悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

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2021.05.31

先週メインPCのDVDドライブがおかしくなった。ドライバを入れ直しても挿入したメディアをまったく認識しない。
破損と判断。外付けのDVDドライブを買った。この年になると、内蔵型を買って自分で交換するのはおっくうになったからである。
その昔、たぶんXPを買った時だと思うが、PCに内蔵していた台湾のBenQ製DVDドライブが初期故障で動かなくなり、店で新品をもらって交換したことはあるが、PCのカバーを開ける元気はもはやなくなってしまった。
情けないがやむを得ない。

2021.05.30

最近になって、40年前にヨーロッパでよく利用した鉄道について調べていたら、フランスのTGVだけでなく、多くの国で高速列車を運転していることがわかった、
20年前にはドーバートンネル完成後のイギリス側新線建設に関わる仕事のために数回にわたってイギリスに出張したが、今はもっと増えている。
日本の新幹線と違って線路は標準軌で高速用新線を建設することが多い。大都市の近くで在来線に接続して既存の駅を使う。車両はもちろん高速用に新作する。速度を上げて運転するにはモーターと車輪のギヤ比を大きくしないといけないが、そのために車体を軽くする。それでも最高速度に達するまでの加速度はすこぶる悪くなる。
技術革新で鉄道も進化するが、何でもかんでも高速鉄道を新設すればいいものでもない。インドネシアでは日中の競争の結果中国製で決まったが、インドネシア側の資金調達などに問題があって開業が遅れている。
日本の新幹線も採算が取れているのは東海道・山陽だけで、それ以外は開業前から予想していたように赤字続きである。
それでもなお北陸新幹線の金沢以遠、北海道新幹線の函館以遠をやっているのは大手ゼネコンのもぅけのためだけの役割しかない。リニア新幹線はこの先何が起こるかわからないし、既にトンネルからの排水をどうするかで静岡県知事が「待った」をかけ、問題になっている。
国際的にもそうだが、見通しの立たない公共工事は税金の無駄遣いの極みである。

2021.05.29

オリンピックの話を続ける。
これまでの報道を見ていると、IOC"貴族"たちは、大挙して日本に来て連日の宴会をやるつもりでいるようだ。日本の飲食店が経営危機で苦しんでいても俺達には関係ないということ。
一方で選手たちには万一ウィルスに感染してもIOCは免責という一筆を提出させるとのこと。
ところが日本政府は中止による損害賠償に恐れをなして(少なくともそう見える)、中止の可能性を全面否定している。記者会見で「回答を避け続けているオリンピックの可否の具体的条件を示してくれ」という質問にも「安心安全な大会を開く」という言葉を繰り返すだけで、回答を拒否したままである。
日本政府が開催に固執する理由はもうひとつあると私は見ている。それは財界大企業の儲けのタネがなくなること。これは自民党にとってアメリカの利益とともに財界の利益を擁護することが根底にあって、それを外したら党の存続にかかわるからである。
損害賠償について、個人的経験から言うと、ウィルスの蔓延は条件として明記されていなくても不可抗力として扱えるというのが常識で、もしIOCが本気で損害請求をやったら世界から袋叩きにあい、かつ今後オリンピックに立候補する国はなくなってオリンピックそのものが崩壊してしまうことが明らかだからである。
民間の国際契約も同じことで、納期から1日でも遅れたとの理由で多額の損害賠償を請求したら、請求を受けた側は金を払うとともに納品をせず、だれが賠償を請求したかを公表するだろうからである。世間は請求した側の会社とは取引を避けるようになることは想像に難くない。

2021.05.28

昨日書いたIOC古参委員の暴言に対して、政府は個人的発言としてコメントを避けた。何という腰抜けだろう。
日本政府はかねてよりアメリカべったりの外交からくる明確な主張を避けてきたが、今回も卑屈な対応である。日本政府にとって、目下との偏見から韓国には居丈高になるが、それ以外は言われっぱなしである。
こういう点も含めて、政権交代は不可避である。
緊急事態宣言が再び延長されたが、6月20日で終息していく見通しはまったくない。理由は、PCR検査の拡大をしない、ワクチン接種は1日100万回というがまだ滑り出しの状態、そして病院とか飲食店などの中小零細業者に対する補償は不十分と、感染者が減らない要素ばかりである。
国民は皆疲れ切っている。

2021.05.27

IOC古参委員が「アルマゲドン(最終戦争)が来る以外は開催する」、とか「首相が反対してもIOCはやる」とか発言した。
加えてIOC委員3000人が当初の予定通り日本に来るという。外国からの観客は入れなくてもである。
どうやらIOCは帝国の貴族を植民地に派遣して、国民を脅し、反対派を屈服させるつもりらしい。だが日本国民は侵略軍を断固排除するだろう。
逆にIOC帝国の解体を要求する。

2021.05.26

昨日は色々あって書き忘れたことがある。
二階が、広島で河井に1.5億円を送金した問題、使途などは明らかにしなかったものの、「責任は自分と安倍にある」と明言。珍しく言い逃れはしなかった。
東京都や近畿3府県が緊急事態の延長を政府に求めると決定した。
しかし自粛などの方策は何ら目新しいものはなく、ワクチン接種だけに期待するような雰囲気。だが今の接種率では感染拡大を食い止める効果はなく、ひたすら飲食禁止と重症者が次々亡くなるのをひたすら待っているような状態。
これでは来月20日まで緊急事態を延長しても感染者が激減することはほぼありえない。ということはオリンピック中止の決断をしないとインド並みの感染爆発が防げなくなる。もはやごまかしは効かない。
今になって朝日新聞がオリンピックを中止すべきとの社説を出した。
公式見解として、組織委との競艇でスポンサーであることと編集上のコメントは別物であると断りを入れていたのは理解できるが、だったら中止の世論が多数になった時点で「中止も含めた選択肢を入れた議論を進めるべき」とのコメントくらいは出してもよかったはず。既に二階は中止の可能性について言及していたのだから。

2021.05.25

1.ワクチン接種券が送られてきたので主治医の病院に電話して予約。2回とも6月中に終わる見込み。
2.バッハの問題発言について周囲が火消しに回っているようだが、犠牲の対象になるのは選手と関係者のみという解釈で逃れたい模様。だがおかしな話で、選手だけがリスクを負うというのは差別ではないのか。何人も犠牲を強要される謂れはない。
3.感染拡大を「さざ波」、緊急事態宣言を「屁みたいなもの」と評した高橋が辞任した。彼の物言いは国民を見下しているニュアンスが常につきまとう。こんな人間しか雇えないスガーリンの責任は重大。というかスガーリンの周辺は高橋の他アベットラーから引き継いだ杉田とか和泉などろくなのがいない。しかもスガーリンはそんな連中の言い分さえも無視。
7月までに高齢者のワクチン接種を終了させるよう強要したことが自治体からも反発を受けているが、河野でさえあきれるくらいの無謀ぶりである。
国民はもはやスガーリンの言うことをまったく信用せず、緊急事態宣言の延長をしても飲食店には営業を強行する動きも出てきている。
4.米国務省が日本への渡航について最高のレベル4を出して渡航禁止を出した。
加藤は「オリンピック関係は除外される」との見解だが、国務省のHPにそんな条件を付けてはいない。加藤独特の嘘である可能性が極めて高い。
5.LGBTの差別禁止法案について、イナダットラーが国会での議論を許可することで与野党合意の文言で進めることを自民が了承した。これで差別禁止の文言は削除されずに残る可能性が高い。

2021.05.24

バッハがまた問題発言をした。
「東京大会を実現するために、我々はいくつかの犠牲を払わなければならない」とした。この犠牲という元の英語は"sacrific"で、「いけにえ」というニュアンスも含まれる。
一部には誤訳だとか選手や関係者が蒙る「制約」と解釈する向きもあるが、バッハは3月にも同じ「犠牲」という言葉を使っている。
この時は前提条件として選手や関係者の制限であると説明しているが、今回は何らの前提も語っていない。
このバッハの発言についてIOCが何の釈明もせず、何らかの支障が生じてもやむを得ないという態度であれば、IOCの存在、ひいては今のようなオリンピックを今後とも開催することに大きな疑義が生じる。
いずれにせよ、東京大会を無理して開く意味はもはや存在せず、即刻中止を決定すべきと考える。

2021.05.23

梅雨前線が南に下がって久しぶりに太陽の光が戻ってきた。同時に気温もやや下がり、5月らしい雰囲気の一日だった。
先日鳥取県の平井知事が言っていたが、鳥取ではPCR検査の時にCt値というのをチェックしているそうである。症状の有無にかかわらず、ウィルスの増殖速度が速い人、すなわち周囲にウィルスを大量にまき散らす(本人のせいではない)スーパースプレッダーを積極的に隔離して感染拡大を食い止めているそうである。おかげで鳥取は人口当たりの感染者数は国内最低を維持している。
この話で思うのは、平井知事は野党共闘で誕生したのでもなく、官僚出身であるが、科学的見地に明るく、専門家とよく相談しながらウィルス対策を進めていることである。
アベットラー、スガーリン、ユリットラー、イソジン吉村に決定的に欠けているのは、平井知事のような科学的事実に基づく対策をきちんとやることである。アメリカでもバイデン政権になってからワクチン接種などが進んでマスクが不要になる条件が整いつつある。だが一部にはワクチン接収を拒否する人もいるようで、その多くはトランプのトラウマにとりつかれた共和党員。バイデンは政治とは関係なしにワクチンを受けるべきとの見解を示しているが、これからどうなるのだろうか。

2021.05.22

IOCのコーツが「緊急事態宣言下でも東京五輪を開催」すると断言した。
IOCとして日本政府と東京都がやるといっているのだから責任はのがれることができるとの打算が働いていると考えられる。そこには日本国内外の中止の声の高まりは一切聞く耳を持たないという姿勢も見える。
東京都医師会の中川会長は中止すべきとしているし、政府分科会の尾身会長も中止を検討すべきとのニュアンスで発言しているから、本来は中止が妥当と考えるべきだろう。
政府のウィルス対策は機能しておらず、緊急事態宣言もさらに延長される公算が高いだけに、無理して開催しても何のメリットもない。被害を被るのは選手だけでなく、多くの日本国民である。

2021.05.21

自民党が超党派で合意した「LGBT理解増進法案」を党内の反対で潰してしまった。
山谷えり子などは「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」とか「道徳的にLGBTは認められない」と、差別は当然のことと発言している。
種の保存についての発言は杉田水脈の「生産性がない」という言葉と同根で、子供を作らないのは罪悪であるとの見解である。また道徳的というのは差別されるのは当然という発想である。
この点に関しては、共産党が「ジェンダー平等」というスローガンを掲げ始めた時に、過去の「LGBTは性的退廃」という見解は誤りであったと撤回したことと対照的である。
国内外でLGBT差別を廃止する流れが主流になっている中で、自民党が古めかしい「道徳」を振りかざして差別を当然視している姿はみっともないというしか言いようがない。

2021.05.20

梅雨らしく午後から本降り。明日も相当降るようだ。
署名の大量捏造事件、高須の秘書が関与していることがはっきりした。いよいよ本丸に迫るところだが、警察は手の内を見せたくないようで容疑者の認否を明らかにしていない。
だが高須と河村は相変わらず自らの関与を否定している。しかし少なくとも河村は政治家だし有権者名簿を事務局に渡しているのだから道義的責任は免れない。
ワクチン接種で、新潟県上越市は接種券送付と同時に市側があらかじめ日時を指定する方式を採用している。これだと都合が悪い人だけが電話やネットで変更を申し入れすればよく、混乱はほとんど生じない。
早い者勝ちにする限り申し込みが集中することは避けられない。上越市の方式を全面採用してはいかが?

2021.05.19

愛知県知事リコール署名の大量捏造事件、事務局長と関係者計4名が逮捕された。
事件の焦点は捏造に至る経緯、そして署名団体の幹部高須と河村がどういう関わり方をしたかである。
本件は民主主義の根幹にかかわる問題だけに、徹底究明が求められる。

2021.05.18

入国管理法は与党側が採決を諦め、廃案となることがほぼ決まった。国民の勝利である。
昨日の日記更新直後、驚くべきニュースが入ってきた。東京・大阪の大規模ワクチン接種の予約システムは致命的欠陥を持っていることが明らかになった。
ろくにエラーチェックをしていないのである。特に市区町村コードはでたらめを入力してもはじかれないのである。ということは悪意のある偽の入力が大量に突っ込まれても防げない。
私もシステム開発の経験があり、そのことは拙HPの「のぞみプロジェクト」のコーナーに書いたが、今回のようなシステムでずさん極まりないものは想像を超えている。
問題を指摘したマスコミに対して、防衛大臣が偽のデータを入力したので「抗議した」と言っているが、テスト後には即削除しており、大臣が勝手に逆切れしているだけである。
報道ではなおも、大量接種の発案者は学術会議の任命拒否を主導した杉田正博、システムを受注したのは御用学者で役員を務める会社である。これで完全にでたらめのシステムを作った理由の底が割れた。
各自治体のワクチン予約を妨害するような大量接種は今すぐ中止すべきである。

2021.05.17

今日は丸一日の本降りで買い物にも出られず。無理に出たらズボンがびしょ濡れになるので止めた。
国会が終盤を迎えつつあるが、自公政権は何とか悪法の衆議院通過をもくろんで動いている。
それには以前強行採決が多用されていたが、最近はそう簡単に使えない。検察官の定年延長にもみられるように、国民絵論の反発が半端ではないし、野党も維新を除いて結束が強くなっているからである。
今回も、入国管理法の改悪を通そうとしているが、虚偽の事実を書いた文書を出したためにマスコミも含めて猛反発を受けている。
話の発端はスリランカの女性が収容施設でまともな治療を受けられないまま死亡したことだが、入管側は医師から入院などのコメントはなかったとした。だがマスコミは医師が入院の要ありとした発言と共に血液検査の結果を公表しており、素人が見てもわかるくらいの最悪の病状だったことを報道している。
ところが入管は「医師から何のコメントもなかった」と平然と嘘をついたのである。
このように政権と官僚が一緒になって無理を通そうとするから、国民の声をバックに野党は猛攻撃をして法案阻止を図っている。
そうでなくても国連から再三にわたって現状の外国人の扱いが人権上問題ありと警告を受けているのにさらに外国人排斥の方針を変えようとしない。特に問題なのは刑事事件の容疑者に対して裁判所の許可を必要としていることが、外国人にはまったくなく、強制的に帰国させるまで劣悪な環境の収容施設に閉じ込めておくことができることである。
他にも、病院削減、75歳以上の高齢者の治療費自己負担2倍化などがあるが、長くなるのでここでいったん筆をおく。

2021.05.16

何と近畿が梅雨入り宣言。5月中旬に梅雨入りとはほとんど聞いたことがない。もちろんこれから梅雨明けまで雨が降り続くわけもない。梅雨明けは梅雨入りとの相関関係はないといい、例年通りではないかとの予想である。
ふと生まれ故郷京都のことを思い出した。
子供のころ、近所に北山医院という開業医があって、家族のホームドクターだった。フォーククルセーダーズの北山修の父が開いた医院である。私は何度も世話になった。
院長は60代で亡くなり、息子は精神科医が専門だったために跡を継がなかった。代わりに修の同級生が土地を引き継いで建物を建て替え、今も開業している。
修は私より年上で今や70代。最近大学の学長に就任した。フォークルのメンバーの残り二人は既に故人。
我々団塊世代は高齢化し、それぞれの人生を歩んでいる。私の同級生は大半が今も京都に住み、有名人はいないがその道では達人と呼ばれる者もいる。

2021.05.15

昨日は書ききれなかったが、緊急事態宣言を追加しないことで政府が提案したら、専門家はそろって「出直せ」と突き返し、スガーリンは仕方なく宣言追加を出して了承された。
何とか穏便に済ませてオリンピック開催に持っていきたいという目論見は、さすがの専門家も見逃すわけにいかず、政府案をいったん却下するという初の事態になった。
ワクチン接種予定も水増しで乗り切ろうとして内情をバラされたが、それでも後出し・小出しの積み重ねでオリンピックを乗り切りたい気持ちは、国民に見透かされて内閣支持率は下落一方。
今や楽天の三木谷社長にも批判されてスガーリンは完全に四面楚歌。もういい加減に諦めたらどうか。

2021.05.14

スガーリンというのは政治家として大切な説得力というのがゼロと言えるだろう。
相手との論戦ができず、秘書が用意する原稿を読むだけで、精一杯。質問には一切答えず、壊れたレコードのように同じ文章を無表情に何度も読むだけ。
一方で政権内部の意見には耳を貸さず、一方的にあれこれ自分で勝手に決めてしまう。官僚は飛ばされるのが怖いから意見を言わない、言えないのである。
スガーリンが7月末までに高齢者のワクチン接種を終える宣言したが、地方から出てきた答えは85%。それも秋田県知事が言っているように、政府からの度重なる圧力で無理矢理できると回答させられる実態が暴露された。
スガーリンは85%という数字に驚いているようだが、周囲が本当のことを言わない、言えないから文字通り裸の王様になっている。
もはや悪法が次々と阻止される状況に、政権内部から崩壊する気配がうかがえる。

2021.05.13

余ったワクチンを自分のために接種させるという首長が出てきたのは困った話。
一方で茨城県知事のように、オリンピック選手用にベッドの優先枠を設けることを拒否した人もいる。
自治体の長たるもの、住民の安全や健康を最優先に考えるのは当然で、他の選択肢はない。余ったワクチンについても、高齢者向けに配布されたものは多すぎるとして、それ以外の住民にも接種することを決めた奈良県上北山村のような例もある。
金に目がくらみ、日本政府の竹槍主義をけしかけるIOCに聞かせたい話である。

2021.05.12

何と言っても今日のニュースは医師会主催のパーティーとスギ薬局の会長ワクチン優先接種問題。
日本医師会の中川会長が100名あまりのパーティーに出席。会食はなかったようだが、密であることは間違いない。
普段からウィルス対策についてのきびしい発言をしてきたが、自らには甘い姿勢があらわになり、彼の言葉はもはや誰も信じなくなる。
昔から医師会は自民党の集票機関として動いてきたことはよく知られているが、よりによって緊急事態の宣言中にそれをないがしろにする行動は言い訳が効かないものである。一般常識から考えたら辞任が必要だろう。
次にスギ薬局の会長問題。
秘書が西尾市にしつこく優先接種を要求し、副市長が根負けして優先予約をしたのだが、それがわかってあわてて予約を取り消した。
会長の指示なのか、秘書が勝手にやったのかは不明だが、再び「上級国民」という言葉がネット上で氾濫することが予想される。

2021.05.11

昨日の高橋の発言、根拠にしたのは元厚労省医系技官木村盛世のコメント。
彼女はTVでも「コロナウィルスは風邪と同じ」とか「マスクはいらない」とか発言しており、医者の免許を持つ人間とは思えないくらいのネトウヨである。高橋は安易にこれに飛びついたのである。両者とも、感染者や死者数の多さを外国と単純比較してものを言っているだけで、病に苦しむ患者、治療に努力している医師や看護師の苦労に対する思いやりというか配慮が欠落しているのである。
スガーリンもやはり医学や科学を軽視するに話に飛びつく傾向がある。今年の1月、「明るい話を聞いた」と発言したのだが、根拠としたのは慈恵医大の大木教授が「コロナウィルスはインフルエンザと同じ程度」とスガーリンに説明したこと。これには大学側が直後に「大学としての見解ではない」と釈明した。木下は心臓外科が専門で、感染症についてはまったくの素人である。
このように経済を優先させる話に飛びつくのはアベットラーやスガーリンに共通しており、大したことはないと勝手に思い込んでいるところはトランプとうり二つである。
最後に付け加えると、WHOとしては新型コロナに対して自然に集団免疫を獲得することはないとの見解を示している。

2021.05.10

今日はもっぱら高橋内閣官房参与が書いた、ウィルスによる死者や患者が激増していることを「さざ波」と表現したこと。危機感に乏しい、内閣の人間としての矜持も何もない、無責任の極みである。そもそも彼は経済官僚出身で、医療の専門家でもない。本来ならあれこれ論評できるような立場ではない。こんな立場をわきまえない人間を加えている内閣は救いようがない。
スガーリンは本件について個人の発言として取り合わない。
それにしてもスガーリンは、マスコミでも指摘されているように、周囲や国民の声に耳を貸さず、自分のやりたいことだけを一方的に押し通す非常にふざけた態度に終始している。
この点はアベットラー以上に悪質で、以前なら野党の指摘に対して「指摘は当たらない」ということを繰り返すことが多かったことが、今は問われたことをスルー、無視する回答拒否が非常に多い。ひたすら秘書のメモを読むだけ。首相としての資質が完全に欠落しているのが特徴である。

2021.05.09

競泳の池江選手が心境を吐露したら、心無い連中が誹謗中傷をしている。まるで昔の「2ちゃんねる」(現:「5チャンネル」)のような落書状態。
オリンピック反対のネット署名を始めた宇都宮弁護士は「悪いのは選手ではない、開催強行に突き進む政府や組織委などの連中だ」と書いている。敵を間違えてはいけない!
広島県はPCR検査を受けたら給付金を増額するとしている。こういう「自粛と補償はセットで」という方針があってこそ人は協力する。
今の政府のように飲食店に一方的に犠牲を求めるやりかたでは人々は不服従の方向に傾く。

2021.05.08

今日は通院。主治医は2回目のワクチン接種も終わったと言っていた。私の方は24日の週に接種券が郵送されてくるとの情報。当初の予定より約1.5か月の遅れである。
聞くところによると、ワクチンの一部の有効期限が6月で切れるとの話がある。そうなると待たされた挙句にさらに不足が生じる可能性がある。
スガーリン政権の下で人が次々死んでいく。人殺し政治はもう終わりにしよう!

2021.05.07

緊急事態宣言の延長は5月末まででほぼ決まった。またこれまでの4都府県に加えて、愛知、福岡も含まれることになった。
それをあざ笑うかのように、ウィルスの感染は止まらない。今日も連休中で病院が閉まっていたこともあって新規感染者は軒並み増加している。そしてこのどさくさ紛れに75歳以上の医療費自己負担を倍にする法案を委員会で可決させた。どこまでも国民を踏みにじる連中である。
ワシントンポストがオリンピック中止を求めるコメントを掲載し、バッハのことを「ぼったくり男爵」呼んだ。
原文はBaron Von Ripper-off, a.k.a. IOC President Thomas Bachで、直訳すれば「追いはぎ男爵、別名トーマスバッハIOC会長」である。
私も初めて見る表現なので調べたが、Ripper-offは明らかに追いはぎで、a.k.a.というのはalso known asの略である。そして名前の前にVonが付くのは過去のドイツ貴族によくある名字で、フランス革命の頃から爵位は廃止されたものの、名字としては今も一部に残る。
ちなみに指揮者のの故カラヤンはVonが頭につくが、先祖はオーストリアの騎士だった。フランスでも貴族の流れをくむ名字には頭にdeが付く。
ワシントンポストがこれほど強烈に批判するのは、最近のIOCは開催国から金を巻き上げて自分たちの好き放題の運営をするからである。今回も日本をけしかけるとともに、損失はすべて日本政府に負担させる契約にしている。
しかし日本政府はIOCの脅しに反論もできず、内外からの批判を浴びつつも開催に固執するばかり。識者からは「損失を日本に押し付けるものならやってみろ。世界から強烈なしっぺ返しを食うだろうと」と論評している。
日本国内ではオリンピック中止を求めるネット署名が数十万に膨れ上がっていて、海外も注目している。もはや中止以外の選択肢はなくなりつつある。

2021.05.06

緊急事態宣言の延長が決まりつつある。最長1か月くらいだろう。
それはいいとして、延長戦の間何をするかが焦点となる。これまでのような営業自粛の継続では解除後のリバウンドを防ぐことは不可能である。そのことは過去3回の宣言で経験したはず。だが政府は過去の反省も新しい方針も出すつもりはないようだ。しかし素人が見てもわかるとおおり、密集が感染を増やす大きな要因となっていることは明らかだが、それ以外の方策、ワクチンの一刻も早い接種のほか、なんといってもPCR検査の拡大をやらないとどうしようもない。そこは政府のみならずマスコミを口を閉ざしている。
それともうひとつ、オリンピック開催準備の作業は即刻停止すべきである。

2021.05.05

連休最後かつ子供の日。
子供の頃の記憶はわずかにに残っているが、では何を考えていたかと言えば、その日をいかに面白く過ごすかだけだった気がする。
子供というのは経験が少なくてどうやって生きるかなどわからないものだが、逆に成長の過程にあるから四六時中「何か面白いことはないかな」と見ているのである。
ウィルス禍の影響で今の子供たちは欲求不満の生活を強いられている。「学校が面白くない」という声も聞いたことがある。これが将来どのような形で影響するかは未解明だが、一日も早くウィルスから解放される日が来るよう、子供たちのために大人が努力しなくてはならない。

2021.05.04

オリンピック組織委が500人の看護師を募集していることが問題になっているが、今度は200人のスポーツドクターを募集し始めた。
この件に関し、スポーツドクターの資格を持つ北村義浩日医大教授は、「私のところにも募集メールが来た」と明かしたうえで、「医師の感染防御、あるいは感染確認のための頻繁なPCRが一切記載されていなかった」と述べている。
これは看護師募集の話と同じで、組織はとにかくウィルス蔓延は無視して、延期決定以前の方針を見直しせずに流しただけという非常に無責任な態度であるということだ。
国際的にも中止の声が次第に大きくなる中、政府自民党の竹槍精神は通用しないことを思い知るべきだ。それでもなお強行すれば、「スポーツの祭典」が「ウィルスの災典」になることはほぼ間違いない。豪華客船「飛鳥II」で事前のPCR検査をやったとしても出発してから患者が出てしまったように、海外からの選手や関係者に無症状の感染者が含まれていて国内でウィルスをばらまいた、あるいは逆に日本で感染して母国でばらまく可能性は排除できない。
日本政府の愚行のために国民全体が世界から白眼視されることだけは絶対に避けたい。

2021.05.03

連休に入り、スーパーなどは開いているがその他の店は緊急事態宣言の影響もあって閉店しているところが多い。
兵庫県の新規感染者は見かけ上300人台まで下がっているが、連休が明けるまでわからない。
今日は憲法記念日。だが自民党は相変わらず隙あらば改正したいという野望を捨てていない。連休明け6日には国民投票法改正案の採決をやろうと動いている。投票所を駅に設けるなどの内容だが、法律ができた時の課題として残っていたCM規制などは放置したままである。というか、そもそもこのウィルス禍で憲法改正につながる法案を急いで成立させる必要はまったくない。自民党は今の民主憲法が憎くてたまらないのである。民主憲法の原則は国民が政府の行動を縛ることだが、自民党は「緊急事態条項」を盛り込みたいことを含め、憲法を政府が国民を縛るものにしたいのである。そんなことは絶対に許されない。

2021.05.01

今日から本格的連休が始まった。
スーパーは開店しているが、いつもより若干少なめ。外出している人があるのだろうが、巣篭り需要とのバランスが影響しているからだろう。
昨日書いた看護師500人の無給派遣、スガーリンは「休んでいる人もいる」と可能な数字であると語った。しかし休んでいる理由などの根拠は何かついての説明は一切ない。
何となく私が現役時代に会社から「休んでいるんだったら出てきて働け」と言われているようですこぶr気分が悪い。
ボランティアなのだから、派遣に応じるかどうかは個人の問題であり、どうしてもというのなら「頭を下げてお願い」すべきものである。
これまで人を顎でこき使ってきたスガーリンにとっては頭を下げるなど想定外なのだろう。