まず基本的原則として、インシュリン注射を打ったら必ず何かを食べなければならない。そうでないと必ず低血糖を起こす。低血糖が起こったらただでは済まない。軽い場合でも気分が悪くなる。血糖値が極端にひどい場合は意識を失い、さらに昏睡、回復しなければ死に至ることもある。
これは脳細胞がひたすらブドウ糖を消費するのに対して供給が追いつかないことが原因である。
軽い低血糖はインシュリンの量が食事量よりも多すぎることでも起こる。私はごくまれにこのタイプの低血糖を起こして気分が悪くなるときがある。そういう時は薬局で貰ったブドウ糖の粉末を急いで食べる。この粉末はインシュリン注射をやっている患者が希望すれば無料で貰える。私は万が一に備えて常に携行している。
事故を起こした運転手が何故意識を失うまで低血糖を放置したのかはまだ明らかではない。
低血糖に対する認識が甘かったのか、注射をしたのに急な仕事で食事をすっぽかしてしまったのか、これからの解明が必要である。ただ、ひとついえるのは、本人の認識のみならず、周囲の理解も必要である。本人が注射をした後だから断っているのに、急用を無理矢理押し付けることは厳禁である。

2014.07.03:

ダダッ子営業のYが人事異動で調達に行った。
引き継いだのは子会社から出向しているF。彼は二足の草鞋で自分の会社とウチの会社の間を毎日ハシゴしている。だがこれでは非常に効率が悪い。これまでも片道1時間弱をロスしているのだから、Yの後始末が増えたのでは完全に仕事はパンク。
よってどちらかの事務所に常駐するよう提案した。PCはそれぞれ1台づつあるので、1箇所にまとめる。というのもユーザーIDが2つあり、かつドメインが違うからである。
この場合悩ましいのは事務所のWANを越えてのドメイン参加ができるかどうかである。もしIPアドレスによるフィルタリングがかかっていれば無理。
さすれば速度は遅くなるが片方は無線LANを使ってVPNでドメインに入るしかないだろう。
現在課長を通じて電算部門と協議中である。

2014.07.02:

今日も腹の虫が収まらない。
悔しくてたまらないのである。だから次はどこの集会やデモに参加すべきか調べている。
と同時にアベットラーは次に何を出してくるか、非常に危惧している。もしもナチスドイツと同じく「全権委任法」のようなものを出してきたら、これはもうゼネストものだろう。但し今の右翼労組は民主党支持で、今回の憲法破壊の暴挙にも何も言わない。非常に心配である。

2014.07.01:

とうとうアベットラーは夕方に内閣の解釈で憲法9条を踏みにじる暴挙をやった。もちろん公明党も同罪。
関連法案の審議はこれからだから、明日にでも自衛隊が出るわけではない。しかしそれらのハードルは連立与党だけでなく、維新とか、民主党なども協力して無理矢理通そうとするだろう。
しかしこれを黙って見ている気にはなれない。それで今日、元町大丸前の街頭演説会に顔を出した。
残念ながら東京でやられているような人数、熱気はない。普段こういう護憲運動に参加している「身内」ばかりの姿が目立った。
それにしても公明党は完全に反平和の党に変質した。地方組織との話し合いの場で、解釈改憲を「憲法を変えていないのだからいいことだ」と、禁じ手を「美しい手」のように言いくるめていたのである。しかし地方も地方で、それに対して真っ向から対立することはしなかった。ということは公明党全体が腐りきった組織であると断定していいだろう。
私はあきらめない。流されるままにいて、やがて来るかもしれない徴兵制によって息子が引っ張られていく姿だけは絶対に見たくないのである。