悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
19.08
2019.08.31:
8月も今日で終わり。
月初めの梅雨明けから猛暑を過ぎて、月末は時々にわか雨が降る不安定な天気が続いている。来週はどうやら降水確率も下がるようで、残暑の日々が続きそうだが、日差しは次第に弱くなっているので多少はしのぎやすそうだ。
いつも通りの通院。特に変わった話はなかったが、来月は国保がやっている定期健診と兼用となる。現役時代は会社の診療所が検診会場で、バリウムを飲まされたが、今はなし。年齢とともにがんのリスクは高くなるが、これまで糖尿病以外は病気らしい病気を患ったことがないのでここ当分は大丈夫だろう。
もしがんになったらそれなりの治療をやるしかない。
2019.08.30:
今朝Win10
V1903の更新が行われたが、履歴の一部だけでなくデスクトップアイコンのいくつかまでも消えてしまった。
というかWindows
UpdateのメニューそのものもWin10になって不親切になった。更新の可否などの自由度がなくなったのである。
考えれば超初心者で一度もセキュリティーアップデートなどやったことがないという例もあるので、ほぼ強制的に更新・再起動をやるのもやむを得ないのかもしれない。使い勝手もスマホに似てきて、それも時代の流れなのかとも思うが、長年PCを触ってきて年を重ねたた身には柔軟に対応できるのが次第に辛くなるようである。
ところで昔から全く変わらないもの、それはコマンドプロンプトである。
2019.08.29:
最近パチンコ屋のTVCMが目立つ。それも競輪とか競艇のようにレースの模様を写すのではなく、パチンコ台の表示もない意味不明のシーンばかりである。
カジノ解禁の露払いの意味でもあるのだろうか?
そういえば横浜市長が突如カジノ誘致を表明した。選挙公約では白紙だったものがいきなり誘致である。スガッペルスの地元ということで何らかの圧力があったのだろうか。これに対しては「ハマのドン」が激怒している。どういう決着になるのか注目される。
2019.08.28:
年金の財政検証が公表されたが、予想通り参院選前に出したら「2000万円問題」からさらに騒ぎになることは必至のものだった。
早い話、マクロ経済スライドによって年金がどんどん目減りし、特に厚生年金の給付水準が現在の所得の6割程度がいずれ5割にまで減るということである。ということは95歳まで生きると2000万円どころかもっと不足するのである。政府は100年安心というが、それは財源の話であって年金だけではますます生活費が不足する、「早く死ね」ということを強調しているに等しい。
ところで年金不足を在職老齢年金の廃止で補う案が出ている。個人的な経験で言うと、在職老齢年金は高齢者を低賃金で働かせるための口実として使われている。定年退職後の再雇用で、企業は賃金を減らして不足分は年金で補えという考えに立っている。実際には年金ではカバーできないほど減らされるのだが、もし年金もなくなったまま低賃金で働けというのはあまりに残酷である。
企業が年金分を補填するために賃上げしてくれればいいが、まず無理だろう。
こうして日本はますます生きづらい国になっていく。
2019.08.27:
トウモロコシの輸入の話、スガッペルスが嘘を言った。「ガの幼虫がトウモロコシを食べるので国内で不足する可能性がある」と。
ツイッターにも書いたが、農水省自身が不足することに否定的である。安倍政権の嘘八百は今に始まったことではないが、マスコミも一緒になってデマを並べるのにはうんざりである。
嘘と言えば、柴山文科相が埼玉知事選の応援演説中にヤジが飛んだことについて、憲法13条を持ち出して大声を出す権利はないと述べた。これも嘘である。
憲法13条は国民の幸福追及を述べたものだが、「公共の福祉に反しない限り」を自分勝手に解釈している。公共の福祉とは個人と個人の利害が衝突した場合の判断基準としてしめされたもので、柴山の解釈はでたらめである。どうやら彼は自民党改憲案の「公の秩序」を基準にしているようだ。憲法に対する嘘もここまで来ると、ファイズムのにおいを感じて背筋が寒くなる。
2019.08.26:
暑さも終息の方向で動き出した。それに合わせるように多くの小中学校では今日から2学期。エアコンの普及で夏休みを短縮し、授業日数を確保したいからだという。
G7の首脳宣言がなくなった。1975年に始まって以来初めてである。原因はもちろんトランプの自己中心主義。
折しもトランプが始めた米中の貿易戦争で景気減退は進み、ついには株価が21000円を下回った。このままでは日本経済は間違いなく崩壊する。
ところで日米の貿易交渉がまとまりつつあるが、日本政府は「TPPを超えない」と喜んでいるが、TPPそのものは日本国内に外国産、特に農産物が大量に流れ込んで国内産業を破壊するものである。しかもアベットラーはアメリカ産とうもろこしの大量輸入を約束した。要するに中国が買わなくなって売れ残ったものを買わされるのである。抵抗すらせず、トランプのご機嫌取りに走る姿は「ポチ」の名にふさわしい。
2019.08.25:
日韓の関係がいつまでもこじれるのはやはり正式な謝罪をしないからである。
一昨日書いたように、植民地時代の正式な謝罪はしていない。村山談話はあるものの、アベットラーの戦後70年談話はそれよりも後退し、謝罪や反省の言葉はない。彼は死んでも謝りたくないようである。ということは、彼を取り除かない限り日韓関係は修復しない、それが私の結論である。
2019.08.24:
猛暑がほぼ去ったので本日から米飯に切り替え。しばらく麺類(主にそうめん)にしていたが飽きも来ていた。
今年の猛暑は4週間弱。やはり年齢とともに体力のへばりがひどい。首に保冷剤を入れたタオルを巻き、かき氷(アイスクリームはカロリーが高いので避けている)を食べていたが、それでも体がだるい。それと今年は熱帯夜が長く続いた。
さて、北朝鮮がまたミサイルを飛ばした。GSOMIA破棄に対する混乱を見たかったとの観測もあるが、今のところ証拠はない。
2019.08.23:
韓国が正式にGSOMIA破棄を日本に通告した。
マスコミの多くは、日本側に何の問題もないのに韓国が勝手にやった不当行為と、日本政府の見解をそのまま垂れ流している。
日韓問題がここまでこじれるのは、過去の植民地支配に対する韓国への謝罪が不明確だからである。それは日中間での交渉と比べればわかる。
1972年、日中共同声明では「日本側は過去において、日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えた責任を痛感し、深く反省する」との文言が明記されている。これを受けて1978年に日中平和友好条約が締結された。このタイトルには戦争状態が解消されたことを示す「平和」という言葉が使われている。
ところが日韓では1965年のいわゆる日韓請求権協定があるだけで、韓国に対する植民地支配を謝辞する文書は存在しないのである。唯一1995年の村山談話があるが、韓国の名前は出てこない。アベットラーは村山談話からも後退した2015年の戦後70年談話で植民地支配の一般論だけを書いて日本がやった行為が該当するかどうかを避けたのである。
こうした日本の正式な謝罪が出ていない状況では韓国国民が納得するはずがない。
こういう背景だから慰安婦、徴用工問題がこじれるのである。しかも徴用工問題では、原告が新日鉄や三菱重工などの民間企業を被告とし、政府に対する請求権協定とは別物として原告勝訴の判決を出した。ところが日本政府はこれを政府に対する請求と解釈しているのである。この違い、日本政府の担当者は国会答弁で認めている。つまり政府内で矛盾が生じてしているのである。
徴用工の解決には原告、被告、双方の政府が話し合いの場を持って解決することが望ましい。しかし日本政府は報復として輸出規制を出してきた。これでは解決は遠のく。
マスコミも視聴率稼ぎのために韓国批判で塗り固めるのでなく、冷静な報道が必要である。
2019.08.22:
早朝からのセミの大合唱はなくなった。今日は猛暑の最期のあがきのようにやや高め。夕方の強い西日も消えつつある。但しひとつ困っているのは熱帯夜が解消しないこと。毎朝パジャマが濡れているのは気持ち悪い。
消費税増税を前に、小売り業界では駆け込み需要がまったくないという。経済指標もまったくだめだし、政府主導で増税前に軒並み値上げをしたことも消費者心理を冷え込ませている。値下げの方向は円高の影響を受けた輸入品関連、例えば電気、ガス料金が10月から下がるくらいのもの。7月の韓国旅行客もやはり円高で増えたらしい。庶民は政府とマスコミが韓国叩きに躍起になっているが、両国民ともに政府と庶民の考え方の乖離をよく理解している。
先ほど、韓国政府が日韓の軍事機密の共有をするGSOMIAの破棄を表明した。
アベットラーの外交政策は、原発輸出、ロシアとの領土交渉、北朝鮮叩き、そして韓国叩きと立て続けに失敗している。小泉進次郎を人寄せパンダに使おうとしたが、首相官邸での会見に胡散臭いものを嗅ぎ取られてすぐにしぼんだ。
2019.08.21:
最近になって昭和天皇と初代宮内庁長官の会話録が出てきて話題になっている。
大半はこれまで知られていたことだが、退位のことを口にしていたことが明らかになった。もっとも現上皇とは違って、最終的に自ら決断することはなかったが。それにしても昭和天皇は多くの日本国民とアシアの人達の犠牲が出たことについて反省も謝罪もしていない。口先の「反省」は戦争を起こしたことに対するもののみのようである。
それはともかく、注目すべき事実が出てきた。それは南京大虐殺を昭和天皇が知っていたことで、「軍は相当ひどいことをしたようだ」と語っている。これによって歴史修正主義者が「南京大虐殺はなかった」とする主張は完全に崩れた。
2019.08.20:
今日もスッキリしない天気。気温がやや下がったのはいいが湿度が高く、肌に汗がべっとり張り付いて気持ち悪い。
立憲民主党と国民民主党が統一会派を作ることで合意した。アベットラーが選挙で執拗に攻撃した旧民主党のようなことにはなるまい。今回は参議院選挙で野党が合意した協定がベースにあるから、それに沿って共産党や社民党も共闘することになるからである。
とにかく秋の臨時国会(消費税増税を考えたら9月中に開くことが必須)で活躍することに期待しよう。
2019.08.19:
今日は朝から曇りがちで、午後には雨が降り出した。よって室温はこれまでより2度ほど低下。但し熱帯夜はまだ続くとの予報。
盆休みが終わって商店街は今日から普段通りの営業。
今年の夏は毎年悩まされてきた尻のタムシから解放された。かゆみが出てくると「ダマリン」の軟膏を塗り、おさまってからも1か月近くは塗っていたが、今年はパンツが汗で濡れても発生しない。昨年で完治したらしい。水虫、タムシの治療は根気がいる。医者いわく、皮膚の奥に棲みついた菌はなかなか消えないから、表面上は消えても長期間にわたって薬を続けることが肝要であると。
2019.08.18:
最近自宅の裏通りでの交通事故が多い。
東から西へ一歩通行の細い道と南北両方向の細い道の四つ角で、今日もバイクと乗用車が出合い頭の衝突。けがをしたバイクの男性が救急車で運ばれていった。
直接的な原因は徐行しないで四つ角に入ったバイクの前方不注意だが、交差点には両方向ともに一旦停止のマークはなく、さらに東から西へ行く車から見ると、角の家の塀と植木が邪魔をして南から北へ向かう車が交差点に入るまでまったく見えないのである。
機会があれば警察に指摘しようと思う。
2019.08.17:
盆休みも終わりだがまだまだ暑い。夜中の暑さはわずかに緩和されたがまだまだ窓を開けていないと寝苦しい。
来週、夏至から2か月となる処暑を境に熱帯夜がなくなることを期待しよう。
2019.08.16:
台風一過、というか鈍足のせいで今日の午前中まで風が強かった。
軽減税率対応のレジに切り替えるために政府がCMを使って補助金の宣伝をやっているが、個人商店などではあまり交換されていないとのこと。ポイント還元もそうだが、複雑すぎて理解出来かねているというのが本音だろう。
政府はそれでも増税を強行するつもりだろうが、ここにきてNY株の下落など本格的な景気後退のきざしが見えてきているという。米中の貿易戦争の落としどころが見えないだけに、疑心暗鬼のまま奈落の底に落ちる可能性もある。
日本政府は黙っているが、株価の下落と円高がこのまま続けば増税どころではなくなるはずだ。前にも後ろにも進めなくなった時、安倍政権は信用を失って国内外から強烈な辞任の圧力がかかるはずだ。
2019.08.15:
台風は豊後水道を通って広島県呉市から島根県を横断、日本海へ抜けようとしている。神戸ではそこそこの風が吹いているが、雨は夕方から本降りになった。
74年目の終戦の日、天皇は前天皇(上皇)の遺志を継いで「深い反省」という言葉を使った。これに反してアベットラーは「反省」も「謝罪」もない。何とか歴史を戻したい、再び戦争がやりたいという執念が垣間見える。但し敵は米英ではなく、「アメリカが敵とみなした国」である。
アベットラーがどう言おうと、我々は8/15が中国や韓国にとって植民地から解放された祝日であることを直視せねばならない。だから日本人にとっては「慰安婦」や「徴用工」を反省材料として両国と付き合わねばならないのである。元ドイツ大統領ワイツゼッカーの演説、「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」という言葉は今も生きている。
2019.08.14:
いよいよ台風がやってくる。
速度が遅いので数日前から少しずつ風が強まって、今日は帽子が飛ばされそうになるくらいだった。
台風のコースとしては四国から中国地方に抜ける見込みで、近畿では明日午後から夜にかけてが最も風雨が強まる見込みである。それに合わせてJRは各路線で運休すると予告している。最近はこういう計画運休をすることが一般的になった。
明日は終日自宅から出られなくなるだろう。だから今日は明日の分も含めた買い物をした。
2019.08.13:
こんなニュースが流れてきた。
昨年、靖国神社が宮内庁に対して今年行われる建立150年の記念式典に天皇が出席してほしいと依頼してきたという。当然宮内庁は断った。
憲法に規定している通り、天皇は国事行為以外のことは禁じられている。このことは靖国神社も知っているはずだが、靖国神社そのものが政治的意味合いの強い存在であるのに、あえて依頼したというのは非常識極まりない。
靖国神社は明治政府以来天皇制政府による戦争で犠牲になった兵士をを祀る特殊な場所である。だから西郷隆盛は国賊として祀られていない。そして天照大神などの伝統的神々を祀る神社をまとめる組織、神社本庁にも加盟していないのである。
戦後、A級戦犯も祀られたことから昭和天皇は機嫌を損ねて参拝していない。現上皇もその流れを汲んで参拝していない。だから現天皇が参拝することなどありえないと考えるのが常識である。それを敢えて宮内庁に申し出たのはなぜだろう?
ひとつ考えられる背景は、アベットラーが改憲に必死になっていることから日本会議が靖国神社をけしかけて、アベットラーなら許してくれるのではと希望的観測を持ったのかもしれないが、まだ憲法も改正されていない状態では通るわけがない。
今日韓関係がこじれているなかで、調子に乗って右翼勢力が勢いづいているようだが、世の中そうは甘くない。
2019.08.12:
上層の筋雲が出てきた。それと雲はいくらか出ているが気温は上昇気味で体はぐったり。台風は間違いなくこちらの方へやってくる。
日韓の関係はこじれにこじれて、韓国側も日本への輸出審査で「ホワイト国」から外すと宣言した。異常事態である。
結局問題のきっかけとなったのは慰安婦を象徴する少女像と徴用工の話だろう。だがきっかけはともかく、互いの話し合いで解決しないとおかしくなる。民間レベルでは「いつまでもいがみ合っているのは政府で、我々は気にしていない」のである。
ただ、日本側の問題で「慰安婦は存在しなかった」とか「徴用工はいなかった」というデマだけはやめるべきである。
2019.08.11:
台風の影響からか風が強くなってきた。但し気温はやや高め。停滞していた台風も動き出した。
14〜15日あたりに西日本に接近・上陸するのだろう。夏台風だからどこへ行くか予報士泣かせではあるが。
2019.08.10:
世間では3連休からそのまま盆休みに突入する人が多いようで、交通機関はいずこも混雑。
個人的には私が毎日日曜日、息子は年中無休の店ゆえに出勤スケジュールは通常と変わらず。そして私は長男ではないから仏壇もなく、寺から盆の勤行もない。つまるところ盆休みという実感はまったくないのである。強いて言えば商店街で盆休みの張り紙をところどころで見るくらいのもの。
現役時代ならたぶん10日から18日までの9連休だっただろう。もっともクーラーの効いた部屋で仕事をしていたから、家でゴロゴロしていた盆休みは苦痛だった。
しかし今は毎日が猛暑で苦しんでいる。
2019.08.09:
長崎の原爆忌で、広島と同様田上市長が核兵器禁止条約の署名と批准を政府に要求した。だがアベットラーは壊れたレコードのように拒否するばかり。アメリカに逆らうことなど考えられないという姿勢である。
ところで今回の長崎では記念すべき話があった。被爆した浦上天主堂にあった十字架がアメリカから返還されたのである。米軍の誰かが本国に持ち帰って保管されていたものである。
被爆の記憶を残す貴重な資料は末永く教会に置かれるだろう。二度と核兵器が使われてはならないというメッセージを込めて。
2019.08.08:
沖縄県の翁長前知事の一周忌。「オール沖縄」を掲げ、野党共闘の先鞭をつけた彼の功績は大きい。それは今も玉城知事などにも引き継がれている。
翁長氏はもともと自民党員だった。それが政府の沖縄県の基地負担の軽減をやらないことから業を煮やして反自民となって普天間基地返還や辺野古反対で知事になった。
愛知県の大村知事も元自民だが、県側と本部の対立から党を離れ(本部側は除名とした)、県知事に立候補して当選した。その時に彼を支援をしたのが河村名古屋市長。だが今回の「表現の不自由展」で対立し、二人は袂を分かった。大村氏はあくまで憲法順守の立場を貫いたのである。
アベットラー政権になって、自民党はあらゆる禁じ手を使って、昨日書いたような民主主義破壊を続けている。今や保守本流の政策を掲げているのは共産党だとまで言われている。
翁長氏が遺したものを全国的に広げることは急務である。
2019.08.07:
猛暑日のピークは5日だったようで、その後はわずかだが落ち着いた。もちろん猛暑に変わりはないが。この頃は猛暑対策として午後にレモンスライスの入った大きめのかき氷を食べて体温を下げるようにしている。
参院選後のアベットラー政権の動きには驚くべきことが含まれている。
−「改憲の議論をやらないなら議長の首をすげ替える」との荻生田発言
−自民党が予算委員会に首相が出席することを拒否
そして次に出てきたのが、衆参両院の本会議で行う所信表明演説に関し、山東昭子参院議長から衆参いずれか1回だけの実施とするよう変更を検討したいと提案したのである。
議会軽視、ひいては民主主義破壊を目指しているとしか考えられない。もちろん行き着く先はヒットラーの「全権委任法」である。
小泉進次郎と瀧川クリステルの結婚ではしゃいでいる場合ではない。
2019.08.06:
台風8号が九州を縦断して抜けていた。続く9号は中国に向かっているが、今度は10号が発生した。にぎやかなことである。
今日は広島原爆投下から74年目の日。広島市の松井市長は政府に一日も早い核兵器禁止条約に向けての努力を要求したが、アベットラーは相変わらず無視。核兵器廃絶を進めるためにはもはやアベットラーでは無理なことがはっきりした。だから一日も早く彼を政権の座から引きずり下ろすしかない。つぎの政権がどういう態度を示すかは不明だが、障害物は取り除くしかない。
2019.08.05:
台風の接近で少しは気温が下がると思ったら、逆に熱風が流れ込んで昨日より上昇。体の力が抜ける感じである。
円高株安が急激に進行している。株価は21000円を切った。米中貿易戦争の激化が原因である。円高が輸出関連株の売りを誘うのでなおさら。
これではさらなる景気の後退は不可避。このまま消費税増税をやったら日本経済は崩壊する。その意味で増税を本気でやるのか疑問。予定の日まで2か月を切っているが、小売店では増税による値上げの予告は全く出ていない。店としてはまだ模様眺めなのだろう。
とにかく増税などもってのほかである。
2019.08.04:
台風8号は明日か明後日に近づきそうだ。そして9号も発生したが、こちらは日本に来るかどうかはまだはっきりしない。
台風が来ると湿った強風が吹くが、気温は日差しがさえぎられて今よりも下がり気味になるだろう。
今の日本社会は病んでいる。
「表現の不自由展」に対するテロ予告の相手を攻撃・恫喝したりなどのエスカレートがはなはだしいい。また先日は最低賃金の引き上げでも「月収23万円では食えない」と書いた人がいたら、「ぜいたく言うな」とかいう攻撃が多数出てくる。以前には生活保護者に対して「甘えるな」というのもあった。
他にも韓国に対するヘイトデマや犯罪も目立つ。
貧富の格差拡大で日本社会がますます住みにくくなっている現状の反映だが、弱者同士が団結してものを言うのでなく、さらなる弱者を攻撃することで留飲を下げるというのは明かに批判の相手を間違えている。その最たる、19人の知的障がい者を殺してもなおその抹殺を当然視する犯人に至っては、もはや人間の共同で成り立つ社会を自ら崩壊させるものであると言える。
差別意識と分裂主義の問題は一日も早く克服されなければならない。
2019.08.03:
表現の自由についての議論を問う展覧会が中止になった。
「あいちトリエンナーレ2019」展で「表現の不自由展・その後」というタイトルで、ジャーナリストの津田大介氏が監督となってこれまでで行政から許可されなかったあるいは撤去された作品ばかりを展示していた。主催者の愛知県や津田監督も色々な批判や攻撃が出ることを覚悟のうえで開催したのだが、特に韓国の従軍慰安婦を想起させる「平和の少女像」について名古屋市長が知事に撤去を要求したことから賛否に関する意見がさらにエスカレートし、ついには「ガソリンを持って火をつけに行く」とのFAXまでが送られたことから、知事はそのFAXの事実を公表したうえで企画展を中止すると発表した。
表現の自由という点については、作品によって議論百出すること自体に誰も異論をはさまないだろう。しかしこれが右翼あたりから出るのは珍しいことではないものの、政治家あるいは行政の長から出るに及んでは、一種の検閲に通じる。しかもこの展覧会については文化庁からの補助金が申請されており、しかもスガッペルスが支出について検討すると発言するに及んでは、もはやあからさまな政治の介入と言えるものである。
表現の自由は憲法で保障されたものであり、政府が口をはさむ余地はない。これを時の政権が補助金支出の可否を指図するとなれば、戦前の特高警察や憲兵隊がやったことと同じである。決して許してはならない。
2019.08.02:
今日も猛暑。台風8が発生して来週には日本に来るようだ。現在の猛暑は台風をはじめ、南海上にある低気圧からの上昇気流が日本で下降しているのが原因らしい。
日本政府はついに韓国に対する輸出管理の「ホワイト国」から除外した。政府は否定するがいうまでもなく徴用工などの対応に対する報復である。トランプ流のやり方を真似したもので実に情けない。早速韓国が猛反発するとともに、ASEANが「ASEANをホワイト国にしていないのがそもそもおかしい」と反撃ののろしを上げた。
一方でロシアの首相が択捉島を訪問し、「北方領土は我々のものだ」と宣言した。これに対してはスガッペルスが「我が国の立場とは相いれない」と言っただけで、対抗措置はやらないらしい。
外交については連戦連敗中の日本政府だが、対韓国だけはやたら強気。何故だろう?