悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

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2020.04.30

感染者数の増加は次第に減ってきているが、まだ感染が止まったというレベルではない。
アベットラーは緊急事態の期間を延長することを考えているようだ。報道では1か月程度との予想があるが、これで再延長はないと断言する材料は何もない。それよりも現在の10万円給付とか休業補償を再度行うことが望まれる。
ウィルス感染終息後に1.7兆円もつぎ込むような状況ではない。

2020.04.29

いよいよGWの「本体」が始まった。だが交通機関は閑散。もっとも迷惑がっている沖縄に行く人がいるらしい。万が一の感染リスクを考えると感心しない。
非常事態を解除するかどうかで医療専門家は悲観的だが、今週の新たな感染者数がどうなるか注視しよう。

2020.04.28

やっと4月らしい陽気が戻ってきた。当分の間平年より高めの気温になると予想されている。
学校の休校が長引くことで、にわかに入学・新学期を9月にしてはどうかという意見が出てきた。高校生の中にも署名を集めている動きもある。
確かに世界的には9月入学が圧倒的に多い。日本での4月入学は役所の新年度に合わせただけの話で、深い意味はない。ただ4月を9月にする話は過去にもあったがずべてつぶされた。
9月入学・新学期にすると移行時には混乱が起こることは必至で、避けることはできない。だが今回のように予想外の長期の休校が続けば切り替えのチャンスと言えなくはない。今の状況では5月再開はおろか6月もあやしくなり、そうなると夏休みもなくなって学生や教員に多大なしわ寄せと負担んがかかるのはしのびない話である。
検討に値するのではないか。

2020.04.27

見た目には新たなウィルス感染者が減っている。だが識者が強調しているようにしばらく様子を見るしかない。
次第に緊急宣言の期限、5/6が近づいているが、どう見ても5/6で終息するような話ではない。
トランプ流の経済優先で規制を解除すべきとの声もあるが、焦ってはいけない。
政府はV字回復とか称して補正予算を水増ししているようだが、まだ感染者数の飽和も見えず、休業補償や医療支援も不十分なままであることを放置して、終息後のことに目が行っているのではどうしようもない。
捕らぬ狸の皮算用しかやらないアベットラーの本質がまた見えた。

2020.04.26

GWの始まりだが、スーパーはどこも人が多め。しかも家族連れが目立つ。
予想通りというか行楽地はどこも休業とあれば身近なスーパーにでも出かけるしかないというのが偽らざるところだろう。
そうなると子供が店内でウロチョロするのはやはり迷惑。これまでも休日に子供が店内を走る姿が見られたが、いい気はしない。
何日も家にこもっているのは子供ならずとも精神衛生上よくない。そのはけ口がスーパーなどに集中してしまっているのだ。そういう心情は理解できるので目くじら立ててクレームする気にはなれない。
東京都ではユリットラーが「買い物は3日に1回」ということを呼びかけた。これにはうなずく人もも多い。ところが大阪市の松井は「女性は買い物が長い」と発言してひんしゅくを買った。海外のメディアでも取り上げられる始末。自分では買い物をしたこともなく、庶民の生活もわかっていないことが露呈したのである。
私も兼業主夫の時代は土日の週2回プロラスαだったが、今は主夫として2日に1回買い物に出る。特売日を兼ねて少しでも安くていいものを探すためである。もちろん買い物メモは作って無駄な衝動買いはしない。それでも最低10分はかかる。数日先のメニューを考え始めたらあっと言う間に時間が過ぎるのである。
庶民の目線で考えるということができるかできないかの差を物語る2人の発言だった。

2020.04.25

福知山線の列車事故から今日で15年になる。
コロナウィルスの影響で慰霊式は中止。マスコミも年を追うごとに扱いが小さくなっていく。だからと言って遺族や負傷した乗客の心はそう簡単に忘却していかない。それほど深い傷をあの事故から追ったのである。
ところでマスコミはこの事故を「脱線事故」と呼んでいるが、個人的には「脱線転覆事故」と称すべきと考えている。ちなみにJR西日本は「列車事故」と総称する表現を使っている。マスコミは少なくとも「脱線事故」という過小評価につながる表現は止めるべきだろう。
ところで事故の原因として儲け優先、労働者を恐怖に追い込む労務管理を改善したのだろうか?詳しい情報はつかんでいないが、会社の体質が大幅に変わったという話は聞かない。ただ、目立つのはホームからの転落を防ぐための柵の設置が増えたくらいだろうか。
そもそも国鉄を分割民営化して以降、鉄道輸送は軽視され続けていた。しかし最近の温室効果ガス削減で鉄道を見直すべきという声も出てきている。鉄道少年だった私には路面電車が復活してほしいと思う。占有面積当たりの輸送効率は乗用車よりも圧倒的に高いのだから。

2020.04.24

休業要請でなぜかパチンコ店だけが槍玉に上がっているが何故だろう?
HARBOR BUSINESS ONLINEによれば、KICONAのような大手を除いて多くは資金力の弱い中小の店。だから休むとたちまちつぶれるという。しかも中小企業庁が実施している「セーフティネット保証」の対象業種から除外されている。除外されている業種は主に風俗営業などで、パチンコも同じ扱いとのこと。あるパチンコ店の店主は「セーフティネット保証」による無担保などの援助があれば休業に協力するという。
実はパチンコ業界から与野党の議員に政治献金が行われている。当初は自粛の範疇から外れていたがそれはおかしいとの声が上がって自粛の要請を行った。但し業界団体には大手ばかりが並んでおり、中小は含まれていない。
自粛に至る経緯は不明だが、何か裏での取引があったのだろうか?というのもパチンコ大手はカジ誘致にぶら下がる動きをしており、何やら怪しい関係がにおうからである。
自粛に従わない店名の公表はいいが、少なくとも「セーフティネット保証」の対象に含むべきではないだろうか。

2020.04.23

女優の岡江久美子がコロナウィルスによる肺炎で亡くなった。享年63歳。冥福を祈る。
私より年下だが同世代。記憶にあるのはNHKの「連想ゲーム」でレギュラー回答者をやっていたこと。この番組が縁で俳優の大和田獏と結婚した。
彼女は昨年乳がんを患い、放射線治療を続けていた。現在のがん治療はがん細胞だけを選択的に攻撃する方法がなく、正常な細胞、特に増殖が盛んな白血球を攻撃するので免疫力が低下する。その状態でウィルスに感染するとあっという間に肺炎が悪化するのである。
肺炎の治療について、アビガンだけでなく、他の有効な薬の発見、新薬開発が急がれる。

2020.04.22

最近平均気温以下の日が多い。雨の日も多い。そのせいか野菜の価格が急に値上がりし始めた。
今日も午前中は冷たい強風が吹いてウォーキングは早めに切り上げた。
個人への一律10万円支給が決まって以降、政治家や有名人の間で受け取るべきか否かの意見が飛び交っている。中には受け取らないことが美談のように語られることもある。私はその用途はあくまで個人の自由であって、また自慢話のように語ることもすべきではないと考える。中には生活保護を受けている人には支給すべきではないという弱い者いじめのような意見もある。
そんな中、昨日広島県知事が県の職員に10万円を県に供出させて企業補償などに充当する意向を示した。さすがに県内外から批判を浴びて本日撤回したが、野望は捨てていないようである。
政府が支出する金はあくまで個人の生活費に対する補填が目的であり、あくまで個人の所有に帰属する。これに対して用途を強制的(寄付の強制もダメ)に指示することは憲法29条に定める財産権の侵害にあたると考える。それが寄付の名目であっても、知事と職員の関係は雇用主と労働者の関係と同等だから意図的でなくても強制力が働く。どうやらこの知事は一般常識を理解していないようである。
また、支給金を巡って公明党が金融機関に支給金を借金返済の一部として扱うことを禁止する法案を出したい意向である。当然だろう。
既に支給金に関しての詐欺の情報も早速出ている。口座番号、暗証番号を入手するのが目的と思われる。話が落ち着くまで警戒が必要である。

2020.04.21

昨日のニューヨーク原油市場で前代未聞のことが起こった。取引価格が「マイナス」になったのである。つまり原油を「買う」といくばくかのお金がもらえるというのである。
これはたぶん史上初だろう。原油生産はおいそれと止めるわけにはいかないから、引き取り手がないと困るからである。このような生産を止めることができないプロセスは製鉄所の高炉にもみられる。永久に廃止でもしない限り高炉は止められない。冷えると中の原料が固まって出せなくなるからである。もっとも世界最初で最後の高炉停止が起こったことはある。阪神大震災のときの神戸製鋼である。
しかしもっと恐ろしいのは原発である。ご存じの方もいると思うが、日本の原発は「トイレのないマンション」と呼ばれる。使用済み燃料の再処理設備が動いていないために保管場所が満杯で数年内にあふれることが予想されているのである。
使用済みあるいはフランスで再処理された燃料は自国で保管することが義務付けられている。
石油では燃やすと、CO2問題は別としてすべて大気中に消える。だから金を払ってでも引き取ってもらうということが可能なのである。

2020.04.20

アメリカのウィルス感染者数は最近世界トップを続けているが、国内の一部に「仕事を返せ」などと叫ぶマスクなしのデモが起こっている。
デモをけしかけているのはもちろんトランプ。彼はウィルス拡大よりも経済しか見ていない。加えて大統領再選のキャンペーンの意図もある。しかし共和党の知事でさえトランプの言動を批判している。
一方でアベットラー以下日本の政府は10万円給付以外は相変わらず消極的である。
ひどいのは休業補償と病院関係への支援。いずれの話も自治体が苦労して色々な策を出しているが、本来は国が支援すべきもの。それを「地方交付金から拠出するのはかまわない」と、自治体に責任を丸投げしている。
やはりアベットラーはトランプと似て国民救済よりも大企業の金儲けを優先している。

2020.04.19

そろそろGW関係の情報がネットに上がる頃だが、今のところそんな雰囲気はまったく感じられない。
そもそも観光地のホテル・旅館はほとんどが休業中で、行っても観光施設はこれまた休業中。故郷に帰省しようとしても迷惑がられるのがオチだろう。
とにかく混雑するところは敬遠される。この休日も公園で散歩、ジョギング、そして遊ぶ子供たちもいるが、それぞれ分散している。
密集は避けるという意識は高いようだ。その意味で今年のメーデーはどこも中止。
感染拡大が飽和するかどうかはGWがひとつの区切りになるだろう。

2020.04.18

最近は圧倒的にウィルス関連の情報があふれていて、私自身も日記のネタを探すのに頭をひねる毎日である。
とはいえ他に目立ったものはないので、感染拡大に関して鉄道の運休情報を整理してみた。
九州・山陽・東海道新幹線 一部運休
学園都市線(北海道医療大学―新十津川) 4/17で終了、そのまま廃線
石勝線 一部運休
いすみ鉄道線 土日祝日一部運休
小湊鉄道線 一部運休
湘南モノレール線 一部運休
秩父鉄道線 一部運休
富山地方鉄道本線・立山線 一部運休
伊豆箱根鉄道駿豆線 一部運休
静岡鉄道線 一部運休
大阪メトロ全線 18・19一部運休 その後は未定
阪急京都線 京とれいん・京とれいん雅洛運休
伊予鉄松山市内線 3・5・6系統一部運休
鹿児島本線(門司港―久留米) 土日祝一部運休
西鉄貝塚線・甘木線・大宰府線・天神大牟田線 土日祝一部運休
福北ゆたか線(黒崎―直方) 土日祝一部運休
これらは本日までの情報であり、緊急事態宣言が全国に拡大した後の対応について今後運休区間が増えるかもしれない。
強制的な都市封鎖にはなっていないものの、他人との接触は可能な限りするなという指示だから運休が増えてもやむをえまい。
ところで私の近所の寄り合いは当面中止と決まった。

2020.04.17

アベットラーが記者会見を開いたが、相変わらず原稿の棒読みを20分近く続けた。
ただ、これまでと違うのは比較的(あくまで比較的)自慢話をする口調は減った。特に一律10万円に決まるまでのプロセスを「混乱を招いた」と謝罪の言葉を吐いた。
あと細かいところは明日以降にコメントする。
さて、給付金について経済同友会の桜田が「電子マネーで」と発言して炎上している。TWITTERにも書いたように、カードもスマホも持たない(持てない)高齢者や低所得者のことを忘れて、金儲けのネタとしか考えていないことが露呈した。
付け加えて考えるに、消費税に伴う電子マネーのポイント還元で対応の申請をしたのは小売業者の2割程度。また家賃、公共料金、住民税、国保などの支払に電子マネーは使えない。もし使おうとすると膨大な手間がかかる。財界は喜ぶのだろうが当面の支払にはまず間に合わないだろう。
下らないことを言う前に巨額の内部留保のほんの一部を取り崩して賃上げに回したらよほど喜ばれるはず。

2020.04.16

アベットラーもついに観念して、緊急事態の全国への拡大と一律の10万円支給を決めた。最後のきっかけは創価学会からの突き上げを食った公明党が強硬な態度を示したことだが、メインの要因は圧倒的な「自粛と補償はセットで」という国民の声の成果である。
これまでも突然の全国休校を決めたり「アベノマスク」の配布などのアベットラーによる根拠のない自分勝手な決定をしたり、専門家会議が推奨していない7割の接触削減を言ったりと、でたらめの対応をしてきた。これに対して自治体が独自の保障策を出すと同時に「国は何もしてくれない」と不満をぶちまけた。
そして専門家会議の西浦教授が「8割の削減と言ったのに勝手に7割と変えた」と正面切って批判したことも大きい。
これから補正予算の組み直しが始まるが、10万円支給が国会でも承認されれば自然に8割の接触削減に向けて企業も動くだろう。
今後もアベットラーの監視が必要だが、国民が「声を上げれば変えられる」という教訓を得たことは非常に大きい。

2020.04.15

トランプがWHOへの拠出金を止めると言い出した。中国憎しという彼の偏見から来たものだが常軌を逸している。国連の事務総長も批判した。
世界が一致してウィルスとの戦いをやっているときに国際連合軍の内部で脱走兵が出たら戦争にならない。アメリカを含めて必ずウィルスに負けることがわからないようでは救いようがない。トランプは完全に冷静さを失った。
アベットラーは108兆円の経済対策を自慢しているようだが、彼の言葉「世界的に見ても最大級の経済対策」についての本質は、アタマに「大企業・大金持ちに対する」という言葉を付け加えると腑に落ちる。
アベノミクスを打ち出した当初からだが、彼の頭の中には大企業を潤すことと株価を吊り上げることしかないのである。だから今回も国民経済、国民生活は視野にない。だから世界最大級と平気で言えるのである。

2020.04.14

熊本地震から今日で4年。すっかり忘れていた。
熊本市と益城町を訪れたのは震災後から1年と少し。益城ではやっとがれきの片付けが終わったという感じだった。それにしても目立っていたのは熊本城の石垣が大きく崩れていたこと。何故ここだけ被害が大きかったのは何故だろう。
被災地では今も仮設住宅に住む人があまり減らないという。生活の復興がすすまないのだろう。特に昨年の消費税増税が足かせになってはいないか。
益城のバス停で熊本行きのバスを待っていた、あの気さくなオバサンは今どうしているだろうか?

2020.04.13

ウィルスの話はちょっと脇に置く。
最近冷たい雨の日が続いている。何となく暖冬の仇を打たれている気がする。
気象の専門家の話では、バランスを取るように1年の天気の帳尻を合わせることは当然とのこと。但し温暖化の話は長期にわたって続くので年間のバランスとは違う話である。
何人かの知り合から聞いたが、WIFIでないとネットに接続できないと思っている人が多い。
最近のスマホ、タブレットを使った学校の授業が増えたことがきっかけで、動画が受け取りにくいことから誤解を生んでいるようだ。ご存じの方には今更と思うかもしれないが、動画のような大容量の信号はキャリアが提供している無線アンテナからでは極端に遅くなってしまうこともあるのだが、無線LANのルーターなら非常にスムースになる。但し無線LANは近くにルーターがないとこれまた接続できない。最近は見かけなくなったが、小さな店には「WIFI使えます」という看板を掲げていることもあった。最近はビル内でもWIFI対応の無線ルーターを設置することは当たり前になっているからわざわざそんな看板は必要なくなったが、WIFIとキャリアによる通信方式の違いを正しく理解している人は少ないようだ。

2020.04.12

アベットラーはまた批判を浴びることをやった。自宅でくつろいで星野源とのコラボの動画をインスタグラムに投稿したのである。
誰かが言っていたが、アベットラー以下閣僚も官僚も今回出した「対策」を単に「リーマンショック」のような単なる景気対策としか認識していないようだ。
震災のように衣食住が根こそぎ奪われる場合は避難所で最低限の衣食住を確保する必要が生じるために、行政が全面的にそれらを用意する。
ところが今回のウィルス問題は通常の衣食住が確保されていても収入減が断たれるのである。いわば突然の落とし穴に落ちたということである。それを自力で這い上がってこいというのは残酷極まりない。
特に勤労者の場合、「仕事に出てくるな」と言われても、、会社から出勤を強制されたり日給・時給で働く人たちは生活できなくなるのである。マスコミではテレワークのことばかり報道するが、多くは現場で作業している労働者。そのことを忘れた報道は改善すべきである。
とにかく補償なしの自粛・外出するなというのはまさに死活問題なのである。そこが震災などとは決定的に違うという認識がなければ問題は解決できない。
アベットラーは議員・首相としての収入減を失っていないから自宅にいても平気なのである。

2020.04.11

今日は予定通りの通院。病状も変化がないので話題の中心はウィルス問題。
主治医は循環器が専門なので肺炎のことは詳しい。それでPCR検査について聞いたが、さいたま市の保険所長が検査すべき基準を厳しくしていたこともよく知っていた。実際問題、厚労省、保健所が出している患者数は少なめで、実際はもっと多いはずとの見解である。要するに政府は意図的に患者数を低く見せているということである。
ということは患者数や死者数が爆発的に増えるまで放置する意図が見て取れる。だがアメリカとかイタリアのように多数の出てから対処を始めても、それから2週間後までにさらに増加を続けるとのではないかとの危惧を感じる。
発熱外来を増やし、政府が追加費用を負担すべきと言ったら、主治医は医師も看護師も不足しているとの見解だった。
診察が終わって帰宅後、大変なニュースが入った。
神戸市のウィルス対策拠点病院である中央市民病院で13人の患者が出た。明かに院内感染である。これでは感染者の受け入れ、治療が停滞する。
こうなると重症者以外は放置され、感染者をさらに増やしてしまう恐れがある。軽症者はただちにホテルその他の収容施設に入ってもらって、厳重な監視体制が急務である。

2020.04.10

今日の東京都知事の会見でわかったが、国は支援策をサボりたいということ。東京都以外にも独自の支援策を出す自治体が出てきた。住民の声に突き動かされ、それに対して国が何もしてくれないことに業を煮やした結果である。
それにしてもここまでアベットラー政府が無為無策とは思わなかった。昔の小泉政権の「俺が法律だ!」のような自らの意欲による決断もなく、専門家の意見も無視、その一方で思い付きの「アベノマスク」を独断で決めるなど、国民の方を全く向いていないことが明らかになった。
こんな政権ではリーマンショックや東日本大震災を遥かに超えるダメージが日本を襲い、屍が列島を覆う事態に陥るだろう。

2020.04.09

緊急事態宣言が出たと思ったら、西村大臣が知事たちに休業すべき職種のリスト公開を2週間待てと言い出した。だったら宣言を出したのは何故?
私が想像するに、国民の多くからと知事会さらに自民党内から休業補償の声が大きいことに決断を迷っていること、特定の業界団体から多額の献金を受けていること、またこれはあくまで想像の話だがいつも会合に使っている料亭が使えなくなること、などが考えられる。要するに「コロナ不況」を避けることと国民の強い要求との板挟みで右往左往する姿が見えるのである。
もっとも「アベノマスク」は結局466億円もかかることがわかって、これも批判を浴びている。
さて、自宅の近所ではこんな動きも。
いつも行くスーパーは過密を避けるために入場人数の制限を始めた。コープは開店直後の30分間は高齢者のみに入場許可。そして駅高架下にあるショッピングセンターは一か月の閉店をした。飲食店も閉店しているところをちらほら見かける。

2020.04.08

昨夜のアベットラーの記者会見、延々としゃべったがほとんどは危機感をあおることが中心で、感染防止策などあれこれ説教することに注力していた。
そして極めつけはイタリアの記者から失敗したらどう責任を取るのかと問われて、「私が責任を取ればいいというわけではありません」と責任回避を述べた。これを聞いた国民は失望しただろう。
また自粛による補償も拒否しており、これでは倒産あるいは無理して仕事をする人が増えるだけである。実際、首都圏の通勤客は激減というにはほど遠い。
こうしたアベットラーに対して、全国知事会は一致して政府に補償を要求した。
また、アベットラーはどさくさ紛れに改憲を進める憲法審査会を開きたい意向を示したし、自粛に従わず街に出ている人たちの説得に警察を使うことも示唆している。
繰り返しになるが、彼は本気で国民を守ろうという気がないのである。

2020.04.07

アベットラーが緊急事態宣言をした。当面は5/6までで、その後も延長する可能性はあると思う。
宣言とともに経済対策を出すが、報道されている通り自粛に伴う補償は極めて限定的で、おおよそ他の先進国のレベルには届かない極めて低い金額で、しかもいろいろな条件を付けて政府の支出が少なくなるようにしている。昨日TWITTERにも書いたが、アベットラー政権と与党は景気後退と株価下落のことしか頭になく、国民生活をどう守るかという視点は全くない。あっても「ついで」でしかないのである。
なお、昨日書いた鉄道の減便はしないことになった。
ところで現在のウィルス問題発生以前に、政府は病院の削減策を打ち出し、個別の病院名も公表した。しかしウィルス問題で病院や医師の不足が指摘されているにもかかわらず、削減案は撤回しないと言う。
このことで自宅からそう遠くない病院がひとつ削減対象になったことが騒ぎになった。早速有志が削減反対の署名をしたら1万名を超える人たちが賛同し、支援する議員と共に神戸市と兵庫県に申し入れを行った。庶民の怒りの声が署名に結集したのである。

2020.04.06

アベットラーが明日緊急事態宣言をすると明言した。詳細はまだ不明だが108兆円の経済支援をするという。この中にどの程度の個人補償が含まれるかは不明だが、不十分な内容ならば国民のブーイングは強まり、自粛に逆らう飲食店がそれなりに出ると思う。
緊急事態宣言は私の住む兵庫県も対象になるが、先ほど教育委員会は5/6まで原則休校で、途中に学年に分けた登校日を設けるという。
これとは別に、鉄道が運行本数を減便する考えがあるという。こんなことをしたら1本当たりの混雑度は上がってしまい、ウィルス感染の確率が上がる。愚かなアイデアだ。
あと、個人的にはこれまでと変わらず日常の買い物以外は外出を控える。本当は屋外で桜を見ながら気晴らしをしたいところだが、少なくとも1か月は無理だろう。

2020.04.05

昨夜のNHK特番でノーベル賞を受賞した山中教授、政府専門家会議の尾身氏が共に、自粛と補償をすべきと語っていた。国民のみならず識者も「自粛と補償」を主張していることは大きい。年収100万円以下が対象のみみっちい見かけだけの30万円給付の範囲を広げるとともに、個人経営やフリーランスの人たちへの現金給付は必須である。
これに対し、国交省の政務官が「国のせいにしないでくださいね」と書き込んで大炎上。本人は慌てて削除したが、アベットラー流の個人責任論が政権内に蔓延していることがわかる。
これを「アベノウィルス」と呼んで差し支えないだろう。

2020.04.04

ここ数日の雨と寒さは消えて今日は陽気の一日。
桜が満開だが花見をする人は激減している。それを証明するように、鉄道の運行情報は極めて静穏。首都圏が典型だが、事故や故障の情報は少ない。やはり乗客が減っているからだろう。
東京都では新たな感染者が100人を超えた。そろそろ都市封鎖を考えてもいいはずだが、アベットラーは経済の停滞、わけても株価が暴落することを恐れ、自らに責任が降りかかることを避ける目的なのだろう。だが年金の株式投資の損失は17兆円に達している。日銀によるETFも株価が18000円を下回っているからたぶん相当な含み損を抱えているはず。今となっては株を売ればさらに株価は下がるから身動きが取れない。出口戦略を考えずにひたすら株を買ったからである。物価も上がらず、目論見が外れた「アベノミクス」はもはや失敗を通り越して日本経済のお荷物になってしまった。

2020.04.03

「アベノマスク」は自民党からも批判が出るほどの愚策。それで慌てて枚数を増やすと言ったが、そもそも布マスクは目が粗いので厚労省やWHOも推奨していない。日本医師会からも「役に立たない」と言われて宙ぶらりんの状態。
このような愚策を進言したのは通産官僚出身の今井秘書官であることがほぼ明らかになった(新聞は名前を隠している)。今井は最近アベットラーの最側近になったようで、全国一斉の休校も彼の意見を鵜呑みにしたとうわさされている。
マスクの他には1世帯当たり30万円の現金給付も打ち出したが、申告制でかつ条件を付けたために該当世帯数はかなり絞られるという。しかも飲食業などにはゼロ回答。これでは不十分と見た東京都とか大阪府は飲食業への休業補償を検討すると公言した。
その一方、アベットラーは大企業向けに1000億円の投資をするという。役立たずのマスクは200億円。アベットラーの目線はこれまで私が指摘したように大企業にしか向いていないことが証明された。

2020.04.02

昨夜アベットラーが1住所あたり2枚の布マスクを無償配布すると言ったことが問題となっている。
エイプリルフールだとか大喜利だとか揶揄する言葉が飛んでいるだけでなく、「アベノミクス」ならぬ「アベノマスク」というハッシュタグもトレンド入りしている。
休業補償をしたくないためのごまかしの対策だが、輸送費を含めて100億円近い金を使うのは無駄遣いの極致である。
カード還元やマスク配布など企業の金儲けにつながる話には積極的だが、個人消費を直接喚起することには徹底して拒否するアベットラーの姿勢が如実に表れている。

2020.04.01

4月に入ったが、朝から雨でうっとおしい1日。
アベットラーは相変わらず、国民が「自粛と給付はセット」の要求に背を向け、「給付の範囲が広すぎる」と先進国として恥ずかしい発言をしている。
折しも今朝は企業の景況判断が出され、全体としてマイナスになった。それもサービス業はマイナス59%。加えて調査は先月初めだから現時点ではもっと悲惨な数字になるはず。この状態で給付を絞ることは国民に「死ね」と言っているのと同義語である。