悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2021.08.31:
8月も終わりを告げた。今月の前半は豪雨、後半は猛暑と、極端な差があった。どうやら猛暑は木曜日を境に終わり、季節が入れ替わるとの予報である。これでエアコンの24時間運転が終わればいいが。
自民党は総裁を誰にするかで色々動いているようだが、肝心の野党から要求が出ていた国会の開催は拒否したまま。
さすがに一部のマスコミからも憲法違反を指摘する声が出ているが、自民は何食わぬ顔。公明も完全に沈黙である。
憲法には要求から何日以内に開くと書いていないことに悪乗りしているのが原因だが、開会を拒否できるとも書いていないのだから少々遅れても開くべきというのが常識的な解釈。自民党の改憲案には「要求から20日以内」と書いてあるのだから、国民に対して責任ある態度を見せるべきだろう。
まあ、今のスガーリン内閣ではアベットラーの流れを汲んで党利党略、政治の私物化を当然視しているのだが、国民は必ずや選挙でそういう政治が日本の将来にとって害にしかならないことを示すだろう。
2021.08.30:
千葉県で「学徒動員」の引率教員がウィルスに感染したことがわかって騒ぎになった。
どうやら子供たちを連れる前から感染したようで、県としては当初「学徒動員」を継続する姿勢を見せていたが、たぶんあちこちから批判が出たのだろう、結局中止となった。
常識的に、引率中に感染したものではなくても、教員から引率の子供を含む競技場へ行く途中で他人に感染させる可能性もあるわけで、根本的に「学徒動員」による感染リスクを考えたら最初からやらなかった方が賢明だったという結論になる。
もはやパラそのものも中止すべきだろう。
2021.08.29:
故障した補聴器の修理が終わって装着した。これまで通りの感触が戻って気分は落ち着いた。
学校の後輩に硫酸を掛けて大けがをさせた男が逮捕されたが、私の兄も硫酸を運搬中のバイクが転倒してやけどをしたことがある。
当時兄は医薬品の卸会社に勤めていて、たまたま事故当日は希硫酸を運んでいたのである。事故で瓶が割れて左太ももにかかった。すぐに事故を起こしたところの民家に飛び込んで足に水をかけたのでやけどは肉にまで達することはなかったが、それでも数か月入院した。
今回の事件ではその場での応急処置もできなかったようだから、完治には時間がかかるだろう。
酸・アルカリに関わらず、薬品はたんぱくを溶かすことがあるので怖い。
今回の事件の犯人はどの程度知識かあったのかどうかはわからないが、ただの一滴でも人に浴びせるような行為は厳禁である。
2021.08.28:
どうも新規感染者の数が頭打ちになりつつあると書いたことに、自ら疑問を感じ始めている。
というのも、東京都などでは濃厚接触者を追跡してPCR検査をしないという方針が伝えられているからである。つまり検査を拡大しないから感染者が増えないということに突き当たる。私には確たる証拠を持ち合わせていないからこれ以上のツッコミはしないが、疑惑は深まるばかり。
それにしても「野戦病院」について、国も動き始め、イソジン吉村も口にし始めたが、不思議なことにユリットラーは何も言わない。逆に若者向けにワクチン接種を募集したら希望所が殺到してパンク。スガーリン同様、ワクチンだけで解決できると考えているのだろうか?
2021.08.27:
タレントの野々村真がウィルスに感染して、その後やっと退院できたのでTVのインタビューを受けていたが、顔はやつれて相当苦しい思いをしたことがわかった。
彼の経験で最も驚いたのが入院するまでのいきさつ。
感染がわかって自宅療養を始めたが、次第に苦しくなり、血液の飽和酸素濃度が92%くらいになったので救急車を要請したが、返ってきた言葉に愕然。
「保健所からの指示で、80%台にならないと入院できません」
これが今の政府と自治体の実態だが、こんなことになっても未だに有効な手を打たないというのは、国民の命を守るという発想がまったくないということを示すものである。
折しも自民党は総裁選で誰が次期総裁になるか争うことに夢中で、国会を開いて対策を次々と打つべき時期のはずだが、そういう言葉はどこからも聞こえてこない。
いよいよ政権交代以外に最善の策はなくなった。
2021.08.26:
日没が次第に早くなっているが、まだまだ残暑は厳しい。少なくとも今月末までは暑さが続くだろう。
感染者の増加が止まるような印象を受けるが、まだ明確なところはわからない。スガーリンは「明かりははっきりと見え始めている」などと言っているが、専門家は楽観的過ぎると批判。相変わらず問題を小さく見せようという意図のようだが、政治家としては失格である。
自民党の総裁選が近く行われるが、スガーリン以外に岸田が立候補を表明したので正式な選挙が行われる見通し。
誰が出てきても自民党である限り期待するものは何もないが、少なくとスガーリン以外のまともな日本語が喋れる人間であることは望んでおきたい。
2021.08.25:
暑さが戻ってきた感じがする。換気で窓を開けると熱気が感じられる。
パラ観戦の「学徒動員」、次第に参加する学校が減っている。また保護者の間にも欠席させる動きがみられる。全面的な中止しかあるまい。
今日の国会で尾身会長はこれまでの温厚な物言いから、政府の対応は甘いと批判。バッハは何しに来るのかと苦言を呈した。
やはり横浜市長選の結果が影響しているのだろう、政府は抗体カクテルの外来での注射を認めるとか、大規模施設を使った「野戦病院」を作ることを明言した。そうであれば国会を開いて必要な予算の審議もやらねばならない。
ダラダラやっていたら感染拡大は止まらない。
二階がスガーリン再選に固執しているようだが、自民の議席激減にとどまらず、自身の議席も危うくなることを知るべきだろう。
2021.08.24:
一日中曇り空で、夕方にはにわか雨があったが、どうやらここしばらくは土砂降りからは解放されそうだ。だが今月初めからの雨で野菜はじわじわ値上がりしている。庶民の生活も大変だが、農家はもっと深刻。作物が水没したら全滅するからである。
今度はパラも強行開催。しかも都知事は「学徒動員」から抜けることをいやがっている。しかし墨田区や静岡県など一部の自治体は中止を決定。
自民党の今後について、二階はスガーリン続投を支持したりと、マスコミがあれこれ騒いでいるが、実際のところは報道しない。まるで人気投票レベルの扱いである。
しかし最大の焦点は政権交代への動きだろう。
2021.08.23:
いや〜驚いた。昨日の横浜市長選挙、投票箱が閉まる8時直後に山中候補の当確が出た。
ということは私が予想した「大差で勝つような候補はいない」と書いたことは完全に誤りだったのである。しばらくしてから投票行動の分析が出ていたが、無党派層の多くが山中候補に一票を投じていたのである。カジノもそれなりの争点だったが、コロナ対策に対するスガーリンへの間接的な批判も含まれると思われる。
これで近くにある総選挙では自民が大小の差はあれ、負けることは確定したと言っていいだろう。
今日もスガーリンは相変わらずのとぼけた発言をしているが、もはや支持率回復の目はない。それよりもポストスガーリンの駆け引きが党内で始まる。
国民にとっては所詮コップの中の嵐。マスコミが政権交代の話から目をそらすためにあれこれ書くだろうが、国民の目は誰が自分たちの味方かどうかを注目している。
2021.08.22:
相変わらずの感染拡大で出る言葉がない。兵庫県は今日も1000人超え。
どうやら政府は「野戦病院」を作ることを口にしたが、いつ、どれだけできるのかは不明。
国政選挙を占う意味でも注目される横浜市長選挙、今のところ大差で勝つような候補はいないようだから、結果は明日まで待とう。
2021.08.21:
久しぶりに雨はほどんど降らず、甲子園でも4試合全部を消化した。
東京都の感染拡大は非常に危機的で、自宅療養者は3000人以上、全国的にも9000人以上で、このままでは助かるべき命が守られないという地獄が待ち受けている。
にもかかわらず、スガーリンやユリットラーは酸素ステーションができたと言って喜んでいるが、酸素だけでは治療薬の点滴などの行為ができないから気休めでしかない。
一方で福井県では緊急の医療施設、野戦病院のようなものを確保し、治療を始めた。スガーリンも他の自治体でもぜひやってほしいものだ。
IPCのパーソンズ会長が開催目前にして困難なら再検討すると述べている。もちろん下駄をはくまでわからないが、バッハのような最初から事実に目をつむるような態度は見せていない。「学徒動員」については埼玉県で1校が中止を決めたと報道されているが、それ以外には何も出ていない。
それにしても感染拡大が止まらない現状で、少しずつ亡くなっていく人が出てくる話を見るにつけ、行き場のない悲しみと怒りをどうしても抑えられない。
2021.08.20:
千葉県で、陽性の妊婦が自宅で早産となり救急車は遅れて結局は赤ん坊が亡くなるという悲劇があった。
医療体制の不足が招いたものである。
また、パラの組織委が墨田区の墨東病院に救急用としてベッドを確保の依頼を行ったが、病院は断った。コロナ患者優先が理由である。パラリンピックこそ不要不急の行事ではないのか。
その一方でユリットラーが修学旅行の中止を求めながら、「学徒動員」は中止を拒否している。都の教育委員5人のうち4人が反対していることも無視した。こういうダブルスタンダードを平気でやる根底に、何かの利権が絡んでいるのだろうか。
ポストスガーリンに複数の候補が動きを見せているが、いずれも自民党の枠内で目新しい政策は何も出ていない。記者会見でまともに答えないという点も、下村あたりはかなり怪しい感じがする。
政権交代こそがベストの選択だろう。国民民主の玉木代表が共産党に対する偏見を捨てたこともあるし。
2021.08.19:
左の補聴器が壊れたようだ。昨夜乾燥ケースに入れて、今朝付けたら全く聞こえない。電池を交換してみたが動かず。雨の中、販売店に行って修理を依頼した。何も力を入れていないが。ああ、余計な出費が出そうだ・・・
ウィルスの勢いは相変わらず。今日も兵庫県では感染者が1000人を超えた。
東京都では完全な医療崩壊。専門家からは野戦病院のような施設を作って集中的に治療すべきと提言しているが、スガーリンもユリットラーも動かない。しかもあちこちから「学徒動員」は止めろと言われても無視。
彼らには国民を守るという発想そのものが欠落していて、ひたすら「自助」を要求するのである。
新自由主義は公的支援、福祉を放棄することが常識になっていると言える。
2021.08.18:
朝からの雨は午後には上がり、日が照る時間もあった。災害警報も解除。
だがウィルスのの勢いは衰えない。緊急事態であろうがなかろうが感染者は増える一方。兵庫県では遂に感染者数が1000を超えた。
スガーリンは予想通り昨夜の会見で相変わらずの質問とはずれた発言。それだけではない。二階を初めとする5人が夜の会食。これで国民への説得力は完全になくなった。自民党としてはスガーリンの後釜を探す動きがあるようだが、まずはもうすぐ行われる横浜市長選でスガーリンに近い候補がどうなるか。負けたら自公政権そのものが崩壊し、野党連合による新政権が実現する可能性が高まるだろう。
息子は週末にワクチン注射の1回目。ブレークスルー感染の危機がさ去ればいいが。
2021.08.17:
今日は朝から雨。午後からは土砂災害警報も出されるほどの土砂降り。明日も雨、明後日もほとんど雨の予報。
感染拡大は未だにピークが見えず増える一方。だがスガーリン一味はパラリンピックも強硬開催。無観客だが子供たちを危険にさらす「学徒動員」は止めようとしない。折しも甲子園の高校野球で感染者が出てチームは試合を棄権。
注意をしていても感染するというこの現実を無視してパラリンピックにものめりこむスガーリンの姿は、もう正常な精神状態ではない。緊急事態の範囲拡大を決め、今夜に何かをしゃべるようだが、新しいことは何もないだろう。
このようなスガーリンの無能さを反映するように、共同通信の世論調査ではスガーリンの続投を望まない人が65%にのぼった。
もし自公がスガーリンの続投を決めのであれば、それは選挙での惨敗を覚悟したということである。
2021.08.16:
アフガニスタンの情勢が大変なことになっている。
反政府のタリバンが軍事力を強め、首都カブールにまで入って国内の実質支配を宣言している。これまでのガニ大統領は隣国タジキスタンに逃亡した。
アフガニスタンのそもそもの政治的混乱はアメリカが勝手にタリバンやアルカイダなどをテロ組織みなし、特に9.11ニューヨークテロの報復として国連の決議もなしに軍事攻撃を加えたことが大きい。
今後国連を中心に新しい政権をアフガニスタンの正式な政府と認めるかどうかの協議が始まると思うが、個人的には新政権が国民の民主主義と人権を擁護するかどうかにかかっていると思う。現在の情報では、アルカイダは以前の「イスラム国」のような宗教の戒律に固執し、従わなければ処刑するという極めて残忍な手段を多用することが懸念される。今後そうなるかどうかはわからないが、国連としては新政権を加盟国として認めない可能性も排除できない。
それにしてもアメリカは過去に他国に干渉して軍事力で国を混乱させてきた。その典型はベトナムである。
対ソ戦略の一環として南に傀儡政権を作り、反抗するベトコンと北の支援を幾度となく攻撃した。しかし国民の支援は次第にベトコンと北ベトナムに傾き、結局は撤退することになったのである。その間、ベトナム国民は大きな犠牲を払ったが、アメリカ側もベトナム反戦運動の高まり、帰還兵の精神疾患と多くの問題を抱えることになった。
他国への干渉は高い代償を払うことになるのだが、未だに覇権主義を止めようとしない。
2021.08.15:
午前中に雨はやみ、午後には警報も解除されて晴れ間がのぞくようになった。もっとも九州や中国、そして東京でも警戒情報が出た。
終戦の日の式典で、スガーリンはアベットラーのコピペで済ませた。もちろんアジアへの加害責任も戦争の反省もなし。これに対して天皇はこれまで通り「反省」の言葉を忘れなかった。
私の父は30代後半、日本の敗戦が濃くなったころに召集されて海軍に配属。高知県の須崎から輸送船に乗って南方へ向かうことになった。
だが出港直後、米軍機の攻撃を受けて船はあえなく沈没。父は寸前で海に飛び込んで一命を取り留め、板切れ1枚にすがって何とか岸にたどり着いた。その時に何かの破片が当たってできた傷が脛に残っていた。
母は大阪で生まれたが、終戦の頃は母と共に京都に疎開していた。食うものが次第になくなり、配給も事欠く時代になって芋の蔓とかイナゴの佃煮も食べたという。終戦後は一度だけ大阪の焼け野が原を見たことがあるだけで、父との結婚を機に生家を見ることはなかった。
息子の私はこれだけの話だが戦争とはどういうものかの断片を次世代へ伝えることだけ。
2021.08.14:
神戸でも土砂災害警戒情報が出るほどの雨。
これまでの雨は、積算雨量として過去の九州北部豪雨や球磨川洪水を上回っているとのこと。ただ今回は短期集中ではないことと、住民の避難は早めに行われたことがあるのではないか。島原で1名の犠牲者が出たのは残念ではあるが。
さて、昨夜のスガーリンのウィルス対策に対するマスコミの質問に対して「僭越なのでコメントしない」と答えている。これを聞いて思ったのは、自分はアベットラーが敷いた路線を引き継いでいるだけで、それを評価するのはおこがましいという考えであるように聞こえる。
となると、スガーリンは番頭としての役割をやっているだけで、首相としての資格も能力もないと自認しているに等しい。だから相変わらずのワクチン頼みしか語れないのである。
能力のない人間が首相として居座る理由はない。即刻退場である。
2021.08.13:
今日も猛烈な雨。予報では日曜まで大雨が続くとみられている。4日連続の大雨というのは私の記憶にない。
致死率の高いラムダ株が7月に五輪関係者から日本に持ち込まれていたが、最近になって政府がその事実を公表した。明かな隠ぺい工作である。
今日は遂に全国の新規感染者が2万人を超えた。ユリットラーなどは「災害級」などと自然災害のような言い方をしているが、明らかに五輪が引き金となった人災である。
個人的には大雨のこともあるから、買い物はなるべく回数を減らすつもりである。というか盆休みで閉まっている店が多い。
そして、30度を超える猛暑はなくなったが、熱帯夜が完全解消するまでには至っておらず、相変わらず冷房は24時間運転のままである。
天候のみならず、庶民の生活、そしてそれを支えるべき政治も現状のままでは出口は遠い。
2021.08.12:
猛烈な雨である。梅雨が戻ってきたと思われる降り方。天気図も確かに梅雨と似ている。
おかげで、少し離れたところにあるスーパーまで出かけようとしたが土砂降りで断念。
尾身会長をはじめとする政府分科会は人の流れを半分にせよ提言したが、政府の言うことを信用しなくなった国民は素直に受け入れるとは思えない。
もし本気でやるのなら、政府はこれまでの方針について反省を述べ、まともな対策を講じることを国民に呼びかけて協力を仰ぐ言葉が必要ではないか。オリンピックが感染拡大のひとつの原因であったことを認め、パラリンピックの中止、必要な予算の確保などのために国会を開いて方針を明らかにすべきである。
まともな提案であれば内閣支持率はすぐにでも回復するだろう。
とにかくむなしい言葉をいくら並べ立てても、国民が納得しなければ感染拡大は止められない。
2021.08.11:
政府は「打つ手がなくなった」と言っているようだが、本当のところが見えていないだけ。
「新自由主義」という病魔に侵され、ひたすら大金持ち、大企業に奉仕することばかりに目が行っているから、本当に困っている庶民や業者のことは「自己責任}ということで無視しているだけである。
そこが理解できない今の政権、そして自民党にはもはや期待するものは何もない。野党政権に交代すべきである。
2021.08.10:
バッハが銀座を歩いているところを撮影され、ネットでは猛烈な批判が飛び交っている。
昨日も書いたように、特権階級の待遇と行動は色々日本国民の常識からかけ離れているが、いちいち挙げたらきりがないので今日で一応区切りをつける。
昨日の台風一過で昨夜から今朝にかけての気温はやや下がったが、午後には再び急上昇。そろそろ上空に寒気が入ってきて、海では土用波と呼ばれる大きなうねりが発生するものだが、盆休みを前にしてそう簡単には暑さは解消しない。
ウィルスについてだが、政府は現在の感染法2類から5類に下げることを検討中と報じられている。
5類だとインフルエンザ並みの扱いになり、保健所を通さなくても治療を受けられるようになる。
だが考えてみてほしい。今回のウィルスは感染力が強いうえに無症状者から感染拡大するなど非常に質が悪い。これをPCR検査もせずに放置したら感染爆発と共に多数の死者の発生につながる可能性が非常に高い。今でも多くの患者が自宅で放置されているのだから、政府が規制を緩めるのは現状追認と共に国民をウィルス過から守るという責任の放棄でしかない。
パンデミックが始まったころ、ヨーロッパではロックダウンで感染拡大を止めようという動きが強かった。そんな中でイギリスでは専門家がロックダウンを主張したのに首相は反対したために彼自身が感染してしまい、慌ててロックダウンに踏み切ったといういきさつがある。
反対にスウェーデンは専門家が感染を放置して集団免疫を獲得させようとして見事に失敗した。
日本でもロックダウンの話があるが、第一波の時のように自粛で乗り切ることも可能である。だが日本政府は調子に乗って、欧米のようなロックダウンと同時に補償を積極的に進めることで感染か拡大を防いだが、日本ではろくな保証もせずに飲食店を中心にした自粛ばかりを押し付けたため、国民は堪忍袋の緒が切れて政府の自粛要請を拒否し始めたのである。
このことの評価、反省もなしに感染拡大を放置するのは責任逃れと同時に国民を見捨てる非常に悪質な方針である。
専門家が指摘するように、病院への支援、病床の増床、PCR検査の拡大、そして補償の拡充をやるべきである。
2021.08.09:
今日は長崎原爆忌。田上長崎市長は広島同様平和宣言で核兵器禁止条約の締結・批准を政府に要求していた。
しかしスガーリンは読みそこないはなかったものの、相変わらずの核兵器固執。被爆者の気持ちはまったく理解できないようだ。
そしてスガーリンの末期を象徴するように、世論調査での内閣支持率は最低を更新。オリンピックの開催を支持する人は多かったが、だからといって今の政権の政治は信用できないということを、国民はしっかり区別している。
さて、オリンピックが終わってTVは静かになった。
これまでの経緯を見ていると、今回ほど「特権階級の、特権階級による、特権階級のための金儲け中心のオリンピック」ということがあらわになった大会はないということである。いみじくもバッハが言っているように、大会中止になっても保険で補填できるので損はしないことが明確なのである。
哀れなことに選手は単なる広告塔として使われているだけ。
これからどうなるかはわからないが、個々の種目の世界大会に力を入れることはあっても、オリンピックを目標にする選手は減るのではないか。
2021.08.08:
これまですったもんだをしてきたオリンピック、今日で終わりである。
バッハとか、聖子など特権階級は成功だと自画自賛しているが、ウィルス感染者が400人を越えたり、大量の食品が捨てられるなど手放しで喜べる状態ではない。そしてスガーリンはまだ何も言っていないが、ウィルス対策の失敗で感染者の激増を招いたのはオリンピックの影響であることは疑いない。
口先で「影響はない」と言ったところで、「楽観バイアス」と考えられる人の多さは、オリンピック以外が原因しているとしたところで説得力はない。
実際にどうなるかは明日または明後日の感染者が示してくれるだろう。
それにしても感染者が増えた。兵庫県は連日400人を超えており、昨日は500人も突破した。
今度のデルタ株はワクチンすらすり抜けてしまう例が報告されており、従来からの感染対策を緩めないことに加えて、3回目のワクチン接種が必要になる可能性もある。
それだけ厄介なのだから、政府のボケた対策で感染拡大は絶対に止まらない。
2021.08.07:
昨日のスガーリン読み飛ばし、周辺で「原稿が糊でくっついていた」との言い訳が聞こえるが、気付いたのなら「少々お待ちください」とでも言って中断すればよかった話。しかし本人は淀みなく読み続けているから、気づいていない可能性の方が高いと解すべきである。
どうやらスガーリンは政府として何が焦点なのか、何を訴えているのかの理解もせずにいたということである。彼の心はどこか別のところにあったと考えるのが妥当だろう。
もはや正常な判断能力さえも失いかけている。
さて、ウィルス感染者の切り捨て方針、厚労省は方針をなし崩しに「原則入院」の方向で運用するつもりのようである。だがこれは何の保証もなく、再び覆る可能性も否定できない。きちんとやるなら謝罪と正式撤回をすべきである。
ごまかしは許されない。
2021.08.06:
76年目の原爆の日。広島市長の平和宣言は、政府が一日も早く核兵器禁止条約に加盟することを訴えていた。
一方でスガーリンはとんでもない失敗をやらかした。
用意された原稿の一部を読み飛ばしたのである。式典終了後に謝罪したが、首相として失格である。これまでも国会や記者会見の感情のこもらない無表情な原稿の棒読みが目だったが、今回のことで物事を真剣にとらえる能力の欠如と、すべて部下に丸投げして文句だけを言うという彼の本質が明らかになった。
レッドカード、即退場!!
2021.08.05:
政府の患者切り捨て方針、あちこちから火の手が上がっていて、スガーリンは次第に追い込まれている。彼が固執すればするほど火の勢いは止まらない。反対が強くなり、選挙も惨敗が見えてきて政権を失うところまでくれば撤回する可能性が出てくる。あと一押しである。
河村名古屋市長がメダリストの金メダルをかじって猛烈に批判された。
ウィルス感染のこともあるが、他人の持ち物に唾をつける子供じみた行為は常識外。こちらもリコール・辞任の話が出るかもしれない。
神戸は遂に最高気温が35度を超えた。午前に買い物に出たが既に焼けるような暑さになっていた。
2021.08.04:
政府の患者対処、野党のみならず与党からも見直しの声が聞こえる。しかも尾身会長が国会で証言したのは、分科会には一切相談がなかったこと。
官邸による自作自演で関係者を恐怖に陥れた責任は計り知れない。すぐに撤回するのがスジ。
そんな中、五輪選手村では遂にクラスターが発生した。累計の感染者も300人を超えた。今からでも構わない。五輪は即刻中止すべきだ。
2021.08.03:
政府は、重症者以外は自宅療養との方針に変えた。事実上の医療崩壊を認めつつも、対処は患者と医療機関に丸投げ。ふざけるな!!(怒)
言葉にならないくらい腹が立つので、今日はこれだけ。
2021.08.02:
今日から首都圏3県と大阪府が緊急事態宣言になるなど、あまり緊張感のない宣言が出された。
国民にとって、緊急事態でも蔓延防止でも何も変わらないだけで、ひたすら外出自粛と営業自粛が叫ばれることに嫌気がさしている。というのも自粛に対応する補償は追加されず、県知事会が県をまたぐ移動はやめてくれと言うに及んでは、庶民の怒りは収まらない。
これに対する庶民の動きは、政治的な運動はともかく、目先の問題として鬱積した思いをオリンピック観戦という麻酔薬で乗り切るしかないのである。
そして外出自粛も「不服従」ということで多くの人が外にに出る。もちろんそれが感染拡大につながるかどうかは「私には関係ない」で済まそうとする。
さて、IOCが8月6日に黙祷などの行事をやらないと明言した。原爆の日は国内問題であるというスタンスである。
だがご存じのように核廃絶の問題は世界レベルの話であり、だからこそ国連での核兵器禁止の決議が効力を発した。当然それはオリンピックの理念でもある平和への貢献であることは疑いない。
これを見るにつけ、バッハは広島へ観光に行ってパフォーマンスをしただけであることが明らかになった。
私はあまりに腹が立つのでツイッターで以下のハッシュタグをつけてつぶやいた。
#バッハにつける薬はない。
2021.08.01:
自民党の河村がオリンピックを強行開催したことについて「選手の活躍が政権に力を与える」と露骨に言い放った。もちろん選挙のことも入っているだろう。スガーリンは露骨に語らないが、嘘八百を並べ立て、記者の質問にまともに答えないのは河村と同じ考え方だからだろう。
しかし国民はそうした意図を見抜いているはず。だからオリンピックが終わったら喧騒は収まるし、スガーリンの支持率も下がったままになるだろう。