悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2022.03.31:
ロシアは交渉をやっている最中も終わってからも攻撃を止めない。キエフ周辺にいた部隊を南に移動させただけのようである。
ウクライナ―ロシア協議は明日オンラインで引き続き行われるようだが、ウクライナは譲歩をコケにされたことで態度を硬化させるかもしれない。
そして今度は中露外相会談。
内容は不明だが、協力関係を強めるとしている。そして見逃せないのは両国がG7などからの経済制裁を「違法行為」と断じていること。これはとりもなおさずロシアの侵略を違法行為ではないと語っていることの裏返しである。
これまで言葉を濁していた中国はロシアと並んで覇権主義、反民主主義の国であることを高らかに宣言したの。
さて国内に目を向けよう。
ロシアの侵略戦争で、ハシズムは言いたい放題。国会議員に向かって「自分は行かないが文句があるならウクライナに行け」と上から目線の暴言を連ねている。
そして弟子の松井と吉村は、ウィルスによる患者・死者が大阪では飛びぬけて多いことに何らの対策も取らず、税金を使ってドバイに遊びに行った。
維新というのは害悪しか垂れ流さない連中で、政界から放逐すべきである。
2022.03.30:
4月になれば値上げのオンパレードになるということが報道されている。私のような年金生活者にも襲いかかるし、年金の切り下げもあってダブルパンチ。
政府自民党は選挙対策の5000円給付を評判が悪いと引っ込めたが、根本的には年金切り下げ、ならびに「マクロ経済スライド」そのものを止めないと解決にはならない。
4回目のウクライナ―ロシア協議が行われ、妥協案の合意に向けてわずかな前進がみられたが、話し合いの期間中にもロシアによる攻撃はやまず、停戦にはまだ遠い。しかもロシア側はプーチンがちゃぶ台返しをする懸念がぬぐい切れない。
これまで何度も嘘と脅しで要求を押し通す姿勢を繰り返した経験から、米国ならずとも懸念を指摘する声は多い。
2022.03.29:
春分の日も過ぎて気温が上がってきたが、今朝近所の公園の桜を見たら五分咲きくらいになっていた。この週末には満開になるだろう。というか、桜の開花すら気づかないくらい心に余裕がなくなっているということである。ウィルス感染者も減るどころか蔓延防止解除後のリバウンドに入ったようだ。
ロシアのによる戦争の理屈について改めて気づいたのだが、「ウクライナとNATOによる脅威の除去のための特別軍事作戦」という言葉を使っている。
これで気づいたのだが、アベットラーが言い始めて岸田が引き継いでいる政府自民党の「敵地攻撃能力」はまさしくロシアと同じ論理になっているということである。
今度の国会での政府答弁では先制攻撃もありうると発言しており、まさしく「敵の脅威」が感じられれば攻撃してもかまわないという口実である。しかもそのためには憲法9条も変えて文字通り戦争する国にしたいという意図をあからさまにしているのである。
ゼレンスキー大統領は日本の国会では口しなかったが、真珠湾攻撃はまさしくその表れではなかったのか。
もはや人道支援のUNHCRへの寄付だけでなく、より突っ込んだ行動をしなくてはなるまい。
2022.03.28:
NHKの大河ドラマを見ていて思ったが、頼朝の浮気に対して正室の政子が激怒することについて当時の習慣から考えたら珍しい事件だと思った。
誰が言ったのかは知らないが、「君主の最高の行為は生殖行為」と言われるように、先祖から受け継いだ財産と権力を引き継ぐ子供がいなければ大問題だということが当時は当たり前だった。だが医療が発達していなかった時代には子供の死亡率が高く、後継ぎ候補を増やすために複数の側室を持つことは別に不思議でも何でもなかった。
もちろん今は重婚は禁止だが、自民党を中心に愛人を作って生まれた子供を認知するという例はまれではない。中にはアベットラーと岸防衛相は実の兄弟で、弟が岸家に養子に出すという約束が親同士の間で決まっていたという話もある。
日本の極右のように家父長制にしがみつき、選択的夫婦別姓に徹底して反対した挙句、天皇家に対しても女系天皇には抵抗するという、世界に恥ずべき思想を持つ連中がのさばっているのである。
どうやらロシアとウクライナの協議がトルコで行われるとの話が飛び込んできた。
ゼレンスキー大統領は国民投票を条件に中立国になることを容認する構えだが、ロシアがどう出てくるか、下駄をはくまではわからない。
2022.03.27:
以前「ロシアは必ず負ける」と書いたが、その通りの事態が進みつつある。
国連のグテーレス事務総長も「この戦争に勝者はなく、敗者ばかりになる」と言っている。私が書いたように、例えロシアが軍事力でウクライナを征服しても国民の支持がない限り真の意味での勝利はないのである。
それを知ってか知らずか、プーチンは何とか戦争に勝ちたいと焦っている。負けを認めれば政界を追われるどころか、戦争犯罪人として裁かれることはわかっているからである。だが国内外の世論はプーチンの身勝手で多くの命をうばったことを許さないだろう。
2022.03.26:
最近は睡眠導入剤がないと熟睡できない日々が続いている。何が引き金になっているのかはわからないが、とにかくありえないシーンが何度も出てきて止まらないのである。こんなことは過去にはなかった。一時期は夜中に何度もトイレで起きることが続いたが、今はもう熟睡できないことで体調が安定しないのである。便秘も続いている。
プーチンが妙なことを口にしている。
日本の教科書には誰が原爆を落としたか書いていないとか、アメリカが虐殺を行ったことを教えないとか???の根拠不明の言葉。
ウクライナ侵攻についても、当初の作戦は成功したとか言っているが、実際は首都キエフを攻めあぐね、今や東部に攻撃を集中して完全な領地にしてしまうのではないかとの観測もある。とにかく負けを認めたがらないのはいずこも同じだが、特にプーチンは無理に無理を重ねているから、いずれ国内でも裸の王様になっていくのだろう。
2022.03.25:
ロシアによるウクライナ侵略から1か月が過ぎたが、ロシアに有利な状況は何もない。逆に押し返されたり国連からは再度の非難決議でプーチンは四面楚歌。身内からも離反(あるいは首切り?)があって、次第に追い込まれている。
そんな中で、今日はUNHCRに寄付をした。たとえわずかでも人道支援の足しになれば幸いである。
2022.03.24:
いきなり入ってきたのが北朝鮮のミサイル発射のニュース。まるでロシア高官がTVインタビューで核兵器使用の可能性を明言したことへの「祝砲」のような気がする。
それはともかく、ミサイルが北海道に近いところまでとどいたことは大問題。政府はいずれ抗議のメッセージを送るだろうが、同時に「敵基地攻撃能力」の推進を口にしているから、北朝鮮は自民党を応援しているのではないかとも思えてしまう。
さて、昨夜のゼレンスキー演説だが、コメントが必要でないくらい出来の良い内容である。もちろんスピーチライターがいるのだろうが、大統領もきちんと理解してしゃべっているようだ。元俳優だからセリフの言い回しは慣れているのだろう。
もうすぐ月末、年度末だが、来年度は年金がまた下がる。それで5000円一律支給という話が出てきているが、明らかな選挙対策、1回きりのごまかしはひどい。多くの国民が反対している。そもそもは「マクロ経済スライド」などという仕組みそのものが原因なのであって、これを廃止しない限りまっとうな解決はできない。
2022.03.23:
来年度予算案が国会を通過した。今度の国会で注目されたのが国民民主が衆参共に政府案に賛成したこと。これで国民民主は野党共闘の枠組みから完全に離反したことになる。今から立憲民主に抱き着こうとしても断られることは必至。自民、維新からも煙たがられているからこの先どこに向かうのかわからない。というか分裂の可能性もある。
ウクライナで、ナチスのホロコーストを生き抜いた97歳男性がロシア軍の攻撃で亡くなった。何と言う歴史の皮肉だろう。
今夜ゼレンスキー大統領が演説する。投影の場所は本会議場でなく議員会館である。
時間は恐らく15分程度。内容については会うコメントすることにしよう。
2022.03.22:
昨日の春分の日を境に寒さが戻ってきた。エアコン暖房が復活し、夜は毛布を重ねることが復活。この寒さで東京電力は、石炭火力2か所が先日の地震で壊れて稼働できなかったことから節電要請を出した。原発も動かないから最悪である。
ロシアが制裁の報復として日本に平和条約交渉の中断を通告した。例によって責任は日本にあるとなすりつけることも忘れなかった。これに対して日本政府は即刻抗議。旧島民の方々には申し訳ないが、ここは日本として譲れないことを理解していただきたい。
ゼレンスキー大統領の国会での演説は明日行われることになった。どういう話をするのか注目される。
ところでゼレンスキーが米議会でロシアの侵略を真珠湾攻撃になぞらえたことが日本の極右には気に入らないらしい。中国侵略からエスカレートして太平洋戦争に突っ込んでいったことは紛れもない事実だが、侵略戦争を今でも認めない連中には反省もないようだ。だから新憲法は「押しつけ」と言ってはばからない。発想はプーチンとうり二つ。
ここは「黙れ!」と言いたい。
2022.03.21:
兵庫県の新規感染者が2か月ぶりに1000人を下回った。これで第6波の終息がいかに遅れているかがよくわかる。
同時に蔓延防止が今日で終わるが、明日からのリバウンドをどうやって防ぐのか、また医療体制はどうなのかということはまったく不明である。
ウクライナ問題、改めて問題の根源を眺めてみたが、先にウクライナに攻め込んだのはロシア軍で、今までウクライナ軍は一歩もロシア領に踏み込んでいない。これで明らかなように問題の発端はすべてロシア側にあるということがわかる。この事実以上にロシアがいかに無法な行為をしたかを語るものはない。
どうやらゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説をやるようだ。ここで何が語られるのか、注視しよう。
2022.03.20:
ロシアが国連で「ウクライナが生物兵器を使った。裏にはアメリカがいる」と虚偽の理由を述べて顰蹙を買っているが、別に731部隊の話をするまでもなく生物化学兵破棄は禁止されている。
くしくも27年前の今日は地下鉄サリン事件が起こった日。当時私は人々の救済をすべき宗教団体が人殺しをするとは論外だと述べたことがあるが、麻原をはじめとするオウム幹部は死刑となったため、事件の背景や真相は不明のままとなった。
それにしてもウクライナを潰すためにはロシアは何でもやるという傾向が強く出ている。多くの人が避難していた劇場を爆撃したり、今日もマウリポリの市民を強制連行したとの話が出ている。
真偽のほどはいずれあきらかになると思うが、ロシアの無謀を止めないと、いずれ核兵器をも使ってくる危険性が高まってくる。
2022.03.19:
低気圧の通過で少し寒さが戻ってきた。だが桜の開花も順調なようで、いずれ神戸でも今月末には開花が発表されるだろう。
さて、桜の名所である王子公園・動物園を縮小して大学誘致をする話、どうやら裏で話が進んでいるようだ。関学大が発祥の地である王子に移転のための委員会を作ったことが報道されている。
計画を公募しつつも、実際は神戸市が大学と結託していることが考えられる。市民の意見募集は「アリバイ作り」で、募集も始まっていない前から規定の路線が敷かれていたことになる。だが計画の見直しを求める市民、特に子供たちの声が多く出ていて、目論み通りに進むかどうかはわからない。市長は市民の声を聞く姿勢は見られず、しかも新自由主義推進論者だから、独断専行を強めてくるだろう。
何やらアベスガ政治、岸田のらくら路線を真似ているようだ。
2022.03.18:
今日は丸一日の本降り。しかも風が強いため外に出るとズボンが濡れてしまった。
どうやら蔓延防止を全面的に解除する方向で進んでいるようだ。岸田以下、政府は国民の健康・命より経済を優先させたいのである。だが規制を緩めたらリバウンドが来る可能性が否定できず、これまでも問題になっていた高齢者や持病持ちの人達の犠牲者が増えてくることもあるだろう。
また政府は医療体制の強化や人員増はやらない。そのための予算も出さないのである。こんな政府は退場!!
ウクライナ―ロシア協議はまだ続く。報道では首脳による合意文書が作られるのではないかという予想も出ている。
ロシアが自分に都合のいい議案を安保理に出したが、中国が賛成の援護射撃を出さなかったため、引っ込めざるを得なくなった。
ロシアはいよいよ追い詰められつつある。
2022.03.17:
昨夜は睡眠改善薬が効きすぎて10時間爆睡。こうなると朝の目覚めは悪くなる。
起きたら深夜に東北で大きな地震があったとのニュース。東日本大震災の余震と思われるプレート境界形の地震で、幸い津波は最大数10センチで済んだ。だが4名の方が亡くなってしまった。神戸でも揺れが観測されているが、それは計器の話で体感はなし。
ウクライナ―ロシア協議は4日目に突入する。
それにしてもロシア軍は無差別攻撃の度合いを強めている。要するに「ヤケクソ」である。ウクライナの国民の命は虫けら。日本が中国の人達を粗末に扱い、南京大虐殺まで起こしたことと似ている。
またロシアが欧州評議会を脱退した。国際司法裁判所はロシアの撤退の判決。こちらもロシアの孤立を反映する動きである。
2022.03.16:
昨夜は抗ヒスタミンを使った睡眠改善薬を飲んだ。やや弱めだが、それでも深い眠りの時間が増えたので朝の気分はかなりよくなった。
ウクライナ―ロシア協議は3日目にまで続けることになった。やっと押したり引いたりの交渉らしさが出てきた。プーチンもコメントをしていない。ロシア軍が攻めあぐねている。そこには兵士の士気の低下、補給の不足、さらには軍内部でも意思統一ができていないことが感じられる。それに対してウクライナ軍はアメリカなどからの情報提供もあるのだろう、犠牲を出しながらも善戦している。何よりも国を守ろうという意気込みの違いがある。
それにしても不思議なのはロシアがほとんど空軍を動員していないこと。陸軍だけで十分ということで空軍の準備をしていなかったのだろうか。
さて、昨日書いたロシア国営放送職員の抗議。とりあえずは罰金約3万円で釈放されたが、後から別の罪で収監される可能性もあるという。だが彼女は国際的なヒロインになったからロシア政府としては中国並みの強権発動はやりにくいだろう。
ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説をやりたいと言い出した。
本会議場での映像表示準備など技術的なことはともかく、招待もされていない人間から支援依頼の演説を受け入れることには、参考人招致とは違って憲法上あるいは国会法に抵触しないのか疑問が生じる。
2022.03.15:
ウクライナ―ロシア協議は何やらそれぞれの内部事情で中断し、今夜再開するという。何があったのかは詮索しても意味がないのでコメントはしないが、戦況から考えるとロシアが攻めあぐんでいることから何らかの自分に都合のいい一時休戦をするかもしれない。もちろんその後は首都キエフ総攻撃である。
それにしても驚いたのは、ロシアの国営放送のTVニュースの途中、職員が「戦争反対」と書いた紙を掲げて抗議じたこと。
本人は警察に逮捕されたようだが、国内の反戦ムードは根強いものがあるようだ。デモも取り締まりをしても次から次と出てくるから裏でかなりの情報が飛んでいるようだ。こういう国民の雰囲気だから、国外に脱出する人も出始めているという。
また国際的なロシア制裁の動きが出ているが、驚いたのはリース会社がロシアに飛行機の返還を求めたら、拒否したとのこと。
もし整備もせずに飛行機を飛ばしたら事故を起こす確率が高くなる。定期点検だけでなく、消耗部品は定期的に交換する必要があるためである。
ちなみに北朝鮮の飛行機は中国以外では着陸を拒否している。整備不良と相手空港での費用を払わないからである。
さて、ここで注目しておきたいのは中国の動き。これまでロシアへの「援護射撃」をしてきたが、近頃はあいまいな態度が目立つ。このままロシア支援を続けるなら、米だけでなく世界から中国批判が強まるからそこは何とか避けたいと、虫のいいことを考えていると思う。だがあいまいな態度は逆に疑惑を生むはずだからどこかで明確な態度を示さないと、今度はロシア同様の侵略国とみなされるだろう。
2022.03.14:
病院で睡眠導入剤を処方してもらったが、少々強めで困っている。じつは最初にもっとも弱いタイプのものをもらったが、錠剤が小さすぎて指の間からこぼれて紛失することがたびたび。以前整形外科でもらったタイプに変えてもらったが、メーカーが違うせいか、今度は効きすぎ。
それでいろいろ調べたら、抗ヒスタミンを使ったものが市販されていることを知り、早速買ってきた。結果は明日に。
ウクライナでロシア軍が市長二人を拉致。ウクライナ側は戦争に関するジュネーブ条約違反だと言っているが、調べてもよくわからなかった。
確かに非戦闘員を捕虜にすることは禁じ手だが、住宅地へのミサイル攻撃をはじめ、ロシアには手段を選ばないやり口が常態化しているから、やることがわからない。
それはともかく、今夜にオンラインでのウクライナ―ロシア協議が開かれることになった。
気t来せずに待っていよう。
2022.03.13:
昨日あたりから4月のような陽気になって、起床時のエアコン運転も必要なくなった。これから1週間はこんな陽気になるらしい。となればそろそろパッチを脱ぐことを考える。
だが、ウクライナではまだ寒さに震える市民が大勢いる。しかもロシアはウクライナ西部にも攻撃を始めたとされる。UNHCRの発表では国外に脱出kしたウクライナ国民は250万人を超えたとのこと。
これらの人達は、戦争が終わるまで、また戦争が終わっても帰る家をなくして難民生活に入るのだろうが、これまた悲劇の始まりである。
こうなった原因はすべてプーチン政権にあるから、彼らに責任を取らせるべき。だが当時に当面の困窮を救うための人道支援が必要になる。
ということで明日あたりにUNHCRへの募金を行おうと考えている。
2022.03.12:
兵庫県の新規感染者数がやっと3000人を下回るようになった。だが重症者、死者は減らない。その一因として厚労省がPCR検査の保険点数を下げたために病院が検査に消極的になっていることがあろう。マスコミは感染者数の公表ばかりで、こうした問題をまともに掘り下げない。
国連ではロシアがウクライナの化学兵器使用とそれをアメリカが支えていると安保理事会を開かさせた。だが国連本部をはじめ多くの国が証拠がないと一蹴。噂のレベルだが、実際はロシアがこれから化学兵器を使用するために前もってウクライナに疑惑の目を向けさせたいとのコメントもある。
もちろん噂だけなので裏付けはない話だが、これまでロシアは反体制派に対しての暗殺計画の「実績」があるだけに、疑惑の目が向けられる根拠がないわけではない。
現在危惧されているのは首都キエフへの総攻撃と市街戦。もし実行されれば双方に多数の犠牲者が出るだろうから、何とかして外交交渉で解決がはかられることを望みたい。
2022.03.11:
今日は11年目の3.11ということで黙祷した。
廃炉もままならないままなのに、汚染水を海へ垂れ流すことを意図している東電・政府の姿勢にはあきれる。折しもウクライナの原発がロシア軍に占拠され、電源が切られた状態で下手をするとチェルノブイリ事故を超える被害が予想されるだけに、原発そのものをすべて完全に廃止することが求められている。
さて、そのウクライナ侵略についてのトルコでの協議だが、予想通りまったくもってロシアはやる気がないことを明確にした。
詳細は報道されている通りなので細かいコメントはパスするが、ラブロフの態度、すなわちプーチンの身勝手な論理を貫いただけで、国連をはじめ、国際世論も無視してひたすらウクライナを一地方としてしまうことを明確にしている。
それはともかく、一日も早くプーチン政権を孤立させ、その座から引きずり下ろさない限り解決策はない。中国もロシア擁護はやめるべきである。そして日本も早く核禁条約に加盟すべきだろう。
2022.03.10:
最近眠れない、あるいは眠りが浅い日が増えた。原因は不明。とりあえず睡眠導入剤を使用しているが、腑に堕ちない。色々な面で体の老化、というか本格的な老人化が進んでいて、不穏な言い方だが寿命が尽きかかっているのかなと不安に思ってしまう。
だからといって「終活」を始めるという気にはならないが、気持ちだけで病気が改善するわけでもないから成り行き任せになる。
ロシアは病院にまで砲弾を打ち込んでいる。誤爆かもしれないが、だとしても住宅地が多く被弾しているから、戦闘に関する国際条約に違反していることはほぼ間違いない。
今夜トルコでの協議が行われるが、何かの合意が期待できる可能性は極めて低い。
2022.03.09:
ほんの一部で人道回廊が開いたが、赤十字は地雷が仕掛けられていると警告を出している。
一方、ウクライナの与党は中立化を容認するとした。但しNATOやロシアを含む周辺諸国のごういが条件である。当初私が書いた相互不可侵条約に似ていると考える。
それはともかく、民間人へのロシアの攻撃が止まらない。犠牲者は増えるばかり。心が痛む。
そしてウクライナからの避難民は200万人を超えた。故郷を追われ、行き先の定まらない人が増えることに、これまた悲しみを覚える。
2022.03.08:
ウクライナとロシアの3回目の協議が行われたが、進展はなし。
ロシア側はウクライナ住民の「人道回廊」の行き先をロシアまたはベラルーシと提案したが、ウクライナは即刻拒否。
攻めてきた敵に対して人質を送るような案が呑めるわけがない。
こういうところでもプーチンはウクライナが拒否するとわかっている提案をして「拒否したのは相手」という口実を作ることに執着している。かつロシアに来たウクライナ人を洗脳して傀儡政権の支持者に育て上げることを考えているかもしれない。いずれにせよこの案は消えたというか、世界からも無視されている。
事態打開について、トルコが3者会談を提案した。場所はトルコ国内。
これが解決の糸口になることを望みたい。
ロシア包囲網の影響で石油の値上がりとか株価の下落が止まらない。日経平均株価は25000円を下回った。ロシア自身も債務の外貨支払いが出来ずにルーブル支払いもOKと言い出した。だがこのご時世で信用ががた落ちしているルーブルで受け取ることをいやがるところは多いはずである。
それはともかく、今必要なことは和平交渉とともに人道支援。
核兵器の保有などをやっている場合ではない。「議論だけでも…」というのはこれまで消費税などで自民が使ってきた落とし穴である。
2022.03.07:
ミステリー作家として有名な西村京太郎が亡くなった。特に「十津川警部」シリーズは有名だから説明の必要はあるまい。
彼は生前、戦争の経験者として「正しくても間違っていても、戦争はダメ」という言葉を残していた。今のロシアによるウクライナへの侵略に対する警句として刻んでおきたい。
そのウクライナ侵略だが、プーチンは交渉のテクニックというか、常識を無視して一方的に「要求が受け入れられない限り攻撃を続ける」と発言している。
こうなると日本時間の今夜に開かれる3回目の交渉は意味をなさなくなる。交渉団も困っているだろう。
交渉をやる限り、相手との押したり引いたりを繰り返しながら落としどころを探るものだが、最初から頭ごなしに妥協は一切しないと言うのであれば相手はたぶん困惑というか怒りに震えるだろう。
プーチンにすればウクライナを怒らせ、交渉を打ち切りを宣言させることで失敗の責任を相手になすりつけることを考えているものと考えられる。
そしてウクライナを武力で制圧して傀儡政権を作り、ロシア領にしたいという結論に導きたいのだろう。そのためには何が何でも強引に事を進め、世界からの批判や国内の戦争反対の声を徹底弾圧してことを進めるつもりだろう。それには中国がロシアに同調している今しかなく、それを逃すと世界中から制裁を加えられて孤立し、やがて日本がたどったように国連からはじき出されることになるだろう。
そういう意味で今がロシアが矛先を収める最後のチャンスなのかもしれない。
2022.03.06:
兵庫県のウイルス感染者は3000人台で高止まりしたまま。全国的な傾向だが、尾身会長が述べているように、ワクチンの追加接種の遅れが一因であることは明白。
ウクライナという国について調べてみた。一応信頼できるWikipediaが情報源。
ウクライナの起源はプーチンが言っているように中世のキエフ大公国までさかのぼれるという。但しだからと言ってウクライナはロシアの一部などというたわごとを私は信じない。
だがキエフ大公国はモンゴル族の侵略(歴史教科書でいう「ゲルマン民族大移動」)によって以後は他国による侵略と分割を繰り返し、ウクライナという国そのものが地図から消えた。
何とか自立できたのはロシア革命の前だが、これもソ連に併合され、自治共和国としてモスクワの支配を受けることになる。
やっと独立できたのはソ連崩壊後の1991年。もっとも政権は安定せず、政権交代を繰り返した。
そして2014年、クリミアでの内紛をきっかけにロシアが勝手に侵略。これも親ロシア派の保護が口実だった。
クリミア侵略以降も、今度は東部での親ロ派の反乱に対して政府側が武力弾圧をしたことから犠牲者が発生し、仲介に入ったヨーロッパ諸国を含めて「ミンスク合意」が出来た。だが紛争は収まらず、遂にはロシアが親ロ派の独立を支持する口実で、ロシアがウクライナ全土に対する侵略を開始したのである。
おわかりのように、ロシアはウクライナの紛争の仲介をすることもなく、クリミアも含めてウクライナ全土をロシアの領土とみなして支配する意図をあからさまに主張したのである。中世の歴史物語を「ロシアとウクライナは一体」などという言葉がいかに詭弁に満ちたものか理解いただければ幸いである。
2022.03.05:
昨日起こったロシア軍のウクライナの原発への砲撃のニュースのため、昨日つもりだった話をを今日に書く。
ウクライナを侵略したロシアは必ず負ける。なぜか。
他国の主権を軍事力で侵すことが何年かかろうと必ず失敗することは歴史的事実である。
ソ連によるアフガン侵略しかり、アメリカによるイラク戦争しかりである。
太平洋戦争では日本の帝国主義が負けたし、ベトナムでは結局米軍は撤退を余儀なくされた。
そこには何があるか。軍事力で無理矢理ねじ伏せても民衆の支持がなければ支配は続かないのである。
例えばベトナムだが、どれだけベトコンや北ベトナムに爆撃を加えても、解放戦線側は支援物資などを北から隠密裏に運ぶ「ホーチミンルート」を作った。途中の民衆はそれを妨害するどころかこっそりと協力した。それほど民衆の動向は重要なのである。
また、太平洋戦争では天皇政府が教育のほか、弾圧機関を作って反戦・平和の運動を抑え込んだに見えたが、敗戦を機に消し飛んだ。もちろんそこにはポツダム宣言による連合軍の影響もあるが、新しい憲法を国民は歓迎したのである。何より弾圧もなく、灯火管制もなく、窮乏生活でも自由に生活できることは大歓迎だったのである。
今、ロシアではいよいよ言論弾圧に乗り出したようだし、中国もロシアを擁護するためにパラリンピックでのIPC会長の挨拶での平和に関する部分の同時通訳をしなかった。欧米メディアも記者の身の安全を考慮してロシアでの報道を中止した。ロシアでの取材がなくてもウクライナからの情報である程度わかるとの判断。
これからどう情勢が変化するかはわからないが、できるだけ犠牲が少なく、平和的に解決できる道ができることを切に望みたい。
2022.03.04:
本当に驚いた。ロシア軍はウクライナの原発に砲撃を加えて占領してしまった。
幸か不幸か火災は発生したものの原子炉に穴が開いて放射性物質が大気に拡散するようなことはなかったようだ。
IAEAはロシアに攻撃を停止するよう要求したが聞き入れず、そのまま占領してしまった。
そもそも原発を砲撃することに対してプーチンの認識は非常に低かったものと考えられる。年齢から考えるとチェルノブイリ事故を知らないはずはないが、要するに原発は通常の発電所に毛の生えた程度と考えていたのだろう。そうでないとあれだけ安易に核兵器の使用を口にできないはず。
今回は放射能漏れを起こさなかったが、今後も起こらないとは言えないと考えるべきだろう。
それにしてもアベットラーを含む自民党の一部、維新などは日本が核兵器を所有すべきと声高に叫んでいるのは非常に怖い。
彼らは政治の世界から追放してしかるべきだろう。
2022.03.03:
国連でもロシア非難の決議が141か国の賛成で採択された。
採決では、中国が棄権したのに対して北朝鮮が反対票を投じた。どういう意図があるかは不明。一体何を考えているのだろうか?
ロシア軍はウクライナの頑強な抵抗でなかなか先に進めない。プーチンとしては北京オリンピックが終わると同時にウクライナに進撃し、パラリンピックが始まる前に勝って政権を奪いたかったのだろうが、国際世論の大勢はロシア非難に大きく傾き、孤立してしまったということになるだろう。
それにしてもウクライナでは一般市民にも向けられた砲撃で多くの犠牲者が出ている。こういうときに犠牲になるのはいつも一般市民。心が痛む。
一方、日本国内ではアベットラーとか与党に加えて維新も核保有をわめきだしたが、岸田は非核3原則を堅持するとして、議論もしないと明言した。
維新では松井も参戦して何とか核保有に持っていこうとしているが、大阪でのウイルス対策の失敗もあって、国民の支持は次第に下がりつつある。
ここは一気に国民の声で、参院選では維新を惨敗させ、政治の表舞台から消さねばならない。
同様のことはロシア国内にも言えることで、中国のような情報操作、ネット遮断をやっていないから、戦争反対の機運がいずれ盛り上がるものと考えられる。というかそうあってほしい。
2022.03.02:
先週末あたりから寒さが弱まり、昼間は暖房を切っても過ごせるくらいになってきた。入れ替わりで花粉情報が流れるようになった。
ウィルスの新規患者は徐々に減りつつあるが、死者・重症者は一向に減らない。3回目のワクチン接種もやっと国民の2割に達したところで、感染拡大の歯止めになっていない。このままではBA.2の蔓延と、新しい変異株が出てくる可能性がある。
国会では参議院でもれいわを除く全会派の賛成でロシアを非難する決議が採択された。
そしてウクライナとロシアの2回目の交渉が行われるが、ロシアとしては首都キエフを陥落させて戦況が有利な状態で交渉したいのだろう。なおかつウクライナに対して非武装化の要求をしている。自分から戦争を仕掛けておいて、相手を武装解除させるという飲めない要求を出しておきながら、要求が拒否されたからとして戦争を続けるという極めて悪質な方法を取ろうとしている。
プーチンは始末の負えない痴れ者に見えて仕方がない。
2022.03.01:
国会では衆議院でれいわを除く全会派の賛成でロシアを非難する決議が採択された。自治体レベルでもやはりロシア非難の決議が出ている。例えば神戸市議会は全会一致で非難決議を採択。国際的にも国連総会で非難決議が採択されるだろう。
ロシアとウクライナの直接交渉が開かれたが具体的なことはないものの交渉継続だけは合意した。
そうした中でウクライナはEU(NATOではない)に加盟を申請した。おそらく承認までには時間がかかるだろう。特に問題になるのは政府の財政状態。以前ギリシャが加盟するときに財政データを捏造していたことが後に判明し、以来審査が厳しくなっているはずである。
ところでウクライナの道路管理機関がロシア軍の侵攻を遅らせるために道路標識を撤去しているという。ロシアの兵士はほとんどがウクライナに行ったことがないはずだから、その盲点を突いたのである。拍手を送りたい。
そのことで思い出したのが、その昔の映画、題して「大列車作戦」。
舞台は第2次大戦末期のフランス。ドイツ軍が撤退する際にフランスの美術品を大量に略奪して本国へ列車で運ぼうとしたときの話である。
フランス側はその作戦を阻止するために色々な工作をするのであるが、ひとつだけ覚えているのは列車の進行方向を誤らせる工作。線路のポイントをフランス国内に戻るよう仕掛けるのだが、同時に通過駅の標識もフランスの駅名の上にドイツの駅名を書いた紙を張り、いかにもドイツ領に入ってように偽装したのである。
敵を攪乱するためにはあらゆる手段を取る、それは今昔を問わないということである。