悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2021 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2022 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 |
2021.01.31:
今年もまずは1か月を過ぎたが、年が明けて以来、話題はCOVID19の話ばかり。
昨年アベットラーからスガーリンに政権が代わっても、政治はよくなるどころかさらに悪くなるばかりで、一向に出口は見えない。その一因として、非常事態宣言が出てもスガーリンは「1か月で宣言を解除する」との精神論ばかりで、何一つ具体的な対策を示さなかったことがある。
最近目立つのは死者が増えていること。重症者が入院できないまま亡くなることが目立っている。これも過去に病院数が減らされたのが原因だが、いまさら私立病院に助けを求めてもどこも消極的。これも患者数が減っていても病院に補償しないために赤字がさらに増えるという実態があるためである。
今年も1か月でこの調子だから、これから先、国民の多くが政府の無策による人災で命を落としていくと考えると、暗澹たる気持ちになる。
2021.01.30:
そろそろ年金の源泉徴収票などが届き始めたが、先日神戸市の市民税課から住民税の申告書用紙が送られてきた。
こんな書類が来るのは初めてで、何故私に送ったのかの理由はまったく書いてない。
申告書の記入項目や添付すべき書類は所得税の確定申告とほぼ同じである。
それにしても今年だけ送ってきた理由は判然としていないので調べたら、たぶんこういうことだろうという想像がついた。
約1年前のこの日記でも書いたが、昨年は所得税の確定申告(還付申告)を出していない。年金から天引きされた所得税は少額すぎ、還付されても税務署に行くバス代で消えてしまうので出しても意味がないと思ったからである。
通常、所得に関する情報は税務署あるいは勤務先から自治体に送られるが、私のような年金生活者は確定申告がなければ自治体が参考にすべき一昨年の所得が把握できない。だから昨年の所得を申告してもらって、今年の税額を決めようとしているわけである。
ということで、今年は確定申告(還付申告)を提出して住民税の申告は提出しないこととする。
それにしても住民税の申告書類を何故送ってきたのか、説明が一切ないのは不親切極まりない。
2021.01.29:
国会でスガーリンが「生活保護は最後の砦」と言ったことが物議をかもしている。
要するに「自助」で力尽きてから申請せよというもので、現在のコロナ禍における政府の対策が不充分だから失業者が増え、事業者の休廃業も続いていることは頬かむりしているのである。これでは国民が怒るのはやむを得ない。
そもそも自民党の綱領が「自助」を強調しているのだが、スガーリンは自民総裁就任演説でそれに輪をかけて声高に演説したから既に不満の火の手は上がっていた。それを国会でもまたぞろ「生活保護は最後」と言ったのである。
憲法25条は「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」としていて、戦争で追われた難民のように絶対的貧困ではなく、「健康で文化的な」生活を営めるよう政府に政策を求めているのである。しかし実態はどうか。
自治体の窓口では、生活保護予算の削減をするために「水際作戦」と呼ばれる申請を受け付けないよう指導していたり、「扶養調査」で親族からの支援を受けるように「指導」しているのである。この「扶養調査」は法律にも書いていないもので、明らかに不当な調査である。
さらにもうひとつの問題として、自民党を中心に生活保護バッシングがやられ、かつ庶民の中にも存在する、「生活保護を受けるのは恥ずかしいこと」、「子供が親の面倒を見るのは当然」といった風潮があるのも事実で、本来なら生活保護を受ける資格のある人の2割程度しか申請していないのである。
欧米ではコロナ禍による所得低下に対しての保障は十分にやられているし、生活保護も普段から充実している。
スガーリンは所得補償も生活保護も不十分なことを知ってか知らずか、与党の会食、飲食の自粛すら無視していることを野放しにしておいて、国民には政治としての責任を放棄して平気でいるのである。
2021.01.28:
夕方から気温が下がり始めた。明日は寒さと同時に強風が心配される。足に不安があるので強ければ買い物は中止せざるを得ない。
ウィルス対策で懲役を含む刑罰を科すはなし、何とか刑罰は引っ込めることで決まったが、科料(実質的に罰金)は値下げしただけで削除に至らず。
この刑罰の話について、スガーリンは繰り返し「知事会からの要望」を繰り返すが、実際はどうなのか。
確かに知事会として「罰則」は必要としているが、前科となる懲役などの刑罰を具体的に指定してはいない。
同時に厚労省の専門家部会では刑罰に反対する意見もみられ、また具体的な検査拒否の実例、その人数なども調べられていないのである。
ということは刑罰に最も積極的なのはスガーリン以下の官邸、与党なのである。
だが昨日も書いたように与党議員がハシゴ酒をするようでは国民側はブーイングの嵐。ハッシュタグで「自由飲酒党」というのもトレンド入りしている。
あらゆる面でスガーリンが率いる与党には政治を語る資格を既に失っている。
2021.01.27:
今日も気温は高め。しかし明日は少々冷えるようだ。
議員の飲食は止まらない。今日も週刊誌で暴露されたのは与党議員2名。深夜に店をハシゴして飲んでいたとのこと。
口では謝罪したが本心はどうか疑いは晴れない。
スガーリン以下飲食の習慣はコントロールできないようである。だったら庶民に罰則を科すのでなく、議員を厳罰にすればいい。
とにかく究極のモラルハザードをやっても責任が問われないことが根源にある。
個人的には議員失職ににすべきと思う次第である。
2021.01.25:
今日は晴天で気温は上昇。ファンヒーターは一日中完全停止となった。
新規感染者数は昨日より減ったが、しばらくは気が抜けない状態である。そんな中、京大の研究グループはGOTOが感染拡大の引き金になっているとの調査報告を出した。すべての拡大要因がGOTOとは断定できないが、この調査の意味は大きい。但し勝手な解釈を付け加えて騒ぐのは厳に慎んでもらいたい。
国会では予算委員会での質疑が始まったが、政府の歯切れは相変わらず悪い。スガーリンの支持率がさらに下がる中、ワクチン接種でGoToとかオリンピックが解決できるとの勝手な思い込みは許されない。
ところで二階は年末の講演会で「会食批判はアホらしい」と言ったことが伝えられている。必死になって自分の行動を正当化すればするほど批判が増えることを知っているのだと思うが、同時に自分の首を絞めていることを思い知るべきだろう。自民党内部ではそれほど文句が出なくても、世間はそんなに甘くない。内閣支持率とともに、自民党の支持率も減っていく。
2021.01.24:
大相撲初場所は平幕の大栄翔が優勝して終了。最近は横綱、大関陣がけがや病気などで休場を続けるので緊張感は少ないが、その中でも大栄翔が優秀な成績を残したことは一杯の清涼水。
今場所で問題だったのは貴景勝の太りすぎ。場所が始まって気づいたのは前の場所から目立って太ったこと。本人が意図的に太って押しの力を強くするつもりだったらしいが、案の定結果は逆に足への負担がかかりすぎて痛めてしまった。私が昔から指摘しているように、太りすぎはろくなことがない。故・千代の富士のように無駄のない筋肉質にしないとダメなのである。
2021.01.23:
明日も含めて3日連続で雨。神戸では大雨になっていないが、関東から北はこれから大雪との予報が出ている。
ワクチンを巡って政府内の発言が不一致。これからどうなるのか、責任ある発言をしてほしいものだ。特に河野は非常に独断と偏見の強い男で、自分のツイッターのコメントで少しでも気に入らないものがあるとそのアカウントからの発言は一切拒否するという悪癖がある。
入閣する前は脱原発の論客として知られていたが、アベットラーに原発の話を封印されて以降は、ことごとく他人の意見に耳を貸さないという態度が目立つようになった。首相候補の話もあるようだが、今のままでは国民の支持は絶対に得られない。
オリンピックについて、IOCのバッハ会長が開催を強行する姿勢を見せているが、現状では無観客でも不安がある。日本医師会として、外国から来た人が感染しても面倒を見切れないと断言している。それでも無理に開催すると言うならスガーリンは責任を持てるのか。不可能なことを口で約束しても意味はない。医師会だってオリンピックのために医療スタッフを割くことを拒否するだろう。
オリンピックは断念すべき。
2021.01.22:
今日で「核廃絶条約」が発効した。
しかし日本政府は後ろ向きのまま。アメリカの「核の傘」に固執するために「橋渡しの役」などと口実を作って実際には何もしない、アメリカにくっついているだけである。日本人として恥ずかしい限りである。
国会が始まって論戦が交わされるのを期待したが、スガーリンは野党の代表質問に短く答えておしまい。こんななおざりの態度には与党からも批判が出ている。見ているとスガーリンは就任以来、物事を理解し、自分のことばで語る能力も、意欲もまったくないことが明白なのである。これでは首相は務まらない。というかそういう器でないと断言できる。政治家としてもアベットラー以下である。
今は与野党そろってウィルス対策に集中すべき時だが、オリンピックとかGoToにしがみついているのでは国民の命はどんどん失われていく。
一体これからどうなるのだろう?何となく背筋に冷たいものを感じる。
2021.01.21:
ようやくバイデン大統領が正式に就任した。演説でバイデン大統領は国民の団結を訴えた。また、早速パリ協定に復帰、WHO復帰も決めた。とりあえずはトランプが就任した直前の4年前の状態に戻しただけで、これからどうなるかはまだ未定である。
一方、スガーリンはバイデンに対して目いっぱいの賛辞を並べた。アメリカに這いつくばることは相変わらずである。
さて、先日二階が先日のNHKの番組で政府にケチを付けるなと発言したことが国民の怒りを買っている。スガーリンの所信表明演説にも立派だとほめちぎっている。スガーリンを担いだ張本人だから仕方がないとも言えるが、麻生と並んで国民をなめた発言はもはや末期的。
しかし河井案理に有罪判決が出たことで、自民党への国民の不信感はさらに加速する。
2021.01.20:
いよいよトランプは日本時間の明日未明でバイデンと交代する。トランプは未練がましく就任式の出席を拒否しており、4年後の大統領選挙への意欲を見せている。もちろん現状では無理であるが。
ひとつだけ、気になることは交代直前に何をするかわからない不安があることである。
思い出すのは、沖縄県知事選挙で翁長知事が就任する直前、それまでの仲井真知事がどさくさ紛れで辺野古の埋め立て許可を出したことである。これがその後の混乱を招く一因になった。もちろん仲井真の態度がどうであれ、翁長知事としては埋め立て許可を出さないつもりだっただろうが、余計な手続きをさせた仲井真の罪は大きい。
大阪府の吉村知事は民間病院にウィルス患者用の病床を確保するよう要請した。特措法による強制をちらつかせている。
だがベッド数の不足は民間病院を削減してきた維新の政策、それを支えてきた国の病院削減計画にある。そのことへの反省もないままに私立病院に頼ろうとするのは虫が良すぎる。もちろん国としても現在の公立病院削減計画の撤回は必要であるが。
2021.01.19:
衆議院での所信表明が行われたが、評価したのは二階だけ。野党もマスコミもCOVID対策の具体案がなく意気込みだけに終わったと批判している。
逆にまだ見通しも立たないワクチン開始とかオリンピック開催に前のめりになるだけで裏付けは何もない。
事実は、新規感染者は一向に減る気配がなく、病院への支援も検査拡大もないまま時間だけが過ぎていく。
誰かが言っていたが、スガーリンンの頭の中には経済を回して金持ちに奉仕することしかなく、ウィルス対策は「ついで」でしかないのである。だから人の心に響かない。世論調査でもウィルス対策は不充分との声が圧倒的に多いのである。しかも政府の言うことを聞かなければ罰を与えるときては誰だって頭にくる。スガーリンはそこに目がいかない、理解しようとする姿勢も力もないのである。
6月までの国会だが、政権はそれまで持たない可能性さえある。
2021.01.18:
どの世論調査でも内閣支持率は低下を続け、不支持率が支持率を上回るところまできた。もう終わりである。
また地方選挙でも与党が推薦する候補が敗れることが増えている。沖縄の宮古島市長選挙でも現職を破って「オール沖縄」候補が勝利した。
また贈収賄で辞任した吉川の補欠選挙では自公が立候補を断念した。これまでの自公の政策は国民に見放されて、いよいよ野党連合の出番が待たれる状況である。
今日から国会が始まった。国民の立場に立ったウィルス対策他の政策がのぞまれる。
2021.01.17:
26年目の1.17、例年通り5時46分に黙祷した。
今年はウィルス禍で、昨年末のルミナリエから今日のメモリアルウォークに至るまで、多くのイベントや集会が縮小・中止となった。やはり寂しい。
最近はほとんど報道されなくなったが、26年たっても復興借り上げ住宅問題は解消せず、最近は自治体が裁判に訴えてまで住民を追い出すつもりである。しかも高齢者ばかり。
高齢者の場合、持病で近くの病院から変わることは大変だし、最大の問題は年を取ってから転居で近所との人間関係を再構築するのは困難である。そういうことを考慮せず、「残ってるのはあんただけや」として自治体が裁判によってまで追い出すのは人権無視である。借り上げ住宅の問題は3.12でもいずれ長期入居者の追い出しが表面化するだろう。
日本の住宅政策は昔から持ち家政策中心で、住宅ローンを組ませることが中心。安くて質のいい公営賃貸住宅を作ることは消極的である。いわゆる「自助」中心なのである。
だが今は非正規雇用の増大で家を持てない人が増え続けている。
災害で家を失った人に対する住宅支援は充実したものでなければならない。さもないと阪神大震災のようなトラブルはなくならない。
2021.01.16:
今日はいつもの通院日。
年が明けても変わったことはないが、相変わらず困るのは注射針が短すぎること。最近は内出血が頻繁に起こる。
主治医に聞くと、血管を突いてしまうことだというが、皮下脂肪の上部に血管が多いことが引き金になっている気がする。
メーカーからは改善の話が出ていないようだが、今日も薬局でクレーム入れるよう念押ししておいた。
2021.01.15:
今日も暖かい一日。ファンヒーターは朝の数時間だけ運転。明日も暖かいとの予報である。
政府は突然今までとは違う動きを見せている。
「持続化給付金」と「家賃支援給付金」の申請受付を1か月延長すると発表した。本来なら今日で終了するはずだった。
そして広島市では市民80万人対象にPCR検査をやると発表した。これだけの人数だからプール方式(世田谷方式)で実施するだろう。
これだけ変わった原因は、恐らく専門家の意見、国民の声が大きく影響しているだろう。とにかく今のままではスガーリン政権が持たない。与党内部からも圧力が強まっている。
そして政府は検査とか入院を拒否する人間に対して罰則を与える法案を準備しているが、これも潰さねばならない。現在医学会連合が反対の声明を出している。
スガーリン政権を辞職に追い込むと同時に、必要な政策は実行させるという両面作戦が肝要である。
2021.01.14:
日中は3月並みの陽気。おかげで室温と水道水の温度差が大きくなり、トイレの水タンクは露点してビショビショ。
政府はウィルス患者が入院を拒否すれば懲役刑を含む罰則を科す法案を出すつもりである。
現在東京都などでは病床が不足しているというのに、罰則で恐怖に陥れるというのは本末転倒。ここまで自己責任に固執する理由は理解できない。また刑罰が絡むと感染者がPCR検査を忌避することも考えられ、感染拡大防止に逆行するものである。
法案提出を事前に阻止する必要がある。
2021.01.13:
緊急事態宣言は、近畿3県プラス愛知、岐阜、栃木、福岡にも出ることで決まり。福岡は知事からの要請も出ていないのに突如として含まれた。
どういう心変わりがあったのかは不明だが、根拠はあいまい。
しかし宣言はともかく、肝心の医療支援、休業補償は放置されたままである。これでは「2月7日までに必ず感染者を減らす」と叫んでまも誰も信用しない。
このあたりの定見のなさは目を覆うばかり。
宣言そのものを否定はしないが、きちんとしたロジックや道筋を示してほしいものだ。
日本医師会は医療崩壊を真剣に警告しているのだ。
2021.01.12:
今朝雪が降ったらしいが、積もることもなかったので私は見ていない。
政府のチンタラのため、近畿3府県の緊急事態発令は明日になる見込み。出さないよりましだが、国民の力で尻を叩かないと対策は進まない。
昨日新自由主義のことを書いたが、オリンピックに固執するのもその表れの一つである。そしてコロナ禍とは直接関係ないが、日銀が株を買いまくっているのも新自由主義の縛りにとりつかれているためである。株価を吊り上げれば消費が増えて物価も上がるので景気は戻るという発想だが、増えた分は金持ちに回っているだけで、賃金は逆に下がり、消費は増えない。しかも消費税増税でさらに消費は冷え込み、次にCOVID19がやってきて最悪の事態に陥っているのである。
だから政府・日銀は株買いをやめればいいのだが、売りに回ると一気に株価が下がることに恐怖感を感じてやめられなくなっている。だがいずれは株を売らねばならないのだが、そのタイミングは全く見えない。そのうちに何かのはずみで株価が下がり、それをきっかけに一気に下がって不景気の爆発が起こるだろう。そうなれば円相場も暴落して日本経済は底なし沼になることは必定。
そうなったときに誰が責任を取るのか、ブラックホールの出口は見えない。
2021.01.11:
世論調査ではスガーリン内閣の支持率はがた落ち。緊急事態宣言も「遅い」、コロナ対応は「不充分」、オリンピックは「中止または延期」が多数を占めている。
こうなることは当然のこと。
スガットラーだけでなく、自公ならびに財界の姿勢は新自由主義に激しく汚染されているから、消費を増やして大企業が潤う(中小・個人経営は切り捨てる)ことのみが解決策だから、国民世論と衝突することは必然なのである。これを国民に顔を向いた政治に変えるには政権交代しかない。
緊急事態宣言について、東海3県も政府に要求するとしているし、九州でも一体でそのような方向で協議しているらしい。
首都圏では実質的に医療崩壊になっている。コロナ感染で入院が必要な患者が入院できなくなっている例が出ている。これも新自由主義で医療を縮小してきた結果だが、原因はともかく、今すぐに受け入れ策を取らないと救える命が救えなくなる。
医療関係者には苦労を掛けるが、何とかしてやってほしい。お願いである。
2021.01.10:
スガーリンの答え方が不誠実だとして批判が相次いでいるが、「仮定の質問には答えられない」に次いで、今日のNHK番組でも関西からの緊急事態宣言の要請に対して「もう少し様子を見てから」とのんきな発言をしている。要するに質問をはぐらかしたり、回答を拒否するという姿勢が目立つのである。
これは官房長官時代からの癖だが、政権のトップに立っても同様のことを言うから嫌われる。要するにリーダーとしての発言になっていないから信頼されないのである。一方で「自助」を声高に叫んだり、GoToとかオリンピック開催だけは固執してみたりと、これまた国民の願いよりも大企業の利益を優先することには熱心なのである。
ドイツのメルケル首相の発言と比較すればその違いがよくわかる。
もうスガーリンは要らない!
2021.01.09:
今日も寒い。外出すると寒さが体にしみる。明日午前中まで冷え込み、そのあと次第に緩んでくるとのこと。
関西3府県も緊急事態宣言の要請を出した。実際の発令は来週後半との観測が出ている。
一昨日にトランプのツイッターアカウント一時凍結と書いたが、凍結解除後も「新大統領就任式には出ない」などと書いたため、今度は永久削除となった。従来からの慣例で元大統領が出席するのが儀礼だが、トランプはあくまで不満タラタラである。
こうした態度に議会側も反応し、下院が大統領弾劾決議案を出す予定であることが報道されている。上院はまだ共和党が多数なので否決される可能性があるが、一部の共和党議員が寝返って賛成に回ることも考えられる。トランプの任期は残りは10日ほどだが、どさくさに紛れて何をやるかわからない不安が米国内に漂っている。
歴代大統領の中で最も下品で無謀の限りを行ったとして、トランプの名前は永久に刻まれるだろう。本人は4年後の大統領選に立候補するつもりらしいが、共和党の候補からも排除されることは疑いない。
2021.01.08:
今日も冷え込んで一時的に雪が降った。猛烈な冷え込みは北京でも同じで、今世紀の最低気温、―19度を記録したそうである。
さて、首都圏に続いて関西3府県も緊急事態宣言の要請を政府に行うことがほぼ決まった。兵庫県でも今日は300人に迫る患者数が発生した。緊急宣言の動きは全国に広がるかもしれない。
さて、横綱白鳳がウィルス感染にしたことが伝えられているが、個人的見解では「タニマチ」、即ち有力スポンサーとの会食が感染源ではないかと考えている。そうであれば感染源を公表できない理由が説明できる。
そうなると、自民党が会食禁止を拒否する理由も、企業とか業界団体の接待を受けられなくなることが原因であることが推測される。自民党の議員にとって、口利きと見返りに受け取る政治献金とかパーティー券購入依頼など持ちつ持たれつの関係がぎくしゃくすることを避けたい意図があるものと理解できる。それは大企業からの広告費収入が断たれるかもしれない「赤旗」以外のマスコミも同じで、筆も鈍るというものである。
いずれにせよ、今後のウィル感染か拡大するのかどうか、監視が必要である。場合によっては私も買い物の回数を減らしたりする必要に迫られるかもしれない。
2021.01.07:
午前、買い物帰りに霰交じりの雨が降ったが、午後には雪の時間帯も。神戸市では冷え込みが強まってこれまでに経験のない暴風雪警報が出た。
さて、今日は話題が多い。
1.政府は首都圏の1都3県に緊急事態宣言を出した。遅いくらいである。東京都では昨日の私の予想よりはるかに多い2400人超の感染者が発生した。手遅れもいいところ。これに呼応して、近畿の大坂、兵庫、京都でも緊急事態を国に要請する準備に入った。昨日まで「大丈夫」を繰り返していた吉村も覚悟を決めたようだ。
2.息子が勤める店では早速トイレットペーパーを買い求める客が増えたとのこと。慌てなくても大丈夫なのは前回経験済みのはずだが、事実を冷静に見ることのできない調子者は減らないようだ。
3.トランプはとうとう完全に冷静さを失ったようだ。トランプ狂信者に向けて煽動を行い、実際にデモ隊の一部が国会に侵入した。その内の何名かは警察に射殺されたと報道されている。このトランプの煽動ツイートについてはツイッター社が削除と共にアカウントの一時停止を行い、今後の動き次第では永久削除も辞さないとしている。
しかもペンス副大統領が閣僚らと共にトランプの即時辞職を求める動きをしていると報じられた。合衆国憲法では病気などで任務がこなせない大統領を辞職させる条項があるが、「健康な」大統領を辞職させるのは初めてのケースになるだろう。周囲から見限られたトランプはどこへ行くのだろうか?
4.トランプの悪影響が原因と考えられるが、上院議員の決戦投票で2議席とも民主党が当選を確実にし、議会は新大統領の与党で固められることになった。
WHO脱退などのトランプの国際孤立路線は是正されていくだろうが、日本に対する路線がどうなるかはまだわからない。但しスガーリン政権は過去の政権と同じくアメリカに尻尾を振る姿勢はまったく変える気がない。
2021.01.06:
書くのもいやなくらいだが、東京都の新規感染は1500人超え。2000人に達する可能性も出てきた。恐らく宣言が出てもしばらくは上昇が続くだろう。
一方、兵庫県でも2日連続の200人超え。身近な人が感染してこちらにも影響が出ないか気になってきた。
宣言の後、政府は特措法の改正を考えているが、問題なのはその中に罰則を潜らせるつもりであること。「いうことを聞かない奴はお仕置き」という発想で、一種の警察国家の実現である。
そもそも宣言に伴うあれこれの規制は目についたものの寄せ集めで、かつ肝心の補償や医療支援などは放置。まともに「総合的、俯瞰的」に考え抜かれたものとは言えない代物なのである。そしてずさんなやり方で導入した挙句、それを根拠に罰を与えるなどもってのほかである。
それを見た分科会の尾身会長は1か月程度では感染拡大を抑えられないと真正面から批判している。何かといえば専門家に責任をなすりつけ政府にはよほど腹に据えかねたのだろう。
2021.01.05:
東京都の新規感染はまたもや1000人超え。北海道などでやられた飲食店の営業は8時までということを推進しなかったことが一因と考えられている。
政府の緊急事態宣言はずるずる遅れ、8日に発令という線が濃厚である。往生際が悪いにもほどがある。さっさと発令しろ!
発令とは別に看護師の不足を補うために学校に通う人達を動員するようだ。「学徒動員」と揶揄する声もあるようだが、学生の多くは実務経験者で、かついきなり感染者の看護をするのでなく、一般病棟の不足分を補うために動員されるようだ。
あと、聞こえてくるのは学校は一斉休業にはしないという。前回のような保護者を巻き込んでの大混乱は避けられそうだ。
新年早々、おとそ気分は完全に消し飛ぶ慌ただしい1年が始まってしまった。
2021.01.04:
やっと政府は緊急事態宣言を渋々でも出す方向で動いている。あれこれ遅らせる口実を作ってはいるが、とにかく出させることが先決。
今日から普通の食生活になったが、3が日は何故かカロリーオーバーで注射量は大幅アップ。それでも血糖値は次第に戻りつつある。
スーパーなども開き始めたが、本格的になるのは明日くらいから。中には7日から開けるところもある。確かにこのご時世だから早く開けても客が来るという保証はない。
2021.01.03:
政府は緊急事態宣言を徹底して避けている。代わりに特措法の改正を今からやろうとしている。既に手遅れになっている医療崩壊が実際に起こらないとわからないようだ。ということは屍がたくさん出ても放置するという、戦中の軍隊の動きと同じである。
箱根駅伝は往路が創価大の優勝。向かい風が生んだ混戦を抜け出したことで勝利を呼び込んだ。本命の青山学院はヨレヨレになって12位。また復路もこれまた大波乱で、ゴール前2キロで駒澤が創価を追い抜いて総合V。青山も3位に迫る総合4位、復路優勝となった。これだからスポーツは怖い。観客にはそのほうが魅力があるのだが(無責任)。
2021.01.02:
年が明けてもウィルス感染は一向に減らない。もちろん何もしなかったツケである。
そうした状況に危機を感じた首都圏の1都3県が政府に緊急事態宣言を要請した。この日記を書いている間も政府内部で会議中である。あれこれ言わずにさっさと宣言を出せばいい。休業要請で再度給付金を出すことを嫌がっている場合ではない。GoToと人の命とどちらが大事か考えなくてもわかることである。
2021.01.01:
開けましておめでとうございます。本年も「落書帖」をよろしく。
昨夜は「紅白歌合戦」を最後まで見るつもりだったが、やはり観客を前にした臨場感がないのは不自然な感じがしたので前半だけ見て寝た。
観客のいない舞台というと、昔やっていた「ミュージックフェア」というTV歌番組を思い出す。それともうひとつ、NiziUが踊る縄跳びダンスだが、あれは我々の世代の女子小学生の間で流行していたゴム飛びを思い出した。
今の子供達は昔のようなショートスカートにブルマという服装はしないのでもはやゴム飛びを見ることは不可能だが、何となく懐かしさを覚えた。
さて、今年の注目はCOVID19のワクチンの普及で終息が見えるかどうかと、スガーリン政権が崩壊して野党連合による政権が誕生するかどうか。もちろん自公による政権たらいまわしは許されない。というかもはや政権を維持できる勢力は存在しない。アベットラーによる異端者排除が後継となるべき人物を育ててこなかったためだし、今の新自由主義に未来がないことがいよいよはっきりしたからである。