悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2022.05.31:
試行として外国人の団体観光客を受け入れたが早速ウィルス感染が判明。ツアーは中止して一行はホテルで隔離中とのこと。この話は国会でも問題になったが、政府としては観光客受け入れのスケジュールを変えるるつもりはないとのこと。要するに経済優先である。
そうでなくても岸田の無策は甚だしい。
「検討します」とかのやってる感だけで何もしないのである。総裁選の時は資産課税とかを打ち出していたがそれも消し飛んで、一向に中身がはっきりしない「成長と分配の好循環」にしがみつくばかり。国会では企業の内部留保課税について、財務省が2重課税にはならないと回答しているのに、岸田は二重課税を心配する声があると繰り返すばかり。たぶん「声」の発信元は財界だろう。
そうでなくても近頃は、以前経団連が出した提言に消費税増税や法人税減税、年金切り下げなど、国民を犠牲にして大企業だけが潤うということを並べ立てたのが、今頃になってネットで騒ぎになり、経団連は解散せよという意見まで飛んでいる。
2022.05.30:
一昨日に浣腸&飲み薬をもらって、それでも腹の痛みというかだるさは残っていたが、今日でほぼ放出。気分はよくなった。
サントリーの飲み物提供問題、サントリー不買運動のキーワードまでがトレンド入りしている。
久しぶりにラブロフが顔を出した。フランスのTVインタビューだが、あれこれ侵略の言い訳を並べていたが、ひとつ明白な嘘がわかった。
彼はウクライナでロシア語を話す住民が迫害されているというニュアンスを主張したが、Wikipediaで調べたところ、国際機関の調査ではそのような報告はされていないとのこと。というかウクライナ人はウクライナ語だけをしゃべる人はそれほど多くなく、むしろロシア語とのバイリンガルが多いとのことである。だから「迫害」ということをしたらウクライナ人の多くが政府によって攻撃を受けることになり、非現実的な話である。政府としての公用語は政策上ウクライナ語のみになっているが、ロシア語を禁止する法律はない。
やはり「嘘つきラブロフ」は健在である。
2022.05.29:
今日は猛暑に近い。場所によっては35度を超える猛暑日になったとのこと。
独仏首脳がプーチンと電話会談をしたと報道されている。
やはりロシアとヨーロッパとの間はアメリカに比べて距離も近いし地続きなので以前から何らかの交流はあったのだろう。
それはともかく、プーチンの言い分を聞くことは悪いことではない。もちろん経済制裁を外せだのと一方的な要求はあるが、受け入れるかどうかはさておき、相手の話を聞くということは大切である。
アベットラーなどはプーチンを持ち上げるだけで、話を聞いたうえでいうべきことは言うということは絶対にできない。岸田ももちろんである。
2022.05.28:
今日は内科の受診ということで、ビオフェルミンだけではどうも物足りないと訴えたら、早速浣腸。すると10分もしないうちにたっぷり放出。3日分くらい。他にも違う薬を処方してもらってしばらく様子見となる。
昨日桜問題でサントリーからの酒類提供の話を書いたが、ツイッターでは「もうサントリーは飲めません」とのハッシュタグがトレンド入りした。世間の目は厳しいいということだ。
アベットラーもそうだし新浪社長への風当たりがこれから強まるだろう。
2022.05.27:
知床の遊覧船沈没事故、やっと船体が回収できて、これから事故原因の調査が始まる。それにしても行方不明の12人はどこに消えたのだろう。気になる。
細田「セクハラ」議長が窮地に追い込まれている。
週刊誌に書かれて本人は当初名誉棄損で訴えるとしていたが、抗議文に変更。やはりやましいところが心の隅に残っているのか。しかし国会での弁明をやる気はないようだ。もし追及されて辞任に追い込まれても、次の問題は自民に後釜候補がいないこと。
「赤旗」が桜問題での追及続編をスクープした。
ホテル代の補填が取り上げられて大騒ぎになったが、会食費補填だけでなく、酒類の無償提供があったというのである。しかも提供元のはサントリー。政治資金報告書には金銭だけでなく物品も記載が必要なのだが、これも記載がないという。
アベットラーはとことん国民を馬鹿にしている。これまでも、ラブロフ顔負けの、国会で100回以上嘘を並べたり、退陣後もあれこれ内閣に軍備増強の指示を出すなど好き勝手な発言を続けている。
2022.05.26:
久しぶりにNHKの国会中継が放送された。
今年度予算の審議があった3月以降、中継がないことにネット上では国会中継を求める声が多くあったが、やっと補正予算の審議が始まったことで批判は鎮静化しそうである。
本来なら憲法審査会を中継して、維新がどれほどひどいことを言っているかを見せればいいと思うのだが、NHKの忖度は度を越えていると言っていいだろう。
それにしても岸田の抑揚のない原稿棒読みは聞くに堪えない。彼はよどみなく読むだけで心がこもってない。下手糞なTVショッピングの宣伝並みである。ある人は「いい加減朗読家は卒業したら」という意見もある。
ロシアでのプーチン批判が次第に表面化してきている。
先日はジュネーブの国連関係外交官が抗議の辞任をした。他にも退役将校が声を上げている。西側報道ではこの3か月のロシア軍の死者は約1万5千人で、アフガン侵略の9年間の死者に匹敵するという。
プーチン側近は目標達成まで攻撃を続けると長期戦を辞さない構えだが、そのうちに弾切れと戦費の資金切れが出てくるだろう。志願兵の年齢上限を撤廃したが、兵士の数も不足し始めているようだ。
2022.05.25:
北朝鮮がまたもや「花火」を打ち上げた。最近は発射成功の話が国営放送や新聞に乗らないが、なぜかは不明。明日も報道するかはわからない。というよりウィルス感染者の急増で本来はミサイルどころではないはずだが、これも「発熱者」とごまかす表現をつかっているから、北朝鮮の報道はどこまで信用できるのかは相変わらず闇の中である。
バイデンが帰ったが、改めて考えると岸田は徹底して彼の足元に這いつくばるばかりで、一国の首相として恥ずべき存在である。
軍事費を2倍にするとか、対中封じ込めに積極的に加担するなどどれも値上げなどで困っている国民のことは無視するばかり。中でもアメリカの核戦力を後押しすることを口にしながら、来年のサミットは広島で開くと明言したこと。被爆者は悔しがっている。
2022.05.24:
どうやらビオフェルミンの効果は本物のようで、今日もいくらか出た。これから様子を見ながら量を加減していくことにする。
例の4630万円誤送付事件、町長が4300万円を「法的に確保した」と述べた。だったらこれまでマスコミが「3590万円が町の口座に振り込まれた」と報じた根拠は何だったのか、きちんと説明すべきである。
知床の遊覧船沈没事故、せっかく引き上げたものを海中に落としてしまった。幸いすぐに場所を特定できたが再引き上げのために時間を潰すことになった。
さて、この事件で「知床遊覧船」に出ていた国の運航許可が取り消されることになった。もちろん事故の責任は会社にあるが、これまでの国の監査や検査体制も問われるべきである。
ずっと以前に書いてきたことだが、とにかく国は「金儲けの邪魔はしない」というスタンスがあり、規制も海外に比べて甘いということが言われてきた。しかも最近の「規制緩和」で許可制を申告制に変えたりと、悪徳企業がはびこる原因を作ってきたのである。
検査についても人員を減らしてきたこともあっておざなりになったり簡略化することが横行している。だから今回も企業の虚偽の報告を見抜けず、「自主」申告だけで済ましていたのである。
すべての規制についての抜本的な見直しをすべきだろう。
2022.05.23:
ビオフェルミンの効果が出たかどうかは不明だが、今朝は便の本体が1日分くらい出てきた。これで少しは腹が楽になる。
日米会談でアメリカ側が日本の常任理事国入りを支持すると表明したとのこと。
違和感たっぷりの話で、国連憲章の改正も必要な極めて実現性に乏しいことをなぜ議題に乗せたのか理解に苦しむ。もちろんアメリカとして票が2票に増えることは大歓迎なのだろうが、今持ち出すことは謎だらけ。素人の私には参議院選挙で自公政権を後押しするくらいにしか意図が見えない。
ウクライナ情勢、マリウポリがロシア軍によって制圧されたという話以降、目立った報道は出ていない。
だが私はこのような「小康状態」について、小説「西部戦線異常なし」が思い浮かぶ。
第1次大戦のドイツ軍の兵士がいくつかの戦闘を潜り抜けたが、遂には敵の弾に当たって戦死する。だがドイツ軍上部の日誌には「西部戦線異状なし」と書かれた。ここには1兵卒の死など些細な事という上から目線の戦争観が批判的に描かれている。
だが日本でのウクライナ侵略戦争の戦況報道にはロシア軍の戦死者に対しても、ウクライナ軍の戦死者についても、冷たい視線を感じる。
日本のマスコミではそうした国民や兵士の犠牲が他人事として扱われ、本人とその家族への思いやりはほとんどない。
2022.05.22:
午前中はまだ暑くなかったが午後から気温は急上昇。どうやらここしばらくは暑い日が続き、火曜日がピークとの予報である。
バイデンが来日したということで昨日あたりから東京は厳戒態勢で首都高は一部閉鎖まだでやっている。
米大統領が来るときは万を超える警官が動員されるのが最近の傾向。天皇とか首相でもこれほどの警備はやらない。とういことは米大統領の方が格が上ということである。
やはりどこか狂っている。
2022.05.21:
今日は丸一日曇りで昨日ほどの気温上昇はなかった。
ここ1週間くらい便秘で苦しんでいる。便意があっても出てくるのはガスばかり。「本体」は出てきてもウサギの糞のような粒が数個だけ。腹の気分はすこぶる悪い。
知人に聞いたら寝る前にヨーグルトかヤクルトのような乳酸菌を摂ればいいと聞いた。
だがいずれも低いながら若干のカロリーがある。そこでふとひらめいたのが「ビオフェルミン」。私の子供のころからの有名な「薬」というかサプリメントである。
考えたらこのような昔からの定番として有名なものとして、「エビオス」とか「正露丸」がある。別にCMを出さなくても口コミで効能が伝えられ、すたれることがない。
やはり優れた商品は代々受け継がれていくものだ。
2022.05.20:
岸田の頭の中は一体どうなっているのかと思いたくなる。
先日NATOの首脳会議に顔を出すと言った。だが名前の通り「北大西洋」を軸にした軍事同盟で、そこに日本が口をはさむ余地はないはず。岸田の頭には何かアメリカが要求を出したら直ちに対応しないといけないというばねのようなものが入っているようだ。今日も明日のバイデンの訪日に合わせて軍事費の増額を表明するという。
それにしても自民党とそれに何一つ文句をつけない公明の劣化は度を越えている。
最近の穀物相場の値上がりを受けて、自民党は政府に小麦やトウモロコシの国産量を増やすよう要求書を出すという。だがおかしな話で、ずっと以前からアメリカに対する自動車などの輸出にクレームされたことついて、農産物の輸入を促進するとともに日本の農業を潰してきた張本人は自民であるはず。そのことの反省や謝罪もなしにいきなり国産を叫びだすのは厚かましいにもほどがある。
自民党に対し、これまでの政策について農家と国民に土下座すべきである。
2022.05.19:
ロシアの国営放送がウクライナの戦争で苦戦していることを伝えたという。
開戦から間もなく3か月になろうというのにどこかの州を解放したという知らせも入らいないのでは、ロシア国民も不審に感じるのは確実で、さすがに勝利につながるような報道は不可能だと感じたようである。
昨日書いた4630万円の誤送付事件、昨夜遅くに青年は警察に逮捕された。
誤送付の事実を知りながら振り込まれた口座から別の口座に付け替えたことが違法であると認定したのである。
おれはともかく昨日書いた私の疑問点はいずれも不明確なままである。
特に4月8日に町の担当者が犯人とともに銀行に行きながら返金を拒否されたのに口座の差し止めなどの対抗措置を取っていない。ここには町側が何とか事を穏便に済ませようとした意図が感じられる。これでは被害の最小化すらできるわけがないのである。
2022.05.18:
マリウポリでの戦闘はロシアの「戦勝」ということになったが、今後一般市民はロシアの支配に対してどう対処するかが問われることになる。これまでロシア軍はブチャでの虐殺をはじめ、各地で虐殺、略奪などを行っている。しかも先日は略奪した小麦を「輸出」しようとして船に積んだが、ウクライナからの通報で各港が入港拒否を決めており、行先不明である。
それにしてもプーチンは相変わらずウクライナをネオナチ呼ばわりして侵略戦争の正当化を続けていている。そういえば「嘘つきラブロフ」は例のユダヤヘイト発言以来2週間顔を出していない。既にプーチンに切られたのか、ほとぼりが冷めるまで雲隠れしているのかは不明である。
阿武町で起こった支給金4630万円の誤送付事件、町側も着服した「犯人」も言うことがどうもはっきりしない。
マスコミのセンセーショナルな報道はさておいて、私が感じる疑問は以下のとおりである。
1.間違って送金したことを町民に謝罪するとともに事実を明らかにせず、送金先の青年に対してもいつまでに返金するかの期限を示さないまま最近まで放置したのはなぜか。
返金がなければ警察への告訴あるいは被害届を出して刑事事件としての捜査を依頼すべきだったが、民事裁判による提訴しかしていないのはなぜか。
2.青年の発言はコロコロ変化し、今日は返金したいと口にしたようだが本気か。しかも記者会見した弁護士は顔を出さないままである。
いずれ民事裁判で法廷に立つことは明らかなのだから、顔を隠すのは理解できない。
2022.05.17:
最近維新の品性のなさが目立っている。
そもそもはハシズムからして国民を見下す発言は多かったが、今は経歴詐称に女性選挙候補の風貌を自慢するなど、発言の善悪を冷静に判断して語るということができていない。これは以前から言われているが、維新には先輩からの発言についての教育がなされていないし、候補者を選ぶ際も政策などをきちんと語れることを審査していないことが根底にある。
要するに維新はいじめの加害者の集団に近い存在である。
2022.05.16:
フィンランドとスウェーデンがNATO加入の申請をするという。ロシアの脅威ということはあるにしても、軍事力に対して軍事力で対抗しようというのは際限のない軍拡競争にはまってしまうことになり、好ましくない動きである。もちろんその国がどういう動きをするかを決めるのは国民だからその決定を見守るしかないが、同時に結果の責任は国民が負うことになる。
北朝鮮がウィルスの蔓延を認めた。
かなりのスピードで患者が増えているのか3代目は危機感で焦っているようだ。とりあえずは中国流ロックダウンで乗り切るつもりだが、一方で蔓延の責任を下になすりつけることは忘れていない。
要請があれば韓国はワクチンを送ることを申し出ているようだが、3代目はそれを素直に受け取るかどうかは現時点では不明である。
2022.05.15:
今日は沖縄の本土復帰からちょうど50年である。式典も開かれたが沖縄の苦しみは基地の面積が少々減っても変わらない。
何よりも安保条約がなくならないといけないが、少なくとも地位協定の見直しは急務である。そうでないと米軍が占領軍気取りのまま好き勝手に日本の法律を犯しても処罰されないという悪しき習慣はなくならない。
千葉の小学生不明事件、肩甲骨のDNA鑑定から本人のものと確定した。これで捜査は先に進むが、まずは残ったはずの遺体や着衣などの証拠を探すことが最優先になる。
2022.05.14:
やっと雨が止んだ。
自民党のモラル劣化が止まらない。特にアベットラーが出てきて以来、救いようがないくらいひどくなっている。
今は細田が「月100万円しかもらっていない」と発言したことにネットでは批判の嵐。
議員歳費の他に文書交通費や、政党助成金の個人配分があるだろうし政治資金パーティー、個人後援会に対する献金もあれば、本人が保有する株券もあるだろうから、100万円「しか」というのはそれでもまだ足らないという考えがにじみ出ている。
月100万円というのは、年収換算で私が現役時代の大企業の課長クラスよも多めのレベルである。それでも高級マンションに入るには借金が必要になる。
細田の歳費の原資は税金。それに不満があるなら自分で稼げ!と言いたい。私のような年金生活者は年収約180万円。だから退職金を削りながらかつかつで生活しているのである。
2022.05.13:
連日の雨で梅雨入りしたような状態。湿度はまだ高くないのでしのげるが、うっとおしい日々である。
お笑いタレントの上島竜兵が亡くなった。自殺とみられている。合掌。
彼はいじめを受けるキャラとして「熱湯風呂」が有名だが、あれは笑いのネタとして不適切に思う。
以前もいじめられるキャラとしてジミー大西や出川哲朗が有名だったが今は卒業している。とにかく人権をないがしろにするようなことはもうやめるべき。自殺の原因がいじめであると断定はできないが、TVでも自殺の相談窓口を紹介しているものの、笑いのネタの問題をもっと掘り下げるべきではないか。
2022.05.12:
千葉の小学1年生の不明事件、ミトコンドリアDNAの鑑定で母方の血縁関係が判明し、ほぼ失踪した彼女であることが発表された。これから他にも証拠になるものの捜査で確定されることになる。母親の気持ちとしては信じたくないだろうが、残念な結果が出てしまった。
ウクライナ問題、クリミアの北隣であるへルソン州の親ロ派勢力がロシアに編入を求めるという。住民投票も行われない。
独立宣言ならともかく、国連憲章にはこのような編入に関する条文はない。だが2014年のクリミアのロシア編入については国連決議で、実施されたとされる住民投票の結果が偽りのものであるとして編入を否定している。
今回も同様の国連決議が提案され可決される可能性が極めて高い。もちろんロシアがあれこれの屁理屈を並べ立てるだろうが、国際社会はびくともしないだろう。
2022.05.11:
アベットラーの暴言が止まらない。暴言居士としては麻生に並ぶひどさである。
昨日も日銀のことを政府の子会社だと言ってのけた。
そもそもアベノミクスをごり押しするために日銀の人事に介入して日本経済をボロボロにしたことに一切の反省もなく、逆に日銀を私物化するのは当然のことと居直る姿はあまりに醜い。本当に万死に値する行為と発言である。
この際、アベットラーを「桜」問題での買収を含む数々の罪で裁判にかけ、一生牢獄から出られないようにすべきである。
2022.05.10:
ウクライナ侵略戦争で、ロシアの補給が次第に追い付かなくなって前へ進めないということが報道されている。反対にウクライナには欧米各国からの軍事支援並びに情報提供があって押し返しているという。このまま戦闘が長期化すれば民間の犠牲者も増えるだろう。憂慮すべき事態である。やはりどうやってロシアの攻撃を止めさせるかが焦点である。
韓国の新しい大統領が就任した。これからの日韓関係がどうなるかは今後の課題である。それにしても日本の歴史修正主義者は正式な謝罪をいやがる。こうなった引き金は日韓協定で日本側が正式な謝罪をせず、韓国側も当時の軍事政権が経済支援欲しさに日本への明確な謝罪を求めなかったのが原因である。
さて、フィリピンの大統領選挙は故マルコス大統領の息子が当選を確実にしたようだ。
故マルコスは独裁をほしいままにし、政敵のアキノ議員を暗殺するなど、無謀の限りを尽くして国民の反発を買ってハワイに逃亡した。そのあたりの歴史についてはフィリピンの若者は何も知らされていないようである。
思えばマルコス時代、日本の丸紅とマルコスとの激しい癒着が週刊誌に報道され、「マルベニコス」と叩かれたことが私の記憶に残っている。
日本の商社の各国における政権へすりよる体質は今も変わっていないのだろうか?
2022.05.09:
ロシアの戦勝記念日でのプーチン演説、マスコミが騒いだようなサプライズは一切なし。だからといって、今のウクライナはネオナチが支配しNATOが後押ししているから軍事作戦で排除するのはロシアを守るために必要だと、責任を相手になすりつけることは忘れなかった。
一方でロシア軍は東部で避難所になっていた学校を爆撃し、60人が行方不明になったままとのことである。
岸田がG7に歩調を合わせてロシア産石油の禁輸措置をすると発表したが、いつからスタートするかは「実態を見て検討する」と相変わらずのあいまいな態度。彼がよく口にする「検討する」は結果的に何もしないという口実に使われることが多い。よって信用ならない発言である。
2022.05.08:
マリウポリの製鉄所に閉じ込められていた一般市民は全員が脱出できたとロシアとウクライナ両政府が確認している。とはいえ、市内の市民についてはロシア軍が選別をはじめ、非協力的な人物は収容所に送られているという。そして明日9日にはロシアによる勝手な戦勝記念日パレードが計画されているという。
モスクワでも戦勝記念日の予行演習がやられたというから、マスコミが騒いでいるようなプーチンによるサプライズがあるのかないのか、注目しよう。
ウィルスの感染者が全国的に急に増えだした。専門家もGWの影響の出方が早いと驚いている。これから急激に増えるのか、すぐに終息するのか、目が離せない。
2022.05.07:
ロシアによるウクライナ侵略について国連安保理で「ウクライナの平和と安全の維持について深い懸念を表明する」という議長声明が、ロシアを含めた全会一致で採択された。
ロシアの名前はないし各国に何らかの義務もないことからロシアも反対できなかったようで、これはこれとして国際社会に対する国連のアピールがなされたとということだろう。
それはさておき、日本の大手メディアは5月9日にロシアが戦争という言葉を使うのではないかという憶測の話がまことしやかに語られていて、どうやってロシアの無謀を止めるのかという真面目な議論はそっちのけで、「軍事専門家」と称する人間が野球の実況中継のような戦況を話すばかり。マスコミの任務が完全に忘れられている。
もしロシアが「戦争」という言葉を使った場合、国内的には国家総動員体制で臨むということになるが、国際的には明白な国連憲章違反ということで、議長声明だけで済むはずもなく、最悪ロシアの国連からの除名ということにエスカレートしかねないのである。
さて、国内では知床の遊覧船の沈没とともに、3年前に行方不明になった小1の少女の骨や着衣らしいものが見つかったことが連日報道されている。
事件か事故か、一体誰のものか、まるでドラマ「科捜研の女」のようなミステリーになってきている。
警察はもちろんあらゆる手段を使ってその原因追及を進めるだろうが、未公表の部分も含めて全貌が明らかになるにはまだ時間がかかりそうである。
2022.05.06:
ロシアが日本の要人63名を出入り禁止にしたが、アベットラーの名前は入っていなかった。このことについてアベットラーは「プーチンの犬」と揶揄する声も出ている。犬という表現を使うことの是非はともかく、アベットラーはプーチンにとって無害な人物と判断されたことは間違いない。
ロシアがマリウポリへの攻撃を3日間中止すると発表したが、前線の将兵には伝わっていない、あるいはやけくそになって中央からの指令を無視しているのか、砲弾を撃ち込むのが止まらない。
さて、3日に書いたラブロフのヘイト発言だが、プーチンがイスラエルの首相に電話で謝罪したとのこと。だが肝心のラブロフ自身はまったく顔を見せない。常識的に考えれば何らかの処分があってもおかしくない状況だが、こっそりと引導を渡されているのかもしれない。
2022.05.05:
連休は一応今日で終わり。ただ一部の大企業では8日まで連休のところもあるようだ。
ロシアが日本の要人63名を出入り禁止にしたと発表した。岸田を筆頭に閣僚、自民党員、大手マスコミの社長などが名を連ねているが、注目されるのは日本共産党の志位委員長の名前がが16番目に上がっていること。
共産党はウクライナ侵略開始から一貫してプーチン政権を批判しており、国連憲章違反、国際法違反や帝政ロシアの覇権主義をめざす特異な歴史観などに反対の論陣を張っている。プーチンとしては最も痛いところを衝かれて逆上したのだろうか。
ところで日本では日本共産党がロシアや中国の共産党と同一視している人が少なくないようだ。今回のウクライナ侵略についてもプーチンは共産党だと誤解している人もいる。
ちょっと調べてみたが、昔のソ連共産党は、現在の中国と同じく党員であることが出世への近道であったが、ソ連崩壊とともに一旦解散した。その後残存勢力がロシア連邦共産党を再建している。エイリツィン政権の強権政治批判が共産党に流れ、かなりの得票を得て下院第一党の話もあったがプーチンが票数の工作を行ったという疑惑もありながら、現在は得票率約2割で第二党になっている。ただウクライナ侵略を共産党は支持しており、一貫した態度ができていない。
なお、日本共産党とロシア連邦共産党との交流はまったくない。
2022.05.04:
気候が元に戻りつつある。それを象徴するように沖縄が梅雨入りした。
昨日は憲法記念日だったが、ラブロフの唖然とする発言に頭が来てしまって、憲法問題を書くのを失念した。
だからといって従来からの私の改憲反対の立場は変わらないし、それを詳しく繰り返すつもりもない。
それにしても自民党は現憲法制定直後から「押し付け」ということをずっと言い続けている。ここまで執拗なのはなぜかと考えていたら、要は先の戦争の無反省並びにアメリカの対ソ・対中戦略に基づく要求に忠実に従うことを基本に据えているからである。
さて、昨日のラブロフ暴言に戻るが、プーチン政権としてはヒットラーの話を避けて、ゼレンスキー政権がナチ化を目指いしているという話を持ち出している。
そこで調べてみたのだが、日本語版ニューズウィークによるウクライナでのネオナチの歴史を引用しておく。
確かにネオナチの勢力が存在することは事実。2014年のロシアのクリミア併合の頃は勢力を伸ばしたことがある。その後前ヤヌコーヴィチ政権が退陣して以降は勢力が次第に大きく減る傾向にある。特に東部の「独立宣言」をを出した地域では逆にアゾフ連隊のような極右勢力が反ロシアということでロシア擁護勢力との戦闘を続けている。
だからウクライナ政府がナチスを支援しているという話は事実と異なるということである。プーチンがウクライナのナチ化というのは全くの虚偽。
またヒットラーにユダヤの血が入っているというのもプーチン政権による偽りの「事実」によるプロパガンダであるということが明白になった。
2022.05.03:
マリウポリの製鉄所地下に避難していた約100人がバスで脱出したが、その直後にロシアは攻撃を再開したためにその後の避難の続きは中止になった。ロシア軍にはジュネーブ条約の教育やそれを指導する上官もいないようである。
そういう問題が起こったというのに、ラブロフがイタリアのTVでトンデモ発言をした。
「ヒットラーにはユダヤの血が入っている」というもの。ゼレンスキーにユダヤの血が入っていることを元にして彼はナチスと同じという証拠にしたつもりだろうが、この言葉は反ユダヤ主義者が使う言い古されたヘイトスピーチである。酔っぱらいのたわごとならともかく、それを一国の閣僚が口にする言葉ではない。
早速イスラエル政府がロシア大使を呼んで抗議したし、他国からも非難の声が上がっている。もしロシアに住むユダヤ人の耳に入ったら(いずれそうなるだろう)タダでは済まない。プーチンの任命責任にまで発展することも考えられる。
2022.05.02:
マリウポリの製鉄所地下に避難していた人のうち、約100人がバスで脱出したという。その際、国連と赤十字の人間が立ち会っている。
この脱出についてロシア側は「民族主義者から解放された」と言い張っている。何としてでもウクライナを悪者にしたいという願望が表れている。
そして西側の一部の中から、5月9日にプーチンがウクライナ侵略のことを「戦争」と宣言するのではないかとの観測が流れている。
もちろん実態はロシアによる侵略戦争だが、彼はこれまで「特別軍事作戦」と称していたことを名実ともに戦争と認めるのである。
ここには国内に向かって国民全部を戦争遂行のために動員するとの狙いがあるようだ。戦前日本の「国家総動員法」と同質である。
だが国際社会から見た場合、自ら戦争と定義することで今まで以上の批判を浴びることの覚悟はプーチンにあるのだろうか。ここに至っては中国も今までのようなごまかしの態度で済ませるわけにはいくまい。ただ中国はあからさまなロシアへの軍事支援に回ることも考えられなくもないが、そこまでエスカレートしたら世界大戦に向かって進むことは避けられないだろう。
2022.05.01:
ベトナム訪問中の岸田とベトナムのファム・ミン・チン首相との会談で、ウクライナ侵略について即時停戦と人道支援で一致したという。
ベトナムはこれまで国連ではロシア擁護の姿勢を続けてきたが、なぜ変心(?)したのだろう。いずれにせよベトナムの実際の行動に注目したい。
知床の遊覧船沈没事故、緊急用の無線が壊れたまま国の検査を合格していたことが分かった。事故当日も乗客の携帯電話で他の船会社に緊急連絡を行っていたという。
私の現役時代の頃は、主に外航船の話だが船にはAISというVHF電波(TVやFMラジオと同じ周波数帯)を使って位置情報を伝えていたが、岸から遠く離れると電波が届かない。それで最近はGPSを使った通信が主流に変わった。これだとビルとか山に邪魔されることなく通信ができる。だから今は漁船でさえGPS通信機を持っているという。
いずれ遊覧船の社長の責任もさることながら、国の検査のありかたも問われることになるだろう。