悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2020.02.29:
今日からいかなご漁の解禁ということで近所のスーパーの鮮魚売り場には行列ができていた。しかし今年も不漁で高値とのこと。
夕方にアベットラーが記者会見をしたが、内容はこれまで報道されてきたこととあまり変わらず。急に休校を決めてその具体策が遅れたことについての記者の質問には答えずじまい。今年度予算の予備費から2700億拠出を宣言したが、内容は10日後に発表すると。遅い!しかも新年度予算についてはまったく触れず。
もう少し立ち入った話は識者の論評を見てからにする。
2020.02.28:
昨日アベットラーが週明けから学校を休みにせよと要求したことから世間は大混乱。
国民からのブーイング、一部の自治体から拒否の反応が出てきて、あわてて各地域の裁量で判断してかまわないと修正。
しかし一方で、自民の議員が政治資金パーティーを開いたりと、政府与党での合意と情報共有がまったくできていないことを露呈させた。アベットラーのこのような個人的パフォーマンスは、一部混乱はあったものの民主党政権時代の東日本大震災ではほとんどなかった。
各自治体ではアベットラーの宣言から休校するかどうかの決断するまで1日しかなく、いかに無茶な話だったかを象徴する出来事になった。北海道は夕方になってこの週末の道民の外出の自粛を呼びかけた。
余波はこれだけでおさまらない。ディズニーやUSJもしばらくの休園を決めた。そして引きずられるように株価は暴落。東証の終値は21000円を切るすれすれのところまでいった。大規模イベントの相次ぐ中止・延期によって経済が停滞することを反映したものと考えられる。
これだけの混乱がありながら、与党は政府予算の衆議院通過を強行した。もちろんウィルス対策予算は一切含まれていない。
くしくも今日は吉田茂が国会で「バカヤロー」と発言した日。国民としてはアベットラーの無茶苦茶なやり口に文字通り「バカヤロー」と叫びたい。
2020.02.27:
珍しく今朝の短い間だが霰が降った。個人的経験では数十年ぶりである。
ウィルス対策で感じるのは、政府は不承不承やっていることである。その象徴が予算である。
昨日も24日も書いたが、予算が少なければやれることは限られる。そのことが目立つのはPCR検査の数があまりに少ないこと。今マスコミが注目しているのは医師から保健所に検査を依頼しても海外渡航歴がないなどの条件が厳しすぎて拒否されること。それが政府からの指示なのか保健所が自己規制しているのか判然としないが、少なくとも政府が積極的に患者の検査条件を幅広くするよう保健所に指示すれば済むことである。もちろん同時に予算を増やさないといけない。
そういう意味で少なすぎる補正予算もそうだが来年度予算には1円も新型ウィルスの対策予算が計上されていないことである。
アメリカの戦闘機を爆買いする金はあるが、国民の命と健康を守る予算がまったくないというのはひどすぎる。
与党の予算案衆議院通過をあせっているようだが、野党から予算組み替え動議を出してウィルス対策の強化を要求すべきだろう。
2020.02.26:
新型ウィルスの感染者が連日増えているし死者も増えている。
厚労省が基本方針を出すとともに多数の人間が集まるイベントなどの自粛を要請した。これを受けてスポーツ競技の中止や延期、コンサートの中止も相次いでいる。
その一方でアベットラーはウィルス対策会議を早々に切り上げて、夜は知り合いとの会食を連日行っている。厚労省のマニュアルには「宴会は自粛せよ」と書いてあるのにである。
他国に比べて貧弱な予算を指摘されても増額する意思はない。要するに本気で対策をやる気がないものと断定せざるを得ない。この点は3.11で旧民主党が睡眠を削っても官邸に缶詰めになっていたのと比べたらよくわかる。
もはやアベットラー政権は終わりである。だが相変わらず閣僚も官僚も忖度に必死で、アベットラーと道連れ心中するようである。だったら彼らを総入れ替えするしかない。
2020.02.25:
新型ウィルスについて厚労省が基本方針を出したが、目立ったものは「軽い症状の患者は病院に来るな」ということ。
ウィルスの話はこれだけにして、恐ろしい話が出てきた。
検察幹部の定年延長について、それを裏付ける決裁書類がないことに対して、法相が「決裁は口頭でもOK」と言い放った。
私が前にいた会社では粉飾決算などの違法行為を防止する目的で「内部統制」ということが叫ばれて以降、すべての決定事項については上司の捺印あるいはサインが入った書類を保存し、半年に1度監査を受ける仕組みにした。そのために会社法が改正され、2008年から大企業には内部統制の実施が義務付けられている。
官公庁では民間での実施以前から内部統制の仕組みが採用されており、あらゆる決定には根拠になる法令に基づいて「ハンコ行政」とよばれるほどの決裁印が並んだ書類を作成、保存しているのである。
法相の発言はそれらを一切無視して口頭で決めてもかまわないという、法治主義、ひいては民主主義を破壊してもかまわないということを明言したものである。
トップのアベットラーが例によって書類の改ざん、虚偽説明、証拠の廃棄をやって政治を私物化し、かつ政治を捻じ曲げることを平気でやってのけているのだが、子分が真似をしても不思議はないと言えるが、ここまで来ると日本の統治構造全体が破壊への道へ突き進むことへの危機感を抱く。
日本はまだ独裁国家ではない。だがこのようなかたちで蝕まれていくことは我慢ならない。
2020.02.24:
岩田教授ならびに良識ある人達が警告していたように、クルーズ船の乗客ならびに船内で作業をしていた政府職人から感染者が次々と見つかっている。
いい加減な対応でお茶を濁そうとしたのが高級官僚なのか厚労大臣なのかあるいはアベットラーなのかは知らないが、少なくとも大臣は責任を取ってしかるべき。
そして肝心なのは関係者の14日間自宅待機とPCR検査をやるべきだろう。そうでないと感染は厚労省全体ひいては合同庁舎5号館全体に広がるかもしれない。
さらに、この3連休に外出する人は少ないのではないか。何しろいつ、どこで感染するか不明だからである。特に感染経路が不明確な患者が増えていることは人々を疑心暗鬼にさせてしまう。感染リスクを高めないためにはなるべく外出を控えるというのがベストだからだ。
政府はチンタラやっているから対策が次々と後手に回っていて、今から基本方針を決めるという。
さらに、昨日書いた休業補償、検査費用の健康保険適用も必要である。そのためには他国と比べてあまりに貧弱な予算を大幅に増やさないと解決が遅れる。
感染力の強いウィルスは人間の対応の遅さを待ってくれないと思い知るべきだろう。
2020.02.23:
この3連休に外出する人は少ないのではないか。何しろいつ、どこで感染するか不明だからである。特に感染経路が不明確な患者が増えていることは人々を疑心暗鬼にさせてしまう。感染リスクを高めないためにはなるべく外出を控えるというのがベストだからだ。
政府はチンタラやっているから対策が次々と後手に回っていて、今から基本方針を決めるという。
さらに問題なのは、官民問わず出勤自粛・停止を決めるところが増えること。その場合、日給や時間給で働く非正規労働者は収入が断たれるので何らかな賃金補償をしないと生活に困るケースが出てくるだろう。
感染対策と共にこういう問題も先手を打って対処しないと日本は東日本大震災以上の被害が生じるかもしれない。
これまでの政府のやり方を見ていると、金も人も増やしたくないから対策は最小限で済まそうという狭い料簡で動いている気がしてならない。
2020.02.22:
事態は今や抜き差しならないところまで来ている印象を受ける。
岩田教授が指摘した点の中で、政府の対応拠点を船内に置くべきではないという問題が最悪の事態を招くのではないか。
既に政府職員が感染しているが、船内で仕事をしていた職員が検査もせずに職場に戻っているのである。今のウィルス検査ではウィルスの数が少ないと陰性としてカウントされてしまうことがあるという。事実、アメリカなどに飛行機で運ばれた乗客の一部に収容先で再検査したら陽性だったということが報告されている。
厚労省は未だに「船内の感染者はすべて日本政府が乗り出した2月5日以前の患者」という説に固執している。しかし帰国後の陽性発見のみならず政府職員が感染していることは政府の言い分が成り立たないことを示すものである。ということは「野放し」で職場復帰した職員を通じて感染が拡大することは避けられない状況にあると言っていいだろう。
このあたりは海外で日本政府の対応について批判が出るのは当然で、放置すれば中国以上に悲惨な結果になるのではないか。
またTwitterで発熱していることもを持つ母親が、渡航歴がないことを理由にウィルス検査をしてくれないと悲鳴を上げているが、もはや条件は変えるべき。アベットラー政権には事実を直視する能力がまったくない。
2020.02.20:
昨日の続報。
岩田教授がYouTubeの動画を削除した。一定程度改善が見られたこと、迷惑をこうむる人に対する配慮からである。しかし見た事実そのものについての謝罪も撤回もしていない。皮肉にも副大臣が船内の通路の様子を撮影した画像をアップした(後に削除)ことによって、感染者と非感染者が同じ通路を使っていることが証明された。事実、船内で作業をしていた厚労省の職員2名が感染してしまったのである。
これによって日本政府の対応のまずさが露呈したが、厚労省は「感染対策は十分やっている」と居直り。しかし国内外共に評価はされていない。今の政権は事実を直視して早急に対応しようという姿勢がない。その証拠に感染対策の会議を閣僚2名が欠席して地元の会合に出ていたのである。
それにしても世界的にアジア人全体(非アジア人にとってはどの国の人間か見分けが使いないため)に対してのいわれのない差別が目立ち始めている。日本国内でも、和歌山県湯浅町に対して「ふるさと納税の返礼品を受け取り拒否する」などという声も届いているという。
結論。事実を正しく理解し、「正しく恐れる」ことが重要である。
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神戸市の児童相談所の対応が問題になっているが、神戸市から受託したNPO法人には困っている子供に対応する知識も経験もない人間しかいないということが明らかになった。
NPO法人も問題だが、その能力に関する聞き取りも何もしていなかったのである。
なおざりな教育行政をやっている神戸市は猛省すべきである。
2020.02.19:
クルーズ船からの下船が始まった。
そんな中、神戸大学医学部の岩田教授が船内の様子をレポートしたものがYouTubeにアップされて話題になっている。
教授によれば船内での厚労省の対応は見るに堪えないものと指摘している。特に私が注目したのは汚染された区域とそうでない区域の分別が全くなされていないこと。これで船内の感染者が毎日見つかる理由が理解できるからである。汚染された区域を非感染者が行き来しているのでは患者が増えるのは必至。また、教授はSARSやエボラの現場を見てきた経験から恐怖を感じたという。この点にはWHOも注目していて、感染者が増えたことの原因究明が必要としている。
ところが政府はまじめに問題を把握しないどころか、スガッペルスと橋本副大臣が嘘で固めた弁明を並べて岩田教授を攻撃している。両者の言い分を比べれば岩田教授の説明には専門家としてのリアリティーがあり、勝負はあった。
とにかく厚労省側には感染症対策の専門家が司令塔になって現場を指揮する組織になっていないのが致命的ということだろう。
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神戸市の児童相談所が、午前3時に親に追い出されたという小6児童を、ドアホン越しに警察に行けと追い返したという。
児童は近くの派出所に助けを求め、警官が児童相談所に連れて行ってやっと保護されたという。
児童相談所の担当者は相手が高校生だと思ったというが、高校生も未成年。それなりの対応があってしかるべき。夜中の3時に訪ねてくるという行為に対して話を聞くだけでも良いから中に入れるのが大人としての常識。教育関係者ならなおさらである。
市の教育委員会は委託しているNPO法人に注意したというが、今の神戸市の教育行政はどこかおかしい。
最近も自殺の事実を隠したり、小学校で教員同士のいじめがあったりとおかしな話が続いている。教育現場が荒れていることは容易に想像できる。漏れ聞くところによると、神戸市では教職員組合がまともに機能しておらず、問題が起こってもチェックされないという。日本郵便・かんぽ生命に似た問題の野放しの構図である。
2020.02.18:
クルーズ船の船内に「軟禁」されていた乗客は明日から下船を開始する。しかし船内に3000名以上長期にわたって閉じ込め、ウィルスを拡散させてしまった責任は政府にある。以前私が指摘したように、何グループかに分けて検査し、非感染者はさっさと解放すれば数百人もの患者が発生することはなかったはずである。
しかも水際での食い止めばかりに注力しすぎて、国内での2次、3次感染を放置したのである。WHOから怒られて当然だ。
アベットラーの虚偽答弁はもう「詰んだ」。
昨日書いた以降、アベットラーはANAホテルに電話して指摘された事実はないと口頭で答えたが、野党から書いたもので証拠を見せろを言われたのを拒否した。
案の定朝日新聞がホテルに確認したところ、メールにてアベットラーの言うことは間違いだとメールで回答したのである。
今朝、再度与党側に書面を要求したが拒否したため、立件民主や共産などが予算に員会の出席を拒否した。
この関連で自民党の議員がANAホテルを使うなと言い出した。また森山がホテルに電話したそうで、これらは明らかにホテルに対する恫喝である。
アベットラーには最後通告をしておきたい。
「お前はもう死んでいる」
2020.02.17:
明朝が寒さのピーク。ひょっとしたら雪が降るかもしれない。
「桜疑惑」の核心がいよいよ見えてきた。
立件民主の辻元議員がANホテルに問い合わせた結果、2013年から3回文の前夜祭領収書は出していないし安倍事務所には見積明細を送ったというFAXが届いたのである。しかしアベットラーはこれを「一般的な話」と焦点をそらすのに躍起になっていた。これを見た国民はますます疑惑を強めるはずである。
言い逃れの効かない決定的な証拠はまだ示されていないが、これまでいろいろな傍証が次々と積み上げられており、アベットラーは胃が痛いはずである。辻元議員へのかたちだけの謝罪はしたが、本気で言っているとは思えない短いものだった。
2020.02.16:
今日は終日の雨。但し気温は低くない。しかし明日と明後日は寒気の南下で冷え込むとの予報。これで今度の冬はおしまいかもしれない。
アメリカがクルーズ船の乗客の救出で本格的に動き出した。不思議なのは船から羽田まで自衛隊のバスを使うこと。アメリカはバスのチャーター代を払うのだろうか?
アメリカに次いでカナダ、香港、台湾も自国民救出に来るという。日本政府の対応が遅いことが原因。もっとも日本政府の負担を減らす意味もあるから一方的に批判しても仕方がない。確かに今後は国内感染防止に注力すべきだろう。
2020.02.15:
今日はいつもの通院だったが、主治医との話題はやはり新型ウィルス。
看護師もそうだったが、政府の対応の遅さには困っていた。WHOも日本に対する不信感を募らせている。
実際問題、もはや国内での感染は広がっていると考えざるを得ないのに、今になって専門家会議を作るとか、民間の検査キットを導入するとかしているのである。例のクルーズ船についても、乗客・乗員を長期間検査もせずに放置して感染を拡大させた。アメリカがしびれを切らして自国民の救出をするという報道が出ているが、日本政府はダンマリ。「アメリカのやることに口を挟むなど恐れ多い」ということなのだろう。
2020.02.14:
昨日に続いて今日も暖かい1日。ファンヒーターは朝の1時間ほど動かしただけである。
アベットラーの暴言は「意味のない質問だ」だけでなく、共産党に対しても中傷の発言をしており、共産党単独ではなく野党がそろって(昔は共産党攻撃に対して野党が結束することはなかった)謝罪と撤回を申し入れた。
話の発端は本会議で維新の足立議員が共産党に対する見解をアベットラーに求めた(たぶんヤラセであろう)のに対し、アベットラーが「共産党は暴力革命の方針を変更していない」と答えたのである。
従来から公安調査庁が共産党に破防法を適用したいがために法律にはない「調査対象団体」に指定してあれこれ調べていたが、何の証拠も見いだせないにもかかわらず従来から「暴力革命を否定していない」との見解を述べていた。だがアベットラーはさらに踏み込んで「暴力革命の方針を変更していない」とあたかも暴力によって世の中をひっくり返す方針を堅持していると断定したのである。
戦後の一時期、共産党が分裂して一部に火炎瓶闘争を奨励するような動きがあったが、分裂の解消とともに暴力の否定とあくまで議会での多数を得て世の中を変えるという方針を作り、今に至っている。
70年代には「新左翼」がゲバ棒を振って暴れた時期もあったが、共産党は彼らを批判し続けた。今や「新左翼」は国民の間では話題にもならない。
アベットラーは古めかしい「暴力集団」のレッテルを共産党に与え、他の与党との共闘を分裂させ、ひいては国民に共産党アレルギーを植え付けるために必死になっているのである。
17日の予算員会では「意味のない質問」に対する追及に加えて、この共産党に対する誹謗中傷も批判され、コテンパンにやられるはずである。
2020.02.13:
昨日の「意味のない質問だ」発言、野党側がアベットラーの懲罰動議を提出しようとしたが、自民党側から17日に「不規則発言は慎む」とアベットラーが17日の国会で述べるとの回答が出たため一旦は落ち着いた。しかしアベットラーはまた別の言い訳あるいは居直りを見せるかもしれない。
だが余計なことを言えば今度は本当に懲罰動議が出てくるだろう。場合によっては内閣不信任が出るかもしれない。その昔、吉田茂が野党議員に「バカヤロー」と言ったことで解散(通称:バカヤロー解散)になったことがある。今回のアベットラーの発言は国会の審議を否定するものだけに、辞任が求められるべきもの。吉田茂は相手を罵倒しただけだったが、審議そのものを無意味だとする言葉は使っていないからである。
2020.02.12:
WHOが新型ウィルスの名前をCOVID-19と命名した。名前はともかく、クルーズ船での感染者は毎日増えていて、私が指摘したように政府も全員の検査をする方向で動き出した。準備ができたら速やかに実施すべきだろう。
ところで何を考えたのか政府は病院船の検討を始めるという。患者の隔離ということだろうが、急いでやる話ではない。今は患者対策と水際作戦に集中すべきである。
アベットラーが辻元議員に「意味のない質問だ」と暴言ヤジを飛ばした。
追い詰められて自暴自棄になっている姿はもはや哀れな存在に見える。逆に野党が追及して火がついているところに油を注ぐ形だ。当然これからも野党は攻めまくるだろうから、アベットラーは自ら辞めるほかに選択肢はなくなっていくのである。
2020.02.11:
今日は「建国記念の日」、戦前の「紀元節」であるが、マスコミでも祝賀行事などの報道はされていない。この日が国民の意識とはかけ離れていることを裏付けるものである。
紀元節は日本書紀に出てくる神武天皇の即位の日の旧暦1月1日を新暦に換算したものである。しかし神武天皇の存在そのものを裏付ける証拠は何もない。そもそも天皇による国家の統一は大化の改新の後天武天皇7世紀に入ってなされたもので、それ以前の古墳時代などは各地の豪族による連合王権によって支配がされていた。しかもそれぞれの古墳がどの天皇のものかの根拠もいい加減で、明治時代に宮内省が曖昧に定めたものである。だから仁徳天皇陵も誰が埋葬されたのかは不明確である。
本当は発掘調査をすればかなりのことがわかるだろうし、天皇の先祖も詳細が見えてくるはずだが、宮内庁はかたくなに発掘調査を拒否している。
また古墳時代には中国から持ち込まれた漢字による日本語表記が始まっているから、日本の古代史の解明には古墳の発掘が必須になる。
ともあれ、建国記念日を大々的に祝おうという連中は改憲、天皇の元首化を叫ぶ右翼ばかりで、多くの国民は冷ややかに見ている。もし国民に納得できる日とすれば、民主国家がスタートした現在の憲法記念日がふさわしいのではないか。
2020.02.10:
クルーズ船での新型ウィルスの拡散、全員の検査が必要ではないのか。
もちろん一度に全員の検査は試薬や検査員の手配の関係で無理だとしても、グループ分けした上で数日に分けて実施してはどうだろうか。今のままでは乗客の不安が増すだけで、疲れ切って却って体調を崩す人が増えるだけのような気がしてならない。
中国では患者の増加が次第に落ち着き始めていると聞く。武漢の閉鎖や企業活動の一時停止でウィルスの拡散が抑制された効果なのだろう。但し今日から出勤にする企業も出始めたから安心はできない。少なくとも1週間程度は様子を見るべきだろう。
専門家も指摘しているが、今度のウィルスは高齢者などを除いて致死率は極端に高くないが、感染力が非常に強いためにあっという間に蔓延している。ワクチンや治療薬がないので予防にはマスクと手洗いしかない。
私の場合、ウィルス騒ぎの余波で思わぬ影響を受けている。
インスリン注射に必要な消毒用アルコールが切れかかっているので薬局に行ったら、在庫はゼロ、入荷の予定もないと言われた。店員に相談したら脱脂綿にアルコールを染む込ませたもの(病院関係者は「酒精綿」と称する)の既製品を勧められた。その存在は以前から知っていたが高価なので買ったことはなかった。しかし背に腹は代えられない。緊急事態ということで買うしかなかった。
2020.02.09:
使わなくなったプリペイドをsoftbankに引き取ってもらい、一連のスマホ切り替え作業は終了。
消費税増税後の消費は3か月連続で落ち込み、やはり不景気への道を辿っている。しかもオリンピック特需はもう終わり、かつ新型ウィルスの影響で中国に引っ張られるかたたちで景気はさらに冷え込みむとの予想が出ている。
言わないこっちゃない。来年度の年金はわずかにプラスだが、物価が上昇するので実質マイナスになる。アベノミクスは破綻が明白で、「アホノミクス」の他に「アベノウィルス」という陰口も出てきた。感染拡大の防止も必要だが、中国をはじめとする外国人観光客の激減で関連産業の落ち込みがはなはだしい。自治体レベルでは融資を拡大する話も始まっているが、国レベルでも景気対策、公共投資でなく減税や賃上げてこ入れをやらないと、先に述べたような不景気の影響は致命的になるだろう。
その場合、アベットラーでは大企業優遇しか頭にないだろうから、減税が実行できる政権交代がどうしても必要になるだろう。待ったなしである。
2020.02.08:
冷え込みのピークはとりあえず過ぎ去った。
トランプの弾劾裁判は無罪ということになった。しかし疑惑が完全に晴れたということにはならない。というのもボルトン前補佐官が証言することを共和党が封じてしまったからである。もし潔白ならば彼を呼べばよかった。しかし呼ばなかったことが逆に疑惑を拭い去ることができない作用をしているのである。
トランプはアベットラーと同じく政治の私物化がはなはだし。それを象徴するのがパレスチナ「和平」案。イスラエルに超有利なもので、パレスチナ側は猛反発している。トランプがこれまでの合意を無視してイスラエルに肩入れする理由は非常に明白。今年の大統領選挙で米国内のユダヤ票を固めるためである。
また弾劾裁判についても、トランプに不利な証言をしたとして、高官2人を更迭した。この報復によって「俺に逆らうやつは許さない」ということを宣言したのである。
このあたり、トランプとアベットラーはウマが合うらしい。
2020.02.07:
今日は遂に最低気温が0度になった。この冬の最低である。
立春を過ぎてから最低気温を更新するなど狂っているとしか思えない。単なる暖冬とは言えない季節の変化である。一体これからどうなるのだろう?グレタ嬢が警告したように、10年後、20年後はこんな気象が常態化するのだろうか。
2020.02.06:
予報通り今日はぐっと冷え込んだ。昨夜には神戸で初雪を観測。今日も少しちらついた。この寒さは明日午前中も続く見込み。
新型ウィルスの患者数が一向に飽和しない。中国指導部が対応のまずさを謝罪したが、武漢での診療体制が不十分なために慌てて病棟を増やしても感染者はまだたくさんいると思われる。緊急対策として武漢を封鎖していているが、既に大量の患者、保菌者が外に放たれているから患者数は増加の一途。
日本でも新しく発見される患者が次々と現れている。これ以上の感染を食い止めるためには水際作戦と同時に患者の治療も急務である。とにかく2面作戦を続けなければならない。
関係者の努力には頭が下がるが、もう少しの辛抱である。
ところで日本だけでなく海外でもデマが流されるとか中国人、はなはだしきはアジア人全体に対する誹謗中傷が出ている。忌むべき現象である。
今回のウィルスは致死率は低いが、感染力は強いような感じがする。感染を防ぐにはインフルエンザと同様のマスクや手洗いで十分。治療薬は現在研究中である。
このような情勢の中で、最も腹立たしいのは自民党からウィルス対策を口実に憲法改正を叫ぶ輩が出ていること。
緊急事態条項を設けて国民を縛るつもりである。緊急事態というのは早い話が戒厳令で、国民の基本的人権に制限を加えようというあからさまな意図である。これがファシズムでなくて何であろうか。どさくさ紛れにこんなことを出してくるのは明らかにアベットラーの影響である。
2020.02.05:
本日スマホデビューした。
これまで使っていたsoftbankのプリペイドは3G規格のため2024年に停止となり、かつ最近eonetからauに加入すると割引があるとのダイレクトメールが来ていたので、これを機にスマホに切り替えることにした。
機種はLG、OSはANDROIDである。これからマニュアルと首っ引きで操作を練習することになる。
2020.02.04:
厚生労働省の職業安定局から銀行口座への振込があった。
昨年問題になった勤労統計不正問題で、雇用保険の支給金額が不足する事態を受けての精算である。私の場合は32円!。
機械的に計算した結果によるものだが、こんなに少額とは思わなかった。だからといって文句を言うわけではない。役所はたとえ1円であろうとおろそかにはしない。誰かのように「桜を見る会」で予算の3倍も使い込んで平然とした顔をしているのと違う。
今日は立春だが相変わらずの暖冬。但し木曜から金曜にかけて寒波による冷え込むとの予想である。それ以外は最高気温が2桁が続くようで、そのまま春に向かって進むらしい。いやはやけた外れの気象に、梅や桜は戸惑っているだろう。
2020.02.03:
アベットラーの官邸による支配は政府官僚だけでなく、司法にまで手を広げるようだ。
2月に東京高検検事長が定年を迎えるのだが、これを延長する動きがある。小生思うに、これは「桜疑惑」でホテル代を収支報告書に記載しなかったことで、違法行為として捜査の手が及ばないように工作したとの疑惑が考えられる。
アベットラーはこれまでも独立性・中立性が求められる日銀総裁や内閣法制局長官に、意のままに動く人物を充てている。大臣も自分と同じ極右思想を持つ人間を任命するなど、私物化がはなはだしいのである。
2020.02.02:
確定申告が近くなったので必要な書類を整理し始めたが、昨年年金から源泉徴収された所得税はわずか数百円。
よって還付申告すると全額戻ってくるのだが、税務署まで往復するバス代の方が高いので申告書だけネットで作って、税務署には提出しないことにした。
年金生活になると所得税を支払うほどの収入はなくなる。年金生活者から税金をむしり取ることそのものが理不尽だと考えるが、健康保険などは負担が現役s時代からあまり減らない。安倍内閣は高齢者の医療費負担を増やそうとしているがもってのほかである。
なお、住民税は控除がほとんどなく、よほどの理由がなければ減免されない。これも何とかしろと言いたい。
2020.02.01:
2020年にまだ慣れていなかったが、既に2月に入った。これで新年モードは卒業。
閑話休題。
フランス語ではジャガイモのことを"pomme
au sol"(地中のリンゴ)という。つまり過去のフランスにはなかったものである。
ところでジャガイモ入りオムレツは"omlette
Parmantier"と称する。「パルマンティエ男爵のオムレツ」という意味である。実はジャガイモをフランスに紹介したのはパルマンティエ男爵である。
フランス革命の前、彼は独仏戦争に従軍して捕虜になり、その時ドイツ軍からジャガイモを教えられたのである。その後じゃがいものことを知ったルイ16世は妻マリーアントワネットと共に飢餓対策としてジャガイモの栽培を国民に奨励した。その故事にちなんでパルマンティエ男爵の名前が料理に残ったのである。
フランス革命でルイ16世夫妻は処刑されてしまったが、ジャガイモを広めた功績だけは残った。