悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
2020 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
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2020.12.31:
今年はCOVID19の話題が中心の日記になった。世界中で猛威を振るうウィルスに、個人的にも恐怖を感じる日日が続いている。
そして今日、東京都では遂に新規感染者数が1000人はおろか1300人を超えるにまで拡大している。政府は「緊急事態宣言を出すぞ」と脅しているつもりらしいが、国民からすれば緊急事態にしてもかまわないと考えている。というか宣言と同時に医療をはじめとする末端に至るまでの経済的支援を望んでいるのである。
年末に最悪の事態を迎えてしまい、政府はいつまでも国民に責任を押し付けることは無理だということを事実は示している。
来年はこのようなスガーリンを筆頭とする自公政権を葬り去らねばならない。スガーリンンの後釜を与党から出すことにはもはや望みはないのである。
2020.12.30:
おせちを作ったので新年の準備はほぼ完了。午後からは冷え込んできていよいよ大きな冬将軍の到来。
ユリットラーが記者会見で「危機だ、危機だ」とわめいているが、都として実行することは何もなし。若者を恫喝するようなことも言っているが、店舗に対しての十分な補償付きの営業時間短縮をやれば若者は寄り付かない。また、PCR検査についての国への補填の要求とともに対象の拡充をやれば患者は減るはず。庶民としては帰省者が激減するなど、言われなくてもやるべきことをやっている。誰もが実行なしの言葉の機関銃には飽き飽きしている。
2020.12.29:
そろそろ我が家も迎春準備。
足が悪いので買い物は昨日から少しずつ買いだめしている。それでも晦日そばや正月に食べるすき焼き用牛肉などは明日以降。
掃除は手抜きで、本格的なものは年明けからこまめにやることにした。
世間はいよいよ年末年始の休みに入ったが、新幹線の自由席は例年の半分にも満たないようだ。中には故郷から「来るな」と言われたという例もあるとのこと。
さて、この休みで最大の問題は救急搬送とウィルス感染者の治療。今のところ大パニックに陥ったという報道はないが、現状の感染者数の推移では危険水域にあると言っていいだろう。そうなるとますますスガーリンの支持率は抜き差しならないものになる。自民党内部からも政権交代の声が出てくるかもしれない。
2020.12.28:
自民党があちこちで宴会を開いていたことが次々に判明している。そんな中で二階は自らが開いた「会食」を単なる会合として問題視されることに「反論」した。
こうした会合は地方組織でも常態化している。
自民党の辞書には高級料理や酒の出る集まりは「宴会」ではなく、「会合」ということらしい。しかも庶民には忘年会や新年会を自粛せよと口やかましく言うのである。
内閣支持率がどんどん下がると同時に自民党の支持率も下がるのは自然な成り行きである。
2020.12.27:
アベットラーの国会出席について、本人も自民党も「十分説明できた」と自画自賛しているようだが、新聞各紙は「説明不足」という論調である。自民応援団の読売新聞も辛口。
今年の物故者について少し書く。
私が注目したのはイギリスの俳優ショーン・コネリー。映画「ジェームスボンド」シリーズで人気を博した。
役としてはイギリスのイケメンの諜報部員だったが、本物のコネリーは当時から髪は薄く、かつらをかぶっていた。だがジェームスボンドはスパイ映画の代名詞で、東西冷戦を色濃く反映し、後のスパイ映画に大きな影響を与えた。日本でも映画やドラマで東西のスパイが暗躍するストーリーがよく出てくる。そして一番影響を受けたとみられるのが漫画「ゴルゴ13」。
冷戦終結までは東西のスパイが暗躍する中で金をもらって標的を暗殺をするというのが圧倒的に多かったが、今は中近東のテロを題材にすることが増えている。
私はボンドの映画で「ロシアより愛をこめて」と「ゴールドフィンガー」だけしか見ていないが、後のロジャームーア主演の娯楽性の高いものと違って、緊迫感があった。
ともあれ私が若い頃の俳優や歌手が次々とこの世を去るのは見ていて寂しいい限りである。
2020.12.26:
東京都の新規感染者が900人を超えた。危機的な状況であり、このままでは1000人を超えてしまう可能性も出てきた。もはや営業時間制限自粛とか外出の自粛などと言っている場合ではない。明日からでもGoToの中止、PCR検査の全面適用、補償付き営業時間自粛などをやらないといけない。
兵庫県でも昨日は200人以上の感染者が出た。東加古川病院では合計95人が感染している。どこでもそうだが、既に医療崩壊の入り口のドアノブに手がかかったと言えるだろう。
さて、アベットラーの疑惑は、自民がどう抗おうと越年は必至。昨日も書いたように利益供与の疑いなど、事実を究明するには証人喚問しかない。
2020.12.25:
アベットラーの国会質問、昨日の会見同様責任を感じる、申し訳ないと口先だけで語って辞職はしないと明言。
責任というなら、過去の議員による不祥事でもあったように辞任すべきである。
特に感じたのが、ホテルに対する支払いで不足分を自分の手持ち資金から補填したこと。これは明らかに利益供与である。それを指摘されると答弁不能になった。
これではアベットラーのいうことは信用できないことがはっきりした。もはや証人喚問しかない。
一方、スガーリンは相変わらずの口先だけの危機感をあおるばかりで、飲食店の自粛に対する補償はなし。病院も重症者受け入れに対するを補填だけで、すべての病院に対する補償はこれまた何もなし。
自公政権はこれで幕引きしたいようだが、国民は絶対に許さない。
2020.12.24:
アベットラーが記者会見で謝罪を口にしたが、議員辞職はなし、秘書の処分もなしでは誰も納得しない。そもそも秘書が勝手にやったこと、嘘を知らされたという古い手口が通用すると思ったら大間違いだ。
明日は議員運営委員会で虚偽答弁を弁明するそうだが、本人も自民党もこれで幕引きするというのは国民が許さない。そしてスガーリン(今回から自民内部からも出たこの名前を使う)もアベットラーに追従して虚偽答弁を擁護したことの責任も問われなくてはならない。
これで「桜問題」は越年決定。衆議院解散も来年度予算が決まるまでお預けとなる。
東京都のウィルス新規感染者は今日も記録更新。このままオリンピックを開催するのは暴挙になる。開閉会式の縮小などで済む話ではなく、IOCは中止を決定すべきである。
2020.12.23:
愛知県西尾市の議員12人による宴会が問題になっているが、今度は奈良県山添村でも村会議員5人による宴会をやったことがわかった。
自粛が叫ばれる中での宴会という問題もあるが、気になったのは両方ともコンパニオンを同席させて酌をさせ、しかもその行為を「感染対策」と驚くべき理由を語っている。
つまりコンパニオンを介することで議員同士での感染を防ぐことができると思っているのである。
これは非科学的かつ防止どころかコンパニオンを通じての感染拡大のリスクを高めることにしかならない。しかもコンパニオンを「緩衝地帯」とみなし、その人権をも無視する発想であることにまったく気づいていないのである。
地方ではまだまだこのような女性に対する蔑視、人権一般に対する無知、無理解がはびこっているようだ。
2020.12.22:
吉川元農水相が辞任した。わいろの授受で起訴されることを予想してのことだろう。同時に入院することを忘れなかった。
一方アベットラーは検察の事情聴取を受けた。不起訴の可能性が報道されているが、国会でうそをついたことに変わりはなく、野党から証人喚問の要求が強まっている。自民党としては何とか内閣委員会での非公開証言で済ますつもりらしいが、国民は内閣支持率をさらに下げて対抗するだろう。現時点でもアベットラーの国会招致の声は多いのだから。
寒さは一段落。雪国では雪崩の危険がある。気温の激しい上下は思わぬ事故を招く。
明日からは年賀状の完成、正月用の買い物リストの整理が始まる。
2020.12.21:
今日は冬至だが、そういう節気を意識する余裕はまったくない。
近所の銀行ATM(元支店)が来月半ばで閉鎖となる。そうなると歩いて10分くらいにある銀行支店まで行かねばならない。急ぐときには不便なのですぐ近くのコンビニにあるATMを使うことにした。試しに紙幣の引き出しをやったが、それほど手間はかからなかった。
2020.12.20:
相変わらず寒い。
そろそろ忘年会、新年会の案内が来る頃だが、今年は全くのゼロ。ウィルス禍の下では当然の流れだが、やはり寂しい。例年なら毎日カロリーを気にしながらの食事を忘れて、宴会になると思い切り羽目を外すのだが、今回は望むべくもない。
さて、菅首相のことをスガットラーと称してきたが、音感を考えると「スガーリン」がより適切かと思うようになった。
ネタ元はソ連のスターリン。彼もレーニン亡き後のソ連のトップにのぼり、政敵や気に食わない部下を次々と粛正する独裁者だった。その意味で菅に酷似しているのである。
2020.12.19:
今日は今年最後の通院日。
先月から困っているのが、インスリン注射針が設計変更で極端に短くなったこと。
主治医にも説明したし、薬局にはメーカーにクレームを入れるように伝えたが、針が短すぎて、へそ周りに針を刺しても皮下脂肪からの反発と針周囲から薬が逆流する傾向が強いのである。さすがに使いにくい。
ちゃんとしたテストをやった結果で正式出荷をしたのか、疑わしく感じてしまう。
先日、小林化工が製造した水虫治療薬に異物が混入して2人が死亡したことが判明したが、品質管理が最も厳密であるべき製薬メーカーでの不手際だっただけに、私も少々ナーバスになっている。
さて、主治医とは年末の挨拶をして診察は終了。これから本年の医療費の領収書を整理して、年明けの所得税還付申告に備える。
2020.12.18:
今日も寒い。体は完全に固まっている。ファンヒーターはフル稼働。但し外出時の帽子はまだ不要。それだけが唯一の救いである。
このところの国民の声に押されて、遂にアベットラーが検察の事情聴取と国会への出席が濃厚になってきた。
ウィルスはそんなことにはお構いなしに蔓延している。網羅的に無症状の患者を拾い出し、感染拡大の芽を摘むにはやはり世田谷方式(プール方式)を採用するしかない。政府もやっと気が付いて実行する方向で動くようだ。もっと早く気付けばよかったが、金も人もかけたくないという縛りのために引き延ばされたのである。
何かにつけてスガットラー政権の無為無策が表面化して国民を痛めつけるが、国民の側も執拗に反撃するしかない。そうでないと犠牲者が増えるばかりなのだから。これから年末に向けて年が越せない労働者が増えることが懸念される。
昔のような年越し派遣村を作る動きが始まっている。
2020.12.17:
ここ数日の冷え込みは1月並みで、北国の豪雪地帯でも積雪が多い。そして神戸でも、私は目撃していないが、初雪が降った。この冷え込みは来週も続くようである。
昨日書いたスガットラーによる会食、「国民の誤解を招いた」として謝罪したが、これまたがまた「国民は誤解していない」というブーイングの嵐を呼んだ。
昨日も少し触れたが、自民党には国会議員を中心に、あれこれ国民に要求したり、「自助」を押し付けるが、「俺たちは別格」とする特権階級意識が深くはびこっているのが実際。
だからスガットラーの会食問題をきっかけに慌てて党内に自粛を要請した。高価な飲み食いだけでなく、政治資金パーティーで大勢の人間を集めることがコロナ禍でも日常的に行われていることの反映である。
遂に東京都の新規感染者は800人を超えた。他の道府県でも感染者の高止まりが止まらない。重症者も増え続けている。
だから夜の飲食店の営業自粛拡大は当然の要請としてと理解できるが、それに応じた支援金の拡大も、国が全面カバーして実行すべきである。他にも医療関係者の支援、また飲食だけでなく売り上げ縮小の影響を受けている企業に対する支援もこれまた必要である。
2次補正予算で未消化の7兆円は今のような事態にこそ使うべきである。
政府が先日出した経済対策は、9月の経団連の提言のコピーであり、広く国民を支援するものになっていないことを指摘しておく。
2020.12.16:
スガットラーがまたもやネタを提供した。
政府として会食は5人未満と要求しておきながら、自身は8人で高級ステーキ店で会食した。
個人的なことであれこれ言うことは控えめにしているつもりだが、範を垂れるために率先して実行すべき人間が平気で守らない、これ以上のモラルハザードいやモラル破壊はあるまい。
国会でそれを追及されたら、西村がかばって見せる、これも自民党ならではの低劣さを示すものである。
私が若い頃、一部野党を巻き込んだ料亭政治が批判されたことがあったが、自民党の国会議員は皆高カロリーのぜいたくな食事をしている。
私が目撃したのは兵庫県出身の議員で、ちょうど初詣に神戸の神社に来ていたのを目撃したが、顔は脂ぎって虹色に光っていた。
会食に料亭などを利用するのはやはりわいろとか利権の話なのだろう。一般的な陳情とか会議などは政党のビルとかレンタルの会議室などを利用すれば済む話で、高い飲食代を伴う必要はどこにもないのである。
これは国際会議などにも当てはまる。G7サミットなどに対して「大したことを決められない先進国による宴会」だと途上国から批判を受けているのである。
東京都では今日も新規感染者数を更新。医療関係者はぼーなうも減らされてへとへとになっている。贅沢な会食をする金があったら、彼らに十分ンあ支援を行うべきである。
2020.12.15:
まずはアメリカ。選挙人による投票でバイデンが次期大統領に選ばれた。あとは議会の承認などの手続きだけである。敗北を認めなくてもトランプはホワイトハスから追われる。
昨日の日記を書いた後でGoToトラベルの一時中断が公表された。だがスガットラーの評判は良くない。
世論調査で支持率の激減が明らかになってから急遽決めるという決断の遅さもそうだし、中断の開始を28日にするという異常さ。それまでの感染者が判明するのは1〜2週間後になるから感染拡大の結果はまさに年末年始に出てくることになる。
科学的な見地を無視し、ひたすら自らの保身と権力維持だけに汲々とするスガットラー政権は短命に終わるだろう。
2020.12.14:
感染拡大を受けてGoToの中止、中断を求める声が高まっていたが、政府は渋々ながらも範囲の拡大と延長をする方向で動き始めた。だが動きは遅く、その間にも感染拡大の傾向は収まらない。「勝負の3週間」などというつまらない危機感だけでその場をしのごうとしたことは国民に理解されるはずもない。
ここまでGoToに固執する理由はマスコミも指摘している通り、二階と旅行業界の深い関係が大きく影響しているからである。
もちろん遅くても何らかの対策をすることは評価すべきだが、あまりにちっぽけすぎて大きな影響は期待できない。
本気でやるならば、医療関係への直接支援をもっと拡大すべきである。
それが嫌ならさっさと政権を降りて野党連合に政治を任せるほかない。
2020.12.13:
最近の感染拡大で神戸でも患者が増えており、近所の小学校でも感染者が出た。そして病院のいくつかでは集団感染が発生しており、危機的状況にある。
感染のニュースを見るにつけ、私も次第に恐怖感を感じ始めている。いつ自分がウィルスに感染するか確率が次第に上昇しているからである。このままでは近所への買い物にも躊躇を感じる。もちろんここ1年くらいは三宮にも行っていないし、外食もしていないが、偶発的な感染は有りうると思った方がいい。
8月にPCR検査を受けているが、今ではそんなものは気休めにならない。
スガットラーの無策が国民を不安に陥れている今、内閣支持率は下がる一方。
但しそのことで留飲を下げてみても、感染の可能性が下がるわけではない。そこが今回のウィルスの恐ろしさである。
2020.12.12:
東京都の新規感染者は621人と新記録を更新。不要不急の外出禁止、他県との出入り禁止、これくらをやらないと感染は止まらないだろう。年末年始の新幹線予約が減っているらしいが、もっと大規模な規制が必要な気がしてならない。
神鋼の石炭火力で、原告の一人から話を聞いたが、兵庫県も国にならって2050年までに温室効果ガスの実質排出量をゼロにする目標を掲げているとのこと。もっとも現実は電源開発の高砂火力が古い低効率として停止の意向だというだけ。神鋼でも稼働中の1、2号機が低効率ということで停止の方向を探っている模様。
しかし県全体で考えれば、建設中の神鋼3、4号機が稼働すれば目標はクリアできない。
しかも2050年の「温室効果ガスの実質排出量ゼロ」という数字にもちょっとしたからくりがあって、その根拠になる数字には森林が吸収する分を差し引くという計算をやっているのである。これは国も同じ。もっとも神鋼3、4号機を動かせば森林吸収分を引いてもプラスになって、目標は達成できない。
国は年末までに2050年目標を実現する具体策を公表するとしているが、まだ何も見えていないのが現状である。
そして今、ドイツでは深刻な問題が出ているという。
ドイツでもやはり石炭火力の廃止の方向で動いているが、2022年までに原発の停止を決めていることと合わせると、国内が電力不足に陥るという。
そこで出てきたのが原発の停止延期と再稼働。実際にそういう話で決まるかどうかはわからないが、メルケル首相にとっては茨の道が待ち受ける。
2020.12.11:
これだけ危機的状況になっているにも関わらず、スガットラーはGoToを中止・中断しない。
彼一人のメンツのために国民の生命が危険にさらされることに怒りを禁じえない。
時事通信の最新の世論調査でも内閣支持率は前回よりさらに下がって43.1%。危機的と言われる3割台まであと少しである。
つくづく思うが、内閣の不人気を「支えている」主な戦犯は菅、加藤、西村の3羽烏。彼らだけが悪いわけではなく、自公政権全体の責任ではあるが、無能なこと甚だしい。
倒閣に向けての活動が必要なフェーズに入ったと言ってよかろう。
2020.12.10:
東京都の新規感染者が600人を超えた。この事実を見ればわかる通り。これ以上あれこれ説明やコメントをする必要はない。
河井夫妻の捜査の派生物として、元農水相2名が「アキタフーズ」という鶏卵会社からわいろを受け取っていたことが判明した。河井はスガットラーに繋がっている人物だから、スガットラー自身も無傷では済まないかもしれない。
この「アキタフーズ」という会社、本社は広島県福山市にあるから河井との関係はそれなりの理由が想像できる。では何故福山の会社に「アキタ」の名前がついているのか調べたら、創業者の名前が「秋田」であるとわかった。
似たような話で、バイクで有名な「川崎重工」の本社は川崎市でなく神戸市にあるが、「川崎」の名前は創業者から来ている。今は創業者の家系が経営陣にいるわけではない。名前だけが継がれて今に至っている。
2020.12.09:
政府の経済対策が出たが、GoToをはじめとする新自由主義的な大企業優遇政策ばかり。医療崩壊寸前なのに自衛隊の応援だけで医療支援は放置したままである。
これには分科会の尾身会長がGoTo中止をすべきと政府に異を唱えている。問題はそれだけではない。
GoToを続けると物価が下がり、それに伴って「マクロ経済スライド」で年金の引き下げを招くことがわかった。
赤羽などは感染拡大の中でGoToをやめると「やはり拡大はGoToのせいだったのだ」と言われるからと中止を拒否した。もはや自公政権に物事を正しく把握、対応する意思も能力もないことがこれではっきりした。
他にもいろいろ言いたいことがあるが、血圧が上がるので今日はこれだけにしておく。
2020.12.08:
今日で日米開戦から79年になる。
今は亡き母の生前、何故戦争が止められなかったのかと聞いたことがあるが、国民には本当のことがほとんど知らされず、いきなり「大本営発表・・・」との放送が流れたという。
政治のすべてが天皇の名前で行われ、それに批判することも許されなかった時代である。
今の日本でも政府に逆らうことを許さないということをスガットラーが目指している。その典型的な表れが学術会議での6名の任命拒否である。
拒否の理由をかたくなに拒んでいるが、実態は軍事技術に協力しない会議に対しての恫喝で、6名はそのための見せしめである。それについては学会他のスガットラーに対する反発があるが、彼は記者会見で薄ら笑いをして「俺の実力を見たか」と言わんばかりの態度を見せた。スガットラーの官僚を恫喝する手口は以前も書いたので繰り返さないが、独裁者として力を誇示することには国民もあきれている。
日米開戦に関して言えば、当初から精神論で勝利を確信し、その後もインパール作戦とかパプア攻略など補給もなしの無謀な作戦を繰り返して、遂には自滅していった。
今もGoToはじめ大企業優先の政策で、国民を犠牲にしながら無茶苦茶を押し通そうとしている。
こんなことはいずれ破綻するのだが、冷酷さを売り物にするスガットラーは批判を受け入れない。
ならば国民は彼を政権の座から引きずり下ろすしか選択肢はない。幸いにして感染者の情報などは国民に見えるのでわかりやすい。もっともマスコミを支配することで彼に不利な情報を必死で抑えようとするだろうが、戦前のような統制が有効になるとは思えない。
2020.12.07:
スガットラーの支持率が低下していることは各マスコミの調査でも同じで、いかに彼の評判が悪いのかがよくわかる。
だが与党内では彼に代わる人物はいない。アベットラーと二階が反対派をほぼ殲滅してしまったことと、後継者を育ててこなかったからである。
会社経営でもそうだが、後継者を育てて事業を継承することはどこでも同じ。後継者がいなければどんな組織もつぶれる。
今、日本の社会では高度成長を支えてきた当時の若い世代が高齢化し、少なくなった若者を後継者として育てることが急務になっている。しかしそれは容易ではない。とにかく人減らしと非正規労働者を増やしたために、後継ぎに手を挙げる人が激減したからである。
一部で、今回の「はやぶさ2」が「玉手箱」を持ち帰ることに成功したことに、まだまだ日本の技術もすてたものじゃないという声もあるが、他方でノーベル賞受賞者が将来日本の受賞者が減ることを予言している。
スガットラーの関係でいえば、公務員目指す若者が減っているし、公務員の退職も増えているという。学術会議も今回のことをきっかけに学者の道を選択する人も減るだろう。
スガットラーが「君臨」する限りそういう傾向は加速する。
2020.12.06:
Twitterにも書いたが、菅内閣の支持率が急落。コロナ対策と経済対策の優先度もコロナ対策が優勢になった。国民の願いは明らかにスガットラーがやっていることと正反対。
さらに、政府分科会の尾身会長も人の移動の抑制が必要と、GoToの中止を間接的に要求している。
これでスガットラーの選択肢は狭まった。それに逆らうことはさらに自分の首を絞めることになる。
2020.12.05:
12月になって、本来ならクリスマスや年末商戦でにぎやかなはずだが、もうひとつ盛り上がりに欠ける。感染拡大で人々のにぎやかな声が聞こえないのである。
大阪では、甘いとされる「大阪モデル」の指標でも赤信号になり、自粛が呼びかけられている。しかし4月のような街から人影が消える現象はない。理由は簡単。店を閉めても補償がないのでは営業を続けて収入を得るしかないのである。この現象は政府が補償付きでGoToを中止しない限りずっと続く。
GoToは元々感染が終息してからという話だったが、いつの間にか経済最優先ということで無理して感染が続いているのに見切り発車してしまった。引き金を引いたのは政府であることは明白なのだから、政府自身が中止の指揮を執るべきで、自治体とか個人の「自粛」に転嫁するのはおかしい。
そう言えば医療の専門家からは、感染で重症化するのは確かに高齢者とか持病持ちであるが、感染拡大を促進しているのは行動範囲が広い若者だと指摘している。
科学的な見地を無視してひたすらGoToに突っ走るのは間違っている。
2020.12.04:
大阪地裁で画期的な判決が出た。
関電大飯原発3、4号機の国が出した設置許可を取り消す判決が出たのである。福島事故以降、原子力規制委員会の許可を取り消す判決は初めて。大飯3、4号機は検査で停止中なので判決が確定するまでは再稼働できないが、関電側は控訴する見込み。
スガットラーの記者会見、これまでの見解を繰り返すだけで目新しいことは何もなし。ちょっと気になったのは、記者からの質問について時々下を向いて何やらカンニングペーパーを読んでいるように見えたこと。おそらく質問を事前に通告させてそれに事得るというアベットラー時代からの悪しき習慣と見えるが、これでは記者会見の緊張感のない出来レースでしかない。
マスコミもなめられたもので、ジャーナリストとしての気骨はどこかに飛んでしまった気がする。
唯一「らしさ」をキープしているのは、「桜問題」で賞を取った「赤旗」くらいのものか。
2020.12.03:
今になってアベットラーの検察による事情聴取、吉川元農水省問題、GoTo延長強行など次々と課題が目白押しになっているが、スガットラーはまったく反応せず。やっと国会閉会の明日に会見を行うとしているが、意図的な反論封じに見える。
明日の会見でも事前質問に答える紙を読むだけで、追加質問には答えずに逃げるこれまでのパターンを取る可能性がある。もしそうなれば国民は近いうちに支持率激減という形で反応するだろう。マスコミがどれだけ話をあいまいにしようとも関係ない。
国会を終えても問題は解決していないのだから。
2020.12.02:
河井夫妻の捜査の副産物として、元農水大臣が鶏卵会社からわいろを受け取っていたことが判明した。
本人は疑惑を否定しつつも自民役員を辞任するとともに病院に逃げ込んだ。いつものパターンである。
それにしても自民党は多額の政党助成金を受け取りつつも、さらにわいろを平気で受け取る体質である。この党の本質として、金と利権にどっぷり浸かっていることがますます明らかになっている。
昨夜のスガットラーとユリットラーの会談で、東京都には「重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に、都内を発着する旅行の利用自粛を求める」と決めた。裏を返せばそれ以外の人たちが感染しても放置するということだ。
無症状の感染者が東京都内を自由に歩けるということだから、感染拡大にはまったく役立たない。両名ともそのことを知ってか知らずか、責任者のメンツを守るためには国民が犠牲になることもいとわないと宣言したに等しい。
両名とも万死に値する。
2020.12.01:
ウィルス感染は鎮静化しないまま12月を迎えた。一体どうなるのだろうか?
実体経済は沈んだまま、株価だけは今年の最高値を更新し、超富裕層の資産はこの1年間で7兆円も増えた。一方でコロナ失業は増え続け、年が越せない人が大量に発生する恐れもある。失業対策、医療のテコ入れも必要なのに、政府はGoToトラベルの見直しもせずに国会を閉じようとしている。
昔は与党が悪法を通すために会期延長をよることが多かったのに、今は野党からの批判から逃れるために延長しない、あるいは国会そのものを開かいないという手口が乱用されている。国会での論戦を避けるというのは国民に自信をもって申し開きができないということであり、悪政を続けたいという意思を表したものである。
今の事態はスガットラー辞任以外に解決策はない。