悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
19.06
2019.06.30:
これほど劇的なサプライズはないだろう。トランプと三代目が板門店で会談した。
以前から計画されていた演出かどうかはわからないが、平和的な会談であったことは評価できる。トランプにとっては再選へのパフォーマンスとして有効だったろうし、ハノイでの会談からの名誉挽回を図る三代目も胸を張って国民にアピールできるというものだ。
ともあれ平和的な会談で終わったことは喜ばしい。
それに比べて、アベットラーは完全に蚊帳の外に置かれ、影の薄い存在になった。北との直接会談をもくろんだが完全に無視され、拉致問題の解決は遠のいた。対ロシアとの領土交渉は進まず、韓国の徴用工問題は解決せず、アメリカとイランの仲介はできずと、外交については連戦連敗である。
アベノミクスも失敗しながら消費税増税を無理やりねじ込んでも経済悪化は必定。
自民党は「経済と改憲」で参院選を戦おうとしているようだが、国民の声とはかけ離れた感覚ではどうしようもない。
2019.06.29:
G20の場外乱闘(?)で米中が貿易戦争の一時休戦を行い、引き続き貿易交渉を行うことになった。
トランプがらみではほかにも、韓国の軍事境界線で3代目と会う可能性が出ていたし、日米安保は破棄しないとは述べたものの不公平だという点は変えていない。曰く「日本の防衛にアメリカは動くが、アメリカの防衛に日本は何もしない」という屁理屈である。
だがトランプの事実認識はおかしい。在日米軍は日本の防衛ではなくてアジアを含む各国に対する戦争の前線基地としての役割を持たされているのである。例えば沖縄駐留の海兵隊は「殴り込み部隊」と言われる攻撃用戦力であり、防衛のための部隊ではないのである。オスプレイもしかり。
そして沖縄の基地についてだが、トランプは返還するなら金を出せと言っている。これもおかしな話で、占領時に地主との交渉もなく民家をつぶして勝手に基地にしたのは米軍の方。無条件返還が当然で、米軍が所有する土地でも何でもないのである。日本政府としてはトランプの言いたい放題をきっぱりと断るのが筋である。
2019.06.28:
神戸は晴れ上がって暑い一日。今年初めてアイスキャンディーを食べた。
G20は米中貿易戦争の懸念が示されて一日目を終了。前向きな合意はなし。市民生活を犠牲にした単なる金持ちの宴会であることがはっきりした。
本日は他に目立った話はない。
2019.06.27:
南岸を熱低が通過している影響で丸一日の雨。
日米安保の話はトランプ自身の口から不平等だということを言ったので日本政府は大慌て。安保破棄までは口にしていないが、とにかくトランプが不満を持っていることは間違いない。
だったらこの際だから日米安保を解消したら?
日本国内、特に沖縄が米軍基地だらけになっていて、他国に例を見ない国内法が適用されない特権を持つ存在は害こそあれ何の利益もない。「核の傘」などというのは幻想で、ソ連崩壊から約30年、北朝鮮も核を使う大義名分が米朝会談でほぼなくなった今、日米安保が存在する意義はもはやないのである。
逆に米軍基地が攻撃対象になるリスクのほうが大きい。
トランプの不満を逆手に取って、政府が安保を廃棄する名目が成り立つというものだ。
2019.06.26:
本日やっと梅雨入り宣言。
梅雨といえば参議院選挙。参議院には解散がないので3年に一回、ちょうど今頃に選挙となる。昔は期日前投票の条件がきびしかったので投票日は傘をさして投票所に行くことが多かった。
国会は本日閉会。参議院選挙は予想通り7/4公示、7/21投票日と決まった。選挙戦はすでに始まっている。
そんな中G20が大阪で始まる。大規模な交通規制など市民生活に大きな支障が出る。G20はつまるところ金持ちの大規模な宴会である。どうせろくな合意はないシャンシャン株主総会と同じことである。もっとも第二次大戦までは合意ができないと戦争で決着するのが当然だったから、宴会で握手しておしまいというのは進歩である。
但しトランプだけはよほど戦争が好きなようだ。要するに彼の頭は戦後生まれなのに戦前志向が強いということである。もちろんアベットラーと丸山も彼に似ていて戦争好きである。
2019.06.25:
今日もピーカンの一日で、近畿の梅雨入りの最遅記録更新が確定した。
昨日書いたトランプ流「交渉術」の典型例が明らかになった。
米紙によるリーク情報としてトランプが側近に日米安保の「不平等」すなわちアメリカ本土が攻撃を受けても日本は守ってくれないとこぼしたそうである。
この手の話は以前にもあって、アメリカが日本に駐留している経費はすべて日本が負担すべきと発言したことがある。今回の場合は日本の軍事負担を増やせという要求のみならず、日米貿易交渉での脅しの材料の役割を持つのではないだろうか。
さて、野党5会派が内閣不信任案を提出した。与党による解散の脅しにも屈せず国民の不満を代表する行動の表れである。不信任案は否決されたが、脅しのネタの解散総選挙はできずに国会が閉会することになった。
内閣支持率が下がっているままで解散すればダブルで敗北する可能性が高く、またもうすぐ行われるG20で何かが合意されても内閣が入れ替わることになれば次の内閣でも合意が守られる保証はなくなるからである。
「解散できるものならやってみろ」という挑戦状に対抗できないまま、参議院選挙に突入する。
2019.06.24:
トランプの「アメリカファースト」にはつくづくあきれる。
元からわかっていた話だが、彼の頭にはアメリカ大企業の利益と自分の支持者(米国民ではない)を喜ばせることしかない。他国のことはどうでもよい、あるいは屈服させることが目的になっている。
こういうトランプの態度の背景には圧倒的強さを持つアメリカの経済力、軍事力があることは言うまでもない。
現在のイランとの軍事的緊張が始まったのは明らかにトランプの身勝手からである。
せっかく作られたEUも含めた核合意を破棄し、経済制裁で屈服させようとしたがうまくいかないので今度は軍事力を使う。このやり方は北朝鮮では韓国の仲立ちで緩和された。しかし中国との関係ではまだ成功していない。そこで次は軍事力だが、露骨にやるとアメリカ経済に影響が出るので足踏みしている状態である。
最後に日本についていえば、アベットラーは「ポチ」として使い走りさせているのだが、もしアベットラーが選挙で敗北したらどうするつもりだろうか?
2019.06.23:
今日は沖縄慰霊の日。
20万人以上、県民の4人に一人が犠牲になった。
玉城知事は追悼式のあいさつで「(県民投票の)結果を無視し工事を強行する政府の対応は、民意を尊重せず地方自治をないがしろにするものだ」と批判している。対するアベットラーは辺野古には触れず、負担軽減だけを述べた。アベットラーが登壇しても拍手はまばら、あいさつの後にはヤジも飛んだという。
ヤジについて、ツイッターでは批判的意見も出たようだが、戦後米軍は沖縄に居座り続け、本土返還後も政府はそれを容認したことは事実で、抗議の声が出たのは不思議でも何でもない。なおかつアベットラーは普天間基地返還を口実に辺野古基地建設を県民の意思を無視して強行しているのである。
沖縄に本当の平和が来る日を待ち望み、連帯の意思を伝えたい。
2019.06.22:
今日は夏至。いよいよ本格的な暑い夏が始まる。
アベットラーによる身勝手な衆議院解散が遠のいたことで、野党側からは内閣不信任決議案が出されようとしている。
このことについて、一部から「どうせ否決されるのだから問責決議案や内閣不信任案を出しても意味はない」とする意見が出ている。
しかし今の安倍内閣のでたらめなやり方、特に年金問題で金融庁から出た報告書を受け取り拒否して公然と隠蔽する体質はもはや我慢ならないものであり、それに抗議する意味で国民の声を代弁することは重要である。
安倍内閣への不支持は一定程度の数があり、その多くが野党への支持とつながっている。特に今回は年金問題のみならず、消費税増税、憲法改悪などがあり、その受け皿である野党が何もしないというのは民主主義としての国会の意義を失わせるものである。それは否決されようとされまいと関係ない。また大義名分だけでやるものでもない。国民の本気度を示す重要な契機としての内閣不信任案が存在するのである。
そのことを理解せずに、単に数合わせ、多数決で決まるかどうかの話のみに矮小化すべきではない。
2019.06.21:
昨日あたりから気温上昇はそれほどでもないのに寝つきが悪くなった。原因はどうやら湿度の上昇のようである。
近畿ではまだ梅雨入りしていないが、生ぬるい風が入ってきているようで、日陰でも汗が引かない。雨が降らなくても実質的な梅雨入りの季節になった気がする。
さて、マスコミも「マクロ経済スライド」の問題を取り上げるようになった。但し批判的観点は弱い。しかし焦点になりつつあるのは党首討論で共産党の志位氏が「マクロ経済スライド」をやめるべきだと追及したのに対し、アベットラーが「廃止すると7兆円が必要になる」と述べたこと。
この点何人かの識者が根拠不明としている。アベットラーが苦し紛れに思いついた数字と考えられるが、いずれ猛攻撃を受けるだろう。
それともうひとつ、以前から「ごはん論法」というはぐらかしの答弁が批判されたが、5月末に「信号無視話法」という分析を編み出した人がいる。
名付け親は一会社員である犬飼淳氏。5月末の安倍−枝野党首討論を分析して、「質問と全く関係ない話」と「質問内容の繰り返し」をそれぞれ赤信号と黄信号に分類したのである。
もちろんアベットラーは赤と黄だらけである。
2019.06.20:
昨日の話で少し補足しておく。
「年金の負担は労使折半」と書いたが、これは厚生年金の話で、国民年金の場合は「本人と国庫(税金)の折半」である。
今日わかったことだが、息子は20歳になってもしばらく無職だったので年金を払っていない(猶予)、その未払いが100万円を少し超えるところまでになっていた。本人は年金事務所に話をして分割払いにできないか依頼してみるという。
最近は非正規雇用で年金が払えないケースが増えている。中には「年金は信用できない」との思い込みで最初から支払う意思がない人間もいる。だが一円も払わずに高齢になったら年金が全くもらえなくなるので問題になる。
誰がデマを振りまいたのかは知らないが、きっかけは第一次アベットラー内閣の時に「消えた年金(年金保険料の納付記録漏れ)」問題が出た時の年金に対する誤解が招いたのだろう。
年金は国が保証する制度であって、だれが政権を握ろうと、年金財政が破綻しようと国の支払義務は消滅しないのである。
2019.06.19:
まず最初に山形沖地震で被災された方々にお見舞い申し上げる。
年金問題で最近のマスコミは「マクロ経済スライド」に関する指摘をまったくやっていない。
マクロ経済スライドは物価上昇や年齢構成の変化によって年金の支給額・負担額を連動させる仕組みだが、実際の上昇率に"1"未満の数値を掛けて上昇を抑制させる仕組みにしてある。
こうすると、支給額の絶対値は上がっているように見えても本来の上昇額よりも低くなるのである。私の場合も今年の支給額は去年よりわずかに上がっているが、物価上昇率よりも低い。しかし問題は支給額の抑制だけではない。現役世代の負担額も相対的に減る。減るからと喜んではいけない。減った分は将来現役引退した後の支給額の目減りに連動するのである。
この事実を見ると、マスコミがマクロ経済スライドに対して批判しない理由が見えてくる。私の個人的見方だが、年金の負担は労使折半なので企業の負担も減るのだが、それを批判したらスポンサーである大企業からクレームを受けることを恐れているのではないか。
このマクロ経済スライドに似た支給額・負担額の減少は、私が現役時代にやられたボーナスを年2回から4回に分割することでも起こった。年4回にすると料率が下がるのである。
いずれにせよ将来的に現役、退職世代ともに支給額が目減りしていく仕組みはやめるべきだ。
2019.06.18:
今日で大阪北部地震から1年だが、そのことはまったく失念していた。やはり被害が出ていない者にとっては記憶から消えていくということだろう。
この1年で見えてきたのは、熊本などでもそうだが、半壊家屋に対する援助が雀の涙くらいしか出ないこと。大阪北部の場合は圧倒的に半壊が多い。半壊でも住環境は悪化するから全壊並みに費用はかかるから金額が非現実的なのである。さらに西日本豪雨などで建設職人が集まらないことも間接的に復興が進まない原因になっている。
早急な問題解決が望まれる。
2019.06.17:
住民税に続いて介護保険と国民保険の通知書が届いた。いずれも保険料が値上がりしている。
住民税は郵便局で支払ったが、介護保険と国保はそれぞれ年金からの引去りと銀行引き落としである。さすがに昨年のようにおととしの所得を引きずることはないが、介護保険は高すぎる。以前も書いたが政府はいやいや運営しているとしか思えない。
さて、古いPCをリサイクルに回すことにした。
メーカーからの引き取りの前にHDのクリアをした。すべてのクラスタを0で埋め尽くすソフトもあるようだが、私がいつも使うのはすべてのパーティションを削除する方法。PCからHDを取り出し、SerialATAからUSBに変換するケーブルを使って他のPCの外付けドライブにしてからすべてのパーティションを消すのである。
警察じゃあるまいし、リサイクル工場でHDの中身を時間をかけて解析するような暇な人間はいないだろう。
2019.06.16:
先週末に届いた住民税の納税通知書について息子と話をしていたら、突然年金問題で「もっと金持ちから取ればいいのに」と発言した。
TVのインタビューでは「どうやって2千万円を準備したらいいかわからない」など戸惑いの声は取り上げるが、息子のようなストレートな怒りは流れない。しかし共同通信が行ったアンケートでは麻生が金融庁の報告書を受け取り拒否したこは問題だと考える人が多数を占めている。それが一般市民の感覚だろう。
そしてネットでは「貯蓄で悩むより選挙に行って自・公・維を落選させるほうが早い」との書き込みも見られる。
そう、怒りをもって投票しようではないか!
2019.06.15:
今日は強風が吹く曇り空に加えて時折にわか雨が降る不安定な天気。夕方には雷とともに豪雨となる場面もあった。
ホルムズ海峡で2隻の船が被弾するという事件があたが、アメリカはイランが犯人だと断定している。
誰であれ民間の船を攻撃することは言語道断だが、果たしてイランなのか?アメリカが公表した映像はイランが砲弾を回収しようとしていたというが、沈没するかもしれない船に近づくのは巻き添えを食う恐れがあるので常識では絶対にやらないことである。
イランが危険を冒してまでやったかどうかははっきりしないが、100%イランが犯人と断定できる物証はまだ見つかっていない。
とにかく真相究明が急がれる。
2019.06.14:
アベットラーがイランに行ったが成果はなし。帰国しても何の報告もしていない。というかできないのである。
ハメネイ師はツイッターで「アベットラーと話をしたトランプは、帰国後イラン制裁を強化した。本気で交渉する気がない男と話をする気はない」と書いてる。またアベットラー帰国後も「安倍は他の国と同じような交渉をするようにトランプに進言すべきだ」と書いている。
アベットラーは外交で信用回復をしようとしているが、対ロシア、北朝鮮、そしてイランとの交渉もうまくいかない。
トランプの腰巾着としてして走り回っても、その立ち位置はすでに見抜かれているからすべて無駄にならざるを得ない。
2019.06.12:
年金問題はとんでもない方向に進みつつある。
安倍政権は金融庁の報告を抹殺しようとした。これは明らかに隠ぺいだが、「隠蔽します」と公言してはばからないというのは頭が狂ったとしか考えられない。選挙で負けるようなネタは堂々と隠す、それが動機のすべてである。
学生のレポートを書かせておいて、出てきたものを教授が学生の目の前でごみ箱に捨てる、こんなことをしたら師弟の信頼関係は瞬時にして崩れる。しかも内容は間違っていない。
金融庁の報告書の場合、作成に携わったワーキンググループのメンバーをも侮辱するものである。そんなこともあってか、金融庁のHPには本日18時現在も報告書が残っているが、担当者が抵抗していることが考えられる。
忖度を通り越して上から隠ぺいするよう公然と指示することは、行政を破壊し有権者をだますきわめて悪質な犯罪行為である。
2019.06.11:
暦の上では今日は入梅、つまり梅雨入りである。近畿ではもう少し時間がかかりそうだ。
アベットラーが以前「100年安心」と言ったのは年金財政が破綻しないという意味で、給付が減ろうが政府は知らない、だから足りない分は国民で勝手にやれということである。早い話、一種の詐欺である。
マスコミはこの詐欺的手法のことは問題にせず、どうやって貯蓄を増やすかという話に矮小化する論調が見られた。これでは金融庁が出した報告書と同じ考え方である。憲法25条に書いてある「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」ということを政府が保証しないことを容認する議論は許すことができない。
戦闘機を爆買いする金はあっても国民を豊かにするための金は使いたくない、こんな政権は今すぐ去れ!!
2019.06.10:
今日は時間があったので国会の決算委員会を一部見た。
ちょうど年金問題の質疑をやっていたのだが、政府は例の「2000万円不足は不正確」と言うばかりでこれからどうするのかについては全く答えず。ということは不足分は勝手にやれという結論になる。高齢者の場合既に貯蓄がない世帯が少なく見積もっても15%存在するのに、収入なしでこれから貯蓄などできるわけがない。それを政府としては何もしないということであれば病気にでもなったらそのまま飢え死にして墓場行きにならざるを得ない。また現役世代でも不足は2000万円よりももっと大きくなるだろう。
私の場合、医療費控除が大きいから既に所得税はゼロだが、それでも概算では75歳を過ぎたあたりから貯蓄は底が見えてくる。その時点で息子から援助がなければ飢え死にコースになる。きわめて危機的状況になるだろう。
決算委だけでもまともに答弁できないのだから、予算委が開かれたら問題続出が予想される。だから自民は開きたくないのだろうが、それは国民の願いを無視することにつながる、民主主義の破壊行為である。
2019.06.09:
G20の経済会合は複数の下振れリスクがあるとして終わった。特に問題なのは米中貿易戦争である。だがこれが早急に解決するとは思えない
ということは消費税増税なんかやっている場合ではないということである。
アベットラー自民は相変わらず問題の頬かむりをし、しかも自分勝手な党首討論を開きたいと言い出した。これに対して立憲民主の枝野代表は先に予算委を開けと切り返した。
ごく妥当な要求である。
2019.06.08:
今の流れからすると衆参同日選はほぼなくなりそうだ。
しかし自民党は一方的なTVCMを流すだけで現在の問題を真剣に議論する気はないようだ。
予算委員会は3か月以上開かず、野党からの追及は徹底して避けている。しかし自民党は参院選の選挙公約を発表し、消費税増税と憲法改正を掲げたのだ。にもかかわらずそれに対する意見や批判は一切受け付けないのである。これでは論戦は成り立たない。
たぶん32すべての一人区で野党が統一候補を決め、選挙準備を整えてきているので、自民党は大敗する可能性があって正々堂々と闘うことは徹底して避けたいのだろう。
姑息な連中である。
2019.06.07:
東海、北陸、関東などに梅雨入り宣言。中国、近畿などは宣言を見送り。見送った理由は明日以降天気の回復が見込まれるからとのこと。
最近ネットで炎上する話が続いている。
−金融庁が年金だけでは老後2000万円不足すると報告
−職場で女性にハイヒール、パンプス着用を強要してるケースが多い
−カネカで育休明けの男性に転勤を命じた
−丸山が議員にしがみついている
等々・・・
炎上する背景にはSNSで個人が自由に意見を書けるようになったのが背景にあるが、やはり理不尽なことは理不尽と発言することにためらいがなくなっていることが大きい。
もちろん無責任なことをいう連中もいるが、それらはごく少数。やはりこういう炎上で世論が形成されていく意味は大きい。ただこれがフランス起こっているような示威行動などに発展していくかどうかはまだこれからである。
2019.06.06:
衆議院で丸山に対する「糾弾決議」が全会一致で可決された。内容的には当初野党から出されていた「辞職勧告」と同じである。
妥当なものだから欠席した小泉進次郎と丸山本人を除いて反対も棄権もなかった。
一部の論者から「不品行」による辞職勧告は悪しき前例となるとの意見があるが、問題の本質を見ていない。
今回の決議にあるように、丸山は「憲法の平和主義に反する発言をはじめ、議員としてあるまじき数々の暴言を繰り返し・・・我が国の国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させたと言わざるを得ず」とあるように、憲法、国際法、外交交渉に害悪をもたらすと断罪したのである。単なる犯罪ではない。
丸山自身も元島民に対する謝罪を口にしたが、やはり「悪しき前例論」を振りかざして辞任を拒否している。
とりあえずは一つの山を越えたが、いかにして丸山を追放するかが残っている。
2019.06.05:
昨日は天安門事件から30年の日だった。
中国では共産党が唯一・無謬の指導的存在としており、それまでも言論の自由に対する弾圧を続けてきたが、私の記憶では天安門事件をきっかけにそれがエスカレートしてあるゆる情報統制と政府批判を封殺してきた。特にインターネットの普及に伴って常時監視と切断を行うようになった。
笑い話のような本当の話として、列車番号の8964を天安門事件が起こった日1989年6月4日を連想させるとして運行停止とした。
さすがに香港やマカオでは弾圧はできないので事件の展示などは行われているが、あらゆる類の反政府的とみなされる動きはすべて弾圧の対象となっている。だから中国には人権が存在しないと世界から批判されるのである。
ソ連崩壊とともに多くの東側諸国が国民弾圧の体制から解放されたが、中国、そして北朝鮮も、国民による人権回復はまだ先のようである。だが遅かれ早かれ人権回復は必ず達成されるはずである。
2019.06.04:
梅雨に入ったわけでもないのに、今日は蒸し暑い一日。
個人的なコネで、中高年向けにパソコン講習の講師の話が舞い込んできた。特に断る理由がないので受ける方向で進めることになった。ただし生徒のレベルはバラバラで、「PCを買ったがキーを叩くのが面倒で使っていない」とか、「Wordくらいは使えるようになりたい」というのもある。
そういう私自身も先日Win10を買ったばかりなのでまだ使い慣れてはいないのだが、これまでの経験から講師がうろたえるようなまねはしない自信はある。
本当に講座がスタートするかどうかはこれからである。
2019.06.03:
引きこもりに関連した事件が続いたことからマスコミが騒いでいるが、対応を誤らない限り問題は本人の力で解決できると考えている。
私の場合、息子を連れて元ヨメと別居してから、息子が一時期不登校になったことがある。
幸い、高校になって学校から呼び出され、欠席が多ければ退学になると通告されて息子の顔色が変わってから学校に行くようになった。その際でも私が怒鳴ったり暴力をふるうようなことは絶対しなかった。そういうことをすれば私の敗北であるという自覚があったからである。
その後就職したらブラック企業でこれまた引きこもりになった。完全な引きこもりではなく、ごくまれに学校時代の友達と会ってたらしく、そのうちに自分でバイトを探してきた。それも私は口出ししていない。
今はバイトから無期の契約社員になり、店からの信頼も得たようなので、賃金は安いが休まずに働いている。
どんな問題でもそうだが、子供の言い分を聞き(途中で否定的なことをいうのは厳禁)、親の目線であれこれ指示しないこと、それ以外に近道はない。
2019.06.02:
今になって気づいたのだが、多くのスーパーのレジは「セミセルフレジ」というのに変わってきた。
これまでレジは店員がバーコードや手で価格を入力した後、支払処理も行っていたのだが、それが支払いのみはレジのすぐ横にあるATMのようなところに客が金を入れる仕組みになったのである。
この機械はつり銭とレシートの出力も行うので早い。店員が釣銭を間違えたりすることもない。たぶん消費税増税後のポイント還元も自動処理することもにらんだ対応なのだろう。
だが個人商店では新たな機器設置の負担が増えるだけで何のメリットもない。
2019.06.01:
月が変わったがとりたてて目立ったことはない。先月の猛暑は去って湿度の低い暖かさ。
もっとも九州南部まで梅雨入りしたから中旬頃にはこちらも梅雨入りするのだろう。やがてむっとする暑い夏が来るのだろう。
先のことを心配しても仕方がないが、この夏をどうして過ごすか、猛暑ならうんざりする。