悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

99.12


1999.12.31:

2000年まであと10時間を切った。(現在午後4時)
さて、私個人の今年のニュースは何だろうと考えてみた。

1.転勤で片道1.5時間の通勤開始
2.子供が手の指を骨折
3.母が大腿骨骨折で入院
4.ホームページ開設1周年

よく見たら骨折が2件もあった。
さてその一方で今年の日記はウィルスとY2Kの題材が多かったような気がする。それとシリーズ物を始めてしまったのだが、なぜそんな気になったかは本人も首をかしげている(笑)。ある人から「天声人語」に負けるとも劣らないとの評をいただいたが、好き勝手なことを書いているだけなのに赤面の限りである。但し、連載をやめる気はない(爆笑)

このページをご覧の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください m(__)m

1999.12.30:

いよいよ1999年も大詰めを迎えた。
Y2K問題のトラブル第一号とでもいうべき事件がイギリスで起こった。何でも商店にある銀行の端末機が2000年の日付入力でエラーになったらしい。やはり何らかのトラブルは避けられそうにないようだ。
ところで中小企業のY2K対策が遅れてたまま年を越す。政府統計では70%が対応済みになっているそうだが、かなりいい加減な数字との声もある。ましてや残る30%はどうなるのか。
ある中小企業に聞いたところでは、Y2K対策の費用の捻出にどこも苦労しているそうである。社内にコンピュータに詳しい人がいないその会社では、小さなサーバーのプログラムのパッチだけで百万円も取られたとのこと。どうやら販売会社の便乗商法らしい。資金繰りと人材に苦労している中小企業に対してやるべき行為ではない。

1999.12.29:

今年鬼籍に入られた方達について(敬称略):

千秋実。黒沢監督亡き後「7人の侍」の最後の生き残りが天国へ。
20世紀の最後とともに一つの時代が終わった。それは日本映画全盛時代がまったくの過去になったことと、「文化」としての映画作りが非常に困難になったことを意味している。

盛田昭夫。早くから世界に注視し、晩年は日本社会の持つ問題に警告を発した。
「日本の常識、世界の非常識」を明確に指摘できる人だっただけに惜しまれてならない。

1999.12.28:

本年最後の忘年会が終わった。
2000年まであと3日と少し、時は刻まれ、残る時間は縮むことはあっても延びることはない。誰しもが固唾を飲みながらその時をじっと待っている。何も起こらないことを祈りながら・・・
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今日からこのジオシティーズの容量が12MBにアップした。これで写真も多く使えるだろう。新年を前にしての朗報である。

1999.12.27:

今日で月末処理のデータインプットを締め切った。いつもなら仕事納めの29日まで待つのだが、今年はY2K対応のため明日中に経理データへのコンバート作業を終える。このあとのスケジュールは2日に本番データを使った経理プログラムのテストラン、5日に本番データ+本番プログラムによる通常業務のスタートとなる。
2日に情シス関係者が出勤するが、私は休みである。出勤する人は本当にご苦労様。無事を祈る。

1999.12.26:

個人の自由と責任・10
最近子供をめぐる悲しい事件が続いている。幼稚園に通う近所の子供を殺す母親、学校の校庭で遊ぶ子供を刺し殺す少年らしき人物。いずれも自分が受ける強いストレスを弱者に転嫁する、それも蟻の行列を靴で踏み潰すのと同じように人間を殺す(蟻の生命を軽視していいということではないが)感覚になっているようだ。神戸の「酒鬼薔薇」少年もそうだが、こういうニヒリズムと「いじめ」を生み出す社会は放置できない。一日も早く解決せねばなるまい。
ひとつには、今の大人の社会にもある「いじめ」を無くすことが重要であると思う。個人を完全に免責するつもりはないが、周囲が本人を追い詰めておいて、「お前の責任」にすりかえるいう例は多い。例えばリストラで執拗な肩たたきをして出向や退職を強要しておきながら、本人が自殺あるいは元の上司を殺しても平然と「会社は知りません」とうそぶく会社幹部の発言があるが、こんなことは許してはなるまい。
こんな例もある。私の会社の友人で新興住宅地に新しく家を建てたのだが、奥さんが近所から無視された上に「ほら、あの人が来たよ」と後ろ指を差され続け、ノイローゼになっているという。何が原因か明白ではないが、ほんの少しだけ近所で目立つということもあるらしい。しかし、近所のさる家が積極的に奥さんに対するいやがらせをするだけでなく、他の人にもけしかけ、逆に同調しないと仲間はずれにされるというところにまでエスカレートしているという。こうなると学校で多発している「いじめ」と何ら変わりがない。明らかな人権侵害である。それも旦那の前ではしらばくれるという巧妙さもあると聞いた。私も含めた友人達が相談に乗って解決策を模索中である。
最近は昔の「村八分」、いや「村十分」とも言える陰湿な「いじめ」があると聞いてはいたが、事実を目の当たりにして愕然とした。「村八分」は冠婚葬祭以外は普段と同じ付き合いをするから「八分」なのだが、今の「村十分」は日常生活全般に対して行われるからタチが悪い。
いったいこの国の憲法はどこへ行ってしまったのだろう?

1999.12.25:

忘年会、自宅マシンの再インストール、Y2K問題の最終チェックなどが連日続き、5日も穴が空いてしまった。
今日も忘年会でほろ酔い気分である。
う〜む、いかんなぁ。

1999.12.20:

記念日続きで恐縮だが、今日は日記開設一周忌・・・もとい、一周年である。
何のかんのとゴタクばかり書いていたら一年が過ぎてしまった。拙文をこまめに読んでおられる暇な・・・おっとっと、奇特な方々に改めてお礼を申し上げたい。(平伏)
今後ともつべこべ言わずに・・・い、いかん、駄文にめげずに御愛読をお願いする。
今日はずいぶん口がすべる日だ。(爆笑)
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忘年会がまた一つ増えて4つになった。糖尿には悪いと知りつつ、酒の誘惑に勝てない自分である。
明日は2回目。

1999.12.18:

忘年会のシーズン、昨夜は1回目だった。今年はこれも含めて3回ある。
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2000年までついに残り2週間となった。それでまたまたY2K問題で大変な事を忘れている事に気がついた。フリーソフトのチェックである。「窓の杜」あたりでもフリーソフトのY2K対応をリストアップしているが、作者に問題意識がなければHPにも案内が出ないというケースもあるだろう。
会社では職場の全員に警告を出しておいた(友達に貰ったゲームやデスクトップツールが結構出回っている)が、私自身は結構な数をダウンロードしているので、これから年末ぎりぎりまでチェックを続けなければならぬ。あー、しんど

1999.12.16:

外国語アラカルト・15
他人との外国語(殆どの場合英語だが)に関する話題の中でよく受ける質問がある。「訳すのは大変でしょう
それで「いいえ、訳することはまずありません」と答えると、ますます目を丸くされる。「えっ、そりゃすごい!
実際問題、訳す方が大変手間がかかる。何故かというと、わかりやすく、かつ意味の通った日本語にするほうが骨が折れるのである。あの砂を噛むようなMicrosoftのホームページを見ていただきたい。ざっと辞書にある言葉を並べるだけだとあんな文章になる。
私のように海外との付き合いがある仕事では、英語で来たメッセージには英語で答えねばならない。だから英語→日本語→英語などとやっている暇はない。会話、それも電話でのやりとりともなれば、途中の日本語に変換するというプロセスは瞬間にしてパスされる。パスどころか一時的に頭の中から日本語を削除せねばならないのである。
幸か不幸か私は会社に入って以来横文字を必需品とする部署ばかりを渡り歩いてきた。それが故に仕事で関係する人達はレベルの差こそあれ横文字の読み書きができる。だから英文の書類は訳さずにそのままコピー、配布される。何らかの回答が必要ならば、担当者に「回答をお願いします」とメモ書きだけしておく。するとちゃんと英文の書類が相手に送られるのである。もし、日本語の原稿を持って来て「返事を書いてくれ」と言おうものなら「自分で書かんかい」と突き返されるのがオチである。
以前あるオランダ人と「英語でメシ食うなら、母国語に訳する事を忘れないと仕事にならんわなあ」と言ったら、「そりゃそうだ」と相づちを打っていた。
これは自慢話でも何でもない。「国際化」とよく言われるが、外国と付き合う実際の表舞台ではこういうことがやられていることを書きたかっただけである。そんなに困難な事ではない。仕事を覚えるのと同じで「習うより慣れろ」である。

1999.12.15:

会社に今年度分として最近納入されたコンパクトモデル機にバグが見つかった。最近出荷されたばかりの機種というのに、早速のパチ当てプログラムがメーカーのHPにアップロードされた。具体的にはBIOSがSCSIカードを認識しないという実に初歩的なチェックミスである。それもうちの会社のさるマシンでSCSIカードを増設したら動かなくなったことから初めて発見されたという。見事な実験台である。
さて、10日に書いた大型機械のトラブルでの後遺症が新たに見つかった。回転部が楕円のようにゆがんだまま回ったために取付ボルトの多数が緩み、さらには回転部本体の一部も変形したまま戻らなくなっていることがわかった。本当にひどいことになったものだ。
「最近物作りの世界で異変が起こっている」と書いたことを証明するような事実が次々と明るみになっていることに、背筋が寒くなる思いである。

1999.12.14:

12月14日といえばご存知、赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日である。厳密に言えば15日未明であるが。
先日も書いたように内蔵助を始めとする浪士の意図はもう一つ定かではない。大河ドラマでは幕府の政治に対する批判を含めたデモンストレーション的な意味を持たせたようであったが。一方で庶民レベルでは討ち入りの実行を相当期待していたようである。また幕府も世論を気遣って処分の決定までに50日も要した。これが何を意味するのか、当時の世相を分析すれば面白い事実が出てくるかもしれない。

1999.12.13:

会社で、新幹線組が使っているシステムを陸蒸気組が批判した。「システムの欠陥」があると。
きっかけとなった原因はこうである。設計データを元に、製造・手配データを作成して下流工程へ回すのだが、下流側でのさる重要情報を変更する時に、新幹線組のものは設計データに関係なく(実際それは下流側の都合にのみ依存していた)自由にデータを書き換えられる。ところが陸蒸気のものは設計データも含めて一旦関連データを取消処理して、最初から新しいデータを作り直さねばならない。
ところが、新幹線組のデータを途中から陸蒸気組のデータにマージさせる際、肝心の重要情報が変更後のものにならずにコンバートされ得ることもあるということがわかった。だから「自分達のシステムと同じになっていないから欠陥だ」という結論を出してきたのである。
おしなべて陸蒸気組のシステムはデータの処理に融通性がない。ちょっとした例外処理でもデータを一旦御破算にしないといけない。それは彼等も認めている。これに対して新幹線組のシステムはあるゆるケースについての可能性をチェックして、例えそれが1年に1回しか発生しなくてもスムースに処理できるようテーブルを作ってプログラム化した。だから完成するまでに2年もかかってしまったのだが。
開発に関わった本社情シスの人間はこれを聞いてカンカンに怒っていた。単なるプログラムのコンセプトの違いを欠陥呼ばわりはないだろう。おまけにデータ変更の原因はやむを得ない事情で発生したものだったのが、話が伝わる途中で、変更データをインプットした私の勘違いということにすりかわっていたのである。

1999.12.10:

最近物作りの世界で異変が起こっている。とても信じられないような基本的ミスで、せっかく作った物を破損させたり作り直しを余儀なくされるケースが頻発しているのである。
私の会社でも、大型機械を組み立てる時のボルトの締め付けを十分に行わないまま運転したために、重量のある回転部分が垂れ下がったようになって回ってしまい、擦れあった固定部の側とともに大きな傷が出来てしまった。
補修して再度組み立て直す予定だが、原因で揉めている。しかし作業員のウッカリミスかあるいはチェック機能の甘さか、詳しい事は判らないものの、技術的あるいは工程的に何となく無理をしている感じがする。特に今迄と違った設計や工法を採用する時の検討がザルで水をすくっているように見える。
H2ロケットの打ち上げ失敗とか、核燃料処理工場での事故のようなケースを徹底的に分析して、真の原因を取り除かないと、将来大変な事になると思う。

1999.12.09:

業界用語で「半値八掛け2割引」というジョークがある。値引きは当たり前、定価なんぞで買うものかという意味合いのしゃれ言葉だが、うちの会社で本当に従来価格の「半値八掛け」、つまり4割で仕事を受注したケースがあったと聞いた。また、ある事業部では今年の受注が例年より’0’が一つ足りないという。もう異様な経済情勢という他ない。
政府の不景気頭打ち論をよそに、ほんの一握りの業界を除いて仕事量の低下は全く止まらない。先輩社員に聞いてもこんな経験は初めてだという。
加えてせっかく東南アジアの景気回復で輸出が少しづつ戻ってきたと思ったら、頬打ちを食らわすような円高である。どうすれば良いのか、ホームランでなくてもシングルヒットの連打になるような策を考えてはどうだろうか。

1999.12.08:

Y2K問題で、今ごろになってとんでもないことが判った。

その1:Visual Basicで作った業務用カスタムアプリがY2Kパッチに伴うWindows95の日付表示の変更と相性が悪いという現象が出た。どういうことかというと、まず本社から指示されたY2Kパッチ作業に、[コントロールパネル]−[地域]−[日付]の設定を「YY/MM/DD」から「YYYY/MM/DD」に変更するように指示があった。ところがカスタムアプリの日付入力は前者に対応した8桁しかなく、年号を2桁で入力しても自動的に4桁に変換された上に「DD」の部分が飛ばされてしまうのである。
急遽Windows95の日付表示の変更は元に戻す事になった。

その2:うちの職場だけの話だが、Accessを使ってサーバーのデータを共有するプログラムが作られていた(私は最近異動してきたのでそういう事実は今迄知らなかった)。ところがサポート幹事との立ち話で、独自に購入したAccess(全社標準になっていない)のY2K対応がどうなっているかとの会話から、何と6台分はAccess2.0が入ったままになっている事が判明したのである!
周知のごとくAccess2.0はY2Kに対応していないし、対応する予定もないことがMSから宣言されている。大慌てでAccess95に切り替えることになった。
正直言ってどうもうちの「公式」サポート幹事はちと頼りない。本社情シスが出している掲示板やMSのY2K関連サイトなんぞ全く見ていなかった。サポート幹事長が彼よりも私に相談することが多かった理由がやっと呑み込めた。

1999.12.07:

昨夜(今朝未明かもしれない)初雪が降った。六甲の山の上の方が砂糖をまぶしたようにうっすら、白く輝いていた。神戸で12月の初雪というのは非常に珍しい。しかし、雪とはいえ、気温はそれほどきびしく冷え込んだものにはならなかった。
札幌の新千歳空港では積雪による混乱が今夜もまだ続いている。吹雪の中の離発着は非常に恐い。私も一度だけデュッセルドルフ空港で吹雪の中での着陸時、タッチダウン寸前でエンジンを切ったとたんに横風にあおられて機体が浮き上がり、失速したまま滑走路に叩き付けられるというハプニングを経験した。幸い事故にはならなかったが。

1999.12.06:

大学の先生でわざと回虫やサナダムシを腹に飼っている人がいるらしい。
この人は免疫の専門家で、昔に比べてアレルギーの病気が多いのは寄生虫がいなくなったからという説の持ち主で、自ら実験をしているのだそうだ。つまり寄生虫がいると免疫反応は主に寄生虫に対して行われるので、他のアレルゲン(原因物質)にはかまってられない、との説に基づく。まあ、サナダムシも大きくなると腸を食い破るこも知れないので危険な実験だと思うのだが、御本人はそれを承知でやっているのだから、非常に大胆な人と言うしかない。
しかし、世の中にはもっとすさまじいというか、目的と手段の本末転倒をやりながら、それに気付かないで平然としている人達もいる。まずは「寄生虫ダイエット」。寄生虫に栄養を与えて痩せようという魂胆らしいが、ここまで来ると生死にかかわるだけに普通のリスク感覚ではとてもやれない。
それから、これは意味が違うかも知れないが、「ヘルメットをかぶると髪が乱れるからバイクには乗らない」という女性。実際、法改正でヘルメットが義務づけられた時に、多くの女性ライダーがバイクを手放したそうである。便利さよりも髪の毛の方が大切という、これは価値観の違い(?)なのだろうか。
最後に、これはもう身勝手の極みと言うべきだろうが、マンションで犬を飼うために声帯を切ってしまう飼い主。犬にとっては最大の自己表現の道具である鳴声を使わせないというのはあまりにもむごい。もし自分が声を出せなくなったらどうなるか考えたこともないというか、考慮に入れることさえも欠落させているのは悲しむべきであろう。「声が近所に響くと迷惑」ということと、「どうしても犬を飼いたい」という思いを天秤にかけた結果がこれでは、あまりにも情けない。

1999.12.05:

今年も某サイトのオフ会が開かれた。
ページを作っている御本人は今回、夫婦お揃いでの参加であった。いつもながら楽しい会で、笑い声が絶えない。参加する人数が十数名と比較的まとまりやすいことも影響しているように思う。
そう言えば会社のグループでも十数名がコントロールするには適当な人数のようだ。
さて、学校は未だに何で最大40名のままなんだろう?

1999.12.03:

異動で通勤時間が片道1.5時間と長くなってから3ヶ月を過ぎたのだが、一向に体が馴れない。朝は早いし、夜も銀行へ寄るどころかちょっとした買い物もできない。先日は定期券の切り替えだったが、仕事が終わると同時に会社を飛び出し、銀行のATMが閉まる直前に金を下ろして、また定期券売り場へ走るという離れ業をやることになった。
そんな調子だから、疲れているのか電車の中では寝てばかりいる。本当は本を読んだり、PDAを買ってこのHPの編集でもやりたいのだが、どうもままならぬ。困ったものだ。

1999.12.02:

年末に私の机が陸蒸気組の中に移動する事が決まった。但し使っている実務のシステムは当然新幹線組のものである。
移動の理由は、現在の私の仕事が本来ならさる組織の下で行うべきものだったが、新しい事務所に移転してから新幹線組のシステムを使える環境が整わず(3ヶ月もかかった)延び延びになっていたのであった。移動後は何とマシン3台+プリンタ2台が私専用に与えられる。随分贅沢になった・・・とはいうものの、1台のマシンは先々月末に新しくなったものだが、残り2台は中古マシンで単なるプリンタドライブ用になる。
ちょっと説明しておくと、ホスト用プリンタ出力はLANから単独ではできず、必ずエミュレータを乗せた端末機にぶら下がる形にしないといけない。それでわざわざクライアント機を2台置く事になったのである。だからこの2台は中古でよいという結果になった。
さて、この先どうなることやら、楽しみ(?)である。

1999.12.01:

今年もとうとう12月。Y2K問題もあって、年末まで忙しくなりそうだ。

さて、先日の鉄道ダイヤの正確さについて、関東では最近遅れが目立つとのコメントをいただいた。
原因の一つに超過密ダイヤがある。昔から有名だが中央線の通勤時間は前を走る電車が見えるほどの密度で走る。だから一つでもトラブルがあると瞬間にして数珠つなぎになってしまう。
これくらいの過密状態では後ろの電車は黄信号でもスピードを落さずに前の閉塞区間に侵入する。これがもとで、ひところ運転士がストをするかわりに「順法闘争」という戦術を使った事があった。つまり、ルール通りに信号の手前で減速して「電車が遅れるのはルールに従っているからで、ストをやっているのではない」と、処分から逃れる手段を使った訳である。
電車が遅れるもう一つの原因として、最近耳にするのが飛び込み自殺の急増である。
理由は明白、首切りによる失業の増加である。これを裏付けるように男性の平均寿命が自殺の増加で0.2歳縮んだという。異様な事態である。