悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

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2020.06.30

中国は遂に香港の弾圧法案を通した。予定では返還記念日の明日(7/1)施行するという。
中国政府(共産党)は一切の政府批判を許さない、中国第一主義の姿勢に固執するあまり、弾圧も辞さないというところまで来てしまった。ウィグルの女性に対して不妊手術を強制しているとのうわさも流れている。
香港はこれからどうなるのか?表面的にはデモなどが鎮静化するかもしれない。だがこれから自由を求めて香港から脱出する人達が増えるだろうし、これまでアジアの金融センターとして拠点を設けていた企業の撤退が始まると予想される。
これは杞憂と考えたいが、中国はアフリカの友好国などを植民地化して支配する体制に向かうのだろうか。

2020.06.29:

新型コロナウィルスの蔓延はなかなか止まらず、ついには世界の感染者数は1000万人を超えるとともに、死者も50万人を超えた。
いずれも数でトップを争うのはアメリカとブラジル。両国の指導者はともに新自由主義の信奉者で、あくまで経済優先、弱者が感染しても「自己責任」ということで放置しているのが特徴。
両者ともに次の選挙では必ず落ちるだろう。既にトランプの支持率は落ちていて、バイデン予定候補に水をあけられている。
このように新自由主義の害悪は誰の目にも明らかだが、それとともにそれを止めることができない資本主義そのものを見直す動きが出ても不思議はない。現に米大統領選で「社会主義者」を標榜するサンダース氏が善戦したことはそのひとつの表れである。
一方で、社会主義を名乗る中国は、香港返還時の約束である「一国二制度」を反故にする法案を通そうとしている。日本に対しても尖閣諸島を軍事挑発している。
これ対して日本共産党は、旧ソ連に続いて、今年初めに中国を社会主義のリストから削除すると決めた。
これからは、ウィルス克服後の資本主義に変わる社会を模索する動きが強まるだろう。

2020.06.27:

8/16に行われる京都五山の送り火、規模縮小で行われることになった。
例えば、「大文字」は大の字の先端5か所と真ん中の交点のみ、「船形」は頂点だけ。文字やかたちにはとても見えない。だから見物客は減るだろうとの見込みである。
何ともはやとぼけた行事になるが、我慢するしかあるまい。

2020.06.26:

政府の専門家会議が突然廃止との発言を加藤大臣が行った。
報道だと政府官僚も、与党側も聞いていないという。ということは加藤をはじめ、閣僚の一部だけで専門家を排除して勝手に今後のウィルス対策を決めようという腹づもりに見える。都合のいい時だけ専門家を利用し、不要となれば切り捨てる、ひどい内閣だ。
−−−−−−−−−−−−−−−
イージスアショアの計画を全面撤回することになった。
計画の見直しによる工期がいつになるか不明、金額も不明、地元は反対とあれば辺野古の二の舞になることは必定で、さすがの河野もアベットラーほど厚顔無恥にはなれなかったようだ。
だがこれを機に自民党内から代替案として敵基地攻撃能力を持つべきという議論が出ている。
これまで政府自民党は自衛隊の存在理由として専守防衛を強調してきたが、あからさまな違憲である攻撃能力を備えようという発想は許せない。
国民の声で絶対阻止すべきものである。

2020.06.25:

菅原一秀が不起訴(起訴猶予)になった。大臣を辞任するなどの制裁を受けたからとの理由である。
だが議員は辞任していない。議員の寄付禁止に違反したことは明かで、当然議員としての資格が問われてしかるべきである。
公選法違反はこれまでも適用されるケースが幾度もあったが、議員本人が違反を認めたのに裁判にもかけられなかったというのh聞いたことがない。
検察審査会にかけて少なくとも起訴すべきものである。

2020.06.24:

自民党が「進化論」を曲解して憲法改正に結び付ける漫画を作った。当然あちこちから批判の嵐。だが二階は「ダーウィンは喜んでいる」と居直る始末。
ダーウィンはそもそも「生物は神によって創造されたものではなく原始生物から環境に応じて次第に変化してきた」と述べ、環境の条件にマッチした性質を持ったものが生き残ったという立場なのである。
ところがダーウィンが生きた時代は資本主義勃興の頃で、人々に受け入れられると同時に多くの誤解を生むことになった。しかも生物学の知識を不当に人間社会に拡張する「優性思想」などを生むことになった。
自民党の言う「生き残ることが出来るのは変化できる者である」とかの主張はまさに進化論の曲解の典型である。
今も政府がウィルス対策で専門家会議の書類を改ざんしたが、これも科学的見地を政治的にゆがめるものである。
もしダーウィンが生きていたら喜ぶどころか烈火のごとく怒っただろう。

2020.06.23:

今日の室内最高気温は31度。食欲が落ちる寸前である。
最近「給料ファクタリング」というのが問題になっている。結論から言うと闇金などの違法貸付である。
そもそも給料ファクタリングというのは、支払代金(j給料)の権利をファクタリング業者に譲渡し、それと引き換えに金利・手数料を差し引いて給料日以前に現金を受け取る仕組みである。給料を受け取ったらそれをファクタリング業者に支払わなければならない。一種の給料前払いなのであるが、前払いで受け取る金額は当然もらうはずの給料よりも低くなる。
例えば10万円でファクタリングを行うと受け取るのは8万円、後で業者に払うときは10万円となる。
見た目には金利を先払いするのか後払いするのかの違いに見えるが、実態はその裏にある。
普通のサラ金は貸金業法によって許可を必要とし、金利は最高年18%程度となっている。ところがファクタリング業者は無許可かつウェブサイトなどを使って宣伝することで監視の網をくぐって営業しており、実際の金利も年換算で数百%〜千%にも達していることが多いのである。
このような悪徳ファクタリング業者の利用がコロナ禍で増えており、弁護士などへの相談が目立つという。金融庁も警告を発している。
支払能力を超えた借金をしないことが重要だが、法律で規制を強化することも必要になっている。

2020.06.22:

薬局をのぞいたら、イソプロパノールが売られていたので早速買った。
エタノールと同じアルコール系で、やや皮膚が荒れること以外は変わらないのでこれまで何度か使ったことがある。
インスリン注射の時だけしか使わないので最低でも3か月は持つ。少し安心した。
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暑さが戻ってきた。これから高齢者には過酷ともいえる猛暑が続く。梅雨明けになったらなおさら。
首に巻くタイプの保冷材とともに、「ガリガリ君」とか「サクレ」のような冷菓の消費が増える。

2020.06.21

ここ数日気温はやや下がってしのぎやすい。梅雨の中休みである。だが週明けからはまた暑い日が戻るとの予想。
首に巻くタイプの保冷材を買ってこよう。
コロナ対策で明らかになってきたのは新自由主義の害悪。
イタリアの医療崩壊のみならず、日本でも保健所の削減に象徴される。一方で株価はコロナバブルと呼ばれるくらいの上昇。これで貧富の格差はさらに拡大するだろう。
新自由主義の特徴は、大企業向けの規制を外し、徹底したコスト削減で利益を増やすこと。具体的には下請け代金叩きと人減らし・賃下げである。法的にも人材派遣を拡大したこと。
そしてこの手法は民間だけでなく、官公庁までもが積極的に取り入れている。典型は保健所の削減、ハローワーク職員の非正規雇用拡大である。今や派遣職員が派遣の仕事を紹介していると言われるくらいである。
普段は目立たない仕事で暇なように見える仕事でも、ウィルス対策のような緊急事態では即応できる態勢が必要である。ある程度の余裕は常に持っておかないといけないのである。
しかし新自由主義では金儲けの最大化と言うことで物的かつ精神的余裕も奪い去った。
人間社会は金儲けだけで動いているのではない。それがコロナウィルスから得た教訓ではないのか。

2020.06.19

フジサンケイの世論調査のデータが14回捏造されていたことがわかった。
下請けの調査会社で捏造されたらしい。丸投げしたまま何のチェックもしていなかったのだろう。
自民党応援団として必死にアベットラー擁護を続けてきたフジサンケイは信用をなくしたと言っていいだろう。その意味で同じく右翼ジャーナリズムである読売にも疑惑の目が向く。
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河井夫妻の買収の手口は非常に古典的だが、今でも自民党などでは現金の他、品物や香典などを利用したものも広く行われているようだ。河井夫婦の陰で謝罪した菅原一秀も似たようなものである。
但し逮捕された河井夫婦ほど大規模なケースはこれまでなかった。原資はほぼ間違いなく党本部から支給された1.5億円だろう。二階などはパンフ代などと見え透いた嘘を言って涼しい顔をしているが、私が調べたところでは印刷代だけでも10万円あれば十分。デザイン料、新聞への折り込み代を含めても1種類で100万円もあればおつりがくる。
通常党本部から候補者に配られるのは多くても数千万円だというから河井の場合は桁がひとつ多いのである。当然検察もこの金の流れを注視している。

2020.06.18

予想通り河井夫妻が逮捕された。
アベットラーは記者会見で逮捕について表面的な謝罪をしたが、1.5億円などには触れず。
後は自慢話と精神論のオンパレードである。同時に改憲にしがみつくことだけは忘れなかった。

2020.06.17

国会が無理矢理閉会させられた。
但しこれから毎週閉会中審査が開かれる。初めてのことだが、国民の要求に半分だけでもこたえるかたちになった。
逆に河井夫妻の逮捕の可能性が高くなった。閉会したから許可がいらなくなるからである。
それにしても自民党は夫妻の離党で「俺達には関係ない」と逃げ切るつもりだろうが、1.5億円をつぎ込んだ責任は逃れられない。
国民は見ているぞ!
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神戸市内の郵便局、区役所などでアベノマスクの回収箱ができるそうだ。早速入れてこよう。

2020.06.16

定額給付金が私の口座に振り込まれた。申請から1か月弱の速さ。神戸市の担当者にねぎらいの言葉を贈る。
市からの案内状では申請許可のはがきが来るはずだがまだ来ない。所得税の還付申告でも同じく振り込みが先行することは珍しくないので驚きはしないが。
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河井案理議員秘書の判決が出て懲役刑が言い渡された。上告するかは不明だが、連座制による失職の確率はグンと上がった。
それとともに河井夫妻の逮捕も見えてきた。
自民党は両名の離党で決着したいようだが、党から1.5億円もの金をつぎ込んだことの釈明がない限り国民は納得しないだろう。
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河野防衛相がイージスアショア計画の「停止」を宣言した。
理由は技術的問題だとするが、それを素直に信用する人は非常に少ないだろう。やはり地元の反対が影響していると考えるのが妥当だろう。
元々秋田と山口が選定された理由は、それぞれハワイとグアムへのミサイル軌跡の下のあることで、そのことを隠すためにあれこれデータの捏造をやってきたのである。それゆえに新たな屁理屈はこれ以上無理と判断して「停止」ということにしたと思える。
だが地元民を欺く手口はもはやないのだから、「停止」ではなくて「白紙撤回」すべきである。

2020.06.15

暑い・・・・
今日は室温の最高が30度に達した。雨が上がって青空が戻ったので当然ではあるが。
そういえばもうすぐ夏至。太陽が高く昇り、日照時間が長くなるので暑いのは当然だが、本格的な暑さは梅雨明けの後にやってくる。
そして今年の祇園祭の山鉾巡行は中止。少々さみしいが、8/16の大文字送り火は予定通りとのこと。
これからの猛暑対策が悩ましい。

2020.06.14

アベノマスクが届いた。
中のチラシを見ると、緊急事態宣言解除の頃に作られた気がする。
それにしても「お上からの賜りものであるから、お触書の通り使うこと」みたいな文章である。実に馬鹿馬鹿しい。
もはや我が家には不要なもの。
どこかに寄付するつもりで、近所に適当なところがないか物色中である。
アベノマスクが象徴するように、政府のコロナウィルス対策はことごとく国民の願いとは関係ないところに使われ、ことごとく批判されても無駄遣いをやめない。
「お友達」トンネル企業を潤し、挙句に10兆円ものつかみ金を用意して次のバラマキ先を探している。
まるで祭りの「餅撒き」である。

2020.06.13

連日の雨もそうだが、湿度が上がってきているので体がだるい。
これからもっとひどくなるのだろうが、年齢と共に不快感が高くなる。
来週には家主にエアコンの設置(もちろん家主の費用)を依頼しようかと考えている。アメリカの黒人男性ジョージ・フロイドが警官によって殺害された事件、偽の20ドル紙幣(日本円で約2千円)を使ったとして逮捕されたのだが、葬儀で弟が「兄の命は20ドルなのか」と疑問を投げかけた。
この事件をきっかけに世界で黒人差別反対の大規模なデモが発生し、黒人奴隷売買に関わった人物の銅像が川に投げ込まれるなどにエスカレートもしている。
差別反対運動を見るに、私が指摘したように黒人奴隷制制度にまでさかのぼった差別反対が訴えられるとともに、今もなお根深い差別が存在していることが見て取れる。
特にトランプはそうした差別反対の声に逆らうことで、かえって差別反対の声を大きくさせている。というか差別をあおり国民を分断する言動をやっているのである。
このことについては共和党の内部でも批判が出ており、パウエル元国務長官、ブッシュ(息子)元大統領もトランプを支持しないと明言している。マティス元国防長官などは「米国民を団結させようとしない、あるいは団結しようとするふりさえしない、私の人生で初めての大統領だ」とまで言っている。
「アメリカファースト」どころか「自分ファースト」でしかないトランプは、再選の道に赤信号が出ている。

2020.06.12

アメリカの黒人男性ジョージ・フロイドが警官によって殺害された事件、偽の20ドル紙幣(日本円で約2千円)を使ったとして逮捕されたのだが、葬儀で弟が「兄の命は20ドルなのか」と疑問を投げかけた。
この事件をきっかけに世界で黒人差別反対の大規模なデモが発生し、黒人奴隷売買に関わった人物の銅像が川に投げ込まれるなどにエスカレートもしている。
差別反対運動を見るに、私が指摘したように黒人奴隷制制度にまでさかのぼった差別反対が訴えられるとともに、今もなお根深い差別が存在していることが見て取れる。
特にトランプはそうした差別反対の声に逆らうことで、かえって差別反対の声を大きくさせている。というか差別をあおり国民を分断する言動をやっているのである。
このことについては共和党の内部でも批判が出ており、パウエル元国務長官、ブッシュ(息子)元大統領もトランプを支持しないと明言している。マティス元国防長官などは「米国民を団結させようとしない、あるいは団結しようとするふりさえしない、私の人生で初めての大統領だ」とまで言っている。
「アメリカファースト」どころか「自分ファースト」でしかないトランプは、再選の道に赤信号が出ている。

2020.06.11

16時ころ、強い雨が降った。梅雨の初期とは思えない降り方である。この先どうなるかが思いやられる。
あまり目ただない記事だが、山口県田布施町の職員が税徴収のミスを指摘したのに町側が3回もの人事異動と畳部屋に隔離したことが問題になっている。
明かに内部告発に対する報復である。マスコミも取り上げることになったが、町側は報復ではないと居直っている。
このような事件は今も民間、官公庁を問わずしばしば見られる。
その昔、日立で会社に批判的な職員を一人だけガラス張りの部屋に閉じ込める「ガラスの檻」という事件が起こったことがある。報復人事を禁止する法律ができる前の話である。
実は私の現役時代でも似たようなことが起こった。
転勤を命じられた社員が父母の養護を理由に断ったらいきなり解雇された。
社員が裁判に訴え、最高裁まで行ったが敗訴。ところがである。裁判決着後に会社側が和解金を払ったのである。どうやら会社として係争事件を抱えたままでは名前に傷がつくと考えたようである。
田布施町の話は今後どういう展開になるか不明だが、報道を見る限り町側に非があると言えるだろう。

2020.06.10

中国、近畿、東海が梅雨入りした。
確かに今日ほとんどの時間は曇り空。湿度が高くなって肌が汗でべっとりとまではいかないが、これからしばらくは雨の日が続く。
これからの季節、悩ましくなるのが夕食のメニュー。昨年もそうだったが熱いメニューは避けたくなる。かといって冷えた麺類ばかりでは栄養が偏る。となれば冷えた惣菜を買ってくることが多くなる。安くするには汗をかきながらの調理となるがそれもまたうんざりだから、そのあたりの落としどころが悩ましい。

2020.06.09

自民党がマイナンバーカードと銀行口座の紐づけを義務付ける法律を出そうとしている。
カードの発行数は国民の15%程度でほとんど普及していないこと、ならびに今回の10万円給付金の手続きで混乱していることに焦っているのが原因である。
私も持っていない。というかメリットがまったく感じられないので持つ気にならないのである。
マイナンバーカードの本質的問題は個人情報の管理が甘いと考えられることにある。
これまで政府からは下らないメリットばかりを強調するばかりで、セキュリティーについて「こういうことをやっているので大丈夫」とかの説明はまったくない。逆にカード・暗証番号の有効期限が5年しかないとか、住基台帳との紐づけができていないかったとか、住民や自治体職員の手間ばかりかかるのではどうしようもない。極めつけは申請からカード受け取りまで2か月くらいかかるのである。
こういう事実を見せつけられると、安心して使えるシステムになっていない感じがしてならない。セブンイレブンが7-PAYで失敗して撤退したことを想起させる。
思い出すのは住基台帳がスタートしたとき、マスコミ取材で「セキュリティーは大丈夫か?」と質問された責任者が「(サーバーの)部屋に鍵がかかっているから大丈夫」と答えて失笑を買ったこと。残念ながら役所の認識はこの程度でしかない。
こんなことを放置したままでマーナンバーカードの義務化を声高に叫ばれても困るのである。

2020.06.08

今日も暑いが、湿度はまだ低いので何とかしのげる。しかし今週末にはこちらも梅雨入り宣言が出るかもしれない。
今年度の年金支給額の通知が来た。昨年度より数千円増えているが、例の「マクロ経済スライド」で引き上げ額は圧縮されている。この言葉は一種の詐欺手法で、年金財政の都合に合わせて支給額を下げているだけである。
昨年財務省が年金だけで老後を過ごすには2000万円不足するという計算を公表しようとしたが、選挙前とあって麻生が葬り去った。しかし事実はもはや変えられず、国民の年金への不信感は募った。財務省としては不足分をiDeCOなどの投資話に国民を誘導するつもりだったが、庶民には縁遠い投資話に乗る人は少なく、今もってiDeCOは広がらない。元本割れのリスクがある話には誰もが警戒して当然である。
ということで2000万円不足の話は棚上げされたままである。

2020.06.07

アメリカで黒人男性が警官に押さえつけられて死亡した事件、トランプがデモ隊を鎮圧するのに軍隊出動まで示唆したことから逆に市民の反感を買ってしまった。
デモは世界中に広まり、BLACK LIVES MATTERという標語が掲げられている。
そして極めつけは共和党内部からもトランプ批判が続いており、トランプは振り上げたこぶしを下ろすタイミングを失った。
当初は大統領選挙の支持が高まると考えたようだが、差別主義はもはや許されないという世論を読み違えたのだろう。
それにしてもアメリカに残る黒人差別はまだまだ根強い。アメリカ史上の汚点として、人身売買でアフリカ人を奴隷として使ったことがまだ克服しきれていないのである。
これは日本人には理解が困難な問題だが、古代ローマ帝国からの流れとして、奴隷は人間ではなく家畜の一種とみなす概念が引き継がれている。だからトランプのような差別主義者の思想的根源に、黒人に人権など存在しないのである。ここには日本における部落差別とはまったく違う、被差別者に対する人格の否定がある。

2020.06.06

今日は通院で、久しぶりの心電図、肺のレントゲン検査を行った。これらは主治医の発案なのだが、少々気にしていた「かくれ肺炎」の所見はまったくなかった。TVでも取り上げられていたが、無症状でもウィルスによる肺炎が進行している場合があるとのことだったからだ。
それにしても思うのは、北九州市で明らかになった濃密接触者のうち無症状の人はこれまでPCR検査をしていないこと。厚労省からの指示であることは明白で、この事実には主治医も疑問を唱えていた。要するに政府はPCR検査をいやいややっているのである。
これまでアベットラー政府がやったことに国民から大きな批判が出ているにもかかわらず、2次補正予算や各種給付金の申請トラブルなど反省の姿勢はまったく感じられない。
今、3種のウィルスが権力にはびこっている。
アベットラーを擁護するためには嘘や虚偽のデータを作る「忖度ウィルス」。
国民の命や生活よりも電通、パソナ、ベネッセなどにお手盛りの金をばらまく「利権ウィルス」。
そして世界的に明かになった、貧富の差を拡大する原因になった「新自由主義ウィルス」。事実、このウィルス禍で経済が沈下する中でも超富裕層の資産は膨らんでいるのである。
これらのウィルスを撲滅するには、緊急対策として国会終了後にアベットラーを政権の座から引きずり下ろすことである。

2020.06.05

7月からのレジ袋有料化にむけて各スーパーに案内の張り紙が出始めた。中には6月あるいはそれ以前から実施しているところもある。
放置されたレジ袋が環境破棄の元凶になっているからというが、そもそも無造作に川などに捨てる連中がいることが原因であって、レジ袋を悪者にするのは筋違いと私は考える。
私の場合、使い終わったレジ袋はいつも再利用している。
調理や食事の後、生ごみの類は使用済みレジ袋に入れ、口を硬く堅く絞ってそれを燃えるゴミ用の袋に入れて回収日に出す。
こうすることで流しのシンクに三角コーナーを置く必要もなく、水を含んだ生ごみが腐敗して悪臭を放つこともなくなるのである。
今後、買い物にはズボンのポケットに古いレジ袋を入れるしかなくなる(カートでは歩き辛い)。もし生ごみ用袋が不足すればスーパーでレジ袋代の金を払う(3〜4円)か、100円ショップでごみ袋を買うしかないだろう。
無駄な出費をさせるのは本当に困る。

2020.06.04

かなり暑くなってきた。今日の室内温度は遂に最高30度に達した。
天安門事件から今日で31年、中国本土での徹底した情報統制のみならず、香港でも追悼集会を許可しないなどの規制を強化して、中国政府は必死で事件を葬り去ろうとしている。
だが国外では人権無視、民主主義不在に対する批判は止まらない。もちろん香港でも規制をかいくぐって口コミなどで事件の記憶は受け継がれていくだろう。
歴史はやがて事件の真相を暴くに違いない。第2次大戦中旧ソ連によるポーランド人の大量虐殺「カチンの森」事件は、ソ連側がナチスに責任をなすりつけたが、その後ソ連によるものと明らかになった。
「天網恢恢疎にして漏らさず」である。

2020.06.03

近所の寄り合いで、以前から幹事からのメールがあまりにもずさんでいい加減なため、さすがの私もいやというほど文句を書いた。
とにかく件名がない、宛先がない、送信者名もない、加えて本文もまるでチャットかLINEのような自分の言いたいことだけを一方的に短く書くという、メールとしての体裁すら欠くひどいものなのである。
先日も会議の開始時間がいつもと大幅に違うので理由を聞くメールを返信したら、何と相手のサーバーから「アドレスがない」との連絡。
それから1時間くらいして時間変更の理由が書かれたメールが来たが、なんと送信元メールアドレスが変わっていたのである。もちろん変更したことの連絡さえもない。
再び私の頭から湯気が出て、いやというほどクレームを書いた。とにかく常識外れも度を越えている。
誰がこの人にメールの書き方を教えたのかは知らないが(知る気もない)、今まで臆面もなくメールと称する書きなぐりメッセージを送ってきたものである。
たぶん高齢で、仕事でメールのやりとりなどやったこともないのだろうが、私としては今まで経験のなかったケースだけに、大きな違和感を感じてしまった。

2020.06.02

四国も梅雨入りし、やがてこちらでも夏がやってくる。
トランプが自らのレイシズムを正当化するために軍隊まで動員する動きになっている。彼のせいでアメリカ社会は混乱とともに民主主義が破壊されようとしている。中国の香港デモ弾圧を批判する権利はない。
一方でアベットラーは相変わらずの政治私物化をやめようとしない。
その新しい典型は、2次補正予算に10兆円の予備費を含めて政権の自由裁量の金を確保しようとしていること、黒川元検事長の定年延長に関わる資料提出を拒否したこと、持続化給付金の作業外注化で電通との間で得体のしれない組織に20億円もの金が流れていること、などである。
どれだけ国民から批判を受け、内閣支持率が下がっても知らぬ顔をする厚顔無恥にはあきれる。一日も早く政権から引きずり下ろすしかない。

2020.06.01

6月になった。
学校や営業再開がかなり回復してきたが、鉄道でも運休の解除が今日から本格的になってきた。
そこで6月1日現在での情報を整理する。
九州・山陽・東海道新幹線 一部運休
東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線 一部運休
千歳線(札幌―新千歳空港) 一部運休
石勝線 一部運休
関東鉄道常総線 7日まで特別ダイヤ
いすみ鉄道 土日祝日一部運休
シーサイドライン 金曜日の最終便変更
伊豆急行 一部運休
伊豆箱根鉄道大雄山線 一部運休
京急本線(品川−京急蒲田) 一部運休
小湊鉄道 一部運休
秩父鉄道 一部運休
富士急行 臨時ダイヤ
伊豆箱根鉄道駿豆線 一部運休
遠州鉄道 土休日特別ダイヤ
静岡鉄道 一部運休
長野電鉄 一部運休
富山地方鉄道本線・立山線 一部運休
阪急京都線 京とれいん・京とれいん雅洛運休
広島電鉄宮島線・市内線 土休日特別ダイヤ
瀬戸大橋線(高松―岡山) 一部運休
伊予鉄松山市内線 3・5・6系統一部運休
高松琴平電鉄 一部運休
予讃線(高松―多度津) 一部運休
熊本市電 一部運休
九州を中心に減便する区間がかなり減っている。
これからも次第に元通りのダイヤになっていくだろうが、超過密の満員電車をどう解消していくのだろうか。