悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2020.03.31:
今日で3月末、現役なら決算で忙しい頃である。
だが今は単なるカレンダー上の区切りでしかない。
ウィルス騒ぎで日本だけでなく世界でDVが増えているという。出勤・外出できないイライラを家族に八つ当たりしている男が少なくないようだ。言うまでもなく不満のはけ口を暴力に求めても何も解決しない。冷静さがあればどうってことないはずだが。
今ツイッターでは"#自粛と給付はセットだろ"というハッシュタグが氾濫している。行政側から自粛を求めているが、自粛するならそれに見合った補償をすべきだという声である。
そのことはおととい書いたが、その声は多くの人が感じている。
東京都知事が深夜の歓楽街やカラオケボックスなどの閉店を呼びかけているが、日銭で食べている店主、従業員は即日収入が断たれるのである。後で精算などということでは間に合わない。
2020.03.30:
転勤や転入学のシーズンと思われる引越トラックをよく見かける。
本来なら送別会などでにぎわうはずの居酒屋などは閑古鳥。神戸市でも先週に桜の開花宣言が出てそろそろ満開のはずだが、桜の名所はどこも閑散としている。
私も最近は毎日の食材の買い物以外は遠出をしたりする気がなくなった。ましてや既に半年以上やっていない外食は当面行かないつもり。
子供たちは新学期が楽しみだろうが、大人の方は浮かれる気持ちにはとてもねれない気分である。
2020.03.29:
やはり私が指摘したように自粛要請に対する支援が遅いという声が多い。
特に演劇やコンサートなどの文化事業は収入ゼロになってしまう。また飲食店関係も売り上げは激減。閉店、廃業が増えることは必至の状況である。
また弱者に対する現金支給もいつ、どの程度になるかはあいまいなまま。さすがに和牛券や旅行券は消えたが、内容不明ではゴールが見えなく不安が募る。
ウィルス感染数の飽和もいつになるかわからなければどうしようもない。
私も海外の建設現場で経験したことだが、「工事が完成するまで」ではやる気が起こらない。「〇年後」とかの時間的区切りがなければ「そこまで頑張ろう」という前向きな気持ちは起きない。
繰り返しになるが、「頑張れ」とか「しばらくの我慢」という精神論で乗り切ることはできない。
2020.03.28:
アベットラーが記者会見を開いたが、ざっと聞いた感想を書く。
相変わらず我慢せよが中心で、ウィルス対策の補正予算は10日後に出すという。私が昨日書いたように予算案→審議→施行まで1か月くらいかかってしまう。
経済対策も無利子融資や庶民への給付などが中心で、中小企業の運転資金とか庶民の生活資金は今すぐにでも切れてしまうことが全く理解されていない。消費税の減税はしないと。
欧米のような活動制限と資金補償をセットで決めるようなことは頭にない。ウィルスが鎮静化する前にバタバタと人が倒れていくだろう。
2020.03.27:
東京で感染者多く出ているが、かなりの人数は感染経路が不明とのこと。これって通勤電車が寄与していないのかしら?
ライブハウスや居酒屋のことを感染源として危険視しているが、満員電車もそこそこ人々が密集しているはず。このことは一部の専門家も指摘しているがあまり注目されていない。
来年度予算が無理やり成立させられた。
野党からウィルス対策の予算を含めるべきと言われても無視。あろうことか今から補正予算を組むという。実に時間の無駄で、緊急性を要するのに今から試算をして閣議決定、予算案提出、審議という手順を踏んでいては1か月はつぶれる。アベットラー内閣、政府ともに緊急性をわかっていない。馬鹿馬鹿しい商品券をゆっくり配っている暇はない。その間にも首切り、倒産が多く発生する。
2020.03.26:
昨日のオリンピック延期のコメントについて少し補足しておく。
1年延期が決定したと書いたが、これはあくまでそれまでに感染拡大が沈静化しているという条件付きである。もし感染拡大が続いていれば再度の延期は余儀なくされるだろう。
さて、ユリットラーが非常事態宣言と共に外出の自粛を呼びかけた。原因は感謝数の激増だが、まるで図ったようにオリンピック延期決定直後からの傾向である。何か情報操作のにおいがする。というのもこれまでも東京都は感染者の場所や経路についてほとんど公開しておらず、また街中で予告なしにいきなり消毒を行ったりしているからである。これについては多くの人が疑問を抱いている。
そしてアベットラーは示し合わせたかのように特措法の「ウィルス対策本部」の設置を決めている。緊急事態宣言の発動の準備を着々と進めているのである。
一方で国民は安倍内閣の対応に不信感を感じている。だから即席めんや冷凍食品の買いだめに走るのである。
そうでなくてもいままでの嘘や詭弁の繰り返しにはうんざりしているのである。ウィルスに対する経済対策も過去に失敗した一時的な現金支給、旅行クーポン、和牛券などの不要不急のものを検討してみたりするだけで、休業による賃金補償や消費税減税などには横を向いたまま。イギリスなんかは外出禁止令とセットで賃金補償を決めている。
日本政府の対応は世界から嘲笑されている。
2020.03.25:
今朝は少々冷え込んだ。だがファンヒーターを動かす程のものではなかったので、週末には片付けるつもりである。
東京オリンピックが来年まで延期となった。具体的日時は決まっていないが、延期の決定をいつまでも遅らせるわけにはいかないので仕方なしに表明したということか。延期に伴うゴタゴタは続くが、特に選手にとっては期限を決めたことで大会までの練習や予選のスケジュールが組めて安心だろう。
延期に伴う追加経費は不可抗力ということでIOCとJOCそれぞれ痛み分けとなるのが契約の常識。なお、入場券の払い戻しや手数料はこれからの課題となる。
ところでアベットラーはいの一番にトランプに延期を報告。トランプにすれば「よしよし、よくやった」ということだろう。王の前にひれ伏す家来を想像させる。
2020.03.24:
河井案里の秘書が起訴された。
今の状況から考えると議員本人が連座制で失職する可能性が高まったと言えるのではないか。1.5億円をつぎ込んで当選させたのにすべてが水の泡になる話である。
夫の克行はアベットラーの側近だから痛手になるはずである。というか自民党の金権体質が招いた結果でもある。「桜疑惑」も同じ根っこである。
2020.03.23:
自殺した財務省職員の妻が、「首相と財務相は調査される側で、調査しないという立場にない」と怒りの声を上げた。
アベットラーは相変わらず再調査を拒否しているが、これは強烈なカウンターパンチだ。膠着状態を解決するには関係者の証人喚問しかないだろう。
東京オリンピックについてIOCが結論を出すらしいが、4週間後に先延ばしするのは延期が1か月、6か月、1年、2年になるのかを決めるのに意見がなかなかまとまらないからだろう。これまで努力してきた選手の気持ちを考えると中止はありえないとするのは妥当だと思うが、過去に例がない延期だから悩ましい。少なくとも感染拡大が止まることが最低条件とすべきだが、ではそれがいつになるかについては妙案がない。治療薬や治療方法の確定はいつになるのだろうか?
とりあえずは既存の薬で代替することが考えられ、中国武漢では市民に投与して結果を見るとしている。日本でも代替薬の治験が始まっていると聞く。
2020.03.22:
本当に町が静かになった。
維新のバカタレの話を無批判でマスコミが流したことから人々は狼狽して外出を控えたためか、街は閑散とした雰囲気。
この陽気でそろそろ桜が開花するころ。たぶん来週には神戸でも開花宣言がでるだろう。だが花見はたぶん低調になるはず。近所の知り合いによる花見の計画は今年は中止と決まっている。何かさみしい話だ。
来週IOCの臨時理事会が開かれる見込み。おそらく東京大会の開催可否を話し合うことになるだろう。個人的には中止(延期)が適当だろう。こういう場合、日本政府は自分で決めることができず、他人に責任をなすりつけるのが常套手段だから渡りに船である。
2020.03.21:
ポカポカ陽気で過ごしやすい一日。洗濯物は一日で乾くようになった。
ウィルス感染がヨーロッパで拡大しているが、イギリスでは出勤停止と同時に賃金補償を打ち出した。まだぐずぐず言っている日本政府とは大違い。
そしオリンピックに対してはあちこちから中止の声が上がっている。日本国内でもJOC理事の山口さんがアスリートファーストとして中止(延期)の声を揚げている。これでIOCはいよいよ決断の時を迎えているようだ。何しろ予選が次々と中止になっているし、中国を除いて感染拡大の鎮静化はまったく見えないのだから。
そんな中、北朝鮮はミサイル発射に血道をあげている。
常識的に考えて、中国との陸上交易の接点である遼寧省でも感染者が出ているのだから北朝鮮に飛び火しているはず。WHOとの対話もなく、感染者が出ていることをごまかすためにミサイルを飛ばしているのだろうか。だとしたら何も知らされていない国民はある日突然バタバタと人が倒れるという恐怖で夜も眠れないのではないか。応仁の乱の頃、京都で疫病が大流行して死人の山ができて人々がおののいたのが想起される。
2020.03.20:
兵庫−大阪間の往来自粛だが、公表された厚労省の内部資料にはこう書いてある。
「大阪府−兵庫県内外の不要不急な往来の自粛を呼びかける」
すなわち「大阪府−兵庫県間の」とは書いていないのである。これを勝手読みした維新のバカタレ二人は国語が理解できないらしい。また井戸兵庫県知事も事前連絡もなかったとして不満をあらわにしている。
結局非現実的なことを要求されて迷惑しているのは両県民。尼崎などはどちらかというと大阪の文化圏だから混乱する市民が多いようだ。
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河井夫妻の秘書による公職選挙法違反事件、広島地検は100日裁判を申請するとのこと。早く判決を出して連座制による失職を即決させたい狙いである。地検としては相当な自信があるのだろう。森友事件で佐川を不起訴にした検事(実は定年延長の対象者)とは大きな違いである。
アベットラーの外堀は次々と埋められ、もうすぐ天守閣が炎上するのだろう。
2020.03.19:
松井大阪市長が妙なことを言い出した。この3連休は兵庫県−大阪府間の往来を自粛してくれという。理由と基準は何なのかまったく不明である。
神戸大学の岩田教授も大阪と兵庫にだけ限定するのはおかしいと批判している。松井は感染に関する正確な事実を認識せず、勝手な思い込みで発言しているとしか考えられない。
さて、千葉県野田市の子供の虐待死事件の判決が出た。
被告は裁判でも「しつけ」を主張したが、判決は被告の言い分をすべて否定した。
私が以前コメントしたように、被告の行動は人間に対するしつけではなく、ペットに対する虐待にしか見えない。
専門家によると、子供を虐待する親は虐待を認めず、保護施設から子供を連れ戻して再び虐待を続けたいという願望が非常に強いことが多いと指摘している。
一方で日本の福祉政策は子供の保護に関する施策が貧弱である。子供は親の個人的所有物ということで、何か問題があっても社会として子供を守るという姿勢がないのである。子供の権利条約が成立しても政府が後ろ向きなのは、体罰禁止の法律に消極的なのと同じで、子供の教育はすべて親任せでかまわないという考えなのである。
2020.03.18:
朝から暖かい1日で、いよいよ春の入り口に立った。昨日は彼岸の入りだったから文字通り「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がぴったりはまることになった。
森友問題で週刊文春が自殺した厚労省職員の遺書を公開した。それに合わせるように彼の妻が国と佐川に対して損害賠償を提訴した。遺書には文書改ざんなどは佐川がら指示されたと書いてある。
早速この問題には野党が追及チームを作った。確かにごみの深さや売却金額がどのように査定されたかは今も闇の中だからである。
政府は疑惑の再調査はを拒否しているが、過去の世論調査でも疑惑の解明はされていないという国民の声があり、アベットラー内閣のモラル破壊の行為がなお一層明らかになるだろう。佐川も今度は実際に法廷に立たされることになる。
昨日のG'7電話会議で「完全なかたち」での開催だとアベットラーはが言ったが、会議後のG7声明にはオリンピックの話は含まれていない。どうやらアベットラーが予定通りの開催を訴えたことに対して誰も反応しなかった(YESともNOとも言わなかった)というのが実情に思えてならない。
2020.03.17:
オリンピックについてアベットラーがG'7電話会議で「完全なかたち」での開催だと喜んでいるが、具体的に何を指すのかあいまいである。しかも開催時期についてはお茶をにごした。橋本大臣は予定通りの7月開催だ!と喜んでいるが、IOCはWHOに下駄を預けた形だからまだ確定はしていない。国民の多くは延期がよいと考えている。
多くの学校では卒業式を行った。参加したのは主に卒業生と教師。一生に一度の行事だから快く送り出してやればいいだろう。
発熱が続いた大相撲の千代丸がPCR検査で陰性と診断された。正確な診断名は蜂窩織炎である。私も右手中指関節が蜂窩織炎に罹ったことがある。熱は出なかったが激痛に苦しんだ。抗生物質を服用して数日で回復したが、治るまでキーボードが叩けなくなった。
真冬並みの冷え込みは今日まで。明日からしばらくは春の陽気が続く。
2020.03.16:
日銀がETFの買い付け枠を拡大したが、株価は逆に値下がり。海外投資家が利食い売りをしたためとの見方がある。
マイナス金利の増大(=利下げ)は中小銀行の破綻を招くのでやらない。アベノミクスで禁じ手を使いすぎたために完全に手詰まりになったのである。これで異次元緩和の出口がまったく見えなくなって、日本の信用がなくなり、破綻への道を進む可能性が出てきた。ウィルス対策どころではない。
ヨーロッパの感染者の増大が止まらない。
移動の禁止、休校、商店の閉鎖などをやって何とか食い止めようとしているが、効果はどの程度なのかは不明。
そんな中、イタリアがの感染者が膨れ上がっている原因はどうやら病院の削減など医療の縮小が引き金になっていると聞く。日本でも厚労省が病院数の削減を打ち出しているが、イタリアの二の舞になることは避けられない。愚かな政策は止めるべき。
2020.03.15:
寒波の影響で急に寒くなった。寒さは明日も続くらしい。
さて、昨年10月に書いた長期にわたって今も不通になっている鉄道は以下の通り。14日に常磐線が全通したが、昨年の台風での甚大な被害により10路線に増えた。
根室本線(東鹿越―新得) 2016年台風10号
日高本線(鵡川―様似) 2015年1月高波
阿武隈急行(富野―丸森) 2019年東日本台風
三陸鉄道リアス線(釜石―陸中山田) 2019年東日本台風 ※3/20開通予定
只見線(会津川口―只見) 2011年新潟・福島豪雨
水郡線(西金―常陸大子) 2019年東日本台風
箱根登山鉄道線(箱根湯本―強羅) 2019年東日本台風
上田電鉄別所線(上田―城下) 2019年東日本台風
日田彦山線(添田―日田) 2017年九州北部豪雨
豊肥本線(肥後大津―阿蘇) 熊本地震
上記のうち、箱根登山鉄道と上田電鉄は復旧の見込みがまったく立たない。
JRなどと違い、弱小路線では復旧の資金調達が簡単ではないからである。
2020.03.14:
今日は通院だったが患者は非常に少ない。
主治医に聞くと風邪でも自宅で待機している人が多いのではないかとのこと。というか病院は感染するリスクが高いのでなるべく通院は控えた方がいいと。今後ウィルス感染が広がるようであれば私も来月は来ない方がよいとのことだった。
また、PCR検査について聞いたが、検査の拠点はまだ少ない、それとPCR検査の検出率はあまり高くないとのことだった。
現在神戸市内ではウィルス関連の診察は市民病院に一本化、それ以外はそれぞれの病院で対応するとのこと。市民病院では感染を恐れた人が集中しているという。
ともあれ今は日常の買い物以外は外出を控えた方がいいようだ。但し子供たちには外で遊ばせてストレスを発散させるのが適切である。
2020.03.13:
株価は今日も暴落。終値は1000円以上下落、18000円を切った。
こうなると日銀がETFを買っても焼け石に水、含み損が出るばかりで役に立たない。資金を突っ込んでも誰も借りない。アベノミクスは完全に破綻した。禁じ手ももはや使えない。
トランプはオリンピックの1年延期を提案した。もちろん最後には「決定権は日本にある」と責任を転嫁することは忘れていない。だがアベットラーは政権にしがみつきたいためにやめるとは言わない。IOCとの契約署はIOCが決定権を持つと書いてある。だがIOCはWHOの意見待ちとこれまた責任逃れの道を用意している。要するに各者各様に責任のなすりあいをしているのである。
特措法は参院も通過。アベットラーは遂に凶器(狂気?)を手にした。例によって他人の言うことに耳を貸さない「政治判断」を発動させる危険がより高まった。
2020.03.12:
WHOは遂にパンデミックを宣言した。中国以外では感染者数が増えるばかりで鎮静化の兆しが見えないからである。
で、中国の感染者数の飽和だが、どうしても「本当か?}という疑問符を付けてしまう。まさかとは思うが、これまで平気で政府に都合のいい情報操作をする体質が存在するからである。
もし数字が正しければ日本をはじめ他国は解決策を学ぶべきだろう。特に日本はPCR検査の抑制をしてきたから今でも感染者が増えるばかり。いちばん問題なのは亡くなった人から陽性だったことを検知していること。疑わしかったらまずは検査する、それが常識ではないか。これまで保健所が「4日以上の発熱、海外渡航歴あり」を条件にしていることが重症化と国内感染を拡大している最大の原因であることはもはや疑いない。
特措法が無理やり衆院を通過させられた。法相の虚偽答弁に対してアベットラーは厳重注意だけで済ませた。そもそも森法相は検察トップの定年延長で「口頭決裁」を正当化してきた前科がある。だから大臣としては不適格と断言できる。
なのに立憲民主などは衆院通過を阻止しなかった。民主党時代に作ったという脛の傷が原因だが、悔い改めれば問題なかったはず。アベットラーに発動のチャンスを与えることは「××××に刃物」でしかない。
2020.03.11:
9年目の3.11、14:46に黙祷した。現役時代は仕事中だったので時間を逃すことが多かった。しかし今は時間的な自由がある。
トランプの減税宣言にもかかわらず、株価がまた下がった。日銀の買い支えも効かない。
報道によれば株価が19500円を切るとETFの含み損が出る。無理をして買い支えても現状では株価回復の要素はない。そもそも消費税増税が景気を下げているためである。ウィルスが解決しても景気が回復するきっかけは何もないのである。
これまで禁じ手を使った株価操作を政府がやったために、麻薬漬けで体がボロボロになっている。そしてその被害は国民に回る。アベノミクスが失敗した責任は誰がとるのか。アベットラーが辞めたとしても病気は治らない、そういう事態になることがどんなに恐ろしいか。破滅の前にとりあえず被害を最小にする、すなわち政権交代で黒田も引きずり下ろす、それしか残っていない。
2020.03.10:
今日は終日の雨。但し気温は高めのため寒さに震えることはなかった。
専門家会議のメンバーが国会で証言していたが、イベント自粛はあと10日程度続けるべき、感染拡大を止めるのには最悪来年までかかるかも知れないと発言していた。ということは3月下旬あるいは4月初めにオリンピックの中止または延期を判断すべき期限が来るということになるだろう。オリンピックは国内の状態だけではなく、外国選手が参加できるかどうかも考慮せねばならない。いずれにせよ強引に開催することだけはやめるべき。政府のメンツだけで判断するものではない。
トランプが経済対策として何らかの減税を検討することを口にした。それを受けて株価の続落はとりあえず食い止めたが、もしWHOがパンデミックを宣言したらまた株価の落ち込みは再燃するだろう。こういう現状を受けて消費税を8%に戻すべきという主張が散見される。
ウィルスだけでなく、GDPが落ち込んでいるのだから消費税減税は検討に値する。財源は相変わらず膨張する大企業の内部留保を吐き出させればいい。国民が苦しんでいるときに大企業だけがしこたま金をためているというのは許しがたい。
2020.03.09:
昨年10〜12月のGDP修正値が出て、年換算で-7.1%と発表された。これは増税の影響だけで、ウィルスの影響が出る前だから今年の分はもっとひどいことになることが十分予想される。日本経済は壊滅的である。事実株価の大幅下落と円高が同時進行している。
神戸市が学校に「子供を外で遊ばせるな」と指示していたことが明かになり、市議会で批判を受けて撤回すると答弁した。
専門家が指摘しているように閉鎖されかつ換気のない空間は危ないが屋外は密集しない限り大丈夫である。政府から専門家の意見を反映した指針を具体的に示していないことから生じる混乱が起こっているのである。
PCR検査の保険適用が始まったが、これから陽性の患者が増える可能性がある。保健所をフィルターにして検査を抑制していたことがこれから明らかになるだろう。そしてイベントの自粛や学校閉校を命じてから今日で2週間になるが、もし患者の増加が止まらないならば混乱は3月末を超えることが予想され、国民の生活はボロボロになって悲惨な結果を生むだろう。そうなったとき、「すべての責任は私にある」と大見栄を切ったアベットラーはどうするつもりだろうか。
もちろん国民の立場から言えば内閣総辞職が最善の選択肢になる。
2020.03.08:
大相撲の中継を見たが、観客の声援などがないとガスのないサイダーみたいで拍子抜けだった。
イベントの中止、スポーツの無観客試合がこれからも続くが、選手もいい意味での緊張感がなくては力が入るまい。早くいつも通りに戻ってほしい。
ウィルス感染で、髄膜炎が発見されたり死亡してから感染が発覚したりしている。
背景にアベットラー以下の情報のチョロ出し、後出しがある。しかもいきなりの重大事発表である。これでは国民のみならず海外の不信感は増幅される。韓国政府が怒っているのはまさにその点にある。
良し悪しに関わらず情報の早期全面公開をするべきである。日本政府には危機管理のシステムができていない、学習する気もないというのが実態である。
2020.03.06:
買い物からの帰り道、歩道で高齢の男性が転倒して動けなくなった。通行人などが助けて起き上がらせようとしても動かない。唇からも出血があったので救急車を呼んだ。無事であればいいが。
政府が中国と韓国からの入国(日本人を含む)を実質的に拒否することを決めた。専門家会議のメンバーもそんな議論はしていないというからアベットラーを含めた内閣の政治判断である。しかしタイミングが悪すぎる。出すとすればもっと早くすべきだった。どうやら習近平来日が延期になったためと思われるが、外交問題とウィルス対策をごちゃまぜにしている。韓国はこのいきなりの措置に怒りを隠していない。あらゆる場面でのアベットラーのちぐはぐな政策は色々な軋轢を生んでいる。
PCR検査は本日から健保適用となった。これで保健所の介入は不要になったが、検査すべきかどうかの判断は指定の病院でないとできない。ここに保健所が横槍を入れるかどうかは今のところ不明。
ウィルス騒ぎによる経済の影響は非常に広がっている。学校関係だけでなく、観光、イベント関連、卒業式や入学式の自粛による花屋にまで及んでいる。消費税増税にウィルスも加わって経済の冷え込みはリーマンショック、東日本大震災をはるかに超えるものになりそうだ。休業による賃金補償など国民の暮らしが破壊されることを防がねばならない。
2020.03.05:
アベットラーが今回の新型ウィルスに絡んで2012年に制定された特措法の改正をする予定である。
この法律は当時の民主党政権が提案したものだが、当初から人権制限の条項を含むとして反対が強かったものである。日弁連も会長声明で反対を表明していた。
こうした経緯から成立後一度も緊急事態を発動されたことはない。それをアベットラーは今回のような新型コロナウィルスが含まれていないことを口実に改正し、発動しようとしているのである。
昨日アベットラーは野党各党と協議したが、野党側は反対はするが審議には応じるというやや矛盾した態度である。どうやら国民から「重大事に何でも反対」との批判を避けようという意向らしい。
公明党も、理由は不明だが閣議決定には後ろ向きである。但し反対はしていない。
さて、習近平の来日が延期と決まった。当然だろう。全人代を延期するくらいの情勢下で日本に遊びに行くことはさすがにはばかられる。日本政府としては外交のアピールで内閣支持率の上昇を図りたいところだろうが、宴会をやる余裕がないことは確かで、強行すれば逆効果になることは明らかである。
2020.03.04:
マスコミが取り上げない2つの問題について。
ウィルス騒ぎで大手企業がテレワークを推進していることは取り上げるが、現場で働く人たちの対応を取り上げることはまったくない。彼らは会社が休みにしていない限り出勤して働かなければならないのだが、子供の休校の影響を含めてかなりつらい思いをしているはずである。それを報道しないのはおかしい。
非正規で働く人も休業中は賃金が払われない、アベットラーは「有給休暇を取ればいい」というが、非正規のほとんど、フリーランス、アルバイトなどは休暇もなく賃金も出ないのである。約14日にわたるその人たちも賃金補償がなければ暮らせなくなる。フリーランスに対しては「貸付」を考えているらしいが、冗談ではない。
その次。株価の暴落などでよく兜町付近で街頭インタビューをやっているが、受けた側のほとんどは株価に寄与しない一般市民。そんな人たちに何かを聞いても答えられるはずがない。株取引を左右するのはコンピュータを使って売買する機関投資家である。最近は日銀も株価の下落を支える動きをしている。先日のウィルス騒ぎで株価が21000円を切る動きをしていた時、私はたまたま日経平均のリアルタイム表示を見ていて、相場終了の1分前くらいから株価が21000円以下から突如100円くらい急上昇して回復したのである。これはどう考えても日銀ETFによる買いである。
マスコミはこの事実を一切報道しなかった。
2020.03.03:
気温が少しづつ上がり始めてファンヒーターの運転時間は次第に縮小。
デマの影響でトイレットペーパーのほかにもカップラーメン、冷凍食品、コメなどが品切れになっている。学校の休みで給食がなくなり、子供たちに食べさせる分の需要が急増しているためである。
神戸でもついに感染者が出た。身近な人かどうかは不明だが、警戒のために人ごみに出ることは極力避けるつもりである。最近専門家が指摘しているのは、マスクはあまり効果がなく、閉鎖された換気のない空間が最も危険なこと。また手洗いは励行するべしということである。幸い私は炊事で手洗いは自然にできている。買い物の回数も必要以外は減らし、まとめ買いをするように心がけている。
アベットラーの独断がもたらした悪影響は国民の怒りを買ってる。経済の縮小も顕著で、消費税増税が加わって最悪のコースをたどっている。神戸では遊覧船「ルミナス神戸」の会社が倒産した。
2020.03.02:
今日の国会でアベットラーは休校の決定は自分自身であると認めた。萩生田も相談はなくいきなり指示されたとしている。アベットラーは「大規模感染を防ぐため」と言っているが専門家のアドバイスも受けずに決めたことを臆面もなく述べている。もちろん客観的根拠はなく、思い込みである。
しかも今回のウィルス騒ぎにかこつけて緊急事態法案を提案するつもりであることを明言した。明かに独裁者の発想である。私がアベットラーと名付けた理由が理解いただけるものと思う。
今日からの休校で現場は大混乱。アベットラーは「すべて私の責任」と胸を張って見せるが、実際に被害を被っているのは教員とか保護者、子供たちである。本当に責任を取るというのならば混乱の根源であるアベットラーが辞任することだろう。
2020.03.01:
昨日のアベットラーの記者会見の問題については江川紹子氏などが批判しているのでそちらに譲る。昨日書いた私の印象の補足しておきたい。
アベットラーはこれまでもそうだが、すべてが自分勝手な思い込みであれこれトップダウンで実行しようとする。他人の話は聞かない。これに対して与党も政府官僚も忖度して文句は言わない。場合によっては尻ぬぐいのための嘘も言う。
今回も裏付けなしで学校を休校にするなど「一億総自粛」を国民に命令するのである。その一方で2700億の使い道の詳細は各省庁に丸投げして自分は責任を取らない。「すべては私の責任」というのは真っ赤な嘘である。
だから国民は信用しない。不安にかられた人はトイレットペーパー不足などのデマを盲信してスーパーに走ってしまうのである。