悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2021.04.30:
今月もウィルス禍で明け暮れた。
そんな中、オリンピックを強行しようとするための問題が発生している。主なものは以下の2つ。
1.東京都が小中学生81万人をオリンピック観戦に動員するという。拒否したら欠席扱いもありうるとのこと。
もし観戦への道中も含めて子供たちが集団感染を起こしたらだれが責任を取るのだろう。しかも熱中症のリスクもある。
2.組織委が看護師500人の動員を看護協会に要請した。しかも無給である。
さすがに既に疲弊している看護師から「#看護師の五輪派遣は困ります」とのツイートがトレンド入り。
以上、オリンピックへ突き進む「竹槍突撃隊」はあちこちで悶着を起こし、国民の多くからも「中止または再延期」が急増する現実が見えないまま討ち死にするつもりらしい。
2021.04.29:
ゴールデンウィーク初日だが、人出は昨年よりも多め。もちろんおととしよりはずっと少ない。
多分1回目の緊急事態の頃に比べて「慣れ」があるのだろう。それなりの対処をすれば感染しない、ということに加えて今までのストレスを解消したいという希望もあるのではないか。
もっとも路上飲酒だけは止めた方がいい。例の「うちわ会食」と同じで、下手をすると風に乗ってより飛沫拡散が拡大しないとも限らない。
2021.04.28:
泉明石市長がイソジン吉村を「病床確保を十分にやらず、私権を制限すべきとの発言は知事としてあるまじきこと」と批判したが、吉村は「私権制限は必要。そのための議論は国会でやるべき」と「反論」した。
こういう吉村の発想は維新の本性を表すものである。
従来から自民党は憲法に緊急事態自公を盛り込む策動を続けているが、維新はそれをけしかけている。彼らの発想は文字通り政府による強権発動であり、独裁主義そのものである。
だがこれまでの国会での憲法審査会は改憲の目論見をことごとく打ち破って議論の俎上にすら乗せてこなかった。アベットラーに続いてスガーリンも改憲の固執してきたが、国民は改憲を望んでいない。
それを吉村は今回のウィルス禍に便乗して私権制限を声高に叫んでいる。
泉市長はそれを見破って警告を発したのだが、吉村は正面突破でやろうとしている。
維新は国民にとっての不倶戴天の敵である。
2021.04.27:
奈良県がGoToEatをやると言い出したら猛烈なブーイングが発生した。奈良市長も「県の専決事項だが、事前に相談もなかったし今やるべきことではない」と批判している。事実、奈良県の感染医療体制はステージ4で、大阪と並んで危機的状態である。
にもかかわらず、GoToEatを出してくる発想には許しがたいものがある。
自公が支援した首長は、政治献金や集票の関係でどうしても経済(=金儲け)を優先させようという「悪魔のささやき」が聞こえてくるものらしい。国政でももちろん同じで、「五輪、五輪、五輪・・・」という幻聴が激しいようである。
だから看護師を500人も集めようとしたり、「東京に来るな」と言いつつ大量の選手や関係者に対してワクチン接種を優先させて招き入れようとするのである。
さすがに日本国内のみならず、海外からも中止の声は次第に大きくなりつつある。
ちなみに、日本でウィルスによる死者は1万人を超えたが、絶対数でも対人口比でも韓国や中国を大きく引き離している。
2021.04.26:
昨日投開票が行われてた国会議員の選挙、不戦敗も含めて自民は3戦全敗となった。
菅政権発足以来、コロナウィルスへの対応も含めてことごとく国民を足蹴にしてきたことへの国民からの反発ということが言える。
こうなると自民党としてスガーリンを下ろすこともできるはずだが、気配すらない。
アベットラーの時代から、政敵をことごとく蹴落とし、なおかつ後継者を育ててこなかったことが大きく響いている。二階は無派閥のスガーリンを担いで何とかしたかっただろうが、気に入らない官僚を切り捨てることしかやってこなかったから、見るも無残な結果になったわけである。
地方選挙では野党勢力が弱いところで自民党が勝つこともあるが、全般的な傾向はやはり自民の凋落は不可避である。
そういう状況だから野党はこれからもっと頑張りを見せてほしいと思う。
2021.04.25:
政府がなぜPCR検査の拡大を執拗に拒むのか、その理由を元検査技師という人から聞いた。
既に報道されている通り、昨年厚労省が省内と関係自治体に「検査を増やすな」という書類を流したのだが、今年に入って一定程度増やすと約束しても少しも増えない。そこには金も人員も絶対に増やしたくないという厚労省内部の医系官僚が抵抗勢力としてのさばっているという。
そのための屁理屈で「検査を増やすと患者が増える」というのがある。確かに当初は無症状者が出てくるだろう。だがそれを押さえたらそれ以降は順次減っていく。無症状者を放置したら現状のように延々と感染拡大が続くのである。
もうひとつ、検査拡大は健康保険の趣旨と異なるという屁理屈もある。
健康保険は実際に感染して治療が必要な人のためにあるもので、症状がない人に検査する場合は自費にすべきと言うのである。これも行政検査といって、感染症の拡大を防止するための検査を網羅的にやる方法はあるのだが、すべて保健所を通す必要があるために、これまで保健所とか医師、保健師を半数近く削減してきたことがばれるの隠すために積極的に活用しないのである。
要するに政府厚労省の無策のツケを国民の犠牲に転嫁しているのである。
ここまで行政の劣化が進んでいることには唖然とする。なのに政府は病院の削減、75歳以上の病院窓口での自己負担額を倍増する法律を強行に通そうとしている。
国民は文字通り能のない政府によって殺されようとしている。
2021.04.24:
兵庫県は遂に新規感染者が600人を超えることになった。もはや恐怖感を感じる。いつ、どこでウィルスをもらうかまったくわからなくなっているからである。
政府の無策が招いた結果であることは理解しているが、現実として感染の恐怖が襲ってくる今、本気で買い物も抑制することを考える。
話は変わって、最近物忘れがわずかずつ増えている。例えば朝食のメニューは毎日同じだが、ヨーグルトを食べるスプーンを忘れる、食パンをトースターに入れた後、タイマーを作動させるのを忘れる、などである。
歳と共にひどくなることは明らかなのだが、そのうちに朝食を摂ったことさえ忘れる認知症にまでエスカレートすることが怖い。
ああ、いやだいやだ。
2021.04.23:
緊急事態の内容が明らかになってきたが、笑ってしまうのが東京都の20時以降の消灯。こんなものがなんの役に立つと思っているかはわからないが、国民目線で考えれば戦時中の灯火管制と同じで、単に危機感をあおるだけ。目を持たないウィルスには何の効果もない。
それよりも、国会で西村が「ウィルス感染の波は何度でもやってくる」と相変わらずの責任逃れ。この男の頭にはどうやって問題をごまかすかにのみ集中力が働くらしい。そして最も問題なのは、スガーリンが国会で謝罪を述べたものの何が問題でどう改善するのかは説明せず、今夜に独演会をやるという。野党からの追及で尻尾を出すことを恐れたのだろう。
そして明るみになったのは、緊急事態宣言を5月11日までとすること。どうやら17日にバッハが来日するまでに解除したいという目論見との観測が出ている。
これまでのような自粛頼みだけで感染防止になるとは到底考えられない。
2021.04.22:
再度の緊急事態宣言がでることになって、またもや飲食店が悲鳴を上げている。今回で閉店する店が雪崩のように出てくるかもしれない。
しかも問題は飲食店だけではなく、医師や看護師も大量に離職する事態が続いている。
そしてこれはウィルスとは直接関係ないが、多くのキャリア官僚が退職を希望している。キャリア官僚の受験希望も激減している。原因はもちろん長時間労働。しかも意見を述べても政権に気に入らなければ出世できない。そして極めつけは官邸の都合で文書の隠蔽、改ざんを強制され、赤木さんのように自殺に追い込まれる可能性があることを想像したら、キャリア官僚の道に進みたくないと考える人が出ても何の不思議もない。
バッハ会長が日本の緊急事態制限など感染が拡大していることについて「オリンピックと関係ない」と発言している。オリンピックのためなら日本国民、そして参加する選手に何が起こっても俺は知らないというスタンスである。
欧米で要職になる人間は、メルケル、ジョンソン、バイデンなどのように、多少は科学的事実について耳を傾けるくらいの余裕があるが、バッハにはそれがまったくない。
調べてみたら、弁護士ながら政治家とのつながりがあることから、大企業の役員を務めた経歴があるとわかった。要するに新自由主義者とまでは言えないものの、金儲けに執心なのである。なるほど放映権などスポンサーを重視する理由がわかる。
これではスガーリンを中心とした日本政府の態度に酷似しているはず。
日本人にとって迷惑千万の話である。
2021.04.21:
兵庫県では新規感染者数が新記録を更新。さすがの井戸もギブアップで緊急事態宣言を要請することに決めた。大阪と並んで壊滅的な状態である。やはりPCR検査を一気に拡大しないと1000人を超える可能性も出てきた。
スガーリンが日米首脳会談の後の記者会見で、米国記者からオリンピックの開催可否を聞かれても無視したことが問題になっている。マスコミも疑問視した。国会でそれを聞かれても「バイデンに対する質問と勘違いした」と回答。しかし99%嘘だろう。もしバイデンが答えるべきだというのなら、顔をそちらに向けて、回答を促すしぐさをしてもいいはずだが、映像ではそんな雰囲気は感じられない。意図的に無視したとしか考えられない。
外国からも疑問を呈され、国内では中止・延期の声が次第に大きくなる中でもオリンピックに固執している。いずれIOCからも何らかの態度表明が出ると思うが、中止となったらどうするつもりだろうか?
2021.04.20:
イソジン吉村は遂にギブアップをし、政府に緊急事態宣言を要請した。しかし彼の言い草にはあきれるというか、非常に腹立たしく思う。曰く、「個人の行動を、感染が拡大したときには、法的な義務を持って、一定のその期間は強制的にお願いするような法令が必要なのではないか」。
これが維新の本質だが、権力者による強制、すなわちファシストの発想をあからさまに口にしてはばからないのである。これはハシズム以来、松井、吉村に受け継がれている本音なのである。こんな勢力は民主主義の敵と断定して差し支えあるまい。
それにしても吉村はこれまでの東京都を超える感染拡大についての責任も反省もなく、相変わらずの住民への責任転嫁をしている。最悪の為政者である。
2021.04.19:
イソジン吉村はあまりの感染拡大に腰を抜かし、政府に緊急事態宣言を要請するという。
しかし蔓延防止から変わったとしても感染者は減らないだろう。肝心要のPCR検査を拡大しない限り無症状の感染者がウィルスをばらまくことを止めることはできないからである。
政府は相変わらず「検査を増やすと感染者が増えて医療が崩壊する」という嘘に固執している。しかし本音はウィルス対策に金と人をかけたくないからで。国民の命を救うよりもオリンピックとかGoToトラベルなどの金儲けにつぎ込みたいからである。
さて、これも財界の金儲けの要求からきているのが「デジタル改革」。
政府はマイナンバーカードの申請増加にやっきになっているが、私に言わせれば、あれほど出来の悪く、かつセキュリティーに不安のあるシステムはない。しかもIDとPWは何年かに一度は勝手に消え、役所の窓口で再申請が必要になるとてつもない仕組みである。よって今の仕組みが根本的に改善されない限り、絶対に申請するつもりはない。
そして政府が考えている法案は、これまた個人情報に対してユーザーの承認がなくても企業が勝手に利用できるというものである。欧米では考えられない。
個人情報について私には苦い思い出がある。
息子が生まれて間もなく、レンタル業者からベビーベッドを借りた。そして2歳くらいになったころから「こどもチャレンジ」を勧誘するダイレクトメールがしょっちゅう届くようになったのである。明らかにレンタル業者からベネッセに名簿が流されたものである。
今年の個人情報保護法改正案では、これまで自治体が定めていた本人の承諾を、国が一元的に法律に盛り込むとともに、「目的が明記されていれば承諾は不要」している。ということは企業から目的が示されれば何でもありになり、企業が勝手に横流しする可能性を排除できないのである。しかも個人が事前に「待った」をかけることは不可能になる。
金儲けのためなら何でもあり、という新自由主義的な発想が、新しくできる「デジタル庁」に出向する企業からシステムに持ち込まれ、政府側ではチェックする仕組みも人員もいないという、従来の公共事業と同じ方式が、個人情報の世界にまで拡大されるという、恐ろしいい事態が予想されるのである。
2021.04.17:
日中は雨でうっとおしい一日。ウィルス感染者も増えるばかりでこれまた憂鬱。
スガーリンのアメリカへの参勤交代で、アメリカと一緒になって軍事力強化の方向で進めることで合意した。これまで中国にはまともな反論をせずに、アメリカとは束になって力による威圧を口にする傲慢さがひどい。また、オリンピックの開催に疑問を呈した外国記者には全く答えず無視した。
いずれ詳細な論評が出てくると思うが、ひたすら「藩の安堵」が守られたと自慢するのだろう。どこまで卑屈な従属をやれば済むのか。
2021.04.16:
兵庫県では一昨日が507人、今日が510人と感染者の数が増え続けている。重症者の病床使用率も7割前後で、医療崩壊寸前である。大阪では100%を超えてしまい、完全崩壊になってしまった。危機的状況である。とにかく変異ウィルスの蔓延が非常に高速拡散で、手が付けられない。
こういう状態だから、二階は場合によってはオリンピックの中止もありうるとの主旨の発言をした。これで政府、自民を中心に大騒ぎ。
だが、そんな中でもスガーリンはアメリカ詣でに出かけた。
マスコミは盛んに「個人的信頼関係の構築」と騒ぐ。多分互いにファーストネームで呼び合うことを指すのだろうが、一般レベルでもそれほど重視しないし、ましてや外交レベルでそんなことで騒ぐようなものでもない。多分マスコミの国内担当は記事を書くのに安易な方法を選んでいるだけだろう。
私にば「下らない」としか言えない。
2021.04.15:
今日は年金の支給日とあって、銀行のATMには行列ができていた。多くは高齢者。手数料の節約の意味もあってか、多くの金額を引き出すつもりなのだろう。私は引き出し手数料がまったくかからないから行列には加わらない。都度引き出すので、財布の中は常時千円札で10枚程度。高額な買い物は当然カード支払いである。
井戸知事が「うちわ会食」を引っ込めた。神戸市からクレームがついたのであきらめた。まともな科学に基づく発言をしないからそうなる。
2021.04.14:
兵庫県の新規感染者は500人を超え、大阪も昨日同様1000人を超えた。
こうした状況を受け、尾身会長は第4波ということを明言した。しかしスガーリンは認めようとしない。認めるとオリンピックに影響すると考えているようだ。
だが聖火リレーはあちこちで予定通りの運営が困難になっている。典型は大阪市で、市内を走るコースはあきらめて、万博公園に周回コースを作って観客もなしで走った。
油ポンプなどで、出口と入口をバイパスして試運転することを「マスターベーション」と言うが、万博でぐるぐる回るのは、聖火リレーをやったというまさに自己満足でしかない。他府県でもリレーの縮小が検討されている。
今やオリンピックに固執するのは日本政府とバッハだけという状態になりつつある。これ以上あがいても傷口を広げるだけになってしまうと考える。
2021.04.13:
大阪府の新規感染者が1000人を超えた。危機的状況である。一般病院に対して不要不急の手術はするなと言っており、これはもう医療崩壊そのものである。
このような事態になった責任は、非常事態宣言解除を急いできたイソジン吉村が招いたものである。あれこれの言い訳はもう不要である。さっさと辞任して大阪府民を守る人に席を譲るべきだ。
政府は福島原発の汚染水を薄めて海に流すことを勝手に決めた。福島県民や国民の声に一切耳を貸さない。このような態度には海外からも批判を浴びている。
オリンピックについても再考は拒否している。これも海外から批判が相次いでいる。実際問題、オリンピック参加を正式に表明している国はひとつもない。もし海外から選手が来なくなったらどうするのだろう?
以上のように、日本政府は内外からの批判を無視してでも自分勝手な方針を突っ走ろうとしている。何となく戦前の盧溝橋事件について日本政府が国際的批判に背を向け、国際連盟脱退から戦争へと進んでいったことを彷彿とさせる。
もちろん今は戦争をやるような話が進んでいるわけではない。しかし日本政府の態度には、物事を冷静に判断して何が最もベストであるかを追及しようという姿勢が全く感じられないのである。
2021.04.12:
ワクチン接種がまず高齢者に対しても始まったが、先にも書いたとおり、神戸市では高齢者施設を最優先にして実施する予定である。とにかく国から配布される量が少ないし遅れているからやむを得ないのだが、早くしろと声を大にして言いたい。
TVなどでのオリンピック報道がひどいと言われるが、先日もNHKで聖火リレーで音声が30秒間消された。オリンピック反対の声の部分である。
以前も書いたが、街頭インタビューも反対あるいは延期の声が7割くらいあるのが、そういった声は無視され、歓迎の声ばかりが流されるのである。
マスコミの政権批判はことごとく抑えられ、批判をするコメンテーターは次々に降板させられる。こういう傾向はスガーリンが総務大臣を務めた以降顕著になった。そして極めつけはNHKでアナウンサーがスガーリンに突っ込んだ質問をしたら後から山田秘書官から「総理が怒ってますよ」という電話を入れたことである。
こういう人事問題を含めたマスコミに対する圧力が強まることと、アベットラー政権が内閣人事局を創設して官僚を支配する機構を作ったことの時期が符合する。
安倍―菅政権による政治の私物化、独裁政治は一日も早く止めなければならない。
最近の地方選挙で自民候補が次々と落選しているが、昨日の宝塚市長選挙に見られるように、維新も蹴飛ばすような力を野党連合が作らなければならない。
2021.04.11:
ツイッターにも書いたが、兵庫県は県内の飲食店にうちわを配るという。「アベノマスク」に負けるとも劣らない愚策、税金の無駄遣いである。
会食の席でうちわを使いながら食事をすると、向かいにいる人に飛沫が直撃しないようという発想のようだが、飛沫が消えるわけでもなく、風向きでは隣の席に飛んでいくこともありうる。専門家の意見を聞いたのかどうかはわからないが、稚拙で短絡的な考え方には唖然とする。こういう愚策は「アベノマスク」で経験済みのはずだが、学習効果がないのは役人のせいか。
下らないことを考えている金と暇があるなら、広島でやられているような集団のPCR検査をやるべきである。
2021.04.10:
今日の兵庫県の新規感染者は350人を超えてワーストワン。恐らく大阪でウィルスを持ち帰って感染を広げたものと考えられる。
さて、最近の調査で男女格差の国際格差が153カ国中121位と世界に恥をさらしたが、戦後の憲法で男女平等が定められたのに、歴代の政権はずっと格差の解消に反対してきたことの結果である。
戦前の家父長制を当然視する連中は今も間違ったことしていると思っていない。その典型は森元首相である。しかも男尊女卑の思想は日本会議を持ち上げるアベットラーによってさらに強化された。今の自民党の女性議員のほとんどは極右であるが、その背景にあるのはそういう思想でないと議員に立候補できないことがある。そのことはこれまでも指摘した通り。
韓国でも儒教の影響があるが、日本のように戦前の天皇制・家父長制をしつこく引きずっていない。
ともあれ、今の日本で最も必要なのは、賃金の格差を解消すること。次に政治や経済の世界でもっと女性を意思決定に参加させることである。
男女の能力は妊娠・出産を除いて基本的に差はないと言われる。格差の根源には小さいときからの社会的影響、「男らしく」「女らしく」が根深くある。ここの克服は急務である。
2021.04.09:
福島第一の汚染水について、政府は無理矢理海洋放出をするという。
地元の漁業関係者のみならず、全漁連からも反対が出ているにもかかわらずである。風評被害についてはどうにででもなるというスタンスである。
しかしこれまで問題ないということを、国内外に積極的キャンペーンをやることもなく、とにかく安全神話を振りまくだけ。福島産のコメにしたって地元は全数検査を続けてきて、やっと自信をもって安全をアナウンスしてきたが、それも政府は何一つ積極的支援もせず、地元任せにしてきた。
汚染水についても、責任は東電に丸投げして、政府は責任を取らないのである。風評被害を防ぐための方策を自ら示す気はない。
そうでなくても東電は柏崎刈羽の安全管理がずさんなために原子力規制委から処分を受けることになった。だから福島の汚染水をチェックしたうえで放出するという裏付けは非常に怪しい。それを政府が関係者の声を無視して安易に許容するというのは無責任極まりないのである。
2021.04.08:
ウィルス感染が急拡大しているようだが、その中に占める変異種が次第に主流になりつつある。
これに対してワクチンがどの程度有効なのか、まったく効かないというわけではなさそうに見えるので、ワクチン注射は続けるべきだし、私自身も注射を回避する気にはならない。
神戸市では75歳以上の注射は再来週から受付が始まるし、65歳以上に拡大するのはGW明けの予定。ワクチンの輸入がまだ増えておらず、早く増えるよう政府は土江良くしてもらいたい。
こういう状態だからオリンピック開催はもはや不可能。池江選手には申し訳ないが、無理して開催して感染拡大を加速させることだけはやめるべき。
2021.04.07:
大阪府の感染者が800人を超えると予報があったが、結局878人。重症病棟の使用率は6日で66.5%とほぼ医療崩壊状態にある。。
イソジン吉村は「大阪モデル」で赤信号と言っているが、信号を点灯させても何らかの具体的手を打つわけではない。せいぜい民間病院に重症者を受け入れてくれと頼むだけ。
そもそも、大阪がこれほどひどい医療崩壊を起こしているのは疑いもなく維新政治が招いたものである。そのことはハシズム自身も率先して病床削減をやってきたことを認めている。
吉村はTVに出て色々中身のない話をしゃべり、マスコミもタレント扱いをしているが、もう維新を持ち上げることはやめてもらいたい。
大阪府民もそろそろ目を覚ますべきだろう。
2021.04.06:
ツイッターで紹介したが、昨日の国会で田村厚労相が唖然とする発言をしている。
これは従来からの厚労省の考え方なのだが、PCR検査を拡大させない理由について、「検査を増やすと感染者、特に無症状の人が多くなり、隔離のための施設その他の負担が多くなる」とあけすけに語っている。
ということは、無症状者を野放しにし、それに従って感染が拡大しても、政府が負担する人や物が増えては困るという認識なのである。これで営業自粛をわめき続ける理由がはっきりした。責任を国民になすりつけることに必死なのである。
残念ながらウィルスは政府の都合は聞いてくれない。しかも国と地方の公務員は無防備で会食するからウィルスには願ったりかなったりである。
アメリカでトランプがウィルスを軽視したことが国民にも影響して感染拡大が止まらないのと同様、日本では政府与党が率先して感染拡大を進めている現状がある。
2021.04.05:
飲食店の感染防止策で、大阪市が職員をパトロールさせて、アクリル板やCO2メーターなどの設置をチェックすという。
幕末の新選組や京都見廻り隊をイメージさせる。要するに一種の治安警察である。いかにも維新らしい監視機構である。
もちろん飲食店主からも不評タラタラである。しかも先週には市職員の9名による会食が判明した。国レベルでも会食を守らない連中がいつ¥るから、地方にも蔓延するはずである。
いずれにせよ、感染拡大の本気での対策を避けてその場しのぎのことばかりやっているようでは絶対に止まらない。
2021.04.04:
先週と同じく雨の日曜日。
最近の略語の氾濫はかなりひどくなったが、遂に「まん防」に至ってはあちこちから批判が相次いでいる。要するに内容に比べて軽すぎるのである。私も最初から「蔓延防止措置」と書くようにしている。
眉を顰める略号については、「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」「マタハラ」などがある。
元の「ハラ」は英語のharrasment=嫌がらせを元にしているのだが、それぞれsexual
harrasment、power harrassment、moral harrasmennt、maternity
harrasmentが正しい英語である。中には和製英語ではないかと思われるものもある。
とにかく近頃は日本語もそうだし英語に対する知識もろくにないまま使っていることが多い。
ひとつの典型はネットでの会話ソフトであるLINE。アナウンサーは「ライン」というアクセントを使っているが聞き苦しい。正しくは「ライン」である。
そういえばパソコンやスマホ(いずれも変な略号だ)で使うソフト(software)を「アプリ」と呼ぶことが多くなったが、正しい綴りはapplicationで、発音は「アプリケーション」である。
2021.04.03:
近所の公園でシートを敷いて花見をするグループをいくつか見た。外出ができない要求不満に我慢ができなかったのだろう。気持ちはわかるが無理は禁物。私も外食をしなくなって1年を超えた。調理もかなり嫌気がさしているのだが、止めるわけにもいかず、ストレスになっている。
最近またTVCMの音量が大きくなってきた。しかも宣伝文句をがなり立てるものも多い。以前政府から音量を下げるよう指導がされたはずだが、結局効果はない。新聞勧誘の時の景品などのエスカレートと同じパターンである。
ところで新聞の発効部数が人口減とともに減っているが、最近聖教新聞が配達ボランティアの激減で読売新聞の販売店に配達を委託するようになった。発行部数は500万程度だがもう先細りで持ちこたえられないようだ。共産党の「赤旗」も部数減で悩んでいるが、日曜版で100万部程度でも自力での配布は続けている。
2021.04.02:
相変わらず新規感染者の数は増えるばかりで一向に減らない。
そもそも、何故感染者が拡大したのかの原因をきちんと分析することなく、泥縄式にその場しのぎの営業自粛と緩和を繰り返しているだけでは少しも改善しない。
イソジン吉村は聖火リレー中止で府民の不満のガス抜きを試みているようだが、自身のこれまでの失敗を語らず謝罪もしていないのである。
さて、神戸市でのワクチン接種の当面のスケジュールが公表された。
医療関係者が今月中旬、高齢者は5月に入ってから。当初の予定より約1か月遅れである。
こうなる原因は海外からのワクチンの輸入が送れていることにあるという。
この調子では一般国民への接種は早くても7月になるだろう。もはやオリンピックには間に合わない。スガーリンや橋本、バッハのメンツのために危険な賭けに出るべきではない。
2021.04.01:
今日から消費税の表示が総額に義務付けられた。よく利用するスーパーでは税抜きから税込み金額を含む併記に変わった。
蔓延防止措置を受けて、イソジン吉村は聖火リレーの中止を言い出した。
これまでさんざん府民を引き回して、結局は東京を上回る感染者を出してしまったことから、誰かが相当キツイことを言ったのかもしれない。ともあれ、感染拡大を防ぐひとつの手段としては有効かもしれない。もちろん根本的対策はもっとやらねばならないが、掛け声ばかりで国民を恫喝するばかりの維新としては殊勝な政策である。
それはそれとして、大阪の本日の新規感染者は昨日より増えて616人となった。