悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2021.03.31:
イソジン吉村が政府に「蔓延防止措置」を要請した。今日は599人の感染者が出ている大阪府、緊急事態解除を騒ぎ立て、今度は感染者の急増で再びわめく見識のなさが露呈している。
国もそうだが、感染拡大を防ぐ根本的対策、特にPCR検査数を大幅に増やすことをやらず、「大変だ!」ばかり言っているのではどうしようもない。
飲食店の営業時間短縮の効果は一定程度あるだろうが、罰則の脅しで強制しても業者の不満は解消しない。
事実、東京では厚労省の役人が夜遅くまで会食、しかも店は断り切れなかったことが判明している。
こういう場合、客側、特に公務員に対しては罰則が適用されないのはあまりに不公平。
そもそも罰則で国民を縛るのは戦前と同じである。そういう強権志向は、昨日も書いたように自民も維新もおなじである。
国民の声をちゃんと聞かずに、お門違いのことやってばかりでは、民心はますます離れていく。
2021.03.30:
スエズ運河で座礁したコンテナ船、離岸した後、運河の途中にあるグレートビター湖に移動して投錨している。これから原因究明と共にコンテナの積み替え、ドック入りして船体の点検など、やるべきことが色々ある。現役復帰はまだ先。
厚労省の職員が23人、歓迎会で夜11時まで飲んでいたという。当然ながら官僚と大臣はひたすら謝罪。それにしても「魚は頭から腐る」とはよく言ったもので、与党による会食、企業から大臣、官僚に対する接待などが明るみになったが、そういう雰囲気が下にも伝染して「見つからなければいいだろう」という方向で行動していたものと見える。
宴会参加者の処分を考えているようだが、菅政権全体としての自らの管理能力が完全に失われていると見るべきではないか。だからこそ野党からは内閣不信任の話が出てきているのである。
しかし最近の地方選挙で自民党は連戦連敗している現状で、二階一人が息まいても誰も振り向かないだろう。
その一方で、ユリットラーとイソジン吉村は右翼らしく、言うことを聞かない店を見せしめで処罰したいとこれまたわめいているが、政府は今後のことを考えて消極的。
能力のない権力者は舞台を去るべきということが見えてきた。
2021.03.29:
スエズ運河で座礁したコンテナ船、関係者の努力でとりあえずは離岸に成功したらしい。
今後は船体の損傷で浸水した箇所があるかどうかのチェックと、どうやって運河の外に引き出すかが焦点になる。
そして積荷の積み替えなどはまだ先の話。大小の影響はまだこれから色々出てくるだろう。
それにしても海の大動脈に障害が起こると大問題に発展することが明らかになった。もしパナマ運河でも同様の事故が起こったらどうするか、対策が今後議論になるだろう。
2021.03.28:
終日の雨でうっとおしい一日。
感染者数はうなぎ上り。検査数が増えて数字に寄与しているのもあるが影響はわずかと思われる。
オリンピック開催について、皮肉にもアメリカでの放映権を握るNBCが、開催反対を訴える識者の記事を載せた。今日の「サンデーモーニング」でも遂に開催中止を示唆する特集を組んだ。政府と一緒になって経済優先のオリンピックを宣伝してきたメディアの変化である。
枝野が内閣不信任案を出すことを考えていると言明した。現状のままでは否決されるだろうが、自民党内部でもスガーリンンに対する不満が表面化しつつあるから、呼び水としての期待をしているのかもしれない。
庶民レベルとしてはもちろん、スガーリン退陣は一日でも早い方がいい。
2021.03.27:
神戸でも桜の開花が宣言され、近所の公園ではここ一両日中に満開になる見込みである。
しかし花見を楽しむような雰囲気ではない。今のままではこれから数年は花見もままならないだろう。とにかく感染拡大を止めることが目下の目標である。
気温の上昇に伴い、パッチから卒業した。
2021.03.26:
東京とか大阪で感染が拡大している。緊急事態を解除してもやるべきことをやっていないからこうなる。
詳細はこれまで何度も書いてきたから省略するが、検査拡大とワクチン接種を急ぐことが急務である。
しかし政府や東京都、大阪府などは掛け声をわめくだけ。加えて都道府県レベルでのGoToトラベルに金をつぎ込むのではどうしようもない。
オリンピックも中止し、本格的にウィルスと闘わないと負けることは必定。
2021.03.25:
海運業界で今、大変なことが起こっている。
画像はそのスエズ運河で起きたコンテナ船の座礁事故である。
風で流されて砂浜に乗り上げたとのことだが、これを戻すのは大変である。方法としてはいくらかのコンテナを一時的に地上に下ろすとか、バラストタンクに入っている海水を抜くなどして、船体を浮き上がらせ、タグボートで引っ張るしかいないと思うが、いずれにせよ時間がかかることは間違いない。
私も現役時代、スエズ運河を通ってヨーロッパや北アフリカとの輸出入の仕事に関わったことがあるが、運河が使えずにアフリカ大陸の南端、喜望峰を経由すると1か月以上時間がかかるだろう。そうなると到着地での荷下ろし後のスケジュールに重大な遅れが生じる可能性がある。
政府が出した法案に多数のミスが見つかり、その多さに野党が審議拒否を打ち出した。
こういうことになる背景には、官僚以下の政府職員があまりに多忙で集中力が欠落している気がする。そしてその背景には、官邸からの要求で虚偽答弁など心にもないことを強要されていることがあるとしか考えられない。
事実、職員の中には信じられないような長時間残業を強いられたケースも報告されている。
これは私自身の経験だが、重役の決裁用説明資料の作成で、虚偽とまではいわないが、あれこれ屁理屈をでっち上げる作業をやらされたことがある。当然文章のメーキングのために普段以上の時間がかかる。
財務省の赤木氏が自殺した理由も、佐川による森友問題での書類改ざんを強要され、猛烈なストレスにさらされたのはご存じの通り。
官邸が官僚の人事権を握って脅すという手法が法案作成の集中力を奪っていることは間違いないだろう。
2021.03.24:
ウィグル人に対する弾圧を巡って、欧米がそろって中国制裁を決めたが、中国はブチ切れて逆制裁を決めた。
制裁の内容そのものの影響は小さいが、最も触れられたくないことを指摘されて、逆上したものと考えられる。このことで中国はさらに孤立化の道を進むのか、注目される。
ところで日本政府は中国に対しては「懸念」と言うだけで尖閣での領海侵犯にまったく反論しない。日本の大企業が中国に大きく依存していることで刺激したくないのだろうが、国際的に見たら最低の対応である。
2021.03.23:
河井克行が無罪の主張を一転して買収の罪を認めた。同時に議員辞職を言明した。それにしても二階が他人事としていることには怒りを覚える。他党のことならともかく、自分が所属する身内ではないのか。それを俺には関係ないと言うところに、麻生に似た無責任さが現れている。
ちょっとここで中国のことに触れておこう。
中国の「唯我独尊」は目に余るものがある。列記すると、
人権、民主主義の否定:中国は人権宣言にも署名しているが、彼らの解釈は以前にも書いたように、「良い民主主義と悪い民主主義がある」ということである。資本主義国の民主主義は不正なもので、中国政府(中国共産党)が認めるものが正しいという主張である。しかし実態はウィグル族への弾圧であり、香港で中国に反対する勢力の選挙立候補は認めないという態度である。
都合の悪い事実の隠蔽:他国を借金漬けにし、なおかつその金利がいくらなのか(実際は高利貸しのレベル)、どれだけ貸しているのかを公表しない。覇権主義の意図を隠すためである。領土問題での覇権主義も同様で、批判されると内政干渉だと居直るのである。
またCOVID19による武漢での感染拡大の事実を隠蔽し、かつ中国製のワクチンを広めるためには治験のデータを隠したままIOCにまで広めようとしている。今のところ日本へワクチン申請を出してはいないが、データを公表しないままでは許可は絶対出ない。
こうした中国の態度は、多分1989年の天安門事件からではないか。その時も国民を弾圧し、どれだけの犠牲者が出たかを一切出さなかった。同時に無謬主義を強めていくことになる。天安門事件は彼らのアキレス腱だから、誤りだったと認めない限り、隠す以外の選択肢はなくなってしまったのである。
2021.03.22:
TVのワイドショーにはオリンピック問題を正しく伝えないものがある。
海外で延期あるいは中止を求める声が多い国を紹介しながら、国内でもそういう声が大多数になっていることを無視する。また街頭インタビューでも、経済の損失を心配する声を紹介しているが、中止・延期を求める声は紹介しない。
こういう偏った報道の裏に、オリンピックを協賛する企業が番組のスポンサーになっていることを忖度していると思える。
ウィルス感染が一向に収まらない事実がある中で、国民は次第にオリンピックへの期待を失いつつある。
これ以上無駄な時間を潰すより、はっきり中止と決断する方が、傷は浅くて済む。
2021.03.21:
与党政治家が激しく劣化している。
接待を断らない官僚どころか接待漬けの複数の大臣経験者。
法律などにサインしながらも、「いつまでマスクをしなきゃいけいない」と他人事で済まそうとする大臣。
接待を受けたかどうかの回答を拒否しながら、「文春」で暴露されたら白状する大臣。
同じく部下の官僚が接待の事実を指摘されたら、「記憶にないと答えろ」と指示する大臣。
官僚の首を切り、NHKの職員の首を切ることには熱心だが、カンニングペーパーなしの自分の言葉で答弁できない首相。
閣僚は全員レッドカードだ!!!
2021.03.19:
閑話休題。
新幹線の公衆電話がなくなるとのこと。
その昔、子供が帝王切開で生まれるというので、東京から新幹線に飛び乗り、車内の公衆電話から義母に電話して直接病院へ向かうと伝えたのが、新幹線の電話を使った最初で最後。
確かに携帯・スマホの普及とともに、新幹線内でも電波が問題なくつながるようになって、需要は激減した。
ポケットベルが消えて久しいが、公衆電話は激減したとはいえ、完全にはなくならない。災害時の緊急通信用として、代替手段が出来ない限り生き残る。
2021.03.18:
結局緊急事態解除を強行した。本当の理由はオリンピック開催の正当化とGoToの再開であることが早速聞こえてきている。
これでリバウンドが大量に発生したら、どう責任を取るつもりか?
もはや「3密を守らないから」とか「若者が悪い」とかの言い訳はもう通用しない。
スガーリンを退陣させて、野党連合政権にやってもらおうではないか。もちろん当初は色々マイナーなトラブルはあるかもしれない。だが学習効果によって復元力はあるはず。自公時代のように国民から批判されても聞く耳を持たない、などというようなことはまずありえないだろう。もし自公政権と似た態度を取るなら、国民は自公に戦前のようなファシズムを要求するかもしれない。さすがにそういう事態は99.99%ないと思うが。
2021.03.17:
政府も与党も緊急事態解除をやりたくて仕方がない。しかもその理由が「効果的な対策がない」とのこと。
しかし専門家の諫言を無視して、あれこれ国民に自粛を命令するだけでは感染者は減らない。ウィルスには人間の声は聞こえないから正直に増殖するだけである。
今解除をしたら、国民の今までの自粛に対する反動で外出が一気に増え、感染は爆発する恐れがある。そうでなくても東京都では本日の新規感染者が409人になった。
神戸市は、高齢者の集団接種会場を公表した。私の住む灘区ではJR灘駅が指定された。後はいつから開始するか、また接種の案内を待つだけである。
週刊文春が、昨年武田総務相がNTTTと会食をやったことを報じている。「法に触れる会食はしていない」としていたが、会食そのものの事実はこれで明らかになった。これも第3者による調査に含まれることになるだろう。
2021.03.16:
緊急事態解除についてスガーリンは迷っている。
やるべきことをやらないまま、何とか解除できないかともがいているのである。尾身会長も言っているように「PCR検査を拡充しろ」というのが正論だが、そういう金はケチりたい一心だからますます矛盾は深まるばかり。
このまま右往左往しても、次に来るのは変異種による感染再拡大だから覚悟を決めない限り事態は絶対打開できない。
ここは圧倒的な国民の声でスガーリンを打倒するしかない。
「オリンピックはやめろ」、「自粛と補償はセット」で追い込み、内閣支持率を一桁くらいにまで下げるべきだろう。
2021.03.15:
NTTと東北新社の社長が国会に呼ばれたが、官僚の招待の理由など、肝心な点はまともに答えず。またスガーリンは会食の事実については明確な否定をしなかったこから、ほぼ「クロ」である。これで企業とスガーリンを含む官僚・閣僚との癒着の構図がはっきりしてきた。
桜・モリカケ・学術会議問題など、アベットラー時代からの政治の私物化はもはや国民にとって我慢のならないレベルに達している。
2021.03.14:
先日アイヌの話を書いたが、日テレのアイヌに関する番組内でお笑いタレントが「有名な」アイヌを馬鹿にするジョークを飛ばした。これで日テレは謝罪したが、何が差別になるのか、日本では差別教育が不足していると指摘する人もいる。
北海道では、部落差別がない代わりにアイヌ差別が今も存在する。部落差別同様、特に就職、結婚でそれが顕著に表れる。
他にも人種、宗教、LGBTなどへの差別が広く存在するが、相手の人権を侵害する差別行為は根絶されねばならない。ましてや国の指導者はなおさら。
森元首相の女性差別発言もそうだが、最もひどいのはトランプの「チャイナウィルス」発言だろう。
2021.03.13:
福岡で子供を虐待死させてしまう不幸が起こったが、母親は創価学会の上役である赤堀容疑者にマインドコントロールを受け、なけなしの生活保護費を奪われた上に子供を衰弱死しさせてしまった。以前東京目黒区で起こった子供の虐待死のケースも、父親が妻に対してDVを行って、やはりマインドコントロールで衰弱死するのを止められなかった。
オウムの事件でもそうだが、マインドコントロールの恐ろしさを示すとともに、人格の否定、破壊に至るまで止められなかった背景になにがあるのか、分析する必要があるのではないか。そうでないと同様の事件は再発してしまう。
その昔、私の従妹は学会員で、家に来るたびに親父に入信するようしつこく働きかけていた。親父は家に来るなと言っていたが、それでも懲りずに来ていた。彼女の夫も学会員、そのうち市会議員にまでなったが、立派な実績を残したという話はついぞ聞いたことがない。
2021.03.12:
そろそろ桜の開花宣言が出始め、春への足音が聞こえ出した。
ガスコンロが壊れたと思ったら今度はやかんから水漏れ。はっきりした場所は特定できなかったが、ヘアークラックだろう。10年以上使ってきたから熱による金属の収縮が繰り返された結果と思われる。
東北新社の衛星放送免許が虚偽の申請という理由で取り消されることとなった。同時に歴代の総務大臣経験者がNTTからの接待を受けていたことが明るみになった。企業が接待するということは何らかの利益があるからで、利益にならない接待・出金は企業の会計監査で責任を問われる。
それにしても歴代の総務大臣が接待漬けになっているということは、スガーリンも経験者だからいずれ週刊誌がすっぱ抜く可能性が出てきた。どうなるのか注目しよう。
2021.03.11:
今日は10年目の3.11。所用で外出していたために黙祷はできなかったが、阪神大震災の被害者として悲しみは共有できる。
現在の最大の問題は福島原発の廃炉、汚染水処理が未だに進んでいないこと。
炉心に残る燃料デブリをどうやって取り出すか、取り出した高濃度の放射性物質をどう保管、除染処理するかについては議論の入口にすら達していない。
また汚染水は政府や東電は海に放出したいつもりだが、周辺漁民だけでなく多くの国民が猛反対している。この汚染水はALPSを通してもトリチウムがまだ残るので厄介であることは専門家が認めるところだが、では具体的にどうするかの検討は、政府などは海洋放出一本槍で視野が狭い。
一部の学者からはモルタルの中に汚染水を混ぜて固化させた上で地中に埋める案を出しているが、結論以前に検討すら拒否しているのである。
これまで経験のない事態だから悩ましい話だが、国内外の知見を集めてひとつずつ真面目に検討すべきではないのか。安易で安上がりだからと飛びついてしまう愚かな選択は避けるべきだ。
2021.03.10:
政府は正式に外国からのオリンピック観客を入れない方針でほぼ決まった。
内外共にオリンピックの延期あるいは中止の声が多い中、IOCとか日本政府は開催に固執している。しかしウィルス感染はなかなか減らず、しかも変異種が増えつつある今、尾身会長が警告しているように感染拡大の根本的見直しが必要になりつつある。もちろんワクチン接種に過大な期待をすることも禁物。
オリンピックをアテにした儲け話はあきらめ、国民とアスリートの健康を第一に考えるならば、中止が最適だろう。今年が中止になってもオリンピックは逃げないのだから。
2021.03.09:
ミャンマーで、銃弾で撃たれ亡くなった人の墓を軍事政権が勝手に掘り返して遺体の中の銃弾を鑑定したというニュースが流れている。軍事政権側は「警察の弾ではない」としているが、住民は信用しないだろう。それにしても遺族の許可も得ずに墓を暴く行為は許されるものではない。
これを重大問題だと感じた理由に、アイヌの遺骨が盗掘されていくつかの大学が研究のためとして保管していた事実を最近知ったからである。
これらの一部はアイヌの人達に変換されたが、どこから掘り出されたか不明なものは現在白老町の民族施設「ウポポイ」に保管されているが、これらもアイヌ側は調査して遺族たちに変換すべきとしている。なお、大学側は返還にあたって謝罪の発言はなかったという。
アイヌ問題については1984年に旧「土人保護法」が廃止され、その後国連の先住民族に関する方針を受けて、2019年にいわゆる「アイヌ新法」が制定され、白老町の「ウポポイ」もオープンした。
この日本における先住民族としてアイヌが正式に認定された話で、最近の大河ドラマ「青天を突く」の導入部で、北大路欣也が演じる徳川家康が面白い話を紹介している。
以前の歴史教科書では徳川幕府が長崎の出島を除いて鎖国政策をとっていたと説明されていたが、北大路「家康」は、実際は朝鮮半島、琉球、アイヌとの交流は続いていたと解説していた。
私が注目したのはアイヌを外国に含めていたことである
私が最近読んだ文書では、徳川幕府では、アイヌは日本人とはみなしていなかったということである。
日本人であれば人別帳に記載して年貢を取り立てるのだが、幕府が認識している日本人は渡島半島の南端、松前藩だけであり、そこから先は埒外で、彼らとの交易は松前藩が独占するという文書が残っているのである。
この先住民族としてNHKがアイヌを紹介したことは意味がある。
従来から、右翼連中は「日本は単一民族」として日本人の優秀さを自慢してきたが、学問的にも法的にもそれが誤りであることが明白に証明されたのである。
2021.03.08:
今日は国際女性デー。森の女性蔑視発言をきっかけに最近はマスコミでも大きく取り上げるようになったが、女性の地位の国際比較では軒並み低く、先進国どころか途上国にも大きく水をあけられてもはやブービー状態。
こうなる原因は単に封建時代の遺物というだけでなく、天皇が支配する時代、かつ戦後も自民党支配と企業による男女共の低賃金が大きくかかわっている。
最近ではアベットラーによる改憲策動には女性差別を当然視する内容が含まれている。
事実、自民党での女性議員が少ない要因として、杉田水脈、三原じゅん子、丸川珠代のような極右でないと選挙の立候補者として認められない傾向が非常に強い。男女別姓に積極的な橋本聖子でさえもが日本会議のメンバーなのである。
夫は低賃金をカバーするために長時間働き、家事・育児は妻任せ。妻はこれまた不足する家計のために低賃金のパート労働。
これだけ条件が悪ければそもそも子供を持とうという気にはならない。
政治としての根本的改善がない限り、日本の男女格差はいつまでも解消しないだろう。
2021.03.07:
一昨日に壁紙の交換を行い、漏水に関する工事はすべて終了した。それに続いて家主から連絡があり、火災保険からの損害保険金が今月中に振り込まれるとの連絡があった。
3.11が近づいて特別番組が出てきたが、政府の責任を問う声は見られても、東電の責任に触れるものは極めて少ない。
やはり電力会社はCMのスポンサーということで遠慮しているのだろう。
相変わらずマスコミは権力と大企業には甘い。
2021.03.06:
気温はそれほど高くなかったが、湿度が低いので洗濯物は1日で乾いた。
朝スーパーに行くと長い行列。それで気づいたのは今日がいかなごの解禁日であること。ここ数年は不漁が続いていて値段は上昇気味。もっとも結構な値段であるし、くぎ煮を作ったことがないので買うのはパス。
それでも春の息吹を感じる日であった。
2021.03.05:
日中は小雨が降ってうっとおしかった。そんなな中、我が家では先日の上の階からの漏水で汚れた壁紙を更新する作業が行われた。
首都圏の緊急事態解除の延長、東京都は市運気感染者が140人を下回るよう努力するという。同時に同時に自粛しない店舗に対しては罰則の適用を準備している。
一方、解除された京阪神では、繁華街で通行人に検査キットを配り始めた。リバウンドで感染者が増えるのを抑えるのが目的だという。どの程度効果が出るかは今のところ不明だが、何もしないよりはましだろう。乞うご期待。
2021.03.04:
総務省の官僚は東北新社だけでなく、NTTからも接待を受けていることがわかった。やはりスガーリンに対する影響力をおもんばかったというところだろう。
明かな汚職事件として扱うべきだろう。謝罪だけで終わらせてはならない。
首都圏の緊急事態解除は2週間延期する話で進んでいるが、それで終わるかどうかは極めて不明瞭。
こういう状態だから海外での世論は五輪開催を疑問視する意見が多い。
日本人だけの観客で、選手は選手村に缶詰めにするのはどう考えても正常ではない。やはり中止すべき。
2021.03.03:
ワクチン保存用の冷凍庫が止まった話、厚労省は「電力不足」と説明し、マスコミ各社もそのまま流しているが、専門家から言わせてもらえばこれは誤った用語の使い方である。
今回の原因は元ブレーカーに接続しているコンセントに容量以上の機器を接続したために過電流でブレーカーが落ちたものと考えられる。従って正しくは「ブレーカーの容量を超える機器接続」とでもすべきものである。
「電力不足」というのは需要に対して供給が追い付かないことを示すのであって、今回のようなブレーカーの容量以上の機器を接続したこととはまったく質の異なるものである。
家庭でも起こりうることだが、例えば電子レンジとトースターを同じコンセントで同時に使うとやはりブレーカーが飛ぶ。家庭内で使うブレーカーは1回路につき15Aが基本になっている。
無茶な使い方は厳禁である。
首都圏の緊急事態解除を延期するかどうかで騒がしいが、肝心のことには触れないままでいくら議論しても感染者は減らない。
最大の問題は新規感染者が減らない主な理由が、無症状の感染者を把握しない「ザル検査」になっていることにある。投網を掛けるような全般検査をやらない限り根絶は無理である。
どれだけ掛け声を上げてもウィルスに言葉が通じるわけもないことを無視して、目をそらすのは無意味である。
2021.03.02:
午前中は風雨が強かったが、午後は晴れるとともに気温が降下。春一番らしいが、そろそろ季節の変わり目に入ったということなのだろう。確かにファンヒーターの運転時間が激減した。やはり3月である。
21年度予算が衆議院を通過。ウィルス対策などの費用は十分に積まれないまま与党が通してしまった。もはやスガーリン政権を中心とする政府与党は国民の声を一切聞かず、野党の対案もすべて拒否してしまった。小選挙区制が招いた得票数と議席数の乖離が悪政を止められない根本にある。
愛知県知事のリコール署名捏造、どうやら常滑市議の関与が取りざたされている。今後の展開に注目しよう。
2021.03.01:
3月になった途端に我が家の台所の異変。先日からガスコンロの調子がおかしく、片方のバーナーのガス量調節が効かなくなったのに続いて、もう一方も着火後に消えてしまう現象も発生。まだ10年も使っていないはずだが、仕方なく買い替え。
ちょうど今日は確定申告で税務署に行くつもりだったのだが、近くにホームセンターがあるので寄り道した。
山田報道官が辞任した。
最近は大臣とか議員だけでなく、高級官僚も「体調不良で入院」するものらしい。そのせいで国会での追及はお預け。