悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2022.06.30:
天気予報を信じて今日は気温が下がると思ったが、逆に今日の方が一段と暑くなった。
今日は公務員のボーナス日で、不祥事を起こした元自民の吉川にも出たことが槍玉に上がっている。
自民としては関知しないとのことだが、世間はそう見ない。しかも吉川は比例で当選しているから、離党したら議員辞任は当然ということである。
神戸王子公園を潰して大学誘致をする久元市長の案だが、パブリックコメントの8割が大学反対だったと公表された。
先日も書いたが、大学ができたから周辺が潤うということはまず考えられない。確かに昼間の人口は学生と教職員で一時的に増えるが、夜になったら消える。もし大学周辺に構想万書院ができたとしても、そこに移住したいと考える人はごくわずかだろう。
もはや久元の勝手なアイデアは死んだ。
2022.06.29:
とにかく暑い!!!。前線が北上して北海道に大雨を降らせている。神戸もどうやら今日がピークなものの最高気温の30度超えが連日続いている。
岸田がG7に続いてNATO首脳会議に出席する。初めてのことで、招待されたというが、アメリカの尻を追いかけることに執着することは忘れていない。
ちょっと調べてみて私も知らなかったことだが、日本は韓国やオーストラリアと並んでNATOのグローバルパートナーになっており、そのための合意文書もあるという。
いずれにせよ軍事同盟に日本が関わるのは望ましいことではない。
維新と共に自民の劣化も続いている。元おニャン子クラブのメンバーである生稲晃子が東京選挙区に立候補したが、NHKから候補者へのアンケートで、彼女は憲法改正に賛成とした以外の質問にはすべて無回答とした。当然のごとくネットではブーイングの嵐。
昔からタレント候補の政治的認識の低さは指摘されていたが、今回のような立候補の意味すら理解していないような人がいるとは思わなかった。
与党が過半数を獲得したいという意図は必ず粉砕しなければならない。
2022.06.28:
昨日の予想通り近畿でも梅雨明け宣言が出た。これで梅雨入りからの梅雨の期間はわずか2週間。異常な記録である。
また、今日は昨日までに比べて異様な暑さである。室温が下がらないのでエアコンの設定温度を少し下げた。おととしに熱中症で意識を失った悪夢がよみがえる。
岸田がG7サミットに顔を出して、途上国に対して2億ドルの支援を約束した。どのようなこと、例えば石油高、穀物高などの横目、国内での予算措置についての詳細はまったく語られず。例の軍事費増と同じでアメリカを助けることにはホイホイ追従するのである。加えて岸田は軍事同盟であるNATOの会議に顔を出すという。
こんな調子で国内の問題はほったらかしだから、内閣支持率は下がる一方。しかも消費税減税の話については岸田がごまかしばかりなのに、茂木が年金の削減を打ち出すなど、今度の参院選で自民の支持率が下がることを承知で発言している。
ここはぜひとも立民と共産に頑張ってほしい。わずかな支持率の上昇だけでは追い付かない。
2022.06.27:
関東や東海などで梅雨明け宣言が出た。近畿でもあすには出るだろう。6月中に梅雨明けというのは異常である。例年なら祇園祭のあたりに出るが、今回は自宅近辺で梅雨明けのセミの声が聞こえない。さなぎがまだ木に登れるまでに育っていないのかもしれない。
早い梅雨明けの主な要因は偏西風が北に偏っていること。以上気象と言えば、10年以上前だったと思うが6月末に台風が近畿に上陸したこと。
維新と自民の問題がめだつ。
まず維新だが、数日前兵庫選挙区の片山(現職)が電車で移動中との写真をアップしたが、よく見ると女性専用車両であることがわかった。指摘されて慌てて削除したが、時すでに遅く、世間に拡散した。猪瀬の「お触り応援」といい、維新には品性に関する感覚とかそういう指導をまったく受けていない人物が次々と出てくる。
さて、自民の方だが、茂木が「消費税減税をやるなら年金を3割カットすべき」と高齢者を恫喝した。
国民から預かった税金の収支をきちんと計算して大事に使うという発想が欠けている。文句を言うなという露骨な上から目線である。
こうして両党の票が減っていくことに危機感を感じない、与党で改選過半数を確保できだろうというマスコミ予想に安心しているのである。
さて、最後にひとこと。ロシアの外貨支払の猶予期間を過ぎても払われないかったことで、債務不履行と断定された。
2022.06.26:
最近のTVCMで「1回だけの注文だけでもOK」という言葉がほとんど消えた。
1回だけと言いながら実際は継続注文であることが多く、中には無理矢理2回目を送りつけておいて割引前の金額を請求するというところもあったとのこと。さすがにこれは公取委からも警告が出て、それを機に1回だけというのは自粛するようになったらしい。
昔から悪質商法は絶えないが、胡散臭いのは避けるのが無難。
私も最近のサプリメントに目を引かれることがあるがどれも高価。よって大抵は医者による処方が出ないか聞くようにしている。健康保険がきけば自己負担が少なくて済むからである。
2022.06.25:
全国的には猛暑で、40度を超えたところもあるという。我が家の近辺は若干雲が多く、室温はそれほど上昇しなかった。
最近ウィルス新規感染者が徐々に増えている。BA4株のせいかどうかはわからない。それにしても政府は4回目接種の宣伝ばかりで、3回目がまだ61%程度であることには頬かむりしたまま。
節電ポイントとかGoToトラベル再開に目が向いているばかり。
最近のマスコミ報道で物価高や賃金が増えないことを取り上げているが、賃金が増えない原因を掘り下げることはない。
労組の弱さもあるが、最大の原因は派遣・非正規の蔓延。公務員も非正規が増えて問題になっているが、労基法に公務員の話は含まれていないこともある。いずれいせよマスコミが触れたがらない理由には、マスコミ自身が多くの非正規労働者を雇っているからだろう。要するにタブーになっているとしか思えないのである。
2022.06.24:
ロシアのウクライナ侵略開始から4か月、戦況は一進一退。しかしその間にも双方の戦死者は増えるばかり。色々な情報が飛び交っているが、少なくとも火力が勝るロシアの方が有利だが、士気の問題もあって攻めあぐねているというところか。
それにしてもロシア軍は戦争条約を無視して軍事基地だけでなく市街地、住宅、工場や学校、病院まで攻撃して徹底した破壊作戦を続けている。
だが仮にロシアが勝利したとして、その後の住民の復興はどうするのか、考えないまま力任せでやっている気がする。要するにウクライナを、プーチン自らの覇権主義の考えを息のかかった人物によって支配しようという意図に他ならない。だからウクライナがNATOに参加することには抵抗して戦争まで起こしておきながらEU加盟には「ウクライナの自由」とウクライナという国の存在を認めるご都合主義で対処しているのである。だからこそ国連憲章に定める自衛戦争であるとは言えず、「特別軍事作戦」という言葉で逃れることも平気でやるのである。
さて、国内の選挙に移ろう。
兵庫選挙区では定数3に対して13人が立候補するという表面上の「激戦区」。だが泡まつ候補が多いのが特徴である。
N党は意図不明だが3人を立候補させている。それと最近は目だたくなった「幸福実現党」も立候補者を出した。この党は「幸福の科学」の政治部隊だが、自公政権の批判票を護憲野党に流れないように票をかすめ取るのが目的である。
実は自宅近くに「幸福の科学」の事務所があったが、いつの間にかなくなっている。
2022.06.23:
今日は沖縄慰霊の日。沖縄戦で20万人以上が戦火で亡くなった。沖縄の人達は今のウクライナ侵略戦争で心を痛めていると聞く。
岸田が慰霊式に参加したが、沖縄の人達から遺骨の混じった土砂を辺野古の埋め立てに使うなという声が出ていることについて、「しっかり受け止める」と答えた。だが詳細な対策は示さず。例の「聞き流す力」が発揮されるのか注視しよう。
便秘の解消に向けて試行錯誤しているが、現状での最善は便を柔らかくする下剤の一種を朝夕2回服用すること。これで安定してくれればよいが。
2022.06.22:
今日も暑い一日。どうやら今週はずっと気温が平均を上回るとの予想である。
参院選の火ぶたが切られた。
各党党首の演説が放送されていたが、岸田は相変わらず円安、物価高についてはタイトルだけで具体的なことは語らずじまい。
それを反映したか、円安は136円台に落ち込み、株価も昨日NY株が上がったものの、今日の東京は若干の値下がり。日米の金利差が広がっては海外からの日本への投資はますます減っていくほかない。
2022.06.21:
昨夜は無風で蒸し暑く、エアコンなしでは眠れなくなってしまった。そして今日は夏至。今夜もエアコンが動いたままになりそうだ。
政府が節電対策としていくらか使用量を減らしたらポイント還元すると言い出した。そうなるとポイントに相当する金額を電量会社に払うのだろうが、電通とかパソナのような「中抜き」業者を通すことが考えられる。なぜ値引きではなくてポイントなのか、利権構造の存在の疑いがぬぐい切れない。
同時に、政府が物価対策ということを口にするが、肝心の具体策は何もなし。だから国民は失望し、内閣支持率も低下傾向なのである。
それを象徴するのが、東京都杉並区長選挙で、野党共同で推薦した岸本候補が187票差で現職を破った。
岸田は黒田と何やら話し合ったらしいが、思い通りにならないことに頭を抱えているのだろう。だが国民の声を聞き流すだけでは絶対に解決できない。
2022.06.20:
梅雨前線が少し北上してきているようで、湿った生ぬるい風が吹き始めた。それを裏付けるように沖縄には梅雨明け宣言が出た。
自民の高市がTV討論会で「消費税は金持ち減税や法人税減税の穴埋めになっている」と指摘されたことに対し、逆上して「でたらめ、嘘つき」と言ったことからネットではブーイングの嵐となった。
私の記憶でも指摘された事実は約15年前の消費税が8%に増税された時にも言われてていたはずである。
もし数字が一時的な減少なら文句も出ないだろうが、長年にわたって続いているということは、例え意図的でなくてもその数値は否定できないはず。金にはその出所による色はついていないのだから。
ところで世界の消費税・付加価値税については既に91か国が減税を決めている。日本でも軍事費などの増加をやめ、資産価値、内部留保などに課税すればできなことではない。消費税減税で個人消費が増えることは間違いないのだから。
明日から核禁条約締結国の会議がウィーンで始まる。
核禁NGOの代表は日本政府に対し「核保有国と非保有国の橋渡しをすると言うなら、オブザーバとしてでも参加すべき」と述べている。実際、条約に賛成しなかったNATOの数か国が今回の会議にオブザーバーとして参加することを決めた。
唯一の被爆国が頬かむりしていることは恥以外の何物でもない。
2022.06.19:
東日本大震災で避難者が損害賠償を訴えた裁判で、最高裁が国には責任がないとする判決を出した。早い話がすべては東電の責任になすりつけるという官僚的無謬主義を裁判所が認めたということである。
これではちゃんとした津波、原発事故に対するまともな対策を国として出さなくても、企業が決めればそれを追認するだけということになってしまう。政治はどこへ行ってしまうのか。
こういう国の無責任な態度については、例のKAZU Iの社長が免許取り消しについていけにえだと発言しているのと共通している。
もちろん観光船の社長の責任は重いし彼の発言は責任逃れであるが、そう思わせるようなこれまでのずさんな検査を頬かむりしている役所の姿勢が見えるのである。
2022.06.18:
神戸市が王子公園を壊す計画を見直すと発表したが、大学誘致はあきらめないつもりである。
住民からの反対署名が多くあることを受けての見直しだが、久元市長は大学による経済効果に固執している。だが学園都市に見られるように、学校ができて駅前の商業施設が増えた例はない。そうでなくても学生は今貧困にあえいでいるのである。
今回の選挙で比例区に立候補予定の猪瀬元都知事が、東京都選挙区の立候補予定候補(女性)の応援をしたが、あろうことか肩から胸の上にかけて体を触った。その証拠の動画も出ている。
不思議なのは猪瀬が「不用意な行為」だと反省の弁を語っているのに対し、当の被害女性は「触っていない、問題ない」とかばっていることである。
おかしな話で、こういうセクハラ行為が一般女性に与える効果として声をあげににくくなる効果が挙げられる。
維新はなにかにつけ、モラルとか不祥事に対する明確な方針が党内に教育されていない、放置されている組織であることがはっきりした。
2022.06.17:
今日は冷房の本格運転となった。明日もそうなる可能性が高い。とにかく室温が28度になると体がだるくなるからである。
自民などの不祥事が止まらない。いちいち取り上げていたらきりがないのでやめるが、内閣支持率も物価対策と合わせて無能ぶりがはっきりしたので下降し始めた。
さて、衆議院小選挙区の区割り・定数是正の案が出てきたが、1票の格差は修正後も1.99とぎりぎりで、1〜2年ですぐに2を超えて再修正を迫られることは必至。だから小選挙区制は廃止しかない。
比較第1党に有利なこの制度、やはり国会での民主的討論を阻害する役割しかないことは明白。よって民意が正確に反映する比例代表を中心に据えた制度にするしかないのである。
アメリカの金利が引上げられることきっかけに、株安とともにアメリカのインフレ懸念から一時的に円高に振れた。だが黒田は相変わらず日銀の低金利政策にしがみついているから、すぐに円安になるだろう。それにしても黒田の態度は醜いくらいに自説に固執している。岸田も同じで、アベノミクスよりもさらにひどい政策を示している。
最も許せないのは、自らが提唱した「所得倍増」がいつの間にか「資産所得倍増」にすり替わったこと。国民がどうなってもかまわないという露骨な態度である。
2022.06.16:
先日行った大腸内視鏡の結果を知らされた。
ポリープは計5個。そのうちの1個を切除して病理検査したところ、良性であるとのこと。もっとも残りすべてが良性かどうかは現時点では不明。よってさらに知見と経験豊富な大病院で診てもらうことになった。
大げさに聞こえるかもしれないが、真面目な医者ほど性善説にならない。
ところで岸田内閣が日本版CDCを作るという。
だが最大の疑問は人員をどうするのか。これまで保健所や医療関係の人減らしをやってきて、そのことに手を付けないまま、組織トップの権限だけ強くしても上意下達の傾向がひどくなるだけで、下は疲弊するだけ。
同様の話は学校の部活動でもいえる。指導者を外部に求めるとするが、その前に不足する教員数をどうするのかは不明確なまま。
とにかく公務員の削減と、非正規雇用の増加で予算を削る手法が蔓延している。
職安(ハローワーク)では派遣職員が派遣の仕事を紹介するという、笑うに笑えない話が本当に存在しているのである。
2022.06.15:
ウクライナのセベロドネツクでウクライナ軍が孤立化を深める中、ロシアが人道回廊を作ると言い出した。しかし行き先はどうやら親ロ派支配地域あるいはロシア領土内になるものとみられる。これでは人道は名ばかりの体のいい拉致になる。
国会が終了した。何と政府自民党の提出法案はすべて可決された。明かに維新や国民民主が賛成したためである。国会の翼賛化を危惧する。
参院選も6/22公示、7/10投開票に決定した。これから21日までは宣伝カーとかビラが街にあふれる。逆に22日からは静かになる。自民党が党利党略で「べからず選挙」にしててしまったためである。
それにしても今日の今日まで自民とか維新の不祥事が報道されている。
彼らには法律順守という概念が頭の中から欠落している。
2022.06.14:
今日は終日雨が降ったり止んだり。遂に気象庁は近畿などの梅雨入り宣言をした。これから約1か月うっとおしいい天気が続く。
梅雨でいつも思うのはこの季節に選挙があること。考えたら参議院は3年ごとに選挙があるから、7月に選挙というのは過去の記憶の片隅にある。
さて、岸田は結局何もしない。円高も物価上昇にも具体的対策を立てない。その裏には最近のアベットラーの動きがある。どうやら「アベノミクスにケチをつける気か!」と怒っているらしい。これに岸田はおびえている模様。アベットラーは今でも院政を敷いて支配者面をしているが、岸田も首相にしてもらったという背後霊から逃れられない。
これで日本に経済も政治もどん底に向かって一直線である。
2022.06.13:
ウクライナ問題、小麦の価格が世界的に上昇を続けており、世界から不満が出ている。
しかしロシアは穀物が輸出できないのはウクライナがオデーサ港を機雷で封鎖しているからと相変わらずの責任を相手になすりつけり手口で正当化。
だがおかしな話で、ウクライナが港を封鎖したのはロシアからの艦船が入って兵站輸送をしたり盗んだ物資が国外に持ち出されないようにしたこためである。ロシア産の穀物はロシアの港から輸出できるのだから道理がない。
ウクライナは現在鉄道を使って穀物の輸送をしているが、輸送量は船の場合よりもはるかに少ない。しかもウクライナの鉄道はレール幅(ゲージ)がポーランドよりも広いから途中での積み替えが必要である。現在ウクライナはレール幅の変更工事を行っているが、急にできるわけではない。従って運河を通じての輸送が検討されているようである。
共同通信の世論調査では岸田内閣の支持率が低下。特に物価対策は64%の人が不満との回答である。とにかく岸田は「検討します」の連発で、検討結果の報告はないし結局何もしていないのである。
だからこそ円高は止まらず、長期金利も上昇中で言葉だけの「憂慮」で物価上昇が止まるわけがない。
参院選は自民が負ける可能性が高くなったが、減った票がどこへ流れるかは不透明である。
2022.06.12:
維新が今日も炎上ネタを提供した。
松井代表が、自党の参院選予定候補の応援で、よりによって被爆地長崎で原爆の話も触れつつ「抑止力は必要」と演説したのである。
彼が原爆資料館を訪れたかどうかは知らないが、あの惨劇を知りつつ核兵器による戦争抑止ができるとの幻想を持っているとしたら恐ろしい話である。プーチンと変わらない。
維新は上から下まで暴言と不祥事をなんとも思っていない、およそ政治家であるとの常識を持ち合わせていない連中の組織である。
2022.06.11:
昨日書き忘れたことをひとつ。
国連安保理の非常任理事国に日本が選ばれた。任期は来年からの2年間。
これで安保理のアメリカの票が2になっただけ(拒否権はない)である。バイデンも喜んでいるだろうし、何より日本政府はアメリカに奉仕できることがさぞかし名誉に感じているだろう。
とにかく日本の外交はアメリカの窓からしか世界を見ないから、他国からは信頼されていない。その典型は湾岸戦争の時で、アメリカがイラクを攻撃し始めた際に、外務省には他国からの連絡がまったく入らず、TVの臨時ニュースを見るしかなかったという話が今も語り草になっている。
2022.06.10:
黒田暴言と急激な円安を受け、財務省、金融庁、日銀による3者会合が開かれることになった。
国会が閉会する15日までに何らかの手を打たないと選挙に響くことは必至だから、新自由主義勢力には危機感があるものと思われる。しかも今日、立民、共産、社民、れいわの野党4党が消費税を5%に引き下げる提案を共同提出した。
これで与野党の対決点のひとつがクローズアップされたことになる。
2022.06.09:
日銀が利上げをしないと決めたことを受け、今日のドルレートは134円を超えてしまった。これで日本経済の壊滅は決定的になるだろう。
内閣不信任案が否決された。
維新と国民民主は反対に回った。このことで大手マスコミは「野党の結束の乱れ」と叫んでいるが、両党は既に実質的な与党となっているのだから、結束なんかしていない。マスコミはもっと改憲とか軍事費の倍増のことをもっと書くべきだろう。
今日、病院で大腸の内視鏡検査を受けた。
結果は数個のポリープを発見。1個だけ取り出して顕微鏡検査に回す。これで癌化しているかどうかの判断ができる。
2022.06.08:
今日も黒田の話が続く。
彼は当初「誤解を招いたのなら申し訳ない」と謝罪もどきの言葉を並べたが、これで収まるわけがなく、今日は遂に発言を撤回した。
そもそも「家計の値上げ許容度も高まっている」との言葉は誤解につながるような解釈はできない。庶民はだから発言は受け入れがたいと怒っているのである。
そして黒田をあざ笑うかのように4月の消費支出は昨年から1.7%減少した。
もはや黒田には辞任以外の道は残されていない。
ただ、日銀総裁の人事は任命時の国会承認は必要なものの、刑事事件につながるような事案でない限り解任はできない。それほど重要な職である。黒田の任期は来年4月まで。
しかし黒田に対しては誰かが辞任するよう引導を渡す人が必要である。
2022.06.07:
昨日書いた「1億総株主」の話を書いた直後に黒田の暴言のことが報じられた。
とにかく講演会で「家計の値上げ許容度も高まっている」というもので、これには庶民をはじめNHK以外のマスコミは批判的な論調で扱った。
個人的にも今年の年金の通知が届いたところ。昨年より数千円下がっている。これで物価上昇とのダブルパンチだから許容しろというのは無理な話。
以前アベットラーが「日銀は政府の子会社」と露骨な発言をしたが、黒田はアベノミクスが成功したように見せるために今も金利引き上げをやらない。黒田は今日「ちょっと言いすぎた」とするだけで暴言そのものを撤回していない。
今の自公政権は財界のための政治を実現することが至上命題だから、いつまでもアベノミクスを続けるものと考えられる。
だが円高はドル132円を突破したから、これからも庶民いじめが続く。これを変えるには次の参院選で野党勢力を伸ばすしかないが、右往左往する立民よりも特に共産党が伸びてほしいいと考える。
2022.06.06:
関東地方が梅雨入りした。こちらでも昨夜から今日午前にかけての雨。いよいよそういう季節になったということだ。
ウクライナでは東部でウクライナ軍が一部奪還したと伝えられている。大義名分のないロシア軍と、祖国防衛に意気の上がるウクライナ軍との差が出ている。
一昨日書いた「1億総株主」の話、ちょうどJNNがアンケートをやって、投資できる金がないが3割強、投資する気はないを加えると7割を超える人が投資話に乗らないことが明らかになった。ボロボロになった黒田や岸田ではもう日本経済を救えないということだ。
2022.06.05:
防衛予算(軍事費)について、政府が来週にも「骨太の方針」を出す予定でいるが、自民はGDP2%を5年以内にという文言を入れるよう要求している。アベットラーは調子に乗って増額分(約5〜6兆円)は国債で賄えと要求している。
そもそも2%という話は、トランプがNATOをはじめとする米軍基地のある国に対してGDP2%以上負担しろ、さもなくば米軍を引き上げると脅したことに始まる。NATO各国はそれで2%にすることを目標にしたのである。
だがそれはウクライナ侵略前の話だったし、憲法9条の関係もあるから日本政府はおいそれと増やすとは言えなかった。
だが今は違う。自民の他維新も盛んに軍事費増をわめきたて、国民の中にもそれにつられる人が出てきたのである。
だが財源はどうするのか、アベットラーを除いて岸田などは言葉をにごしたままである。もし現在の予算でまかなうとすれば消費税増税とか福祉予算の今以上の削減が必要になる。アベットラーが言うように国債となれば、国債の際限なき増加を招くことになり、戦前の反省に基づく憲法や財政法違反の批判は免れない。
すべての根源は岸田がバイデンに軍事費増を約束したことが引き金になっているが、その尻拭きをさせられる国民にはとても我慢できる話ではない。
2022.06.04:
今日は天安門事件から33年目。
相も変わらず中国政府は事件の話は徹底して封殺し、海外の報道が国内に流れないよう必死である。
もし自分達のやったことに正当性があるなら堂々として真相を語ればよいのであって、事実さえ伝えないというのは自由な言論を認めたくないということである。
近頃岸田内閣が言っているのは「1億総株主」、すなわち庶民の貯蓄を投資に向けろという話である。
だが、庶民には貯金すらない家庭が少なくない。そこへ人の懐へ手を突っ込んで巻き上げるのは許しがたい。我々の貯蓄でさえ、預かった金を銀行は投資に回して利益を上げ、そのうちのわずかな部分を低利率の利息で預金者で渡しているのである。それさえも投資に向けさせ、失敗しても自己責任にしようというのはあまりにひどい。
ちなみに岸田自身は1円も投資していないという。
2022.06.03:
春闘が終わり、大手企業は定昇込みで2%を少し超える結果となったが、この「定昇」を除いた実質は0.3%程度と言われる。物価の上昇率は約2%だから実質賃金はまたもや去年を下回ることになる。一方で大企業の内部留保はしっかり増えているから、岸田の言う「成長と分配」は結局「成長」のみで庶民は引き続き物価上昇に苦しむことになる。
ロシアが東部ウクライナに集中攻撃をし、遂にゼレンスキーも領土の2割がロシアに奪われていることを認めた。ロシア軍の消耗も激しいが、人数では劣るウクライナ軍も戦死者が増えて苦しいだろう。
遊覧船で新しい事実がわかった。
船体の下にある隔壁に穴が開けられていたために、浸水したらすぐに沈む構造に改造されていたというのである。
昔氷山にぶつかって沈んだタイタニック号に似ている。タイタニックは隔壁が船体の下部だけにしかなく、やはり浸水が始まったらあっという間に他の隔壁にも水が入って沈没したのである。今後観光船が誰によって改造されたのかの原因究明が進むだろう。
2022.06.02:
ロシアが債務不履行だと断定されたと報じられた。
財布が完全に空になったわけではないが、ドルの利払いの支払が行われず、それをもってデリバティブ関連会社の組織が債務不履行と断定した。
実際に財布が空になる事態になればロシアに対する一切の銀行などからの支払は停止する。既にアメリカンなどはロシアへのあるゆる送金を禁止しているから、これに他国が加われば経済制裁の効果は絶大なものになる。
これに国内での物不足が加わればプーチン政権の足元が揺らぐことになるだろう。
知床の遊覧船事故、NHKが現地の記者クラブから追放された。
遺族から記者団あてとするメッセージをNHKの記者に託したのだが、NHKは記者団に見せずに勝手に先んじて報道したから他社から怒りを買ったのである。
兵庫県でも同様のNHKによる抜け駆けが発生して、県の記者クラブから放逐された。
そもそもは大手マスコミによる政府への忖度記事が多い原因に、このような記者クラブ制度でフリーの記者を締め出す制度の存在が問題なのだが、わけてもNHKは近頃問題を起こすことが多い。
この際だから記者クラブ制度は解散すべきだろう。ただし、記者会見などで各社が同じ質問を繰り返すことは見苦しいからやめるべきである。
2022.06.01:
6月に入って兵庫県のウィルス感染者が1000人を下回る日が見られるようになった。しかし外国人観光客が入ってくるようになってどう変わるのかは不明。
時を同じくして上海の国民生活を破壊してまで徹底したロックダウンがほぼ解除になった。これからのリバウンドがどうなるか、政府のやりかたの結果が注目される。
ウクライナ侵略戦争でトルコが仲介に入るという。
もっともロシアはウクライナの中央政権転覆はあきらめたものの、東部ドネツク州とルハンスク州を併合することが絶対条件としている。
このあたりがどうなるか、国際世論と国内の反戦世論がどうなるかにかかっている。
「KZU
I」が陸揚げされた。
当初予測されていた船底の穴も明白になった。これから事故原因の検証が行われるが、傷がいつ着いたかは一部を切り取って顕微鏡で調べれば発生からどれくらい経過した画をおおよそわかる。
そして国後島で回収された遺体だが、DNA検査の援助を日本に依頼してきた。これも一部日本に送ってもらえれば1週間くらいで判明するはず。