悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

15.07


2015.07.31:

今日で7月も終わり。
今日も猛暑で気温はうなぎのぼり。かつ「梅雨明け10日」と言われるように梅雨明けから10日くらいは太平洋高気圧が安定して張り出してくるので夕立も少なくなる。今年は台風の余波で不安定な天気が残っていたが、ここに来て安定した天気。よって熱中症で病院に担ぎ込まれたり、中には命を落としたりする人も出ている。
私も年齢から考えると要注意だが、自覚がないことをいいことにやせ我慢をしている。しかし本気でエアコンを導入すべき時期に来ているのかもしれない。

2015.07.30:

昨日、今日と猛暑で、会社の測っている暑さ指数は30を越えた。炎天下での作業は原則禁止。
使い古された言葉だが、温暖化の影響か私の子供の頃よりも暑さが強烈になっていることは疑いない。これだけあちこちで人間がバタバタ倒れることはなかった。
ウチの会社の工場では夏になると麦茶の入ったジャーが配られるのが、最近はこれに加えて粉末のポカリスエットも配られる。猛暑のときは汗と一緒に塩分、ミネラルが失われてバテるからその補給のためである。
どうやらこの寝苦しく、かつこむら返りで睡眠不足になる猛暑は盆休みまで続きそうだ。

2015.07.29:

戦争法案を正面突破で無理矢理突き進めば進むほどボロが出てくる。
今度はアベットラーのブレーン、首相補佐官が講演会で「法的安定性は関係ない」と発言。要するにこれまで内閣法制局がずっと集団的自衛権を否定してきたことを、戦争法案で180度転換したことに対する批判が出ていることをこう答えたのである。つまり憲法解釈が政府として一貫していないことを「そんなことはどうでもいいじゃないか」と言ってのけたのである。
当然こんなことを許したら、時の政府によって違憲であろうとなかろうとやりたい放題になる。
発言が首相のブレーンだからただでは済まない。アベットラーは謝罪しながらも本人をかばっているが、国会へ出てきてきちんと謝罪しない限り収まらないだろう。
アベットラー親衛隊のマスコミ言論弾圧の発言以来、国民からの猛反発に対して、居直りと逆切れが止まらない。それは彼らの本音であり、信念である。民主主義も平和憲法も邪魔になってしょうがないという彼らの論理はますます先鋭化しているようだが、それが国民の多数の声と衝突すればそれは必ず彼らの命取りになる。というかアベットラー以下全員が討ち死にするまで収拾しないだろう。

2015.07.28:

営業で途中入社のN、ジョブ番号の登録に変な番号入力をしたので却下。
私が担当するものは輸出アフターサービスのカテゴリーなのだが、彼が入力したのは輸出新設設備のカテゴリー。
こういうことをやるとカテゴリーごとの統計、決算期ごとの集計の数字に狂いが生じる。しかも日常の仕事の進捗で分類して表示しているリストにも変なデータが混じることになる。
これは本人のミスというよりも、審査の担当者や上司がそろってまともに見ていない、問題と感じていないのが原因である。それなりの年齢でも新入社員なのだからきちんと教えるべきで、なおざりなチェックしかしていないことが露呈したものである。
本人にジョブ番号入力のやり直しを命じるメールを出したが、コピーを先輩関係者に送ったことは言うまでもない。

2015.07.27:

1週間ぶりに出社したら、E-Mailが20通、社内メールが20通来ていた。逆に書類はわずか。
もっともメールの中身を見る前に「これって何の話だったけ?」と思い出すのに少し時間がかかった。というのもあれこれ種類の違う話が多く飛んでいたからである。
まだ頭が完全に復帰していないが、わかる分を先に処理していくうちに、残っている分も順次片付けて、とりあえず未処理のまま明日への繰越はせずに済んだ。但しファイリングはまだである。
それにしても冷房の効いた部屋にいるのは楽である。

2015.07.26:

いや、暑い!
昨夜から今朝にかけては熱帯夜。さすがに寝苦しくてパンツ1枚になって寝たが、その反動で足を冷やしてしまい、明け方はこむら返りの激痛で目が覚めて結局寝不足。
9連休も本日で終わり。明日出社したらどの程度書類が溜まっているか見ものである。

2015.07.25:

アベットラーと反戦争法案勢力とのせめぎあいはずっと続いていて、なかなか止みそうにない。
国会では舞台が衆議院から参議院へ移る途中なのでまだ表立った報道はないが、世間では相変わらずの週末の国会前でのデモ他が静まらない。
そんな中でアベットラーの足元では保守系の人達からもブーイングの声が聞こえる。
先日も漫画家で保守系論客の小林よしのり氏が自民党は「独裁主義」だと怒っていた。
きっかけは講演会などの開催や出演の禁止令が出たこと。実は小林氏は自民党の集まりで講師として呼ばれていたのだが、突如として断ってきたと言う。理由を聞いてもはっきりとは言わず、明らかに執行部からの指令とうかがわせる内容だったと。これに激怒した小林氏は先の「独裁主義」の発言になったものである。
先月は沖縄慰霊の日にアベットラーが挨拶したが、「帰れ!」との怒号が飛ぶなど、風当たりが強く、内閣支持率が急速に低下したことと結びついている。
これに対するアベットラー支持勢力の巻き返しも相当なもので、青森のねぶたで戦争反対のスローガンが外されたり、長野の商店街の飾りに戦争反対の飾りが「市民の声」としてクレームが出たことから自主的に外すことになったりと、反戦争法案VSアベットラー支持勢力との小さな衝突はここしばらく続く。
60年安保以来とも言われる抗議の声は国会での審議が本格化すると共に一段と大きくなるだろう。

2015.07.24:

台風からこの方、雨続きだったが、今日は朝から晴れて熱い一日だった。しかし神戸の最高気温は31度。内陸では35度を越えても、海岸べりではそこまでいかない。
9連休も残り2日。洗濯・大掃除も終わってやることが少なくなってきた。また暑いので部屋にいるのがいやになり、涼しいところを求めて三ノ宮の繁華街に出た。
人通りを見るとやっと震災前に近くなった気がする。但し街角景気は冷えたままなので店のレジに並ぶ人はまだ少ない。
最近三ノ宮の再開発の話が取りざたされているが、相変わらずハコ物の発想は改善されない。最近の国立競技場のゴタゴタもそうだが、結局は大手ゼネコン以下を喜ばせることしか頭にない考え方から卒業していないのにはあきれる。
それを助長しているのがアベノミクスだが、庶民の生活を省みないやり方はろくなことがないことを指摘しておく。

2015.07.23:

西伊豆で動物よけの電気柵による死亡事故だが、原因についてはっきりしてきたので、電気の専門家として発言する。
結論から言うと、「電気の素人がろくな知識もないまま無謀な工作をした」ということになる。
電気柵は本来法律による規制があるので、メーカー市販のものを使うべきである。市販のものの仕様は、
1.電源は乾電池。家庭用電源を使う場合は漏電ブレーカーの設置が必須。
2.制御器によって数千Vの周期的パルスを流す。
3.注意札を設置する。
4.アース線を必ず地面とつなぐ。
となっている。
今回の場合、1.の漏電ブレーカーはなし、2.の制御器を使わず、電圧が高ければいいと勝手に家庭用電源に昇圧トランスを使っている、3.と4.は一切なし、と無謀なことを何重にもやっている。これまで事故がなかったのが不思議なくらいである。
私が指摘しておきたいのは、事故時の電源容量すなわち漏電とかショートが起こった場合の電源から供給されるエネルギーの知識なしに電気設備を作ってはならないということである。
市販のものは基本的に電池を使うが、これは事故が起こった場合の電源エネルギーを小さくするためである。家庭用電源で漏電ブレーカーを使うのはいち早く電源を切り離し、やはり事故後のエネルギーの供給を停止する意味がある。そうでないと人間に限らず動物も、体に長時間電気が流れて死に至る確率が高くなるからである。
今回と同様の事故は数年前、淡路島でも起こっている。原因はやはり家庭用電源に漏電ブレーカーなしであった。
今回の西伊豆の事故については、電気柵を設置した人間が業務上過失致死に問われるだろう。電気設備については事故を防ぐために法的規制がうるさい。家庭内の配線工事についても工事士免許がないとやってはならないのである。
そして少なくとも電気柵を電気の素人が扱うべきではない。

2015.07.22:

時間があるのでファイルの整理をしていたら、今頃になってCドライブにWindoes.OLDというフォルダがあることに気付いた。
調べてみると再インストールをしたときなどのバックアップとのこと。WindowsXPにはなかった。
数十GBあるので、消そうかと思ったが、念のため普段は使わないEドライブに移した。お陰でCドライバはすっきり。最近100GBあるCドライブの残りが20GB程度にまで減っているのでおかしいとは思っていた。XP時代はあれこれソフトを突っ込んでもCドライブは30〜40GB程度しか消費しないのにおかしいなと思っていたが、原因はWindows.OLDだったのである。
まるで初心者だが、こういう妙ちくりんなWindowsの新しい癖は意外と盲点になっていて、ネットでも書き込みはそれほど多くない。HDが1TBのように巨大化して、気にする人が減ったのだろうか。

2015.07.21:

アベットラーがまたもや虚偽の論理を持ち出したので徹底的に粉砕する。
フジテレビの番組でアベットラーが呼ばれ、(フジはもちろんアベットラー支援)色々勝手なことをしゃべったようだが、その中で戦争法案を「戸締り論」になぞらえて使ったそうだ。
「戸締り論」は1951年の流行語にもなった、自衛隊が違憲か合憲かを巡って自民党など保守勢力が「防犯上自宅に鍵をかけるのは当然」として自衛隊の必要性を述べたものである。
しかしこれを集団的自衛権の論拠にしようというのだから、狂っているとしか思えない。
1951年当時の状況から、憲法9条のもとで自国を守るために軍備をもつことができるかどか、つまり個別的自衛権の問題が論争になっていたことは明らかで、集団的自衛権はまったく問題になっていない。例の砂川裁判を論拠にして集団的自衛権を密輸しようとした手口と同じである。
また「戸締り」は自宅が襲われないようにするための手段をどうするかの問題であって、よその家で暴れている犯罪者をこちらから出て行って制圧することは含まれないことは自明の理である。
戦争法案に即して言えば、地球の裏側にまで自衛隊を派遣することが可能なのだから、とても「戸締り」を例えにすることなど不可能である。そこがまったくわかっていない、また無理矢理こじつけようとするアベットラーの頭の中は異常としか言いようがない。

2015.07.20:

近畿も梅雨明けした。
実感としては湿度がやや低いので外に出ても肌がべっとりとならない。
世間は3連休だが、私は会社の節電休みプラス会社が推奨する連休を取ったので、都合9連休である。
しかしどこかに出かける予定は相変わらずない。よってひたすら選択と掃除になる。ただ、最近は力のいることはあまりできない。すぐに息切れしてしまうのである。よってやることはのろのろペース。
まあ仕方がないか。

2015.07.19:

今夜は親友Oと飲み会。
公私ともにあれこれ語り合ったが、Oの現在の悩みは母親の介護の問題。これまで色々同世代の話を聞いたことがあるが、Oの場合も同様、政府の福祉政策の貧弱さが招いた悲劇が現れていると強く感じる。
他に、戦争法案の話も出たが、共通した認識はアベットラーを引きずりおろさないといけないこと。その手段として、私は内閣不信任から解散を唱えたことに対して、Oは第1次安倍内閣のとき同様、入院して政権を放り出すこともありうるとの見解だった。
そういえば毎日新聞の調査では、内閣支持率は35%に激減した。

2015.07.18:

昨日の豪雨が尾を引いて、近畿各地は警報が出っ放し。落ち着いたのは夕方になってからだった。
そんな中でひどかったのは、昨日新快速が駅の間で止まったままになり、ようやく近くの駅まで進んだのは未明になってから。乗客はとんだ災難である。
私の仕事でも木曜日に貨物を積んだ船が出るはずのものが横浜を出たところで足止めを食い、明日やっと神戸港にに入ることになった。
雨台風の爪あとは小さくなかった。

2015.07.17:

台風はほぼ直撃状態。深夜の時点ではそれほどひどいことにはならないだろうと思っていたが、夜明けとともに天気は激変。
とにかく雨、雨、雨。出勤時間になったので駅へ行ったが、既に電車は遅れ気味。しかも三ノ宮に着いた途端、須磨海岸で波が線路にかかったので運転を一時中止するとのアナウンス。
待っていても仕方がないと思い、阪神電車に乗り換えて神戸駅に到着。この時点でも雨は止むどころかさらに強まっていた。そし極めつけは会社の前の道路がところどころ冠水していて、引き返すわけにもいかず靴にまでどっぷり水に浸かって歩くことになった。
会社でも、出社時間に間に合ったのは社員の半分以下。原因の多くは電車がベタ遅れのため。
昼間もこれまた雨、雨、雨。
帰るときも電車は間引き運転で、雨量が制限を越えたとしては止まり、また運転の繰り返し。たまたま私は走っている1本に乗れたが、その次はいつ来るか不明とのこと。
とにかく猛烈な雨台風で、明日朝まで降り続くという。神戸の山沿いの地域は避難勧告まで出ているから、どれだけ異常な雨かわかっていただけると思う。

2015.07.16:

一人の愚かな指導者が戦後70年間培ってきた平和な日本を破壊しようととしている。
このことは暗黒の歴史として刻まれるだろう。ナチスドイツが全権を掌握した1933年に匹敵する。
一人の日本人として、民主主義に生きる一市民として、私は平和な日本を取り戻すために全力を尽くす。自らのこの宣言を覆すことはありえない。
−−−−−−−−−−−−−−−−
台風11号が接近している。
深夜には暴風が吹き荒れるだろう。夜が明けても静まることはなさそうだ。
窓を閉め、ひたすら台風が過ぎ去るのを待つしかなさそうだ。
台風を消滅させるあるいは進路を変える技術はまだない。

2015.07.15:

とうとう特別委員会で自公が戦争法案を強行採決した。絶対に許せない行為である。
アベットラー自身が「国民の理解が進んでいないのも事実だ」と述べながら強行採決とは何事ぞ。これほど国民を愚弄する暴挙はない。彼は一方で「国民の声に耳を傾けながら、同時に、国民の命と幸せな生活を守り抜いていく責任がある」と述べているが、それはあくまで国民が許す範囲、国民が政府・国会に委託している限りにおいてであって、首相が勝手に決めるべきものではない。ここにはアベットラー独特の驕りと独裁の論理が非常に強く現れている。
私はこれから徹底して戦うつもりである。
戦前のように戦争反対の言論が非合法化され、地下に潜らざるを得なくなったとしてもである。

2015.07.14:

国会では自民・公明による暴挙が続いている。いいよ明日には委員会決議で戦争法案を通そうとしている。もちろん反対が多数を占める国民の世論は無視である。
ここまで強気になるのには衆院で議席の2/3を確保しているからである。衆院を通せば60日ルールで再可決すれば「勝ち」なのである。
しかしここには法案に対して真摯な説明をするとか、日本の国際的な立場はどうなるかという冷静な判断は完全に欠落している。とにかくアメリカと一緒に戦争がしたくてたまらない、それが最優先であって、しかも次の選挙では必ず敗北するから今しかないという追い込まれた状況も背後にある。
だが逆に国民にとっては戦後最大の不幸が待ち受けているのである。そのことを憂う人達は地位の高低に関係なく広がっている。
人によっては、これから持ち出してくるであろう憲法改悪を批判する人もいる。自民党の改憲案は中国や北朝鮮に似ていると言う。国民に対して憲法を守ることの他、至るところに義務を負わせる条文があるからというのが理由である。現憲法は勤労の義務、納税の義務、教育の義務を定めているだけである。欧米でも国民の義務はほとんどない。
この流れで行くと、与党政府はアメリカ一緒に世界制覇の戦争を企て、そのためには国民を自分達の野望に縛り付けるという構図が見えてくる。戦争法案はそのための土台つくりでしかない。

2015.07.13:

いよいよ夏の入り口が近い。
各地で猛暑が観測されているが、台風が湿った熱風を呼び込んでいることもあるだろうが、神戸でもむっとした暑さを感じる。今朝はかすかにセミの声を聞いた。
我が家ではまだ夜でも汗が出るようなことにはなっていないが、それでも次第に寝苦しさが感じるようになってきた。
ただ、幸いにもこむら返りはかなり減ったので、夜中に起きて激しい痛みに声を上げることは激減した。
これから約1ヶ月と少し、暑さとの戦いが続く。

2015.07.12:

アベットラーの問題のはぐらかし、嘘は目に余る。
先日もネットによる自民党の宣伝で、自衛隊の隊員のリスクの問題について、「昔からリスクはある」とか「国民のリスクは低くなる」というごまかしをやった。
昔からのリスクと言うのは事故などが原因のことであって、今問題なのは戦闘による戦死のリスクであるが、彼はそのことを全く触れずに「変わらない」と断言している。
兵站輸送は一見危険には見えないが、敵から見たら格好の標的になる。補給を絶ったら前線は孤立するからである。もしこれで戦闘になったら武器を使用を許可しているので戦死者が出るリスクは「高くなる」のである。
しかも民間人が自衛隊の弾に当たることもある。ある人に言わせると、民間人が亡くなった場合は隊員個人が「業務上過失致死」に問われるだけで、国・自衛隊の責任はないとのこと。
また「国民のリスク」であるが、アベットラーは集団的自衛権による抑止力によって攻撃されるリスクは減ると言うが、これも全くの虚偽。従来から軍拡競争の口実として使われたのが「敵の脅威」で、それに対抗する軍備を増強することが繰り返し行われてきたのである。アベットラーはそのことを知らないはずがなく、「国民のリスクは減る」という言葉でごまかそうと言うのである。しかし事実は戦争のリスクは高くなることは明白。
これまでNGOでアフガニスタン支援などをやってきた人は、自衛隊が銃を持って国外に出たら、日本のNGOの多くがテロの標的になりやすくなると言う。それはアメリカやドイツがアフガン攻撃に加わって多くの死者が出たことで実証済みである。

2015.07.11:

台風の影響からか気温上昇とともに湿度も高くなっている。梅雨明けが近いのかもしれない。とにかく湿度が高いと汗が体から引かないので気持ち悪い。
自宅サーバーでちょっとしたcgiのテストをやっていたら、FTPクライアントからのファイルのパーミッションが変更できない。
おかしいと思いつつ調べたら、意外なことを知ることになった。パーミッションというのはUNIX系の話で、私のようにWindowsを使ってサーバーを立てている場合は、パーミッションという概念そのものがないのである。だから変更ができるわけがない。恥ずかしながら今まで知らなかった。
世の中フリーのcgiが多数出回っているが、パーミッションの設定のところでOSの違いを説明したものはない。
考えたらcgiを設置するのはまずもって大手プロバイダーとかレンタルのサーバーであるので、自宅サーバーのことは最初から作者の眼中にないということだろう。

2015.07.10:

東芝の粉飾決算が問題になっている。
最近ウチのような大企業では「内部統制」と言って、社内の決裁、特に部下の不正を上司がチェックする仕組みが正しく機能しているかの監査が年1回行われているが、東芝の例では社長、副社長が部下に粉飾決算をするよう圧力をかけていたことが明るみになった。
「内部統制」の考え方は部下の不正を防ぐことが目的だが、大抵の粉飾事件は上部が指揮しているのがほとんど。だから「内部統制」はほとんど役に立たないと断言してもいいと思う。
それは政治の世界でも同じで、保守系議員が巧妙に証拠隠滅を図りながら、ばれたら「秘書が・・・」と部下に責任をなすりつける手口が横行している。
東芝のような不正を指揮する幹部に対しては罰則をもっと強化すべきだろう。

2015.07.09:

話はガラッと変わって難読地名の話。
大阪の人なら「放出」を「ほうしゅつ」と読む人はまずいない。笑われる。正しくは言わずと知れた「はなてん」である。
大阪には他にも難読地名が数多くあるが、今回は岐阜県の話。
大垣市に「昼飯」という地名がある。ここには昼飯大塚古墳という岐阜県最大級の古墳があるのだが、私は仕事の関係でこの地名を知った。
読み方はもちろん「ひるめし」ではない。「ひるい」である。
昔大阪から長野に仏像を納める一行がこの地で昼飯を食べたことが由来と言われている。当初は「ひるめし」と呼んだが、冗談が過ぎると言うことで、「ひるいい」→「ひるい」と変わっていったとのこと。
「放出」もそうだが、字面だけを見たら笑いそうになる地名。他にもあったら教えて欲しい。

2015.07.08:

ギリシャはEUに対して債務の帳消しを要求する構えを見せている。実際の提案はもう少し先らしいが、まず無理だろう。認めたら他の債務国に対しても認めざるを得なくなる。
EUとしてはギリシャを追い出したいようである。だからといってあからさまに出て行けとは言えないからギリシャが自ら離脱するように誘導するのだろう。
東京市場の株価が600円以上下落した。ギリシャの影響よりも、専ら上海市場の下落に引っ張られたとのうわさだが、本当にそうなのか真相はわからない。しかしギリシャの影響はまったくないと言ったら嘘になるだろう。

2015.07.07:

毎日新聞の調査で安倍内閣の不支持が支持を上回った。これまでの国会の審議で身内からも違憲と言われ、「親衛隊」が言論弾圧を求めるなど、戦争法案の危険性が明らかになるとともに最悪の対応なのだから、世間からそっぽを向かれても不思議はない。
せっぱつまったアベットラーは、自民党のHPで戦争法案の「説明」を始めた。しかし壊れたレコードのようにでたらめの論理を繰り返しても誰も振り向かないだろう。
しかも彼は党役員会で「本当はテレビ番組に出たいのだが、どこも呼んでくれない」とぼやいたそうだが、自分が置かれた立場をまったく理解していない。
マスコミ弾圧を並べ立てた総元締めを誰が呼ぶものか。呼んでも視聴率がガタ減りになるだけ。
60年安保のときの祖父の岸信介と同様、四面楚歌に追い込まれて辞任していった姿と瓜二つである。
アベットラーよ、戦争法案を引っ込め、さっさと首相の座を降りるがよい。

2015.07.06:

ギリシャの住民投票が終わり、結果はEU提案による緊縮財政に反対する票が多数を占めた。
これからEUのギリシャ支援の協議が始まるが、特に妙案もなく、ギリシャを見捨てる方向が進むのではないかと見ている。そしてギリシャが「自主的に」EUから離脱していくのを待つのだろう。
そもそもEUはギリシャ以外にもイタリアとかスペインのような赤字国を抱えており、ギリシャだけに甘い対応ができない問題を抱えている。よってギリシャには「自滅」してもらうしか方法がないように思える。
だがギリシャ国民はどちらに転んでも見通しが立たない。ただ今回はっきりしたのは「俺たちにだけ負担を押し付けるな」という声が大きかったということである。
ここで考えさせられるのは、財政赤字は一体誰が負担するのかということ。
ギリシャに対するEUの提案は年金などの福祉予算削減と庶民増税である。銀行や大企業に対する負担を増やせとはなっていない。ギリシャの大企業の負担を増やすとEU自身に跳ね返ってくるからである。ということはEU自体が域内の銀行、大企業のための組織になっているということを意味する。
これで本当にいいのか?
日本でもアベノミクスの三本の矢はまさに銀行、大企業に対する至れり尽くせりの優遇策の塊。アベットラーは「世界でいちばん企業が(注:国民が、ではない)活躍しやすい国」にすると公言してはばからない。一方で消費税増税と福祉予算切捨てが進んでいる。賃金も下がるばかり。その結果、実質賃金は25ヶ月連続でマイナス。ということはギリシャで反対された方法が日本では既にやられていて、財政赤字を穴埋めするために使われているということである。しかもこの方法はますますエスカレートしているのである。当然貧富の差は拡大する。
ピケティ教授の著書「21世紀の資本」でも語られているように、近代の資本主義は俗に言う「金ころがし」によって貧富の差を拡大している。これに加えて財政赤字を庶民に対するさらなる負担で乗り切ればさらに格差は拡大するのである。
このことを直視し、解決しない限り、第2、第3のギリシャは次々に生まれる。日本も例外ではないことを知るべきだろう。

2015.07.05:

ギリシャの住民投票が始まった。
しかし国民にとって「賛成」「反対」のどちらであろうと苦しみが軽減されるわけではない。というのも借金が減るわけではないからである。EUの支援を得るために自ら収入を減らすか、借金まみれのまま金利が膨らんでいくか、どちらかしかないからである。
住民投票後、ギリシャ指導部はもちろん責任を問われるだろうが、EUも垂れ流しで資金をつぎ込んだ責任が問われてしかるべきではないか。というのもEU加盟のときに、当時の政権の嘘の報告を見抜けなかったからである。
実は日本はギリシャよりももっとひどい借金を抱えている。特にアベットラーが国債を多発して以降はとどまるところを知らない。しかも、いつかは垂れ流しを止めなけばならない「出口戦略」を今考える必要があるのだが、日銀総裁以下、何も考えていないからである。
現在は株高が続いていて大企業は笑いが止まらないが、一旦何かで躓いたらギリシャ以上の崩壊が予想される。外資は日本株から撤退し、国債は信用を失って政府は莫大な金利の支払いを求められることになるだろう。そうなれば予算のほとんどは国債の利払いに消え、必要な予算の配分はできなくなる。するとギリシャ同様、財界などは福祉予算の削減と庶民増税の大合唱を始めるだろう。
今回のギリシャの問題は日本の未来の鏡として、教訓にすべきことが含まれている。

2015.07.03:

自民党の暴言問題でアベットラーはやっと謝罪した。
「勉強会」での数々の発言を暴言であることを認め、かつ自民党総裁である自身にも責任ありとした。とりあえずはけじめをつけた。しかし遅い!
ところで一方の百田だが、「勉強会」でまた別の暴言を吐いていたことがわかった。
南太平洋の数カ国が軍隊を持っていないことについて「貧乏長屋」と評したのである。貧乏だから盗られるものがないので防犯対策は不要という意味である。
これまた相手国に対する侮辱である。軍隊を持つ、持たないはその国の主権であり、軽蔑の言葉で批判すべきものでない。外交問題になる可能性もある。
もはや彼を弁護する者はいないだろう。物書きや発言の場を剥奪してもかまわないと思う。

2015.07.02:

仕事でちょっとカリカリ来ている。
ひとつの原因は設計から製作図面が出てこないこと。
受注してから2週間、たった2枚の図面を入社2年目の若手にやらせているために遅いのである。加えて若手キーマンは別の仕事で出張中で、課長はもうひとつてきぱき部下に指示出来ない。
もうひとつは、新しい見積の話で、日本の図面で製作は中国製で客先に出したら、「中国は嫌いじゃ!」と言われたため、日本製に切り替えるための工場・下請へ部品製作の見積依頼。中国ならば一括で設計から話がされていたが、日本製ならばということで私のところに持ち込まれたのである。見積期間はたったの10日!
冗談ではない、できるわけがないと思いつつ、とりあえずは図面を投げて走りながら考えることになった。今日はそれで10社くらいに図面をメールで流すことになったので夜遅くまでかかると予想していたが、期待(?)が外れて定時内で全部終了。
しかし神経戦は来週まで続く。

2015.07.01:

いよいよ梅雨の後半とあって午前中は本降り。午後も雲が多い。会社ではWBGT(暑さ指数)の公開も始まった。
6月末を過ぎて、ギリシャの負債支払いが期限を過ぎてもなかった。先進国では始めてである。
金を貸したEUやIMFがどう出るかはまだはっきりしない。一方でギリシャ国民はどういう態度を取るのか、国民投票の結果が待たれるが、もし意見が2分するようなことになれば、今度は国内が混乱の渦になるだろう。しかしどのような結果になろうともEUとの軋轢はそう簡単に解決できそうにない。EUからの離脱もあり得る。
元は以前の政権が国の財政について虚偽の報告を行って無理にEUに参加したことが原因である。ところが加盟後も財政は改善しないままになり、遂に借金まみれの生活が立ち行かなくなったのである。だからギリシャ国民に全面的に責任を押し付けるわけにはいかない、そこがこの問題の落としどころを難しくしているのである。